デビルククリ-2
ニケ×ククリ


「ククリの可愛い声聞いたら我慢できなくなってきた。
えっち、してもいい?」

と、耳に囁きを吹きかける。

「ん、…うん」

ククリの返答が聞こえた。近すぎて顔がよく見えないけどきっと真っ赤なんだろう。
触れ合っているほっぺたがぼうっと赤くなるのを感じたから。ああ、もう可愛いな、嬉しいなぁ。
にやけてゆがみそうになる口元を隠すため、そっと口づけを何度か交わす。

「ぁん、んー、  …んっ、きゃぁん」

もともと感度の良い方であるククリはニケのそんな何気ない行為にも反応し声をあげてしまい
その様子を見て彼はますますいよいよ本当に辛抱たまらなくなる自分自身を感じ取る。

「じゃあ、頭をオレの足の方に向けてくれるかな」
「ヤあぁぁ…」
「はいはい、嫌がらない、恥ずかしがらないのっ」

首をふるふるとしたククリを少し強引にその方向に向かせる。
いつの間にやら生まれたままの姿となった二人、先ほどと同じククリ上位の体勢。
ただ違うのはニケの頭の上にはククリの足の付け根が
ククリの顔の下にはニケのモノがあった。
69である。見て字の如く。

「き、きゃぅう?」

いきなり目の前に元気に天井を向いてそびえ立つニケのモノを用意され
驚きとまどったククリはどうすればいいのか振り返り彼に尋ねる。

「いつもどおり、舐めてくれたらいいよ。…やり方、わかるよな?」

まぁ大体は想像できていたが、やっぱりというか当然というか予想通りの答えであった。

「…キィぃー」

しぶしぶ承諾の返事をかえし、再びもう一つの彼の方へ向きなおる。
そして舌をちろっと出し根元から真上に向かって
ゆっくりと時間をかけて蛇行させながらつつつ、と這わしていく。
一度頂上まで来たら行きとは別のルートを通って帰りそしてまた…、
と昇降運動を繰り返し行った。
何回目かの往復の後には彼の勇者2号は唾液でてかてかと光り
てっぺん部分の噴出口からは透明な雫が溢れ出していた。
ククリは出していた舌をぺろりとしまい、口をかぱっと開き亀頭部分を咥え込む。
唇をきゅっとすぼめてカリに刺激を与えつつ口から抜け落ちるのを防ぐ働きを与え
そして口内では亀頭の形を確認するかのに舌を執拗に動かし
尿道から出てきた雫をすくいとり喉と連動させてごくりと飲み込んだ。
だが一度飲み込んでもしばらくするとまた雫は出てくる、とめどなく。
最初何回かは飲み干していたククリだったが際限ないと気付くと
固定していた唇を下へ上へと動かしにかかった。
ぐちゅ、ずちゅっ、ちゅぐっ、ククリが頭を動かす度に口から湿潤ないやらしい音が漏れて
お互いに興奮を与える。

「くぅっ〜〜〜」

一生懸命なククリの動きに思わずニケは声を漏らす。すごく気持ち良い。
肉体的な快感はもちろんのこと、好きな子が自分のモノをこんなに頑張って
舐めてくれてるという精神的な満足も大きい。
負けるものかとこちらも秘唇をいぢくることにする。彼女のそこはすでに濡れそぼっており
ほのかに淫靡な香りを周囲に漂わせていた。人差し指で外郭にちょんっと触れる。

「きゃうぅぅん!」

ククリが驚きとも快感ともつかない声をあげるが気にしない。
撫でまわして充分にほぐれたところでその指を蜜壷の中へ埋め込ませていく。
ずぷ、ずぷぷぷぷ…、ゆっくり、とてもゆっくりと沈めていった。
すっかり根元まで入ったのを確認すると爪で膣壁を傷つけないように指を軽くまげて
上下左右にと動かし始める。

「あっ、あっ、あんっ、ふぁああぁん、あぅぅっ」

指をほんの少し動すと、ただそれだけで彼女から反応の声があがり
同時に羽と尻尾がピクピクと振動して
その様子がもう実に面白くて、楽しくて、可愛くて、愛しくて。
快感を与えすぎてるおかげでククリの本来の作業区分である肉棒への奉仕作業が
疎かになっているのだが、それよりも今は彼女を悦ばせたいという思いが優先された。
つぷぷぷ、と名残を惜しむような音を奏でながら指を引き抜き
代わりに自分の口を同じ場所へあてがい、舐める。ペロリと。

「キゃああぁぁあぁぅぅあぁあっ!!」

ククリが今までより格段に激しい声をあげて
身体はもちろん背中の2枚羽とお尻のふりふり尻尾もビクリを大きく揺らした。
不意打ちの攻撃は彼女にとって予想以上にこたえたらしい。
でも辞めてやらない。もっとエスカレートさせてやる。もっともっと。

彼は淫唇を右往左往する舌をそのままに、先程までもぐりこませていた指を
ぷっくりピンク色に膨らんだクリトリスの方へ持っていき弄ぶ事にする。

「ひぃあぅぅん!」

そこはダメとばかりにククリの頭が左右に振られるのが見えたがここは敢えて無視。
軽くちょこんっと触れてこねくると、すぐに硬くそして大きくなってきた。
充分な大きさになったとこでもう1本指を追加して蕾の薄皮を丁寧に優しく剥き取り
何の防御壁もなくなった状態のそこをこすり、撫で回し、つつき、摘む。

「ふぅあっ、あんっ、あっ、あぅん、キゃうあっ、あぅぁぁああ!」

彼女の口から溢れる呼吸は段々と激しさと熱を増していき
同時に下の口から溢れる蜜液も段々と粘度と熱を増していった。

(…そろそろ、かな?)

早くもククリに限界が近づいている事を感じ取ったニケは仕上げに入る事にした。
舐めるだけだった舌に軽く力を入れて膣内に侵入させて大きく動かし
内壁とこすり合わさってぬるぬるざらざらした感触を舌に感じ取らせる。
指はクリトリスを摘み取り、短い距離を器用に素早く丁寧にしごきだす。
女体で最も敏感な部分である性器を一方で大胆にまた一方では繊細に攻められ
そんな状態で快感の波を防ぎきるなど到底できる事ではなかった。

「あんっ、あはぁっ、あっ、あっ、あぁっ、んぁああぁっぁあああぁー!」

甲高い絶叫が耳に届く。弓なりに反る身体。
翼は大きく開ききり、尻尾はぴんと張り詰めていた。
両手は男根をしっかりと握っている。きっと無我夢中で掴んでいたのだろう。
その状態が数秒か数十秒か続いた後、突然ぱたんっと
糸の切れた操り人形のように倒れこみベッドに突っ伏した。

「ククリ、逝っちゃった?」

そんなの一目瞭然なのに彼はわざと尋ねる。彼女の反応見たさに。

「……ぁぅ。」

体に全く力の入らない状態で何とか首をニケの声がした方に動かし
焦点のあまりはっきりしない目でかろうじて彼を捕らえやっとの事でそれだけ答えた。

はぁー、はぁ、はぁ、…はぁっ、はぁ、っはぁ

絶頂のすぐ後で呼吸を整える事すらままならないククリを前に
ニケはまだ手を休めようとしない。
彼女の両の肩甲骨の真ん中に一本指を置いたかと思うと
そのまま背骨の線をなぞって尻尾までつぅーっと這わした。
普段なら多少ぞくぞくとする程度のなんてことの無い行為なのだが
イったばかりで敏感になっている状態では話が違う。

「〜〜〜〜〜っっ!!」

ビクンビクンとまるで電流が流されたようにククリの身体が跳ねる。

(…面白い)

自分のちょっとした動作に大げさに反応する彼女を見るのが楽しくて
彼は指を何度も何度も往復させる。
ククリはイヤイヤとばかりに身体をひねらせて抵抗を試みるのだが
力が全く入らずに、指に押し負けて結果なすがままにされた。

「うぅ〜〜っ!」

ビクビク

「あっ、あ〜〜っ!」

ビクビクビク

「〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!」

ビクビクビクビクン!

結局ニケがひとしきり満足するまでずっと彼のおもちゃにされたククリであった。

「ククリは可愛いなぁ」

止めとばかりに甘い言葉とキスをおでこを与えてあげて
そろそろ次の行動に移す事にする。いよいよ本番だ。


やもうぎんぎんと立派にそそり立つ肉棒のほんの少し上に
またがる形のククリにニケは優しく声をかける。

「いいよ、ゆっくり腰下ろして」

彼女の腰に手を当てて挿入位置の調整と身体を落とすのを手伝う。

くちゅ、くぷ、くぷぷぷぷ

「ふあ、あぁぁぁっ」

いやらしく涎を垂らしている下の唇に硬く太いものを咥え込ませると実に淫らな音が
周りに響いた。

「どう、奥まで届いてるのわかる?」

己の先端を子宮口に押し付け、ぐりぐりと動かす。

「ん、んん…」

デビル化してるせいか、気持ち良すぎてなのか、声が出せないようだ。
音で伝える代わりにこくりと一度首を上から下に動かす事を返事とした。






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