ハチミツ
チャチャ×リーヤ


夏の昼下がり。
チャチャはカーペットの上で、すやすやお昼寝中。

そこに、大きなビンを抱えた狼リーヤが、鼻歌を歌いながらやってきた。

「今日はしいねちゃんもポピーくんもいないから、
チャチャと二人でこのハチミツ、仲良く食べるのだ〜!
チャチャ、早く起きないかなぁ〜」

瓶には、たっぷりのハチミツが入っていて、リーヤの視界を阻んでいた。
ちょうどチャチャの近くまで来たときに、
リーヤは、足下にあったうさぎのぬいぐるみにつまづき…。

ぽてっ。

がちゃん。

「……ああっ!!」

転んだリーヤが起き上がった。
慌てて、手を離してしまったハチミツ瓶を見る。
瓶は割れてはいなかったが、横になった瓶からハチミツが流れ、
ちょうどチャチャの、白いレースのキャミソールが、ハチミツだらけになっていた。
当然、そこから床にもぽたぽた零れ始めている。

「ど…どうしよう…セラヴィーに怒られるのだ…きれいにしなきゃ!」

幸いにも、チャチャはまだ起きていない。気持ちよさそうに眠っている。

「チャチャも起こさないようにするのだ…
万が一セラヴィーに告げ口されたら怖いのだ…」

そう呟くと、とりあえず、カーペットに滴るハチミツを、ぺろぺろと舐め始めた。

「甘いのだ〜♪…って、そんな場合じゃなかったのだ、
チャチャにこぼした奴を舐めないと、どんどん床が汚れるのだ」

リーヤにしては賢い状況判断である。

とりあえず、チャチャの横に行き、
腰の辺りから垂れてきそうなハチミツを、そーっと舐める。

ぺろん。

…起きないかな…

リーヤは不安そうにチャチャをのぞき込む、が、チャチャは起きない。

「多分、大丈夫なのだ」

小声で自分に言い聞かせ、軽い体で、ぴょんっとチャチャのスカートの上に飛び乗る。
そうして、キャミソールの上のハチミツを、大急ぎで、でも出来るだけ静かに舐め始めた。

ぺろぺろぺろ、ぺろ…

お腹の所は舐め終わって、胸の下辺りに溜まったハチミツを舐める。

ぺろっ。

「…ふぁ…っ」
「チャ…チャチャ?!」

体が揺れ動き、少し声がして、ぎょっとチャチャを見るリーヤ。
だが、チャチャは眠っている。寝言だったようだ。

「ふー、よかったのだ。…ああっ!!」

その時リーヤは気がついた。
今チャチャが動いちゃったせいで…キャミソール上で納まっていたハチミツが、
キャミソールの下、胸の方に、でろでろと垂れていっている!

「うわー、チャチャ、ごめんなのだ!オレがきれいにするのだ!」

リーヤは慌てて、チャチャの腰の方まで移動すると、
キャミソールの下に、狼の顔をわふわふ突っ込んだ。

キャミソールの中の、まだ小さな膨らみ。
…その谷間に、きらきら輝くハチミツ。
リーヤはハチミツのことで頭がいっぱいだった。

「早く舐めなきゃ…♪」

一方ではセラヴィーに叱られることを怖れていたが、
一方ではハチミツがおいしくて、止められなかった。

「起こさないように、ゆっくりなめるのだ〜」

キャミソールの中でもぞもぞしながら、ハチミツがたっぷり詰まった浅い谷間に、
そーーっと、舌を這わせた。

ぺろ……

「ん…あ…」

チャチャがまた声を出したようだった。リーヤはまたびくっと体を震わせる。
でも、今服の中なので、チャチャの様子は見えない。

「…もっと優しくしないと、チャチャが起きちゃうのだ」

そう呟くと、今度は膨らんだ白い胸を見る。
ピンク色の乳首に、たっぷりハチミツがかかっている。

「…なんだか、イチゴ味のプリンみたいなのだ〜!」

リーヤの目が純粋にきらきらしている。

「でも、そーっとそーっと」

そう言うとリーヤは、はやる気持ちを抑えて、乳首の上で舌を転がした。

れろれろれろ…

「ふあぁ…んっ…」
「…あれ?さっきより優しくしたつもりだったのに…」

チャチャの声に再びリーヤが不安になる。

「とにかく、早く舐めちゃうのだ。

ぺちゃぺちゃぺちゃ、れろれろれろ…

ぴくんぴくん、と、チャチャの体が震えた。

「あ…あぅ…リーヤあ…」

明らかに自分を呼ぶ声に、リーヤはどきっ、とした。

「チャ…チャチャ…起きちゃった?」

キャミソールの中で、リーヤが呟く。

「セラヴィーには…言わないで欲しいのだ…」

そう言いながらも、今度は乳首の周りの柔らかい部分を、大きな舌でべろべろ舐める。
リーヤは、ハチミツをキレイにする作業が悪いことだとは、微塵も思っていなかった。

べろん…べろん…べろ…

「…リーヤ…あ…あぅ、や、なんか、なんか、へんなの〜」

チャチャは起きてしまったようだ。
体をよじりながら、何だか高い声でリーヤにそう言った。
キャミソールがハチミツでべたべたになったことを言っているのだと、リーヤは思った。
何せ、このふわふわのレースのキャミソールは、チャチャのお気に入りだったから…。

「ごめんなのだ…でも、言わないで欲しいのだ…」

ぺろん。

「ひぁあん!…それって、それって、リーヤと私の、秘密ってこと?」
「そうなのだ。秘密なのだ」

リーヤはもう片方の胸の先っぽに舌を移すと、
もう起きているからいいや、と、思いっきりべろべろと、舐め始めた。

「ふぁああぁ!!あぅっ、やん、リーヤ、体が、何か、とろけそうなのぉ」

明らかにいつもとちがう声でチャチャが叫んだ。
なぜかリーヤもその声にぞくっ、と、体が熱くなる。
が、意味は全くわかっていないのであった。

「(ハチミツでキャミソールが)溶けそうなのか?ごめんなのだ…
でも待つのだ、止められないのだ〜(ハチミツがうますぎて)」

ぺちゃぺちゃぺちゃ…

だんだんリーヤの唾液が混じって、チャチャの胸はすごいことになってきた。

だいたいハチミツを舐め終わったリーヤ。
チャチャの胸はツンと立って、ちょっぴりアポロチョコみたいになっていた。
ちょっとそれは惜しいが、まずはちゃんと服のことを謝っておこうと思った。

「チャチャ!ごめんなのだ…っ?」

今度はキャミソールの上から顔を出して、チャチャを見るリーヤ。
だが、そこで、はっとした。

「り…りーやぁあ…」

チャチャの瞳は潤み、顔は真っ赤だった。
服の中だと聞こえなかったが、チャチャの息は微かに、荒い。
リーヤの体が、急に波打ってくる。自分の意志に関係なく。

「ど…どーしたのだ、チャチャ?!」

ぎょっとしてチャチャを覗き込む。

「…わかんないの…でも、何かどきどきして、熱くって、もぉ…」

…もしかして、怒ってるのか…?
リーヤがぎくり、とした。

「…あ…あの、チャチャ…?オレ、チャチャのして欲しいこと、なんでもするのだ…だから…その」
「……」
「…ダメなのか…?」
「…ホントに、なんでも?」

チャチャが、泣きそうな顔で、リーヤを見つめた。
リーヤの全身が、その顔の可愛さに、やられた。

「う、あ、あ、ホントなのだ、なんでもするのだ、毛皮とかじゃなかったら…」

おずおずと、チャチャを見上げる狼リーヤ。
その瞳はいつものように丸く純粋だったが、頭の中では一つの不安がよぎっていた…

(うわーーー!!またオレのち○ちん、大きくなっちゃったのだ〜!!
 悪いこと考えてたらこうなっちゃうって、セラヴィーが言ってたのだ!
 かみさまはちゃんと見てるのだ〜…どーしよー)

…当然、セラヴィーの言葉は、子供に対する性教育と同等のものなのだが。
だがそれを信じ切っていたリーヤは、
チャチャの欲情した顔に興奮して勃起した自分を責めるのだった…

(うう…チャチャの言うこと聞いたら、かみさまゆるしてくれるかな…
ハチミツこぼしてごめんなさい…)

「あのね、リーヤ、…さっきの、もう少しやって欲しいの…」

チャチャが、恥ずかしそうに、リーヤにそう言った。

「はぅっ?!」

リーヤは意外なお願いに丸い目をさらに丸くした。
もっとキレイにハチミツを掃除しろ、と言う意味かも知れないと思ったが、
まだハチミツの香りがするチャチャの肌を舐めるのは、リーヤにはたまらなく嬉しいことだ。

「そ…そんなんでいいのか…?」
「う……うん…何でかわかんないけど…気持ち良かった…から」
「わーーーい!」

リーヤは、チャチャの胸の間から、もふもふと再び服に潜り込んだ。
さっきアポロチョコだった胸は、ますますかわいらしく尖っていた。

「ハチミツ味のチョコなのだ♪」

そう独り言を呟くと、リーヤはぺろぺろぺろ、と、乳首を攻めていく。

「ぁぁあっ、ふぁ、リーヤっ、何かじんじんして、リーヤの舌が柔らかくてっ」
「チャチャのお肌も柔らかいのだ!ミルクプリンみたいなのだっ」

最初はハチミツの残りを楽しんでいたリーヤだったが、次第に意志とは関係なく、
はぁはぁはぁ、と、荒い息が漏れてくる。
同時に、少し不安も大きくなる。

(あぁ…さっきからち○ちん、どんどんおっきくなってくるのだ…固くなってきたのだ…
これって実は悪いことしてるのか…?ちゃんと謝らないとだめなのだ〜)

訳もわからないまま、本能のままにチャチャのお腹に、大きくなるそれを擦りつける。
当然、舌は休めない。チャチャの頼みだからだ。

「あ、もこもこわんわんの毛と足が、ふぁっ、お腹に、くすぐったいよぉ、リーヤあ」

チャチャが喘いだ。どうやらリーヤの腫れ物を、足と勘違いしたらしい。

「あ…ごめんなのだ…」

リーヤは言うが、腰の動きは止まらない。
くにっ、くにっと、チャチャのお腹に擦れては、弾力で跳ね返される。
それが何だか、気持ちよくなってきた……

リーヤは、まだ仰向けチャチャの服の中でもごもごしながら、
腰を擦りつけ、それでも舐めるのを止めなかった。

「り…り、り、リーヤぁ…ぁっ」

未だ胸を責められ続け、声が上ずったチャチャが、リーヤを呼んだ。
何となく悪いことをしている気持ちが拭えないリーヤは、ぎょっとして腰を止めた。

「な…なんなのだ」
「あ…あのね…何かさっきから…ぱんつの中が熱くて、おかしいの…」

リーヤにはチャチャの表情は見えないが、どことなくチャチャの声が弱々しい。

「ぱ…ぱんつ?」

リーヤは固まった。ちょっとまたち○ちんがおっきくなった気がした。

「そこも……今みたいに…して欲しいの」
「??どうして欲しいのだ?」

リーヤは本当にわからず、そう聞いた。
何故か、チャチャがびくっ、と身体を震わせ、言葉を濁す。

「あ…やっ…それは…はずかし…の…」
「どうして欲しいか言ってくれないと、出来ないのだ…」

リーヤに悪意は無いのだが、なんだかチャチャは言葉で辱められている。

「…あ…中を…ぱんつの中を…舐めてほしいのっ!」

「えっ?!」

リーヤが驚く。
もしかしたら、ぱんつの中まで、ハチミツが流れていってしまってたのだろうか??

「ご、ごめんなのだ、気づかなかったのだ、すぐやるのだっ」

リーヤはキャミソールから出てきて、そのままチャチャの足元まで飛び降りると、
寝転んでいるチャチャの白いスカートを見る。
このスカートも、ふわふわレースキャミソールとおそろいで、ふわふわのレースで出来ている。
セラヴィーが部屋着として作ったものだったが、
チャチャはお姫様みたいで可愛いと、とってもお気に入りだったのだ。
そのお姫様のスカートに、リーヤはわふわふと顔を突っ込んだ。

「チャチャのぱんつなのだ…とりあえず中を確かめてみるのだ」

リーヤは、鼻先でかぼちゃぱんつの隙間に入る。

「ふぁぅっ」

チャチャが、普段あまり出さないような、甘い声を出す。

(…ホントだ、濡れてるのだ!こんなとこまでハチミツが流れてたのだ)

リーヤは肉球でぱんつを押しのけた。
チャチャのピンク色した柔らかそうで割れ目が、リーヤの目に飛び込んできた。
おっきくなるち○ちん。熱く蒸れた空気。そして、割れ目から滴ろうとする、液体!

「こぼれるのだっ」

リーヤは動物的反射神経で、そこをべろん、と舐め上げた。

「ふぁあああぁっ!」

突然チャチャが甲高い声で喘いだ。同時に体に力が入り、開き気味だった股が閉じようとする。
丁度足の間にいるリーヤは、潰されそうになった。

「わ、チャチャ!だいじょうぶか?」

その声でリーヤに気づいたのか、チャチャの足の力が、緩められる。

「はぁぁああ、す、すごいのリーヤぁ…今つま先から頭までびくびくって…したの」
「へ…へーきなのか、それ」
「わ…わかんないの…でも、もっと、して欲しいの…」

チャチャの声がなんだか幸せそうにうっとりしていたから、リーヤも安心する。

「わかったのだ。ちゃんと舐め取るのだ」

リーヤはくんくん匂いを嗅ぐと、もう一度浅く、ぺろぺろと舐めてみる。

「ひゃあああ!」

ぺちゃ、ぺちゃ、ぺちゃ…

「…これ、はちみつじゃないのだ、でも、なんかいっぱい舐めたくなるのだ」

この匂いを嗅ぐほど、リーヤの下半身も、はちきれんばかりに充血していく。
そのことを微かに気にしながらも、リーヤはただ舐めきろうと、舌で掬い上げる。

じゅる、じゅる、じゅる…

「おかしいのだ。何度舐めても無くならないのだ」
「ふあっ、あっ、リーヤ、…きもちっ、あ、きもちぃの」
「ちゃんと奥まで舐め取らなきゃ…」

リーヤの長く柔らかな舌が、割れ目の奥まで、丁寧に伸びる。

くちゅう、くちゅ…

「リーヤああ、そんな奥まで、ぁああ、からだがぐちゅぐちゅするのっ、っだめぇえ!」
「…駄目なのか?」

馬鹿正直なリーヤは、そこでぱっと、動きをやめる。

「!!、り、リーヤ…やめないで、もう少ししてて欲しいのっ」

じゅぶじゅぶになった秘部をひくつかせながら、おねだりするチャチャ。

「…どっちなのだ…」

少し混乱したが、リーヤもどちらかというと、舐めていたい。
リーヤはもう一度改めて割れ目を見つめる。ジューシーでなんだか、おいしそうだ。

じゅる…

舌なめずりするリーヤ。
そのとき、割れ目の上のほうに、なんだか丸いポッチのようなものがついていることに気がついた。

「…?何かのスイッチか?」

ちょっと興味を持って、リーヤはそのポッチを、舌でれろれろと弾いてみた。

「ふぁああああああああっ!!」

その瞬間、チャチャは今までに無いほど激しく身体を反らせた。
足に力が入ってしまい、リーヤを今度は思い切り挟み込んでしまった。

「ぎゃっ」

リーヤは痛さに思わず飛び上がり、スカートから飛び出し、背中を打ってしまった。

…数秒後。

「…リーヤ、どうしたの、…これ?」

倒れたリーヤを、半身起きたチャチャが覗き込む。
リーヤははっとする。今、仰向け。ってことは、……丸見え…?


「きゃーーーーーーーー!!見ないでーーーーーーー!!」

リーヤは目を血走らせて、オオカミの手で自分の股間を隠そうとした。
だが、ギンギンにいきり立った獣のモノは、肉球ぐらいで隠れるはずが無い。

「………リーヤ」

チャチャは、顔を赤くしたまま、呆然として、それを見ている。
さっきの名残がまだあるからなのか、息は、はぁはぁと荒いままだ。

「チャチャーーー!!けいべつしないで欲しいのだ!!!」

リーヤは涙目でチャチャを見る。

「……ま、真っ赤になってるっ、リーヤ!痛そう、大丈夫?」
「大丈夫じゃないのだ、オレは悪い子だって、チャチャにばれたぁ…」
「ち、ちょっとリーヤ、じっとして!」

チャチャはあまりに心配になったのか、必死に起き上がろうとしていた狼リーヤを

ころん。
軽い力で転がし、充血したモノに、そっと触れた。

「ふぎゃお!」

リーヤは、思わず叫ぶ。
それは痛かったからではなく、余りにチャチャの柔らかい指が、気持ちよかったからだ。

「きゃああっ、ご、ごめんねごめんねっ、痛かった??」

チャチャが慌てて手を離す。だが、それは逆に蛇の生殺し状態だった。
リーヤは仰向けになったまま、顔だけチャチャのほうを見て、瞳を潤ませる。

「ち…違うのだ」
「わーん、どうしようどうしよう、えっと、リーヤの痛いの治すもの、出てきて!」

チャチャは思わず、魔法を使った。
が。

ポンっ!

出てきたのは、ひとかけら10グラムの、切れてるバターだった。

「…へ…??」

チャチャとリーヤは固まった。

「と…とにかく、出てきたんだから…これを塗ったらいいのかしら?」
「チ…チャチャ、やめるのだ、そんなもん塗っても治らないと思うのだ」
「やってみないとわかんないわ!大丈夫、悪くなったりはしないと思うの」

チャチャはバターの包みを開けると、
既に柔らかいバターを手のひらで潰し、まず手に広げた。

「やめるのだーーー!!…っ、ん?」

抵抗しようとしていたリーヤ。
だが、バターでぬるぬるになった手が、リーヤの真っ赤な先っぽに、触れた瞬間。

「ぁおぅん…」

とろけるような気持ちよさが、リーヤのモノに伝わる。

「塗ったら治るから、じっとしてて!」

それに気づかず、チャチャは夢中になって、獣のち○ちんにバターを丁寧に塗っていく。
根元から先っぽに向かって、塗り残しが無いようににゅる、にゅる、となで上げていく。

「わぅっ、チャ、チャチャ…」

お腹で擦りあげるよりずっと刺激的で気持ちよく、リーヤはへろへろになってしまった。
いつしかチャチャの息が、再び荒くなっていった。顔も火照ってきている。

…が、

当然、腫れ上がったモノは、さらに悪化してしまうのだった。

「ほ…ほらチャチャ、全然…治ってないのだ…」

骨抜きにされていたくせに、不安そうに呟くリーヤ。

「ぅ…ど、どうしよう…とりあえず」
「とりあえず?」
「ここにハチミツあるから、これも塗ってみよっか?」

にっこり笑って、チャチャが言った。意外と、弄るのが好きなようだ。

「ええっ!こ、これはトーストじゃないのだ、もったいないのだ!」

だが、チャチャは既に、瓶に残っていたハチミツを手に取っていた。

「やめるのだー、チャチャ!…ぅわぅうう」

…だが、再びチャチャの手がリーヤのち○ちんに伸びると、
おとなしくなって尻尾を振るリーヤであった。

ぬりゅ…ぬりゅ…ぬりゅ…

「すごぉい…リーヤのこれ、どんどん大きくなってくるの…」
「え、あ、それ、だめだと、思うのだ、だめだと思うのにぃいい、
いいのだっ、チャチャぁ〜、どんどん気持ちよくなってくるのだ、ぁあああ」

成すがままの狼リーヤ。時々ぐるると気持ち良さそうな唸り声が漏れる。

「うーんと、こんなもの…かしら」

チャチャが、一通りハチミツを塗り終わって手を離した。

その瞬間、リーヤは意外にも、蜂蜜のにおいに抗えなかった。

「…うぉおおおん、ハチミツもったいなぁああい!!」

リーヤは、自分の股間に塗りたくられたハチミツに、顔を近づけようとした!

…が。

「…届かない……」

しくしくと涙するリーヤ。
犬の仲間なのに、漫画的2頭身キャラである狼リーヤは、
股間を舐めることができなかったのだ。

(こんな勿体無いことしたから、かみさま怒ってオレのち○ちんおっきくしちゃったのだ…
どうしたらいいのだ。オレは悪い子なのだ)

「あ…ハチミツ嫌だった?ごめんね」

チャチャが謝る。だが、リーヤは悲しそうだ。

「…チャチャ、代わりに舐めてほしいのだ」
「…え?」
「バターもハチミツも効かなかったし…どっちにしてもキレイにして欲しいのだ!」

涙目で、リーヤはチャチャに懇願する。

「………う…でもっ…」

チャチャは、流石に躊躇っているようだった。が、

「さっきオレ、チャチャのぱんつの中も舐めたのだ、チャチャも同じようにして欲しいのだ」

その言葉で、流石にチャチャも折れた。

「……うん…わかったの。じゃ、そのあと、またわたしのぱんつの中も舐めてね」
「おぅっ」

「いただきまぁす…」

チャチャの可愛い小さな唇が、バターとハチミツでぴかぴかした獣の亀頭に、息をかける。
まだためらいは見えたが、やがて、そっと舌を伸ばし、ハチミツ棒に触れる。
れろっ。

「!!!!!―――」

リーヤの毛が逆立った。
ぞわぞわぞわっ、と、ものすごい興奮と快楽が、駆け巡る。

「ん…あ、ぅ…ん。リーヤの…おいひぃ…」

ぺちゃぺちゃ…

「あぅっ、あう、あうっ」

くちゅくちゅ…ちゅぷちゅぷ…

だんだんと、チャチャの唇が、全てのハチミツバターを味わおうと、上下に動く。
成すがままの犬。

「わぁおん、わぁおん…ちゃ、チャチャぁ、それ、止めちゃだめなのだぁああ」
「ぬ…うにゅ…やめなひ…」

じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ…

いつしか、ハチミツもバターも全て舐められ尽くしていた。
しかし、代わりにチャチャの唾液とリーヤの我慢汁が、
じゅるじゅると音を立てながらリーヤのち○ちんを覆う。

「チャチャーーーー!!ぁう、わう、わあうぅ、何か、何か、何かもう駄目なのだぁああ!!」

リーヤは愛するチャチャのフェ○に耐えられず、
とうとう溜まっていた欲望(悪の根源)を爆発させた!!

びゅくん、びゅくん、びゅくん!

「?!!」

チャチャは、口の中で暴れだす肉棒と、謎の液体に驚いているようだった。
だが、口に入れたものは残さず食べなさい、というセラヴィーの教えを守り、何とか飲み込んだ。

ごっくん。

「…ぷはぁあ!苦かったよぉ、今の何、リーヤ…?」

チャチャが口を離す。

リーヤは余りの気持ちよさに、放心して天井を見上げていた。
が、数秒後、ガバッと起き上がって、自分の股間を見る。

(…ち○ちんが…!)

「あ、腫れてたのがひいてる!」

チャチャも気がついたらしく、リーヤに頷いた。「良かったね!」

「うん、良かったのだ!」

(オレの悪い考えが、きっと今ので抜けていったのだ!もうオレは良い子なのだ!!)

リーヤは性欲も開放して、晴れやかな気分になっていた。

しかし。

「…リーヤ、約束なの。わたしのも舐めてほしいの」

チャチャが足を開いて、おねだりするような瞳で、リーヤを見つめた。
リーヤの悪の象徴は、再び大きく固くなったのだった…。


そして、その夜。

「何でこんなに毛がハチミツ塗れなんです?!飼い犬を洗うのは僕なんですから…嫌がらせですか」
「うぉおおお、床のハチミツはちゃんと舐め取ったのに、なんで怒られるのだぁあああ!」

リーヤのオオカミの毛は、ハチミツのべたべたで固まってしまっていた。
チャチャの上で色々やっているうちに、付いてしまったようだった。

「バカ犬…人間に戻れば簡単に洗えるんじゃないのか…」

しいねちゃんが呆れたように言った。

「とにかく、めでたしめでたし」

あれから満足するまで舐めてもらえたチャチャは、
いつものように笑顔で話を締めくくったのだった。

…だが、セラヴィーが怒っているのは、案外別のことなのかもしれない…。






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