村井茂×村井布美枝
漫画賞の授賞式夜、二人で見た星空。流れ星に願いを唱える事が出来なかったが、この星空を忘れる事は無いだろう。 慣れない場所や人混みで、身体は疲れているのに、興奮して中々寝れそうにない。 「おとうちゃん、肩揉みましょうか?」 風呂あがりの布美枝は、真っ白な肌が、ほんのりピンクに染まり、甘い匂いがする。甘いのは石鹸の香りか?茂は、ドキッとする。 布美枝は、そっと茂の肩に手を置き、優しく茂を揉みほぐす・・・・。 「今まで、苦労かけたな・・・・」 「えっ?どげしたとですか?」 「これからは、食うに困らんはずた。」 「・・・・・」 背中越しに泣いてる布美枝。 「どげした?そんな辛かったのかっ!」 「違うんです。おとうちゃんが一生懸命頑張ってた姿を見てきたから・・・嬉しいんです」 茂は、ゆっくり後ろを振り向き、布美枝の頬に手を触れ、流れ落ちる涙を拭き、そっと、額に口づけをした。 布美枝をそっと抱きしめ・・・・ 今度は、唇に口づけをした。 甘い香りにクラッとする。首筋に華奢な鎖骨に口づけを落とす。 器用に、浴衣をほどき、小ぶりだが、形の良い乳房を揉みしだく。中央の赤い果実を親指でそっと触れると、何とも悩ましげな表情で「あっ」と、小さく声をあげる。今度はその果実を口に含み、舌で転がす。 布美枝をそっと倒し、太股の間をまさぐる。溢れ出た密は、すでに茂を受け入れる準備をしている。本当は、全身をもっと愛撫したいが、甘い香 りのせいか、我慢の限界だ。そそり立つ茂の分身を布美枝にあてがう。 静まりかえった部屋に、パンパンと打ち付ける音、お互いの息遣いが響く。 愛おしくてたまらない。その表情も声も・・・・。 「うっ」限界がきた。しばらくは、お互い結合したまま抱き合った。 「これからも・・・・よろしくな」 SS一覧に戻る メインページに戻る |