無防備に気絶するどろしー
セラヴィー×どろしー


【単行本1巻第3話より】



「師匠がこれ(人形相手に会話する変態)
ですもの。弟子のチャチャって娘が超まぬけなのもうなずけるわ!!」

どろしーはなおも続けざまにいってやった。

「しいねちゃんも、なんだってあんな娘にくっついてんのかしら!?」
「チャチャのことを好きだからでしょう」

すらっと返して、世界一の変態魔術師・・もとい、セラヴィーは始めてそこでハッと何かに気づいた。

「まさか、どろしーちゃんが僕にくっついてくるのも・・・いけません。僕にはすでにエリザベス(人形)という恋人が・・・・」
「誰が、あんたみたい変態に惚れるかい!!」

魔法使い検定は続いていた。

検定は、弟子が師匠を追いかける鬼ごっこである。見事捕まえれば検定合格、一人前の魔法使いになれるのだが・・・
世界一の魔法使いセラヴィー。そして、魔女どろしーにはそれぞれ弟子がいて、まだ・・・おいつかない。

どろしーの悲鳴に、セラヴィーはるふるん♪と鼻歌を歌うと「ちがいますか。それは、ひと安心」愛しのエリザベスを持って高い高いした。
無防備な背中である。
その瞬間、魔女どろしーの目がキランと光った。

(ふっ・・・私があんたと一緒にいるのは・・)

その指がすかさず完璧な印を組む。
現れるは、元素物質組成の魔術。

(あんたを、魔法使い世界一の座から引きずり下ろすためよーーーーーっ!!)

巨大なハンマーが無防備な背中を襲う!
ふと、セラヴィーが呟いた。「や。ハチだ」

べしーーーっ!

どろしーの組成を遙か凌駕するスピードで作成された、『巨大ハエ叩き』。
叩きのめされ潰れたどろしー。

「あ」

やりすぎちゃいましたか・・と、セラヴィーはちょっと思った。

「えっと・・ですね。どろしーちゃん・・、ハチがいたんですよ。本当ですよ・・」
「刺されると腫れます・・」

思わず焦って、言い訳めいたことをおずおずと言ってみたりする。謝らないところがこの男の本性である。
どろしーの反応はない。

「・・・。」

屈んで、やわらかそうな頬をつまんでうにょーんと引っ張った。

「起きて下さい、どろしーちゃん・・・」

完全に気絶しているどろしーは、いやがるそぶりすら見せることがない。

「・・・・・・。」

・・・これは・・・

セラヴィーの意図を反映して、腕の中のエリザベス(人形)がかわいらしい声を立てる。

「とーぶん、起きそうにないわよ。セラヴィー先生!!」

腹話術でそう言っておいて、セラヴィーは困った顔を作った。

「困りましたね・・・」

しばらく、起きそうにない。

「ただ起きるの待っててもつまらないし・・・」

薄く、笑った。

無防備に気絶するどろしーの腕を掴むと、野っぱらのど真ん中で肩を押し、仰向けに寝かせる。

「いけませんねぇ、どろしーちゃん。こんなところで寝ちゃあ、何されるかわかりませんよ?」

さらさらしたサテンのドレスごしに、胸元をさぐるとむにっ、豊満な感触。

「駄目ですね。胸ばかり大きくなったじゃないですか」

手のひらで感触を楽しみながらしつこく揉む。布越しでも分かる形の良い乳房にセラヴィーは生唾を飲んだ。今すぐこの邪魔な布地を破って思いっきり揉みしだきたい!
けれど、乱暴に扱って目覚められたら面倒だ。
目を細め、

「ほら、どろしーちゃん。貴女のおっぱいが僕の手の中でこんなにいやらしく形を変えていますよ」

耳元に囁く。しかし、どろしーの睫毛は閉じたままで、ぐったりして、まだ、反応がない。
けれど、揉みながら指で探るとどろしーの乳頭に小さなしこりが出来ていた。指でつまむとコリッとした感触。
気絶しながら・・感じているのだ。

「あら、寝てるのに感じちゃってるなんて、スケベなどろしーちゃんね」
「かわいいエリザベスとは、こういうところが雲泥の差ですね」

クッと笑って、セラヴィーは会話する。そのまま、親指の腹でどろしーの乳首を押しつぶした。
刺激に押されて、気絶したどろしーの唇から吐息が漏れる。

「・・・ぁ…・」

耳心地良いどろしーちゃんの吐息。モットキカセテクダサイ
セラヴィーの舌が、どろしーの少し開いた唇を舐る。
開いていた左手が、腰を触り、スカート越しの腿を撫で、下へ伸びた。
さわり、と吹いた野の風に、どろしーの耳元の白い花がなびいた。
身を起こし、臙脂のスカートを無遠慮にめくり上げると、セラヴィーは呟いた。

「白・・ですか」

純白のパンティに、ガーター。

「色気ないわね。どろしーちゃんなら、もっとレースびらびらでスケスケパンティ履いてると思ったのに」

エリザベス(人形)にかわいらしく言わせておいて、セラヴィーは覗き込んだ。
どろしーの膝の下に手を差し込み、両足を高々と持ち上げると、スカートがますますめくれ、白い内股と、むっちりとした桃尻が日の光に照らされる。
セラヴィーはおもむろに、どろしーの秘所を覆う薄い布地へ舌を這わせた。湧いて出てくるヨダレを、擦り付けていく。

ぴちゃぴちゅ

液体に濡れたそばから、どろしーの秘所を覆っていた布地は透けて、ぴったりとどろしーの肌にくっつき、密やかな割れ目や申し訳程度に生えた陰毛を顕わにした。

ぴちゃ

「・・ん・・・ぁ・・・」

どろしーの唇から、小さな喘ぎが漏れる。
セラヴィーは笑った。

「どろしーちゃんも、たいがいお間抜けですよね。ココにもちゃんと魔法をかければよかったのに」

こうすれば、よくわかる。
ほら。
セラヴィーはクイッとパンティを引っ張った。布地がギュッと食い込む。

「・・・んあっ」

まだ、パンティはどろしーの秘所をぎりぎりで隠してはいた・・・が、痛々しい程に食い込んだソレは、隠すのは秘所のみで・・・
セラヴィーの手によって、無理矢理外気に触れさされてしまった哀れなどろしーの陰毛は、金色。キラキラと日光に艶めいていた。

「僕のどろしーちゃん、こんにちは」

どろしーの魔法は、子どもの頃の美しい金髪を、似ても似つかぬ黒髪に変えてしまうことは出来ても、秘所を守る陰毛まで変えはしなかったのだ。彼女自身、そこまで想像しなかったのだろうし、乙女としての恥じらいが『そんなこと』をさせなかったのだ。
セラヴィーはその柔らかな陰毛を愛おしげに撫でると、クイッと人差し指を透けてしまったパンティの内側に挿入した。

「・・ふ・・あ・・あ・・」

少し、残念そうに呟く。

「あまり、濡れていませんね」
「・・んっ・・ぁあ・・・」
「どろしーちゃんったら、不感症なのかしら」
「・・あ・・っふん・・」
「処女ですからね。しかたありませんよ。エリザベス」

異物に対する抵抗が強い。。

「はぁ・・・はぁん・・・ん・・あ」
「そうね。でも、これだけビショビショになったら、せっかくの地味な白パンティも意味がないわ。セラヴィー先生の指がどろしーちゃんのお○んこに入っちゃってるのがよく見えるもの」
「・・はぁん・・っあ・・はぁはぁ・・・」
「そうですね・・・。じゃあ、こんな意味無いものは脱がしちゃいましょうか」

ガーターの紐を器用に外すと、一旦、指を抜き彼女の腰からパンティをゆっくりとずり下ろしてゆく。
濡れた白い布地は、もうどろしーの爪先に引っかかるだけ。

「いい格好ですね。どろしーちゃん」

股をM字に開かされた姿で、どろしーは気絶している。無防備な花弁を指で開くと、綺麗なサーモンピンクだ。
セラヴィーは、花弁のヒダへ舌を這わせた。

ぴちゃ

「んあっ」

ぴちゃ・・ぴちゃ・・

「あ・・ああ・ふぁっ・・ふあぁっ」

縦筋に沿ってなぞり、外から内へ、内から外へ、ゆっくりと舌先を出し入れする。

ちゅぱっちゅっ

「はぁはぁ・・・あ・・・・・あっ」

どろしーちゃんの尿道孔をちろり、舐め、舌先が豆粒のクリトリスを探り当てると、彼女の身体がびくん、震えた。
無意識に、内股を閉じようとしたのか、どろしーのすべすべで柔らかい腿がキュッとセラヴィーの頭を挟む。
セラヴィーは、強くク○トリスを吸った。

「ひぁ…ひゃあんっ」

どろしーの身体が強い刺激に反応して、痙攣した。内股がキュウッとセラヴィーの頭を締め付ける!

(やばっ)

どろしーちゃんの声が、夢現の喘ぎじゃなくなっている。目覚める!
やばいと思いながらも、セラヴィーの舌先はどろしーの変化を捉えていた。ひくひくしている膣。

(ん・・?これは・・・)

唾液以外のとろりとした蜜が、どろしーの奥からあふれでてくる・・。
セラヴィーはぴちゅっと卑猥な音を立てて、その蜜を舌先で絡め取った。どろしーの身体がびくん、と反応する。

「ひぁっ」

(これは・・これは・・)

ちゅっちゅぱっじゅるぅ

「い・・・あっ・・・ふぅんっやあぁっ」

(どろしーちゃんの愛液だあ!)

どろしーの声はもう覚醒していたが、セラヴィーは夢中になってどろしーのお○んこを舐めまわし、じゅるじゅるとどろしーにも聞こえる派手な音を立てて、愛液を啜る。
その度に、どろしーの身体は敏感に反応し、

「ふぅん・・・やあっやめっああんっあっあっいやぁっ」

拒絶のつもりか、細い指がセラヴィーの髪を掴む。
けれど拒絶も、しつこい愛撫にながされて力弱く。かよわいイヤイヤがセラヴィーの行為に拍車をかける。

(どろしーちゃんっ!どろしーちゃんっ!どろしーちゃんっ!!!)

キュッと閉じられた瞼から、ポロポロと零れる涙も、嫌悪か快楽か妖しいものだ。

「やぁッ……だめっも・・・へんた・・い・・ふぁっやめてェっ」
「これだけびちょびちょに感じまくってて、やめてはなないでしょう」

親指でおまんこを広げ、恥ずかしげにしまわれていたク○トリスを剥き出しにし、指の腹でクリクリといじる。
膣のより奥へ舌を挿入し、愛液をちゅぱじゅるる・・と音を出して啜りまくった後、今度は人差し指をしっかり濡らしてもっと奥まで・・・

「おねがっもう・・おねがいっ・・あ・ああっ・」
「イきそうですか?」

低く囁く。

「どうしたんです?気持ちよすぎて答えられないんですか?ねえ?」
「ち・・・ちがっ・・」
「良く聞こえません。はっきり言って下さい」

涙をこぼして快楽に耐える仕草がとても可愛い人だ。

「気持ちいいですか?ねえ?」

意地っ張りなどろしーちゃん・・・
指で一番感じる場所を探り当てた。
膣がぎゅうぎゅうに指を締め付ける。

「おねがっ・・も・・ゆるしてっ」
「・・何をです?」
「もうだっ・・だめぇえっ!!」

喘ぎの隙間のか細い声に、笑い含みで聞き返す。
・・もう、どろしーは

「イヤァアっ!!」

悲鳴に似た声を上げ、くたっと力を失った。

「ど、どろしーちゃんっ!?」

ハッと正気に返り、

「どろしーちゃん?どろしーちゃんっ!!」

身体を揺さぶり、頬を叩いて、初めてどろしーが小さく「んっ」と声を発したところでやっと・・・セラヴィーはホッと息を吐いた。
「・・・なんだ。気絶しちゃっただけですか」

感じすぎですよ。

・・・今度こそ、しばらく目覚めることはないだろう。
セラヴィーは、魔法でベビーベットを出すと、どろしーを寝かしつけた。野っぱらのど真ん中で非常識な変態である。

「ちょっとチャチャたちの様子を見てきます。エリザベス、どろしーちゃんを頼みましたよ」






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