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最近の状況 - 2002/10/21(Mon)
 ネット同人やり始めて、普通の同人と同じように、また人脈が広がりつつある。
 こいつは、いつもこういう時にはラッキーで、いい人に囲まれて、にこにこしてるだけで大丈夫っていう、何とも楽な奴。
 今回も、割合、名の知れたサイトの管理人さんとかと遊んでて、もう洋楽で遊んでた頃の比じゃなく、色々ある。
 こいつはもう、字しか書かない奴だから、昔から、ヴィジュアルの部分ってのは、周囲からの好意で、運が良ければ何かお絵かきもらえる、みたいな。それでも、こいつと同じバンドで遊んでる人ってほとんどいなかったから、あちらさんにしてみれば、好きなものを描いたらこいつが喜ぶっていうより、こいつのために、わざわざ興味のない対象で絵を描くって感じだった。
 それがもう今回は、天下のメジャー、サイボーグ009だったりするから、まあ、手に入るかどうかは別にしても、好みのヴィジュアルのavailabilityとかaccessibilityのすごいことすごいこと。
 こういうのが好きなのーってのが、ボロボロあるある。
 目から刺激を受けて、手から文字を引き出すってのは、今までなかったわけじゃないけど、今回はもう、ほとんどそれで色々やってるというか・・・競作っていうのを、けっこう初めてやったりとか。
 楽しくてしょーがない。こんな楽しいと、マジで後が恐いよー。
 でもまあ、正直なとこ、こんな数の人に、自分の文章読まれてるの初めてだし、書けば即反応が来るネットってのも、お調子者のこいつには、けっこういいシステムなのかもしれない。
 そのお手軽さが、少しばかり不安な時もあるけど。
 すべてが、すごいスピードで進んでて、こいつはちょっと暴走気味。この暴走具合まで、楽しんでたりするんだけど、何しろ5年間、冬眠状態だったとこから、いきなりフルで加速してるので、ちょっと恐い。
 ほぼ毎日更新だもんね、あっちのサイト(機械人間通り9番地)は。
 本人、死ぬほど楽しんでるし、何か書いてる限りは、精神状態が落ち着いてるってことだから、別に不安になる必要はないんだけど、やっぱ、長い間眠ってた人間としては、人との距離の取り方とか、そういうのが、ちょっと不安。
 ネットって、そういうところが、やっぱり生身で付き合うのとは違うし。
 でもまあ、生まれて初めて、字書きの人と、字を書くことについて話ができるってのは、やっぱりうれしい。こういうのがネットのいいところだやな。
 
 でまあ、その絡みで片思い中の彼女は・・・さあ、どうしてるんでしょうねえ。
 っつーか、向こうもサイトの管理人だから、それで近況もわかるし、掲示板も色々書き込みして遊んでるし、相変わらず一緒に、あれやってこれやってってやってるから、そういうところでは別に何も変化はないけれど、でも、何だかちょっと、もしかして、距離置かれちゃってるかなって、ふと感じてたりもして。
 好きだって言って、玉砕しても別にいいんだけど、何しろ本人のパーソナルな部分を全然知らないので、好きもへったくれもねーだろって感じで。
 こんなんで好きって言っても、そりゃ振られるわな。
 気がつくと、やっぱり彼女のこと考えてて、ああ、逢いたいなあと思いつつ、同居人のことを思い出して、少し罪悪感にかられる。やっぱり一応、婚約してるってことになってる人だから。結婚するかどうかは知らんがさ(苦笑)。
 彼女のパーソナルな部分を知る手がかりは、手段としてはメールかチャットか電話くらいなんだけど、電話は苦手と最初に言われたし、チャットは好きじゃないのか、こいつがイヤなのか、避けられてるような気がする。
 なんか、こうやって書くと、全然脈ないじゃん(泣笑)。
 もちろん、好きって言って、受け入れられるとは、全然思ってないけど、やっぱりそれでも、いい友達くらいにはなりたいってのは、単なる逃避?
 逢いたいなあ、って、思う。
 美人かな、背が高いのかなとか、そういうつまらないことを考えて、けっこう楽しかったりするこいつは、きっとガキなんだろうけど、でも、その楽しいのを止められない。
 まあ、作品から受けるイメージって、全然当てにならないけどね(大笑)。
 なんかこいつ、あちらでは、背が高くて、モデルみたいとか、色っぽいとか、落ち着きがあるとか、気遣いの人とか、こいつ本人を直に知ってる人が聞いたら、笑い死にしそうなこと、思われてるらしい。
 昔から、マジメに書いた文章と、本人の印象がまるで逆で、サギだってよく言われてた。
 んなこと言われても、そっちが持った印象まで、責任持てるかい(笑)。
 自分で、そういうことがわかってる分、彼女の作品から受ける印象で、彼女の人柄を計っちゃいけないと思いつつ、それでも今のところ、それくらいしか、彼女を知る手がかりがないので、相変わらずこいつは、彼女の絵に溺れまくって、ひとりでウツウツしてたりして。
 逢ってくれるんだろうか、いつか。
 冗談で、こっちに来ればーって言ったら、会社辞めたら行くかもーと、言ってはもらえた。本気かどうかはともかく(笑)。
 社交辞令を真に受けちゃいかんよ。そういうことがわかる程度には、大人にならないと。
 逢いたいし、声を聞きたいし、彼女を、知りたい。
 恋と言ってしまうには、早急すぎる気持ちなのかもしれないけど、逢えないのがわかってるから、よけいに、なんか気持ちがつのる。どうしよう。
 って、どうしようもないけどさ。
 嫌われて、ないかな。好かれてるとは思えないけど、でも、嫌われてない、と確信持ちたい。わがまま?
 好きだって言えば、でも引かれるよなー、当然。当たり前だけど、彼女、ストレートだろうし。
 振られるのはいいけど、それで、完全に育ちかけてるらしい友情まで失いたくない。
 いつものパターンだな。いいかげん、ストレートの女性に惚れるのはやめようと思いはするけど、でもそういうのを選んでいちいち恋に落ちるわけじゃなし、恋に落ちたらストレートだったってのは、仕方ないやね。
 でもさ、何しろ本人を知らない片思いなので、思い込みが激しくて、ちょっとたまに、おいこら待てって、自分で思う。
 でも、止められない。
 好きなんだよーって、いっそ言っちゃいたい。言ったら、楽になるような気がするのは、もちろん勘違いなんだけど、でも時々、吐き出したくなる。
 逢いたいなあ。逢えるかなあ、いつか。
 その前に、友達になる方が先だな。頑張ろう。
 彼女を好きだと、思う。嫌われたくないやね。でも好かれ方がよくわかんないんだな、これが。まあいいや、精進精進。
 
ガキでごめん - 2002/10/24(Thu)
 自分のガキさ加減に自覚があって、さらに、それが周囲にもわかってるんだろうなと思ってて、でもってさらに、やっぱりガキな言動があると自覚すると、自己嫌悪に陥る。
 頭と指先が直結してる、書くことで、自分の中身の整理をつけようとする人間ってのは、自分の吐き出した言葉のゆく先とかゆく末ってのを、書いてる時にはあんまり考えないから、書いた後で、思いもよらない(っつーか、何となくわかってたとしても)結果に、愕然とすることが、ある。
 吐き出した言葉ってのは、受けとめられてしまえば(受け入れられる、という意味ではない)、もう撤去不可能だから、自分の言葉に責任持つってのは、最低心にとめとかなきゃいけないことなんだろうけど、そこのとこが見通し甘いのが、やっぱりこいつのガキさ加減なんだろうな。
 当たって砕けるしか能のない人間だって、胸張れるのはガキのうちで、すでにガキと言えば顔しかめられるようになると、いい加減大人になれよと、自分の中で声がする。
 わかりきってるはずのことが、よくわかってないから、非常に正論な忠告なんかもらって、ひとりでおたおたうろたえる羽目になる。
 なぜか3日ほど、ひどく情緒不安定で、わりと最近ずっとハイパーだったので、みっともないほど狼狽して、また墓穴を掘った・・・らしい。
 っつーか、てめえで掘った墓穴に埋もれるのは、はいはい、勝手にやっててねって言えるだけど、ヨソの人を、一緒に墓穴に引きずり込むのはまずいやね。
 人さまに、なるべく迷惑はかけたくないと、思うのに、行動が追いつかないのは、またこれガキの証拠。
 みんながみんな、自分と同じレベルで物考えてると、思っちゃいけません。
 わかってるんだけどさー(ため息)。
 
 で、一過性の情緒不安定だったのか、すでに復活(苦笑)。
 っつーか、仕方ないじゃん、クヨクヨしても。無理なものは、どう頑張っても無理。物事、なるようにしかならない。
 こいつは直情径行な人間だし、これでいいさって、あきらめて付き合ってくれてる人がいてくれるなら、そっちを大事にしようと、思い始めて以来、こいつの人生は、実は少しだけ楽になった。
 今も八方美人が治ったとは思えないけど、少なくとも、自分に対してヒステリーを起こす人間と、我慢して付き合うほど大人にはなれないと、自分の能力の限界を、とっとと悟った。
 自分を好きでいたいから、自分を好きだと言ってくれる人を、大事にしたいと、思う。
 全然大事にしてねえだろ、とどこかから声がする(笑)。
 気持ちだけでも、ね?
 99.9%の人間が、こいつを醜い人間だと思ってると、言われた。外見の話だけどさ(笑)。
 別に外見醜いって言われたからって、傷つくほどの可愛気もなし、人間内面で勝負さって開き直れるのも、はっきり言えば、自分の外見の醜さに、自覚があるからなんだけど。外見の醜さに比べれば、まだ中身の方がマシって?
 まあ、吐くほど醜いわけじゃなし、これはこれでいいんじゃない?って。
 だからって、内面に100%自信があるのかと言われれば、あったらこんなこと、ウダウダ書いてねーよって(笑)。
 自信があることもあれば、全然お話にならないこともある。
 ふとした時に、自分をかわいいと思えたり、けっこう悪くないかもと思えれば、それでいいんじゃないかなあ。
 
 片思い中に、ある段階を越えると起こる、"当たって砕けて終わりにしちゃいたい"発作は、今日の段階で落ち着いたようで(笑)、今はまた、その人のことを考えてて幸せ、な状態に戻りつつある。
 恋ってのは、単純にエネルギーだから、相手がどうこうより、やっぱ恋してる自分が、そこからエネルギーを得てて、ああ、ありがたいなあ、と。
 もちろん、逢いたいとか、もっとその人のことを知りたいとか、そういうのは変わらないけど、でもとりあえず、クヨクヨしてても仕方ないじゃんって。
 こいつみたいな人間に、こんなふうに言われたところで、大したことじゃないのは承知で、でも、やっぱり、その人に、いつか機会があれば、出逢ってくれてありがとう、そこにいてくれてありがとう、こんなにいっぱいエネルギーを与えてくれてありがとうって、言えたらいいなあ。
 恋ってのは、自分だけが幸せだから、思われてる方にしたら、これほど迷惑なこともないんだろうけど、でも、世の中が、自分にとって、割合明るい場所になるってのは、心底ありがたい。
 だから、恋を、させてくれてありがとうって。
 あなたが、あなたでいてくれて、どうもありがとう。
 こんな気持ちは、すっかり忘れてたから、なんだかまるで、子どもみたいに舞い上がってるけど、でも出来れば、地に足つけて、自分の気持ちを楽しみたい。
 自分の楽しみが、人さまの迷惑ってのも、なんかちょっと、ではあるけれど(苦笑)。
 
 こいつはいつか、大人になれるんだろうか。
 年を取ることが、すなわち大人になるということではないってのを、高校に入った時に自覚して、非常に大人な親に育てられてしまったこいつは、自分の親が偉大な例外であることを知って、結局、親の1割も大人になれずに、いまだにガキをやってたりする。 年齢も、子どもの有無も、既婚未婚ってのも、大人であるということには、あまり関係がないような気がする。
 要は、自分が理想とする人間像に、どれだけ自分が近づけるのかってことなんだろうけれど・・・程遠すぎて、眩暈がする(笑)。
 できれば、自分に絶望する前に、どこかでのたれ死にできたらいいなあ。それがこいつの理想。
 大人になるのが早いか、どこかで身元不明死体で発見されるのが早いか・・・どっちでもいいけどさ、別に(笑)。


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