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負け犬の遠吠え >>
Gary MooreとNeil Carter萌え、2万字越えだよ。
- 2025/01/12(Sun)
さて、Gary Mooreばっかり聞いて早数年。いい加減萌えがたまって来たので吐き出す。2万字越えだよ。
ニワカGMファンのうわ言なので、まあ生暖かく見守ってやって下さい。
元々興味はないでもなかったと言うか、好きになるGが口を揃えてGary Moore好き!!と言うので(John Sykes、John Norum、Vivian Campbell)、へーと思って一応聞いたがその頃はまったくぴんと来ず、おまけにちょうどGMがブルーズに傾倒して超ブルーズ寄りアルバムを出したタイミングだった。
その時のBurrn誌上でのライターたちの発狂ぶり、混乱ぶり、惑乱ぶりは忘れられない。どうしたGM!!!一体何があった!!!気が狂ったのか???と言う感じで、一応自分も聞いたと思うが、当然ながらさらにピンと来ず、同様に、一体何があった?????でそれきりになった。
その頃好きだったGと言えば前述の3人と、そして忘れてはいけない、Yngieが世界を震撼させの真っ最中。
そういう自分の心中にGMの入る隙間はなく、数年後に「After The War」のPVを見たけど全然ピンと来ず、まあ何しろバンドとしてはJudasとかAcceptとかベテランバンドが好きだったにせよ、G単体では若者の音ばかりに耳が行って、GMはお世辞にもルックスで可愛いと言うタイプではなかったし、あの頃の自分には、Gを弾いて歌う彼をかっこいいと思える要素がなかった。音に興味が持てなければ余計に。
同じアイリッシュのVivは明らかに可愛い枠だし、その他は自分はゲルマン系の見掛けと音の趣味萌えだったので・・・。
89年頃にVow WowとDoomにほぼ同時にハマって、Vow繋がりで池さんにPurple Chainsに誘われたのは人生最大の幸運のひとつだった、と言う話はまあ今は置いておいて、このVowドハマりで、Neil Murray激萌えが発生した。
元々それ以前に、今も売れ続けるWhitesnakeの「Whitesnake」を超気に入って、それでSykesに惚れて、VivとAdranに惚れて、そしてここにNeilがいたので、新たにNeil目当てにあれこれ聞いて、しかしここでもNeilと仲良しのGMには一向に気が引かれない。
Vow以降のNeilの参加アルバムやバンドには残念ながらVowやWhitesnakeほどは燃え上がれないまま終わって、でもNeil萌えは今も熱(苦し)く健在。
さて、世の中にインターネットと言うものが普及して、特に動画サイトが現れると、古い音源や映像に簡単に手が届くようになった。
なので当然ながらここで、昔ちょっと聞いていいなって思ったバンドってどうしてるかなって検索してみるわけで。
で、色々探してみるそのバンドやらミュージシャンやらの中に、数年前やっとGMが入り、今聞くと割といいなと言うことになって、「Corridors of Power」とか「Victims of the Future」辺りの曲が好きだなあと言う感じになって来る。
偶然かどうか、この辺はNeilが参加してて、そうなると検索中に出て来るPVに、青年Neilがちらちら映るようになる。この頃のNeilの可愛いことったら。Vow辺りは目が潰れる激美形なんだけど、GMとやってる頃はほんとにきらきら青年で、Gary MooreとNeilで一緒に検索すると、この頃の美青年Neilの画像が山ほど出て来ると言う、Neil萌えライフハック(違)。
しかもこの辺りのアルバムは、Neilがアルバムタイトルとかに案を出したと言う話も見掛けて、さらに加速するNeil萌え。
半分くらいはNeil目当てでGMの動画を探し、そして幸か不幸か、GMはLiveが勝負の人で、The LonerのGソロで落ちた。
え?こんな泣きむせぶみたいな音出す人だった?? いやそういうのが売りの人だったろう。Burrnでもいつもそう書かれてたろう。あの頃はそうなのかーと思っても実際に自分の耳には全然アピールしなかったんだもの。
聞けば聞くほど、こんな情緒しかないような、胸をかきむしりたくなるような、泣きたくなるような、ほんとうにメロディー自体がむせび泣く声みたいな、Gソロだけでアルバム作ってくれよ!!!と思うような人だったか。
ぶっちゃければ、インストで退屈でないアルバム作れるのは自分にとってはYngieだけで、後はまあNorumがもしかしたら・・・と言うので、自分が好きなのは北欧系の、ああいういかにも雪に降り籠められて陰鬱な雪空を見上げて小さくため息をつくと言うような、あるいはそれを吹き飛ばす炎みたいな息苦しいくらいこちらを圧倒する系の、そういうGソロやインストが好きなんだと思ってた。実際そういう音が大好きだった。今も好き。
GMのインストが全然退屈でないのは、タイミング的に今の自分の好みにハマったからか、それとも自分の趣味が変わったからなのか、それは分からないけど、この頃はでも、GMの歌と歌声にはそれほど魅かれてなかったと思う。
「After The War」の頃には、この人歌わないならアルバム聞いてもいいんだけど、と思ってた。この頃の自分を生き埋めにしたい。
ほんとに、かなり真剣に、歌わなければもっと売れるのでは?くらいの暴言を感想として吐いてた。まあ自分が好きなのがJudasのRobさんとかVowの人見さんとかなので、まあ仕方ないね。
だからまあ、正直に今言えば、あの頃は彼の声が好きじゃないどころか、多分耳障りで嫌いくらいのレベルだったと思う。彼に入れ込まなかったのは、あの声のせいだったかもしれない。
さて、山ほどのLive音源と映像を見て、時々出て来るNeilには引き続き萌えつつ、今度は好きな曲ができ始める。
前述のThe Loner、それからEmpty Rooms、Thunder Rising。その他色々。
特にThunder Risingは87年のツアーが超お気に入りで、最初に入るDr.の音がもうサイコー。Thunderの解釈が、JudasのDesert Plainsの大好きなDr.と同じで、そこでもさらにお気に入りが加速する。
この辺で、好きな曲のアルバムやらクレジットやらを調べる。Neil Carterの名前が頻繁に出て来るようになる。Neilダイスキーの自分にとっては、Neilの後釜みたいな人で、同じ名前かー混乱するなーと言うので、彼をNCと勝手に表記し始める。
UFOにいて、そこからGMに行って、ブルーズ傾倒時代からはほぼミュージシャンからは引退状態で、音楽学校でずっと講師をやってると。今現在は最近亡くなったKeyboardの後釜として、UFOに元気に復帰中。
Bも弾く、Gも弾く、Keyも弾く、曲も作る、ステージでは客煽りもやる、歌も歌うし、GMの隣りでハイテンションにバッキングGを弾く。良く言えば才能あふれる器用な人だし、悪く言えば心臓にものすごい毛の生えた人だと思った。
だってGMだよ??あのGMだよ??? あのGMの隣りでG弾ける? そんな度胸ある人この世に何人いる?
この辺から、彼の声が好きになり始める。むしろGMの曲はGMだけが歌え!!それ以外は合わん!とまで言い出す。なんと言う手のひら返し。この辺は自分でも今も呆れてたりする。
インストが時々ある&GMは少なくとも半分くらいは自分で歌う、と言うので、他Vo.がいるLiveもあるんだけど、GMが頑張ってる間は彼はお休みと言うのは割と気の毒と言うか、まあ正直GMの曲には合わないのでは?と言う感じで、単純に自分が好みでないVo.ばかりGMが選んでると言うことなんだろうけれども。
アルバムでも他の人が歌ったりしてるけど、正直Phil Lynott以外でGMの曲は聞きたくないなあ、みたいな。GMの曲はGMだけが歌うべき、とか言い出す手のひら返し。
さて、「Thunder Rising」を神曲と言い出してから、目がNCに行くようになった。87年の映像では若干落ち着いてて、ひとりでDuran Duranに擬態しつつ、暑苦しくKeyを弾きメインVo.を取り、The LonerではGMとふたりきりでスポットライトを浴びる。
83年から85年辺りまでは、むしろGを弾く姿が目立って、ただただ暑苦しいロック野郎で、見た目が英国ポップ・ロックなのでうっかり騙されると言うか、GMもあの見掛けだし、メディアもワイルド強面と言う扱いだし、そういう意味でワイルドさではGMにひけを取らない人に思えた。
GMが赤を着ることもあるけど、まあ大体黒なのに対照で合わせるように白の衣装が多い人で、見掛けもGMとは真反対、ふわふわ金髪の天使みたいな見た目で、こういう人がGMそこのけに、ステージを走り回りGをかき鳴らし客を煽り、あれ?これは誰のバンド?と言う感じになると言う。最高。
そして多分ダブリンでのLiveの映像で、軽くインタのような映像も入って、その時にこの人はゲイだと思った。何が一体どうしてそう思ったのか分からないけど、ゲイだと確信した。まあ割と最初からこの人ゲイだって思ってはいたんだけれども。
NCがゲイであることと、彼の出す音と、GMと一緒に作り出す音には何の関係もないけど、まあそう思った瞬間に、自分の中で、GMとNCの関係性が変化したわけで。
いやまあ、GMとNCが一緒に作った曲をそうと知らずに大体気に入り、何しろGMがとにかくそれ以前とは違う感じにのびのび楽しそうにGを弾いてて、明らかにNCとの共演/競演関係と言うのがGMにとてもいい風に影響してるようにしか見えず、これは最高にいいパートナー状態なのでは?となった。
AdrianがVandenbergの時に、リーダーで作曲全部やってアルバムジャケットも作ってMCもやって、と言う、やらないのは歌うことだけ状態で、そこにものすごく重圧があったのではと考えてて、だからWhitesnakeで、その辺全部Coverdaleに任せられる気楽さ、Gさえ弾いて好きな時に曲を作ればいい気楽さに気づいてしまったんじゃ、と言う。
もちろんAdrianはその後また自分のバンドを率いることにするわけだけど、Coverdaleとは相変わらず仲良しみたいだし、Adrian的にはもう好きなことを好きなようにやるだけ、と言う気持ちなのかなあと。
話がそれたけど、GMも同様に、それ以前に不満があったわけではまったくなくて、でももっとGを弾きまくりたい、何も気にせず、あ、マイクのところに戻らなきゃ!とか慌てたりせずに、ずーっと思う存分Gを弾いてたい、と言う気持ちがあったんじゃないかなあと。
明らかに、様々な人たちと組んで、様々なことをして、でも一応長続きしたのはNCだけだったと言うのは、NCと出会って、GMはやっと演ると言う責務(同時に楽しさでもある)を一緒に平等に分け合ってくれる人を見つけた気持ちだったのかなあと。
そしてNCと一緒に作ったEmpty Roomsがシングルとして売れて、普通に世間にアピールできるようになったと言うか、GMを世界的に売れるミュージシャンに導いたのはNCだったんじゃないかなあと。
もちろんそれ以前にはThin Lizzyですでに十分認知されてたろうし、Thin Lizzyファンの熱狂レベルは想像以上なわけだけれども。
ちなみに、GMを当時の米国のHRキッズに紹介したのはVivだったようで、GMはいいぞ!とVivが言ったから、と言う流れだった模様。
すごくどうでもいいけど、日本だとTUBEがバンドごとGMファンらしい。
さて、Thunder Risingの87年の映像を繰り返し見る。そうして突然気づく。あれ?声出てるのにGMは歌ってない?あれ?
この辺まで、NCはコーラスをちょっとだけ歌う、と言う程度にしか認識してなかった。そこまでNCに見入ってるわけじゃなかった。NCと言う器用なミュージシャンを、すげえなあと見てはいたけど、そこにVo.の技量も入るとは認識してなかった。
そして気づく。Thunder RisingはむしろツインVo.な曲では???? っつかこの人やたらメインでVo.取ってない? ってかむしろVo.はこの人なのでは???
GMとNCは声質が結構似てて、正直どっちが歌ってるのか良く聞かないと分からない。そしてNCのせいかどうか、GMの曲は意外とコーラスが多い。
いわゆる美しいと言う枠ではないけど、GMとNCのコーラスは合ってると思う。
最近のインタで、NCもこの辺のことを、「一緒に歌ったら意外と声が合った。自分がメインで歌えばGMの負担も減るし」みたいなことを言ってて、自分が感じてたのはそれほど的外れでもなかったと思った。
何が起こったのか分からないけど、この瞬間、Thunder Risingで(半分)歌ってるのがNCと気づいた瞬間、雷が落ちたみたいに彼に落ちた。あ、好き、ってなって、以来NC萌えになった。
NC萌えと言うか、GMとNC萌え。このふたりの作り出す音と、このふたりの関係性が好き。
音楽的なパートナーであり、共作者であり、わかりやすく言えば、音楽的には夫婦(あるいは夫々)のこのふたりが好き。
GMに、これほど近づいたミュージシャンは他にいなかったんじゃないかと思う。Philは音楽的にも親友としても親(ちか)しかったけど、Philの私生活のアップダウンに付き合うのは相当に疲弊したと思うし、そのせいで、音楽的親しさが遠のいてしまったところはあるんじゃないかと思う。
Philは多分、彼氏にはいい人だったんだと思う。でも結婚相手はNCだったんだよ。音楽的にも精神的にも極めて安定してる、Neil Carterと言うミュージシャンで、GMは初めて心置きなく、何の心配も不安もなくGに没頭できる状態になれたんじゃないかなあと。
GMをそういう状態に持って行けたのはNCだけだったんじゃないかなと、萌え抜きでも思う。
87年のツアーは、GMを大体真ん中、NCを向かって右、Bob Daisleyが左、Dr.のEric Singerは身長の1.5倍くらいの高さにいて、GMとNCがそらもー仲良くいちゃいちゃいちゃいちゃ・・・。Daisleyは左の後ろの方で黙々と我関せず、そちらに視線もやらずにBを弾くし、Ericは何も見えてなくてただただDr.を叩けるのが楽しいヒャッハーって感じ。
このツアーの時はNCはあんまりGは弾かず、マイクは彼用に置いてあるけど、滅多とそこには出て来ずに、ほぼKeyに専念。
圧巻なのがThe Lonerで、日によっては20分を超えるんだけど、スポットライトが当たるのがほぼGMとNCのみ。NCは曲中ずーっとステージに背中を向ける形でKeyを弾いてて、最後の最後で突然ステージ側を向いたNCにライトが当たる。そしてNCに駆け寄る形のNCと、ほぼ隣り合わせで、顔を見合わせて、ものすごくいい笑顔でふたりでにっこり(NCはGM側を向いてるので後頭部だけしか見えないけど)。
一体何を見せられてるんだ・・・? このふたり、一体何なの?
って思うよね!!!絶対思うよね!!!!何なのこのふたり!!!!
なぜかステージ向かって右側でGMとNCが思う存分いちゃつく、Daisleyには左側に避難所を与える、と言うこのフォーメーションはこのツアー1回きりで、他の時は、向かって右からNC、次にDaisleyy、そしてGMと言う、いちゃつくふたりの緩急帯にされるDaisleyカワイソス。
可哀想だから87年のツアーは避難所作ってあげたんでしょ???なのになんで89年は元に戻るの?なんで?Daisleyイジメ???
大変どうでもいいが、89年のNCは、どこかで振り切ったのかどうか、それまでのエセ英国ポップ路線青年擬態をやめて、完全にゲイのモテかわコーデに全振りしててハゲワロタww。
そして次のアルバムでGMはブルーズに全振りして、NCとの夫々関係解除。
GMはその後はブルーズ系のミュージシャンといっぱい一緒に演って、アルバムもそちら路線にほぼ固定 (ただし、「Dark Days in Paradise」はちょっとロック路線に戻り。このアルバム大好き。もしかするとGMではいちばん好きかも)。
NCはUFOのサポートをしたりもしつつも、基本的には表舞台からは引退して、後継者育ての方へ進む。
ちなみに、自分のサイトも持ってて、そこで「今はパートナーと幸せ」みたいなことも言ったりしてる。ゲイだと彼がはっきり言ったことも、そもそもそんなことを口にしたのも見掛けたことはないけど、Wife等とは言わずにパートナーって言うってことはそういうことだよねやっぱり、と勝手にひとりで思ってる。
そして2010年頃、突然GMとNCが再度一緒に演るー!!!!20年ぶりー!!! 同時期の来日時にはNCはまだいなかったっぽいけど、その後は何度かふたりで一緒に演り、何かの記念の単発企画かと思ってたら、きちんとツアーとアルバムの予定を立てて、きちんと活動する予定だったそう。
残念ながらGMの急死で頓挫。NCはでもそのまま表舞台に復帰して、今はUFOにいる。
2010年のGMとNC、GMはまあ相当にお腹が大変そうで、でもまあ演奏も特に危うげとかそういうこともないし、若干声の出が怪しい時もあるけど、これはまあGMに限らないと。
一方のNCは、なんとスキンヘッド。ふわふわの髪をさっぱり剃り上げて、神々しい顔立ちを全部見せ。
この変化はちょっとショックで、「自分はNCを見た目で好きなの??そうなの???」ってちょっとの間悩んだ。でも3回くらい見たら慣れたし、スキンヘッドでも相変わらずの紳士的なワイルドさで、さすがNCって思った。好き。
きりっとスーツを着て、GMに比べると全然老けてない。一緒に並ぶとちょっとGMが気の毒な感じで。でもふたりとも懐かしそうに、楽しそうに、嬉しそうに一緒に演ってる。
Empty Roomsが、テンポを間違えたかと思うほどゆっくりな演奏で、それが何だかGMへの気遣いみたいに思えて、そして相変わらず、NCへ親しげな笑みを向けて、NCは何かもう慈愛としか言いようのない視線でGMを見る。
色々あった、時間の隔てもあった、でもそれも全部ひっくるめての、今のふたり、と言う空気。あー。あー。あー。あー。
GMが存命なら、アルバムも聞けたのか。新たな、このふたりの作り出す音が聞けたのか。20年前の延長の、でも新しいふたりの関係を見れたのか。
NCも演奏は大丈夫だったけど、声が出ない。GMとの以降は歌ってなかったのかなと思う。Thunder Risingはもう声が出し切れない。聞いてて辛い。でも好き。好き。
GMにとって、NCが特別な人だったように、NCにとってもGMは特別な人だったんだと思う。
Separate WaysやNothing's the sameが切なければ切ないほど、ふたりのことと思い合わせて辛い。
NCと一緒にいたら多分生まれたかった曲だから、余計に切ない。
好きな曲が、意外とNC以降に多い辺りで、自分が大人になったからなのかなあどうかなあと考える。
2019年末くらいから、毎日ほぼGMしか聞いてない。たまには他のも聞くけど、翌日GMに戻る。
そろそろ外でも隔離状態で聞きたいので、ついにワイヤレスのヘッドフォンを買おうかなって思ってる。iPhoneの音楽プレイヤーってどうなんだろう。
ウォークマンはもう容量いっぱいなんだよね。中消せないアルバムばっかりなんだよね。
原爆の曲と言うと、AlcatrazzのHiroshima Mon Amourがあって、まあアレは歌詞の内容的にアレなので歌詞は意識から消してるんだけど、GMも原爆についての曲を書いてて、それはもうストレートに戦争やんな!!!!!と言う内容で、しかも曲中、日本音曲への敬意でか、三味線っぽい音を入れてて、真摯で律儀な人だなあと聞くたび思う。
最近GM繋がりで、自分はもしかするとScott GorhamとBrian Robertsonが割と好き?とか思い出してる。
そしてGMが結構長いこと一緒に演ってた、Gary Husband(Dr.)の音が好き。
なぜか知らないが、もうひとりGary Fergusonって言うDr.の人とも一緒に演ってて、お互いにGaryって呼び合ってたの??混乱しない???って思うなど。
いやほんとに、なんで今さらGary Moore?って自分でも思う。ここ数年ずっと思ってる。
そして過去の自分に、なぜGMの声が嫌いだって思った????って問い詰めたい。
今の自分には、なんぜGMの声が突然好きになったの????って訊きたい。なんでだろう。
GMとNCが好き。よう書いた。終わり。
字書きのエディタ遍歴
- 2019/07/01(Mon)
2019年7月現在の、テキストエディタ遍歴まとめ。
窓95の頃から色々試して、最近やっとエディタジプシーが落ち着いた感。
★ VJE-Pen PRO
窓95の東芝のラップトップを買って最初に、いくつかのフォントと一緒に購入。窓にエディタが標準装備されてると知らず、ワープロソフトが必要と思い込んで。
調べて買ったわけではなくて、お店に行って、ワープロソフトとして売ってたので、何も考えずに買った。日本語入力システムVJE-Deltaも一緒で、これは確か当時はMS-IMEより相当優秀だったはず。ワープロソフトとしても、今考えれば大変良く、窓7に入れて動くかどうか・・・考えつつ確かめてない。
文章を書く頻度が落ちて、使用頻度はそれほどでもなかった。買ったことはまったく後悔してない。
★ ワードパッド (窓標準)
文章をまた頻繁に書き始めた2000年頃、メインで使ってたPCが英語OSだったので、日本語のワープロソフトは入れられずに使い始めた(日本語IMEはインストールした)。
その後日本語OSも使えるようにし、メインのエディタになった。が、思いついたらぱっと書くには、起動速度が遅いと感じ始めて、いわゆるテキストエディタへ移行し始めた。
(ノートパッドもあったけれど、これはフォントの表示具合やら色々気に入らず、エディタとしてはほとんど使ったことはない)
★ Light Write
あれこれ検索して、あれこれ試し、タブ表示が一般化し始めた頃で、気に入って一応これに落ち着いた。当時すでに開発はほぼ停止で、じきに配布サイトも消滅。
テキストエディタと言うよりはメモソフトで、自分が気に入ったのは、起動した時に最後に閉じた時のままプログラムが開くと言う点で、書き掛けがそのまま毎回現れるので、他のすでに書き終わったファイルに埋もれてしまわず、便利だった。
自動保存とタブの便利さに気づかせてくれたソフト。
★ CatMemoNote
前述のLWに、さらに整理と分類のしやすさを追加したようなメモソフト。今は純然とメモソフトとして使用継続。
テキストエディタとしてもまあまあだったんだけど、文書内文字検索や、語句選択からweb検索はできない等、エディタとしての機能に不満が出て、エディタとしての使用は中止。
(今はこの辺の機能は追加されてる模様)
★ AkelPad
CMNからAkelPadにたどり着くまでに、結構な数のエディタを試したけど、テキストエディタは、ソースコードのためのものが多く、文章執筆向けは意外と少ないと言う現実に気づく。
この頃までに、タブ表示と自動保存は必須となり、さらにサイトに置いたCGIのログをHTMLでまとめるために、テキスト整形の機能も必要となる。
テキスト整形は、HTMLエディタで大体何とかなるけど、単なるテキストファイルでまとめたいことも起こり始めたので(チャットのログを誰かに送るとか、CGIのログを単なるテキストファイルで保存しておくとか)、テキストエディタでできるものを探し始めて、最終的にAkelPadに落ち着いた。
ロシア産のエディタだけど、日本語表示もできるし、プラグインで欲しい機能を追加できる。キーボードショートカットで、やりたいことが一発で出て来るようにできるのもありがたい。
今までのテキストエディタで最大の不満だった、テキスト表示が大変読みづらいと言うのが、設定で好きに変えられると言うのが、今も使用の続いてる最大のポイント。
普通のエディタは、とにかく行間が詰まって読みにくく、窓標準のノートパッドは特にそれが顕著で、APは行間の幅を好きに変えられるので、読み返しのしやすいように自分の好みに変えられる。これは長文の時にはほんとうに大事なポイント。
インストール直後の、日本語表示にしたりタブ表示にしたりの設定がちょっとややこしいかもだけど、使い勝手は個人的には最高。
Chromebook1年間の使用感想
- 2019/01/23(Wed)
Chromebookを手に入れて1年越え、この1年(正確には13ヶ月半)、けっこうハードに常用したし、この調子はまた次の1年変わらなさそうなので、買って良かった、と言う意味で、自分用の感想覚え書き。
Chromebook、買って良かった編:
◎ 起動が爆速
◎ キーボードのサイズがフルで打ちやすい
◎ 軽いので持ち運びが楽
◎ オンラインであれば、BKMやテキストがGoogleで同期されて他機に行っても楽
◎ 軽度のインプット、テキスト書き用としては自分には最適
◎ バッテリーも結構保つのでありがたい(体感10時間強)
◎ オフラインでもテキスト打ち程度なら使える
◎ 充電早い(2時間半程度でフル)
◎ キーボード一体型は接続の心配がなくていい
ここはもうちょっと考えたい編:
△ キーボードの配列が特殊、慣れるのに少し時間が掛かる
△ スピーカーはステレオの方がいいと思う
△ 次に買う時はAndroidも使える機種にしたい
× HTMLエディタは好みのものが見つからなかった
× FTPは基本無理 (のでサイト更新はできない)
△ 11.6インチは入力機、ネットーサーフ用としては最適サイズだけど、カバンの大きさが限定される
△ バッテリーは13時間てことになってるけど、半年過ぎない辺りから10時間強?と言う感じになった
△ 電源の本体側ミニUSBの差込口の形が特殊で、他のケーブルは使えない
△ オフライン作業時、テキスト等が保存されてるかどうか割りと不安 (オフラインGmailがいちばん確実である模様)
ちょっと取り出して電源入れて、ぱぱっと何かする、と言うのに最適で、自分の目的にはこれがいちばん合ってると思う。
ちょっとネット、ちょっとテキスト打ち、ちょっとup、1、2時間ちょっと作業すると言う時には最高。
キーボードとバッテリー駆動時間にこだわったのは正解だった。
音楽をそんなに聞く予定ではなかったので、モノラルでいいと思ったけど、実際使い始めると、割りと音楽掛けつつと言うことが多いので、次回はステレオにする。
意外と好みのアドオンが少ないので、次回はAndroidも使えるのにするぞ!
買う時には、10インチのキーボードの打鍵感はどんなものか、じっくり確認したい。11.6インチだとA4サイズのカバンが必要で、手持ちに案外ないので。
起動が早い、作業にさっさと取り掛かれると言うのはポメラと同じだけど、ポメラで作業しようとすると、気分が乗らない場合他にできることがなく、だからこそ集中できる場合と、やる気が起こらずにさっさと諦めてしまう場合とあって、Chromebookだと、やる気が起きるまでネットで少し遊んでられる、と言うので、結局作業に実際に取り掛かる確率は上がったように思う。
とは言え、つい遊んだだけで終わる、と言うことももちろんある。
オンラインの強みは、打ちながら分からないことをその場で調べたりできることで、この点で、それで集中力が削がれてしまうと思うか、それでも便利がいいと思うか、かなあ。
自分は結局便利を取る感じで。
母艦PCに何かあった時に、即使えるサブ機があると言うのはほんとうに心強いので、Chromebookはそういうサブ機に最適と思う。
今のAsusのChrommebookを使い倒して、また次もChromebookを買うと思う。
以下、次の時の検討ポイント:
★ 軽い、薄い、とっても大事 (できるだけ小さいも)
★ キーボードのサイズは絶対に譲れない、10インチの打鍵感を確認
★ 無問題だろうけど、RAMは多い方がいいよ多分
★ ステレオ
★ Androidも使えた方が絶対いいと思う
★ バッテリー使用時間は長い方が絶対いい
★ 電源の端子が汎用性高いヤツだと併用できていいな
★ タッチパネルは便利かも。かも。
Chromebookはいいぞ。
窓7起動不具合&再インストール手順メモ、ソフトのリスト
- 2018/01/21(Sun)
突然、何の前触れもなく、窓7が起動しなくなった。
「スタートアップ修復」と言うのに行って、修復モードに繰り返し入るだけ。修復できない→起動もしない、の繰り返し。
セーフモードにも行かない。とにかくどうしようもない。
サブのChromebookでぐぐりつつ、解決法を探ったけど、どれも効かない。
思いついて窓DVDを入れて、システム復元モードに何とか入る(これは、再インストール画面から選択できる)。復元できました→やっと起動→この間に必要ファイルだけは外付けHDに救出する→再起動等すると再びスタートアップ修復モードのループ、と言うのが丸2日続き、DVDから復元→何とか起動と言うのにもいい加減疲れて、結局再インストールすることにした。
起動はしたものの、ブラウザ以外のメイン使用のソフトがほとんど起動せず、ファイルエクスプローラーも、「何か不具合発生したから閉じるね」と、HDにファイル救済中に落ちる。これがいちばん困った。
結局、必要ファイルの半分くらいはDropboxに上げ、サイズの大きいビデオや音楽ファイル等はこの時点で諦めた。
起動が不安定になって以来、Aviraにエラーらしきものが出始めて、Glary Utilitiesも不安定になり、GU経由でDLしたファイルがAviraに引っ掛かってウィルス認定されると言う挙動があり、両方削除したが、窓の起動しない問題は解決されなかった。
再インストール後は、このふたつのソフトは当面入れないようにしようと決意。
さて、再インストール時、初めてインストールした時に、マザーボードのドライバを自分で入れないと確かネット接続ができなかったなと思い出して、サイトで自分の覚書ログを探して、その通りの記述を見つけた。過去の自分GJ。
この記事もそれに倣って、未来の自分のために。
Chromebookでマザーボードのサイトへ行き、そこにあるドライバやらをとにかく全DL。USBに移しておく。
再インストール中、「別の窓がすでに入ってるから、そのデータは"Old"ってフォルダ作って放り込んでおくね」とメッセージが出る。どうやら勝手に救済してくれるらしい。ありがとう!!!
無事にインストール終了。マザーボードのドライバ等をUSBから移してインストール。
Cドライブを開いてみると、メッセージにあった通り、"Old"と言うフォルダがある。開くと、以前通りのマイドキュやら音楽やらビデオやらのフォルダがある。プログラムのフォルダもまんまある(ただし、MS Officeは削除されてた)。そこからそのまま起動もできた。
デスクトップに置いておいたファイル(フォルダ内)が一部消えてたので、やっぱり自分で保存はした方がいい。
Oldフォルダのプログラムのリストから、今回今すぐ必要なソフトだけインストールする。大体以下の通り。
==========================================================================
● Waterfox (BKMだけはHTMLファイルで保存しておくこと)
- Tab Mix Plus
- Linkfication
- UBlock
- Open With (2017/11/8辺りのver)
- NoScript
- X-notifier
● Vivaldi
- Gmail Checker
- QuickTweet
- Pocket
- uBlock
- 近傍ツイート検索
- Flash Playerはブラウザ毎に違うので注意
● Chrome (他ソフトインストール時に勝手にインストールされた、別にいいけど)
● Akelpad
● ResophNote
● Color Crop
● FFFTP
● Crescent Eve
● ezHTML (インストール後使用のために、テンプレートを保存すること。あるいはOldフォルダから起動。後述)
● CatMemoNote (Oldフォルダからコピペ)
● KM Player (ver2.9)
● WPS (MS Officeの代わり、Excelファイルは問題なく開いて編集できた)
● Avast (Aviraの代わり)
● Dropbox
● Skype
● SuperAntiSpyware
● Wise Care 365 (GUの代わり)
● Clock Launcher (Oldフォルダからコピペ、新規インストール時も起動に問題あり。後述)
● SpeedyFox
● Adobe Flash Player
● Sumatra PDF
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Clock Launcherを新規インストール、が、なぜか起動のたびに初期設定に戻ると言うことの繰り返しで、半分ヤケで、Oldフォルダーから以前のものを現窓(のデスクトップ)にコピペ。以前の設定(スケジュールやタイマー、メモすべてそのまま)で無事起動したが、なぜかスタートアップで起動しないと言う。
これはもうめんどくさいので、デスクトップにショートカットを置いて、毎回手動起動することにした。これでいい。
別のランチャも考えたけど、もう他を使う気がしないくらい馴染んでるので。
ezHTMLのテンプレートは、フォルダの中にTemplateがあるので、そこから保存しておくか、今回はOldフォルダにあったので、そこからコピペ。
あるいは問題ないから、Oldフォルダから起動させる。その方が設定等すべてそのままなので良いは良い。使ってみて様子見。
今回の再インストール後、「署名が不明」のソフトは起動がしにくいと言うか、起動時に必ずメッセージが出るようになった。その辺りがちょっと厳しくなってるのか。
Clock Launcherの起動問題はこの辺のせいっぽい。
前回、窓7新規インストールの時は、iPad miniが手元にあったのと、前マシンがすぐ使える状態だったので、そっちでぐぐったり必要ファイルをDLしたりして、新マシン(現マシン)を設定したが、今回はChromebookを使いながら再インストール作業をした。
ChromebookはUSBでのファイルのやり取りも簡単だし、こういう時のサブマシとしては最適かと思う。意外な協力助っ人だった。
大体こんなところかな。思い出したことがあったらまた追記する。
文章展示用スクリプトジプシーの覚え書き
- 2017/10/29(Sun)
いわゆるブログと言うのではないけど、HTML化するのがちょっと面倒な段階で、文章を簡易に並べておくのに何かいいスクリプトはないかと、ジプシー化して早何年か。
以前にも記事書いたし、その後もふらふらさまよい続けて、ところが時間の流れに従ってSNSが台頭興隆、いわゆるブログも下火、フリーのスクリプト配布はさらに下火と言う時代になって、特に二次系小説展示はPixivかPictLandかと言う感じになって来た。
SNSはそれはそれで便利なんだけど、自サイトじゃない場所にデータとして預けておくのはただ不安、いつサービス停止になるか分からないし・・・とは言え、閲覧数が可視化されてる、同好者と繋がりやすい、と言うので恐ろしく便利な部分もある。
ので、SNSは便利に使いつつ、自分の居場所はサイトと言うのは固定のまま、スクリプトジプシーを続けてたここ数年。いくつか使ったものの感想を自分用に覚え書き。
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Tor News この愚考のスクリプト。本来は更新のお知らせ等、比較的短い文章を表示するものなんだけど、設置も簡単、使い方も簡単、余計な機能が一切なくて軽い等、スクリプトの更新は長い間止まってるんだけど、そのまま使用続行。
以前は、今で言うTwitter的な使い方のためにも別設置してたこともあった。
1、2行程度の文章なら、本文欄に書かずにタイトル部分に書いて投稿してしまえば(本文空のまま)、それがそのまま一覧に表示されるのが便利で、閲覧時にワンクッション置きたいとか引くほど長文とか言う場合に、自分は便利だった。
カテゴリ分け、全文検索もできるし、シンプルなのに自分の必要な機能はきちんとあって非常に好み。ただし、画像は別に上げてリンクを貼る、と言う形になるのが、人によっては多分短所。
ただ、見た目はデフォを大体そのまま使うしかなく、これは自分にそういうのをいじくる知識がないせい。
同じサイトが、普通のブログスクリプトも配布してるけど、それもシンプルで良さそうだけど使ったことはない。
★
Web Gallery Professional この手のスクリプト配布の最大手。ただし、現在このスクリプトはサイト自体が休止中で、今はもうちょっと総合的な、サイト全部を構築できる系のスクリプトの配布メインに移行。
ブログではなくて、作品展示特化のスクリプト。主は絵だけど、文章表示にするのも、スキンをいじれば可能。スキンも色んなのが配布されてる。自分でいじるのもそれほど大変でもない。
ただし、作品数が増えて来ると見た目のごちゃごちゃ感がすごくて、ちょっとなあと思い始めて・・・ ↓↓
★
Web Diary Professional に、変更してみた。
こちらは、スキンで作品展示専用のものがあったし、まるごとサイト的に表示できる感もあって、変更後はこっちの方がいいなと思った。
が、ここのスクリプトの最大のアレは、ファイル数がとにかく膨大。機能が充実しまくってるゆえに(後から追加できる機能もたくさんある、非常に便利)、これだけのことにこんなにあるの?と、アップデートしたり自分でいじくったりした時に、更新作業にちょっとうんざりだった。
スクリプトのバックアップ取るのも意外と大変で・・・。スキンも数も多くて・・・。
作品をカテゴリ分けできるだけでなく、タグ分類もできる、シリーズものは日付逆表示もできるし、作品展示スクリプトとしては、痒いところに手が届く作り・・・が、スクリプト自体が大き過ぎる、と言うのが自分の不満だった。
そして前述の通り、配布先は更新休止で、何かあってもサポート等はないと。
★
日記 / HPの回し者
名前の通り、日記のスクリプト。実態は機能充実過ぎんだろ簡易ブログ。
これについては以前も感想を書いたかも。すでに使ってもしかして10年近い?
愚考と同じスクリプトをTwitter的に使ってて、この日記スクリプトを見つけ、好きなようにスキンでレイアウトを変えられますと言うのが気に入って早速設置。設置は簡単だった。が、これも若干ファイル数が多い。そして本当に好きなようにレイアウトを変えようとすると、その膨大なファイルの中を相当いじらないとダメだったって言う。
大変CGIの勉強になりましたorz あの大変さ、今は感謝してる。もう1回やりたいかって言われたらパスだけど。
が、ほんとうにユーザーの好きにできると言う点では、今まで使った他の類似スクリプトの比ではなく、頑張って見た目を好きにいじった甲斐があった。今現在もTwitter的な使い方で自サイトでは使用度最多。
このスクリプトでいちばん気に入ってるのは、カテゴリが1記事に複数使えること。最新verでは子カテゴリも設定できるようになってて、タグ的にも使えるようになってるっぽい。
そして、タイトルなしでも投稿できること。これ、意外と他スクリプトは無理だったりする。さらに、自分がログインしている状態なら、投稿欄がすでにページ上部に表示済みで、投稿するのがものすごく気楽。
各記事に編集リンクがついてて、編集も簡単。そこから削除も簡単(簡単過ぎてうっかり誤削除があったので、自分で削除ボタンの位置を変えた)。
すべての変更がオンラインでできる。スキンを変える以外は元ファイルをいじる必要がまったくない。
ユーザーの痒いところに手が届くどころか、マッサージまでしてくれる感じ。
更新は長い間停止してるけど、サポート掲示板に書き込めば管理人氏からほぼ即レスなので、その点はあんまり不安じゃない。
蛇足としては、これをブログレイアウトにして、作品展示に使えないかとやってみたんだけど、自分はちょっと動作が好みではなかった。ので、Twitter的に使うのに、今現在もとどめてる。これからもどうぞよろしく。
★
Fumy News Clipper2 / にししふぁくとりー
Web Libertyのスクリプトにちょっと不満があって、何かもっとないかと探してて、たまたま行き着いて見つけたスクリプト。見つけた時は2006年で更新は止まっており、でもとりあえず見た目と説明で何となく希望のものっぽいので試してみたら・・・超良かった。
まず、ファイル数が激少。よって軽い。よって設置が激簡単。そして自分でHTMLいじくれれば、いくらでも見た目が好きにできる。小説展示の機能としてはこの段階で一応十分ではあった。
が、この段階で自分が求めてるのは、前述の「日記」のレベル。当たって砕けろで、配布先氏に要望のメールを出してみる。即返信ktkr。しかも即更新ktkr。ちょっと待って、HTMLいじくるの追いつかないww
この時もサイト内の日記は稼働してたし、本来がマメな方のようで、ここから怒涛のメール交換。と言うか、こっちの好き勝手言いたい放題要望垂れ流し。それがひとつひとつ大体かなっちゃうって言う、何この天国。
と言うわけで、最初はほんとうに覚え書き的スクリプトだったのがどんどんブログ的になって、以前のverを使ってる方々にはちょっと申し訳ない気分にもなったり。でも要望投げるんだけど。
軽い、設置が簡単、カテゴリ分けもタグづけもできる、あらゆる機能が表示非表示どこに表示が自由、表示逆順もできる、ログイン状態なら投稿欄常に表示、スキンでレイアウト好き勝手、そして配布先氏の腰が激軽。
これ以上、ユーザーとして何を望めと。
今現在、ひとつだけ難点があるとすれば、自分は無関係だけど画像投稿はできないこと。
文章のみならTwitter的な使い方も当然できる。投稿時にタイト必須ではない。
FNCよりさらにシンプルに、よりTwitterに近い感じの使用目的のスクリプトを開発中と言う話(多分画像OK)。そっちも個人的に用途があるので、心待ちにしてる。
レイアウトで、機能充実ブログとしても使えるし、Twitterみたいにもできるし、作品展示特化も可能。それなのに、スクリプト自体は超絶シンプル。そして、スキン用のHTMLもCSSも、超絶ユーザーフレンドリー。
FCNを使って初めて感じたけど、スクリプトの有り様も、開発者の人柄出るよね。これもひとつの創作作品なんだよなって改めて思った。
Twitterも何かほのぼのな方なので、眺めて癒やしにしてる。
サイトも情報多くて、自分だと絶対ごちゃごちゃで閲覧する気失くすレイアウトしかできないと思うんだけど、こちらはその情報量をきちんとデザインの中に落とし込んでて、壁いっぱいの、でもきちんと整理されて見た目もきれいな本棚って感じで、何かもう色々こう、オンラインに存在する人類として尊敬してる。
こいつみたいなのに付きまとわれて鬱陶しかろうと同情しつつも、要望垂れ流しはやめないのであった。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
「日記」と「FNC」はいいぞ。サイト持ちには超便利だぞ。みんな使うといいよ。
手持ちのネット端末機の使用感雑感まとめ
- 2017/10/28(Sat)
なぜ、iPad miniと、窓8タブレットと、窓10&ろいど両刀タブレットと、Chromebookが手元にあるんだろう。もちろんデスクトップも元気。
仕事先の好意で、単なる私物としてiPadを手渡され、それまでタブレットって自分には使い道ないし、高いし、わざわざ買って使うとかないわーって思ってたのが、持ち歩けるサイズのネット端末を持ってなかったので、いわゆるアプリとかを外で使えるのが便利で、おおこれはいいと掌返し。
ちなみにAppleはこれが人生初使用で、デザインとかソフトの洗練度に驚愕。とにかく美しい。確かに高いけど、それだけの価値はある。
さて、半年後になぜか窓8タブレットが手元に来て、これがやや非力だったので、じゃあもうちょっとパワーのあるヤツ、そしてアンドロイド未体験なので、両刀タブレットって良くね?とつい・・・がその1年後。
そして、アンドロイドが割りと気に入って、が、タブレットの使い勝手が今ひとつ好みではなく、やっぱりキーボード一体型がいちばん無難かと、ならまるきり新規でChromebookは?と、今ここ。
と言うわけで、Chromebook手に入れてまだ1週間経ってないけど、とりあえず全部の使い勝手を自分用にメモってみる。
★ iPad mini
えーと、確か32G、手に入れたのは2014年のクリスマス。人生初のタブレット、携帯用ネット端末。
デザインの美しさ、ソフト/アプリとOSの連携のスムーズさ、何と言うか、使ってて気高い気持ちになれる機械だと思った。
確かに価格的に使う人を選ぶし、そもそもApple製品自体が選民向けと言うか(窓使いの僻み)。
タブレットとしてはもうまったく他製品を寄せ付けないと思う。懐ろに余裕があるなら、基本的にはiPad一択と言うのが個人的感想。
◎ 長所
- 欲しいと思う機能が探せば大体アプリである。窓ソフトも類似が大体揃う。
- フォント等、表示がとにかく美しい。
- 動作が安定してる。
- サイズが程良く小さくて持ち運びがしやすい。
- カバー等色々あって選択肢が多い。
- デフォアプリのMemoが大変使いやすい。ユーザーフレンドリー。
- ねこあつめの仕様が大変ユーザーフレンドリー。
- 充電池の保ちはまあまあ(フル充電に2時間半程度、6〜7時間使える感じ)。
◎ 短所
- 日本語IMEの仕様がまったく好みでない、大変使いづらい。
- Google IMEが使えない。
- 設定が多過ぎて時々ややこしくてめんどくさい。
- iCloudと同期以外、PCとのデータやり取りが面倒。
- ポメラとのデータのやり取りができない。
- miniぴったりではキーボードが小さ過ぎて打鍵が大変。
- ブラウザの動作がまったく好みでない(Opera使用)。
▷ 結論
入力の機械としてminiの使い勝手を整えようとしたが、キーボード(兼カバー)選びを間違えた&デフォのIMEが好みでない、と言うことで、閲覧のみの携帯ネット端末&ゲーム機と化してる。
アプリの数が多い、欲しいと思えば確実に存在する、出先で間違いなく使える、と言うので携帯するならこれ。
★ 窓8タブレット / ASUS TransBook T100 (2014)
RAM1G、HDは確か16G。キーボード着脱式で10インチ、キーボードは打つのは大丈夫な大きさ。
意外と厚みがあって重い。ノートPCくらいのつもりで使ってみようと思ったが、キーボードが無理だった。
◎ 長所
- キーボード一体型なので、接続がどうのと言う心配はない。
- 窓機なので使い慣れてる。
- Google IMEが使える。
- USBポートが、キーボードにひとつ、モニタ側にひとつある。
- ポメラやPCとのデータのやり取りが無問題。
◎ 短所
- 窓8(ちなみに10にするにはHDが足りない)。
- キーボードの配列がアレで、打ち間違い頻発。
- サイズの割に重いしぶ厚いし、携帯向きと言えない。
- 圧倒的パワー不足。
- テキスト打つのにすらパワーが足りない。
- ねこあつめができない。
- 充電池で使える時間が短い(充電4時間半、使えるのは5時間程度と言う体感)。
▷ 結論
miniよりは入力機としてマシだろうと期待したけど、100%間違いだった。
★ 窓10&アンドロイド両刀タブ / onda v919 air
RAM4G、HD64G(窓側が48G使用)、9.7インチ、いわゆるiPadクローン。
2週間目くらいに起動しないと言う不具合が起こって、返品を考えたけど、その後再び起動するようになって、その後は特に問題はなし。
◎ 長所
- 窓もろいどもGoogle IME使用可。
- 窓なので使い慣れてる。
- どちらかのOSで不具合が出ても、もう一方が使える(OSのせいの不具合かどうか調べられる)。
- Firefoxが使える。
- mini USBなので、アダプタを使ってPC用無線キーボードとマウスが使える。
- USBメモリで直接データのやり取りができる。
- ろいどの使い勝手はAppleよりさらに好み。
- ろいどでねこあつめができる。
- ろいどのテキスト入力は速度等問題なし。
- 携帯にはぎりぎりな大きさと軽さ。
- ろいどはファイル管理がしやすい。
◎ 短所
- どちら側OSも起動に時間が掛かる。
- BT接続のキーボードの動作が不安定過ぎる。
- ろいどで、メール送信や同期機能のあるメモアプリが意外とない。
- 充電4時間強、使用の体感はせいぜい4時間強(特に窓側、ろいどは少しマシ)。
- 充電中かどうかの表示がまったくない。
- 画面の回転反応が敏感過ぎる割に、回転するのに時間が掛かる。
- ねこあつめが、Appleに比べるとやや使いにくい。
- 充電がヘタって来ると、窓側は目に見えてパワーダウンする(テキスト入力にすら支障が出る)。
- ろいどのFFでのサイト表示が好みでない。
- ろいどでの日英切り替えがものすごくやりにくい。
- ろいどアプリは全般仕様がややもっさり。時々使い勝手が悪い。
▷ 結論
窓8機よりははるかにマシだし、使いではあるけど、入力機にできるかと言われると微妙。携帯のBTキーボードの接続がまったく当てにならない。
ろいどでのテキスト入力がいちばん好きだけど、言語切り替えが毎回うまく行かない。
充電の保ちが足らないので、外に持ち出して使うと言うのもちょっと自分としては無理がある感じ。
★ Chromebook / Asus C201
iPadのカバーと窓8機で凝りたので、キーボード配列だけはこだわった。そしてRAM4Gは絶対に譲れなかった。HDは16G。大体クラウド保存だし、使いたいのはテキスト入力なので、多分大丈夫だろうと言う予想。
モニタは11.6インチ。机に置いてみると意外と大きくてびっくりした。ほぼA4サイズ。
◎ 長所
- 起動が速い。10秒弱で起動完了。
- 薄くて軽い。サイズは大きいけど、カバンに入れる時以外気にならない。
- 初期設定が至極簡単だった。
- キーボードが好み、打鍵感が意外といい。
- キーボードと一体型なので接続等の心配がない。
- 長文入力無問題。
- タッチパッドの反応は良し。
- 左クリック、右クリック等、窓とちょっと違うけどすぐ慣れた。
- Google IMEがデフォ。
- 動作サクサク。
- PCで使ってるChromeの拡張機能がすべて使える。
- USBポートが3つ。
- オフラインで使えるアプリもある。
- 画面が(タブレットに比べて)大きくてネット閲覧が快適。
- フル充電に4時間程度、使用は13時間程度。
◎ 短所
- ねこあつめができない。
- Google Playが(まだ)使えない機種だった。
- Firefoxなど、他ブラウザが使えない。
- 携帯にはちょっとサイズが大きいかも(カバンを替える必要あり)。
- Google Driveを使わないと、意外と他とのデータのやり取りが面倒かも。
▷ 結論
まだ1週間弱しか使ってないので、今はまだ使うのが楽しくてたまらない。
開いて即起動、即使用開始、そして電池長持ち、と言うのが大変ありがたい。
試すのはこれからだけど、HTMLファイルの編集、それからFTP更新もやってみたい。
カメラもいらない、動画は閲覧も滅多とない、音楽には使わない、と言う、徹底的にネット閲覧&テキスト入力(としてPC等とのやり取り)のみなので、Chromeアプリの数がやや限定されるのも、とりあえず気にならない。Webサービスである限りは、ブラウザから直接ログインして使えるし。
自分の求めるのが、「ネットのできるワープロ機」と言う、その目的に最も即してるのはどうやらChromebookらしいと言うことが判明した、かも。
キーボードの使い心地、充電池の保ち、本体の軽さ、起動の速さ、動作のスムーズさ、今回気にしたのは以上の点。
今のところ、ものすごく満足。次は、サイトの更新がどういう感じかなと言うのを試すぞと。
出力機械としてのタブレット
- 2016/04/03(Sun)
さて、なぜかデスクトップ持ちでスマフォは持つ気にならないのに、なぜかiPad miniとAsusの窓8タブレットが両方手元にある件。
で、ちょうどいいので、比べてみることにした。
miniたん手に入れた時、ああこれで外でネットできるなあって思ったんだけど、まあ何だ、そう思ったのは早計でした。
デスクトップは窓7、それなり快適に使えるように、いろいろ考えて買った。満足してる。
キーボードとマウスはLogitechのワイヤレスのコンボ。電池が長時間保つと言うのが売り。
電池のことは大体宣伝通りとして、キーボードは耐久性に少々不安が。キーの文字が割りとさっさと消えちゃう。打鍵感はまあまあなんだけど。それともこいつがこのレベルのキーボードに求め過ぎか?
まずminiたん。
初めての林檎機。中身は32G。ゲームを4つくらい入れて、DropboxとSimpleNoteを入れて、そのくらい。
一応出力のためにキーボードつきのカバーを買ったけど、キーボードの大きさがちょっとぎりぎり過ぎて打つのがやや大変なのはともかく、林檎のIMEがまったく合わないorz 変換がどうのって言うよりも、その表示とか変換を選択するやり方とか、ソフトとしての仕様がまったく好みでない。
ので、出力に使おうと言う気が割りととっとと失せた。
結局時間つぶしのゲーム機と化してる件。ただ、さすがに携帯性は高いので、気軽に持ち歩けていい。
後、青空文庫入れて、吉川三国志を読破したい!!
ゲームをいくつか入れてるので、オフラインでも暇つぶしに使えて便利。手持ちのカバンにするっと入るので、持ち運びも苦にならない。
日に40分程度使って(主にゲーム)、100%充電が1週間保つ感じ。完全充電が4時間程度。
中身のいじくりやすさ・・・えーとこれは自分が悪いんだけど、最初の設定を日本語でしたものの、いる場所は外なので、日本のアップルストアは今のIDでは使えない模様。App検索の時も、日本語だとうまく引っ掛からなかったり(うp主がどこのストアに出してるか、と言うことが関係してると思われ)。
消せるソフトが意外とないと言うか、すでに入ってる分は大体削除できないので、使う予定がないのはフォルダ作って放り込んで、あんまり画面がごちゃごちゃにならないようにした。
デフォのメールはなぜか日本語が文字化けするので、GmailとYahoo Mailのクライアントを入れて使ってる。
サファリは嫌いなので、オペラを入れて。オフラインモードでページを表示できるのがありがたい(どのブラウザもできるはず)。
電池ゼロになると、充電がなかなか始まらないと言う不具合が頻発。10回近くリセットしてからやっと、と言うことも珍しくない。
後、ホームボタンが真っ先にイカレるらしくて(耐久性が低いのか)、なるべく使わないように、ソフト閉じたりとかは全部タッチパネルからやるようにしてる。
miniたんについての不満と言うと、PCとのやり取りがとにかく難しいこと。iCloud使ったりすればいいのかもだけど、同期とかが少々不安で。PCのを全部移したいわけじゃないし、その辺りがどの程度コントロールできるのか不安だし・・・登録して使ってみればいいんだけど、今現在単なるゲーム機扱いの機械に、そこまでPC側の情報を開示する気にならない、と言う。
おかげでブラウザのbkmをファイルにしてやり取りもめんどくさくて、サイト閲覧にはあんまり使ってない。
とりあえずPCからは、写真等はDropbox使ってやり取りさせた。
出力部分は諦めてるので、ゲームと後はTwitterの閲覧程度。
AusuのTablet Book。
2014年頃のモデル。HDは20Gで、窓8.1。タッチパネルとタッチパッド両方。大きさは普通のiPadくらいと思われ。キーボードつきで、大きさはきちんと打ちやすい。
IMEがMSなので、そのうちGoogleのに変えてみる予定。
キーボードが割りときちんとしてたので、けっこう期待してたんだけど、配列が最悪。シフトと矢印キーが同じ位置にあるので、カーソルが思ってもみないところにしょっちゅう飛ぶ。左側のシフトは相当配列の外側なので、見てないと別のキーを打っちゃう。長文を打つのはほぼ無理。打っててこんなにイライラするとは思わなかった。
後、充電池がたまたま10%切ってたからか、元々の非力さか、タイピングの速度に表示がまったく追いつかない。3拍くらい遅れてやっと変換表示が出る。ヘタするともっと掛かる。とてもじゃないけど、この状態では文章打つ機械ではない。
なぜかブラウザのオンラインエディタ使った方が、反応はややマシだった。充電が十分な時に、普通のテキストエディタ等で試してみようと思う。
思ったより大きい。横幅が30cm越えかな。カバンに何とか入るけど、入れたら他の物は入らない感じ。そして、miniたんの後では重い。携帯性はぎりぎりか。
気軽に持ち歩いて、気軽に出して閲覧、と言う風にするには、タブレット部分だけ持ち歩いた方が良さそう。
フル充電は5時間程度掛かる。日に1時間使って、4日保つかどうか、くらい? 一応公式ではフル充電=12時間使用、らしい。体感では最大8時間くらいって感じかなあ。
ゲーム等はまだ入れてない。多分入れない。主にネット用。普通のブラウザ入れて、普通にあちこちのサイトを眺めてる。
使い慣れてる窓なので、使い勝手は悪くはない。が、やや非力で、HP開くのに時間が掛かることがある。
Javaが大丈夫なので、miniたんで表示できないサイトとかが大丈夫なのがありがたい。
窓だけあって、ファイルのやり取りは心配ない。まだ使ってないけど、USBが大丈夫なので、そこからやり取りも大丈夫なはず。
初めての窓8にしては、我ながらうまく使ってる気がする。自画自賛(でも7の方が比較にならず好き)。
ちょっと心配なのが、充電用の、本体の差し込み口がやや雑な作りで、ここからイカレそうで今からちょっと怖い。
この記事、最初はAusuで打ってみようって思ったんだけど、最初の数行で挫折しました。
で、miniたんとAsus使って思ったんだけど、やっぱりポメラはいい。
miniたんだとゲームでつい逃避してしまい、Asusでは普通にネットしてしまい、原稿どうしたゴルァになっちゃう。Ausuはネットサーフが主にしてあるので、ネットないとただの重しだし。
その点ポメたんは、文章のみの単機能なので、逃避しようがない。
ポメたん使ってると、打ちながら、この単語でいいんだっけ?意味は何だっけ?って調べたいことが出て来た時に、そこから検索と言うわけに行かないのが不満と言えば不満なんだけど、そもそもポメたんは、ざかざか気にせず打って、PCに移して推敲すると言うやり方で使うものじゃないかと思うし、とにかく文章自体に集中できること、キーボードがしっかり打ちやすいこと、長文も大丈夫なこと、等々、改めてさすがだと思った。
単4電池2本で日長1日使っても1週間は心配ないとか、電池は入れ替えればすぐ使えるとか、本体は文庫本程度で、普通のショルダーに放り込めるとか、持ち運べる出力機械としてはポメたん最強。
Asusを手にした時は、もしかしてこれでもうminiたんもポメたんもいらなくなるかって思ったけど、何か全然目的が違うと言うか、それぞれ特徴があって、それぞれ使い方が違う、と言う感想。
とにかく出力が主なら、今のところポメたんに勝る機械はない。
で、そのポメたん、今使ってるのはDM20で、いわゆる折りたたみギミックのモデル。
ポメたんと言えばその折りたたみギミックなわけだが、DM100を使ってる人が、大体口を揃えて「折りたたみギミックこそポメラのアイデンティティ、そう思っていた時期が私にもありました」って言うので、ぱっと開いてすぐ使える100は何かすごくいいらしい。
ので、まああんまりこだわらず、次はDM100でもいいかもしれない。その頃には折りたたみの新モデルが出てるかもだけど(現在ラインナップは100だけ)。
こんなところかなあ。
持ち歩く時のカバンの話はブログの方でまたいずれ。多分。
タブレットに、フル配列のキーボードを使うのが一番かなと思ったんだけど、携帯キーボードはどれも配列に問題がありそう。うーん。やっぱりポメたん最強説は揺るがないか。
XP→窓7、新PCのためのソフト群リスト
- 2015/07/05(Sun)
* 設定 / 詳細等は前回のリスト記事参照。*
Akelpad
AoA Audio Extractor (MP3→WAV変換等)
Deep Burner
Avira
CatMemoNote (USB)
CCleaner
claunch http://www2s.biglobe.ne.jp/~geoph/
colorcrop
Cradle of Rome
Crescent Eve
Daum (PotPlayer)
DVD Eectypter
EvMemo (USB)
ezhtml
ffftp
FireAlpaca
Fukusuke
gikonavi
Glary
LhaForge
MP3Gain
OpenOffice
Opera
Pale Moon
RespohNotes
Skype
Sony App
Spyware Blaster
Super Bird (or Iron)
PDFXviewer
TZ connection booster
Twitama
Dropbox
Copy
KM Player (USB) http://www.oldversion.jp/windows/kmplayer/
PC内ソフトリスト&覚書
- 2012/03/23(Fri)
とりあえず思いつく端から羅列。
Firefox
- Boomerang for Gmail
- IE Tab
- NoScript
- Tab Mix Plus / タブ幅80px、タブDクリ再読み込み、タブバーDクリ閉じたタブ全開、タブバー中クリ全タブ閉
- Vacuum Places Improved
- WebMail Notifier
- テキストリンク
Sleipnir
CatMemoNote
GikoNavi
- FAVORITE.XMLをC:\Program Files\gikoNavi\config内に保存
Clock Launcher
- フォルダアイコンはサブ展開
- ボタン配置 / 窓終了メニュー、 タスクリスト、付箋メモ、音量、時計
- 左から、KMPlayer、FF、Sleipnir、CMN、Giko
- 右Dクリでクリップ履歴
- タイマー / パスポートとMaple Cardの更新日程(Gmailチェック)
FFFTP
ezHTML
SuperAntiSpyware
Spyware Blaster
Crescent Eve
KM Player
窓スタートメニュー
- 上から、AkelPad、窓up、ペイント、電卓、SimpleNote
AkelPad
- AutoSave
- View→言語→日本語
- Option→Window Mode→MDI
- Format: LineReverse / Ctrl + F
- Stas: Main / Ctrl + W
AoA Audio Extractor
DeepBurner
Avast
Caesium
CCleaner
Cinta Note
Color Crop
Pot Player
Glary Utilites
SuMo
LhaPlus
Libre Office
SuperTagEditor
MP3Gain
QT Lite
Real Alternative
Resoph Notes (Simple Note)
SetBrowser (Sleipnir)
Shukusen
TZ Connection Booster
TUF13総括雑感
- 2011/06/12(Sun)
さて、TUF13が全部終わり、JDS対Lesnarは、Lesnarの体調不良で対Carwinに変更、それは結局JDSが勝って、次の試合は対VelasquezでHeavy Weightのタイトル戦になる。
とりあえずTUF13総括雑感。
始まった時はひとまずLesnar目当てで、JDSことSanたんにはそれほど興味もなく、ふたりのよそよそしさで、ああ何か冷たい空気満載になりそうだなあと予感。特にLesnarは基本的に目も合わせない。
Sanたんはわりとフレンドリーに、主には英語の問題でたまに「ええと?」みたいな戸惑いは伝わって来るくらいで、まあ頑張れや、みたいな。
まずは選手の選抜。Lesnarは口調は親しげなんだけど、声音が超何て言うか・・・冷たいってんじゃなくて、全然親しみがない感じ。ロボットがしゃべってるみたいだったよ。何か面白い人だなあ。親しくならないと打ち解けないタイプなのかも。
Sanたんは、何か仕草も言動も最初っから超親しげで、感情表現が豊かってか、ものすごい怖そうな顔(ゴリラ系)なのに、舌っ足らずな危なっかしい英語と、笑うとなくなる目と、いっつも微笑んでる口元のせいで、格闘技のコーチってより保父さんみたい。
チーム分けは、今回はDanaたんが事前にコーチたちから欲しい選手を聞き出して、それを選手達に伝えるって感じで。
その後選手達は合宿所(House)に連れて行かれて、今回はごく自然に、2階の寝室はLesnar陣、階下はSanたんチームになったらしい。
こいつは基本的に、自分の過去を長ったらしく語るとか、戦うのは家族(父親、母親、兄、姉、弟、娘、息子、妻)のためとか、どの国から来た云々とか、そういうのを口にする選手はまず大成しないと思ってるので、試合前にそれを長々語る選手は「あーあー」と生暖かく見守ってる。
でまあ今回、それをほとんど口にしなかったのが、RamたんことRamsey Nijem。
コーチに選ばれたのは真ん中辺り(自分が欲しい選手順に呼ぶので、最初が有望、最後は期待薄、という感じになる)、体格的にもWelterとしてはごくごく普通、見てて特に目立つわけでもない、外見的には埋もれた存在だった。
最初の試合は3戦目だったか、相手はけっこうやりそうな感じのCharlie Radar。スキンヘッドで眼力があって、背もけっこう高い方だったか。
一方のRamたんは、いっつも人を食ったようなヘラヘラ笑い、Houseのみんなから"Stripper Ramsey"と呼ばれて(すぐ全裸になって踊るから)、足の爪全部に薄紫ラメ入りペディキュア、好きなテレビはGlee。何この絵に描いたようなゲイキャラ。
これが、彼の演技なのかどうかは知らない。ただ幸いに、こういうゲイネタをやっても反感を買わないタイプらしくて、みんなこの冗談(・・・かな?)を、テレビも雑誌もネットもない退屈なHouse生活の潤いにしてたらしい。
「みんな、オレがこういうことするのテレビで目立つためだって言ってるけど、オレ普段からこんなだし。父さんは、おまえはおかしなヤツだって言ってるよ。」
この辺りもヘラヘラ笑いながら言う。
そして計量の日、Ramたんのペディキュアに気づいたLesnarが、ものすごい嫌そうに、
「・・・Charlie、頼むからあのペディキュア野郎に勝ってくれ。」
と言ってたって言う。この人は基本的に、こういう冗談は一切受け付けないタイプらしい(体育系堅物。ホモフォビアも強そう)。
この辺りから、Sanたんとの相性の良さがよく見えて来て、つくづくLesnarの方へ行かなくてよかったなあと思い始める。
Lesnarは真面目一辺倒と言うか、選手と個人的な部分で親しくなろうというところはまったく見せず、上に行きたいヤツで見込みがあると思えば手を貸すのにやぶさかでない、という態度。
一方Sanたんの方は完全にみんなのお兄ちゃんで(半分以上は彼より年上なんだけど)、厳しく体育会系にしごくよりも、(負けたって)よくやった!おまえらすごいよ!って褒め殺して伸ばすタイプ。
Serraたんよりもいっそう、負けたとしても諦めずに最後まで戦ったということに、コーチとして喜びを見出すタイプで、この辺りは、ノゲ兄弟にまったく同じように扱われて来たせいだろうと思う。
この点で、LesnarとSanたんはまったく相容れない。どっちがいいとも悪いとも思わない。
Sanたんがこういうタイプなのは、ほぼ100%、彼がブラジル出身というせいだろうし、ノゲ兄弟が、格闘家を育てるよりもむしろ、子どもたちをまともに育てる(刑務所に出入りしない、犯罪に手を染めない、普通の仕事に就く、というそういうレベル)ためにはまず健全な精神を、という辺りを理由にジムを始めた、という辺りに理由があると思う。
ノゲ兄がTUF8でコーチをやった時も、勝ち負けよりもまず、ここから逃げ出さないこと、真っ直ぐ自分のしてることに向き合うこと、という方を大事にして、チームの勝ち負けは二の次的な空気があって、選手にもそういう風に対応してたというのを見てたので、この辺はもう文化と生活レベルの違いとしか言いようがないと思う。
純なアメリカ人が、生活的に絶対的に恵まれてるとは思わないけど、こういうことは、他人を傷つけることを目的としてる分、まずは自分も相手も大事にするという精神を!というのはごく自然なことだと思う。
偶然なのかどうか、ブラジルは日系も多くて、柔術を習ってる人たちが多いから、勝ち負けよりもまずはそういう武道の精神を、というのは、格闘技にはまずあるべき姿勢だろうなあと、とにかく誰か殴りたくて仕方ない、というアメリカ人選手たちを見てて思ったりする。
Lesnarとの態度の違いで、ひたすらSanたんのいい人っぷりが露呈したTUF13だった。Lesnarが悪いって言ってるわけじゃなくてね、Sanたんはほんとにいいおにーちゃんだったよ、って言う話。
空気は何となくSanたん優勢で、負ければ負けるほど空気の悪くなるのは仕方のないLesnar側。おまけに、Ramたん系の道化くんであるChrisが、軟派に見えるのにぎりぎりで試合に勝っちゃって、何であいつだけズルイ!的にチームメイトに反感買いまくり。
実際、試合っぷりを見ると、何でこれで格闘技やろうと思ったの?という感じで、のらりくらりかわしてる間に試合が終わって、運良く勝っちゃいました的な。
Ramたんと違って、なぜか道化役でウザがられちゃうタイプのChris、自チームの戦略とか弱点を観察して、Sanたんチームに情報流してるに違いない!このスパイ野郎!という感じになっちゃう。
このことでチームメイトのTonyとちょっとやり合う羽目になる。このやり取りで、Tonyの短気がちょっと伏線。
Chrisいい子だと思うんだけどなあ。誰の悪口も言わないし、陰口も叩かないし、"オレさまヌゲー"的な大口も叩かないし。他のチームメイトに、オレは頑張ったのにおまえら何だよ、なんてことも一切言わない。何か同性に嫌われるタイプらしいよ。何でだろう。ウザいのか。
Lesnarがチームに思い入れがない(勝てない→本気で練習してない→やる気あんのか)ので、選手に対して親身というのが見えず、選手はもちろんそれでいっそうLesnarの言うことを素直に聞かない。
これが、Lesnarの選抜一番だったLenの負けの後にひどくなる。
Lenは自分が負けたのを、Lesnarが個人的事情でその日傍にいなかった、Chrisのスパイ野郎がやっぱり情報流してやがった、オレが頑張ったのに!という愚痴ダラダラで、選抜一番という気負い、そしてうぬぼれがあった分、負けが受け入れられなかったらしい。
Lenは典型的な口だけ選手で、負けた後に、Wild Cardで、選ばれれば返り咲きのチャンスが与えられるんだけど、これの前に膝を痛めたことで、Danaたん的には健康な選手の方が望ましいと言うことで負けたままになり、またこれも素直に受け入れられず、Danaたんに、オレ、最終戦で雄姿見せますから!とわけのわからないことを吹いて失笑される始末。
Houseでも、オレ以上に頑張って試合やったヤツって誰がいるよ?名前挙げてみろよ!と吹きまくって顰蹙買いまくり。
正直見てて、頼むこのバカ男をHouseから追い出してくれ、と思った。女々しいって言うと女性に失礼だよねーって感じ。終わったことをグチグチグチグチ、黙れこの負け犬!って鏡に向かって言ってろ。
Ramたんすら、
「Lenは自分のことを、身長2mで体重100kgのマッチョと思ってるみたいだけど、ただのWelterだし。別に強そうでも何でもないし。」
と、かなりバカにした口調で言っててワロタ。
さて、Wild Cardで2回戦の組み合わせが全部決まり、ここまでは割りとSanたんチーム優勢だったけど、2回戦ではLesnar組が割りと優勢になる。
それでもSanたんのおかげで、チームの空気が暗くなるとか悪くなるもなく、しかもRamたんは勝ったので、チーム全体がお祭りみたいな感じ。
2回戦で、Wild Cardで再登場の権利を得たChuckは、初戦で負けたZachと再戦になる。Zachは勝てるさとけっこう自信満々。が、結局Chuckの怒涛の攻めに手も足も出ずに負けて、挙句両目を、手術必要なくらいに傷めて、その段階で、もう多分一生試合はできないと医者から宣告。
うわあああになるHouseの空気。
さて、2回戦が終わると、顔ぶれはRamたん以外は全部Lesnarチームになって、2回戦段階で、SanたんはRamseyが多分最後に勝ち抜くと言い、LesnarはTonyが勝者になると言い、そしてなぜか、準決勝にちゃっかり進んでる超ダークホースのおちゃらけChris。
準決勝は、Danaたんが大体仕組んだ通り、Ramたん対Chris、Tony対Chuckになる(最終戦で、Ramたん対Tonyにするため)。
対Chris戦はもー予想通りの運びで、Ramたんがパンチしまくって勝ち。今回のChrisにLuckはなかった。
Ramたん勝つと、リング内でみんなで踊り狂い。
さて、後1戦残すのみになったTUF、最後の最後でTonyが切れた。
そろそろ終わりと言うので、みんな浮かれたせいもあって、お馴染みの酒盛りのターン。酔ったCharlie(Ramたんの初戦相手)がTonyにちょっかい出して、Tonyがいきなりそれにキレた。
見てる方も豹変、という感じの変わりっぷりで、本人以外はTonyのキレっぷりを誰も理解してなくて、Charlieはヘラヘラやめろよーとか言ってるし、傍で眺めてるClay(Ramたん2戦目相手。弟とお父さんの遺骨の粉で刺青を入れてる)は、ほらほらTony、ダメだぞー乱暴はいけないんだぞーとかのん気にやってる。
Tonyだけ本気でキレてて目が据わってる。
やっとTonyのキレっぷりが伝わって、騒然となるHouse内。もう酒盛りどころじゃねー。
いくら無名の、有象無象の格闘技選手って言っても、一応はそれでお金をもらってる人たちなので、本気になれば半殺しくらいわけないわけで。そういうわけで、みんなはさっさと間に入って、ふたりがこれ以上本気にならないようにしてる。
面白いなあと思ったのが、Clayは徹底的にお母さん口調でふたりをなだめて(ダメだぞー怒るぞー仲良くしなきゃー)、ああこの人はこういう風に育てられたんだなあと、何か彼のほのぼのした家庭環境を覗き見した気になって、うっかりこんな場面でなごんだ。
Tonyがメキシコ系というのが関係あるのかどうか、今にもつかみ合いになりそうなふたりの間で体張ってるのが、メキシコ人のJavierと、中近東系ドイツ人のNordinだったのにちょっと何か、なるほどなーと思うものがあった。
Zachは最初からTonyなだめ役で、無理矢理TonyをCharlieから引き剥がして別の部屋へ連れて行こうとしたり、ずっとふたりの間で、Tonyを止めようと体張りまくり。自分の顔もまだ殴られたらヤバイし、アザだらけなのに。健気だなあ。
こういう場面ですっと体が動く人ってすごいなあって思った。
GSPたんとKosのTUF12でも、東欧系選手がキレた時にまず止めに入ったが、眼鏡くんでアジア系の選手で、ああ育ち方が出るなあと思った記憶。
このケンカ、ちょっかい出したCharlieがいちばん悪いんだろうけど、そのくらいでそんなキレる?というTonyは、正直TUFは勝ち抜いたけど、これから先超一流目指すなら、その幼稚なところを先に何とかしないと、という感じ。
挙句、よくある離婚のモメ事の流れで、親権問題でひとり息子に会えないらしいCharlieに対して、"テメーの息子はどこにいるんだよ!言ってみろよ!"と、暴言吐きまくり。
この暴言でTonyはHouse内で完全に孤立。準決勝の相手のChuckは、CharlieとはTUF以前にジムメイトで練習相手という関係もあって、
「あいつ、絶対叩きつぶす。オレがあいつの夢なんか全部奪ってやる。」
殺伐として参りました。
でまあ、結果としてChuckは負けて、Danaたんが目論んだ通り、Ramたん対Tonyでの決勝。
で、Ramたんはこの試合で、1R4分手前でKOという、信じられない流れで負けて、身も世もない風情で大泣き。
個人的に、敗因は、今までは試合は全部自分との戦い、という風に言ってたのに、対Tony戦は、酔ったせいのケンカ騒ぎで、絶対オレが勝つ、みんなのためにTonyを負かす、というような感じになってしまい、不必要に気負っちゃったのと、後はちょっと悪い意味で自信過剰になってたんだろうなと、Tony戦見てて感じた。
Tonyは完璧にRamたん対策してて、Ramたんのレスリングも全部防いで、Ramたんにまったくペースを掴ませず、正直Tonyは全然好きなタイプの選手じゃないんだけど、あの試合見て、彼の本気にちょっと鳥肌立った。
Ramたん、次は謙虚に頑張れ。
そして同時にあった試合にChrisも参加で、何と相手はTonyに負けたChuck。これが見事に勝った。Tony対Ramたん同様、Chuckに全然自分の試合をさせない試合運びで、誰が見てもChrisの勝ちな、見事な試合だった。
正直、このChrisとRamたんだと、Chrisの方が勝つかもしれないと思った。
さて、Ramたん、知らなかったんだけど、GSPたんの秘蔵っ子だったJonathanと、TUF11の勝者になった選手とジムメイトで、事前に、TUFに参加する心構え的なことを叩き込まれてたらしい。
House内の空気に飲まれないこと(噂やら陰口に参加しない、諍いに巻き込まれない)、自分のことだけ考えること、日記をつけること等々。それであの落ち着きっぷりかー納得ー。
まあ、言われたところで、実行できるかどうかは性格が主だと思うので、Ramたんは基本的に人さまのドラマには興味がないタイプと見た。
GSPたんの時も感じたけど、格闘技というのは、殴り合って相手を傷つけることが目的ではなくて、誰のこともなるべく傷つけないためにこそ訓練する、というのがほんとうのところなんだろうなあと。
かなり怪しげなところでの、何か怪しげな人との対談だったけど、日本の格闘家が、仏教と武術の繋がりについて的な話し合いをしてて、結局あらゆることを意識するということは、ようするに究極の姿が武術なんだ、というような話で、個人的には対談の胡散臭さはともかくとして、この流れには納得した。
結局は対誰かなのではなくて、対自分自身、ということ。
Sanたん(そしてGSPたんも)が、相手に対して敬意を払わなきゃいけない、相手を大事にしなきゃいけないって言ってて、リングでも、試合後にちゃんと自選手に、相手のところに挨拶に行くように言ってたり、こういう態度は絶対に必要だと思った。
相手を大事にするというのは、結局は自分を大事にするということで、何しろ、「金網の中で殴り合う見世物になってお金を稼ぐ」という道を選んだ段階で、こういう選手たちには必ずどこかに人として問題があるわけで、その問題の部分を直視させて、それから「殴り合うというのはどういうことか」→「それは相手を傷つけたいという欲求であってはならない」ということは叩き込まないと、結局ただの殺し合いになる。ただでさえ、とにかく怒りを発散したいというだけで、この仕事を選んでる人間も少なくないわけで。
見る側はその殺し合いを見たいのかもだけど、お金を稼ぐなら、選手たちはなるべく五体満足でリングを出なきゃいけないわけで。そうなれば、いかに自分も相手も傷つけずに試合を終わらせるか、ということになる。
大事にしてる相手を殴れる、というのは、表現が殴るということにたまたまなってるだけで、100m走ってどっちが早いか、というのと基本は変わらない。
だからまあ、ようするに、相手を大事にするというのは、自分自身に健康な自尊心がないとできないことなんだよ、と。
この辺りを徹底しようとしてるノゲ兄弟、そしてSanたんは、もっとこの辺りをきちんと評価されるべきだよなあと思う。
何つーか、家にお金があったとか、そういうことではなくて、育ちの良さってのは財産だなあとしみじみ思った。
育ちが良いって言うのは、物事を素直に受け入れられるか、いい悪いまるっとひっくるめて、そういうものとして、まるっと受け入れられるかどうか、理不尽な怒りに流されないだけの強さがあるかどうか、結局、健康的に愛されたかどうか、これに尽きるんだろうなあ。
ノゲ兄弟もSanたんも、究極のところは、「自分のところに集まって来た子たちにできる限りの健康的な愛情を示して、「そういう風に愛される価値のある自分たちだと言うこと、だから勝つことに値する自分たちだと言うこと、だからこそ、負けることや自分も弱さを恐れる必要はない、ということ」をまず最初に叩き込もうとしてるように見える。
この、健康的に自分を愛するということが、Ramたんはごく自然に身に着いてるけど、Tonyはどうかなと思う。このどうかな、という部分が、これから先Tonyの弱味になるんじゃないかなと、ちょっと思ってる。
Tonyのことが選手としてあんまり好きじゃないのは事実だけど、せっかくTUFを勝ち抜いて3年契約結んだわけだし、決勝で見せた伸びのまま、選手として伸びて欲しいなと思う。
Ramたんは、多分中堅にたどり着くのに2、3年かかると思うので、その間に多分、今の膠着Welterにも動きと入れ替わりがあるだろうし、その入れ替わりの時期に運良く伸びて、タイトル奪取戦に入り込んでくれたらいいなと思ってる。
今回のTUFは、ノゲ兄弟とSanたんの、コーチとしての指針みたいなのがよく見えたなあと思う。
Sanたんは、コーチとしてはまだ全然実力がないけど、人を導く、導く段階で力を与える、という点では、Lesnarより資質のある人だと思う。
さて、次はタイトル戦だSanたん。
Ramたんも頑張れ。次の試合で、今度は見事な勝ちを見せてくれ。
ふたりとも、むさ苦しいTUFに、超萌えを与えてくれてありがとう。お疲れさまでした。