小ネタ
![]() 「今日さぁ学校でさ、」 ニヤニヤと小鼻を膨らませるヤンクミに、笑いをかくしながら続きを促した。 「うん、学校で?」 「聞きたいか?なんかさ、あたしが女優のなんとかって人に似てるって言われてさぁ、むふ」 「…そいつ目が悪いんだろな」 突っ込みをいれた俺にすかさず飛んできたこぶしをかわし。 「すげぇベッピンさんでさ、なんていったかなぁ、な、なか、仲間ゆきえだ!思い出した!むふ」 小鼻をふくらまして変顔するヤンクミに、いい加減元の空気に戻すべく、さりげなくキスを落として耳元で囁いた。 「そりゃ、俺が綺麗にするべく磨き上げてるもんなぁ?」 真っ赤な顔した彼女から、強烈なパンチをもらい、ギブしたのは不覚だった。 ちゃんと構えてたのに… ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |