催淫作用
バラバラマン×まやちょん


「(…動けない?!)」

まやちょんが目を覚ますと、両手両足と胴体が縛られ、身動きが取れなくなっていた。

「痛っ…」

縛られているといっても、縄ではなく、棘が付いた蔓でベッドに縛り付けられているようだ。

「くそっ!何なんだよコレ?!」

なんとか蔓を解こうとするものの、もがけばもがく程、蔓の棘がまやちょんの体にかすり傷を付ける。

「あまり動かない方がいいよ、綺麗な体に傷が付いちゃうからね。」
「バラバラマン?!」

ベッドの横にバラバラマンがいた、いつもとは違う、妖しい笑みを浮かべながら。

「おい!何のマネだ!早く解け!」
「何の真似?"ガキ共"じゃあるまいし、それ位解るでしょ?まやちょん先生。」
「ふざけるな…う…っ…」

まやちょんの口の中に、ヌラヌラとした蔓が滑り込み、じゅるじゅると卑猥な音
を立て、口腔内をかき回す。

「ふ…あっ…」

舌に絡みついたり、口中を這い回る蔓の動きに、まやちょんの"女"の部分が反応しそうになるものの、渾身の力で蔓を噛み切り、キッと睨み付ける。
だが、その行為をあざ笑うかの様にバラバラマンは冷たく言い放った。

「もう遅いよ、そろそろ効き目が現れる頃かな?」
「…?」

まやちょんの瞳に、うっすらと怯えの色が混ざる。

「さっきの蔓の粘液には、催淫作用があるんだ。まやちょんの"本能"が目覚めるように、ね。」

「やめろっ!離せっ!」

まやちょんは恐怖心から、必死になってもがくが、蔓が緩まる気配はない。
それどころか、まやちょんを縛り付けようと動く蔓の棘で、チャイナ服が裂けていく。

「あぁ…っ。」

裂け目から下着が露わになり、羞恥心がまやちょんの頬を紅く染める。

「豹柄の下着なんだ、ラスカルの趣味なの?」
「んな訳…ねえだろ…っ。」

ラスカル以外の男に、一番の勝負下着を見られる屈辱を感じつつも、まやちょんの性感は徐々に高まっていく。
その否定の言葉は、反応してしまった自分に対するものでもあった。

「あぁ〜、だからあの時、まやちょんは豹になったんだね。」

あの時、とは課外活動で『ぶつどう動物園』に行き、アンドロイドのドウ君に豹にされてしまった時だ。

「貴様ぁっ!いい加減に…!」

バラバラマンの冗談めいた口調が気に触ったのか、まやちょんは強い口調になった。

「いい加減に…?」

バラバラマンの顔から笑みが消え、今まで見たことのない冷たい瞳に、まやちょんは凍りつく。
そして…バラ人間の怒りの証、"根っこ"がまやちょんの下着に絡み付いた。

「ひ…やぁ…っ」

必死の抵抗も空しく、根っこは容赦なく下着を引き裂いていく。
ブラの細いストラップは呆気なく切れ、パンツの両サイドの紐が緩む間もなく、Tバック部分が裂けた。

小振りだけど形のいい乳房。

その乳房の上の、桃色の小さな突起。

そして…愛液でグショグショに濡れ、紫の恥毛が張り付いた秘部。

「や…め…見るな…っ」
「やっぱり…感じてたんだ。」

根っこがまやちょんの割れ目を撫で上げた。

「あぁん…っ。」
「こんなにされて感じるなんて、凄く変態だね…。」

まやちょんは涙を浮かべて微かに首を横に振る。
拳法の達人で、いつも強気なのに、あられもない痴態を晒している…その事がバラバラマンのS心を加速させた。

「じゃあ、こんな事されても…変態じゃないって言える?」

根っこが乳房に絡みつき、うにょうにょと揉みしだく。
そして、蔓の先にある、小さな薔薇のつぼみが、すっかり大きくなった乳房の突起を気まぐれに擽った。

「ひあぁ…んっ…」

目をぎゅっと閉じて、なんとか耐えようとするが、体に力を入れる度に、愛液が溢れ、秘部がひくひくと動く。

"催淫作用"は予想以上のようだ…。

「これが…まやちょんの本性なんだね。」

蔓と根に弄ばれ、愛液を流し、淫猥な表情を浮かべている。
そこには、気丈な女拳法家の面影はなく、本能のままに喘ぐ牝の姿があった。
まやちょんの痴態を、バラバラマンは歪んだ笑みを浮かべ、満足そうに眺めていた。

「ひゃあぁんっ…あっ…ん…」

まやちょんは、"もう一人の自分"の目覚めを感じていた。
とても屈辱的なのに、それを性感として恍惚となる自分。
もしかしたら、これが本当の自分なのかもしれない…。


「おねが…い…もう…」

まやちょんの快感の波と合わせるように、達しそうになると緩やかになる蔓の動きがもどかしく、涙を浮かべて懇願する。

「どうしたの?」
「いかせ…て…」
「どうやって?それと、人に物を頼むときはどうするんだっけ?この間の道徳でやったよね?」

生徒に接するような、優しい口調が、まやちょんの屈辱感を煽る。

「入れて…中に…お願い…します。」

理性が崩れたのか、涙で頬を濡らしつつも、わずかに自由が効く腰を誘うようにくねらせる。

『よくできました』と言わんばかりに、根っこでまやちょんの頭を撫で回しながら、

「バラ人間じゃないと、僕の入れたら裂けちゃうからね…」

数本の白い根が、まやちょんの太股を擽った。






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