双眼鏡-3
ニケ×ククリ


夢にまで見たセリフ。
勇者様の…愛の、セリフ。
突然すぎて、何だか勿体無かったんだもん。
もう一度…ちゃんと聞きたいよ。

「だっ、だからぁ、さっき…感じるとか感じないとか、ククリ
気にしないよーって、ゆった後に、勇者様がぁ…」
「え、えーっと…な、何だっけなぁ?
―あ、ああ、『パンツの上からでもわかるんだなぁ』、か」

「ち、違うよぉ!それじゃなくってぇ…」
「あれ、違った?…じゃあ、『ククリのココが濡れてくれなきゃ〜』」

「もぉ、違うったらぁ!そ、そぉじゃなくて…その…いっこ前の、…セリフ」
「お、俺、何か言ったっけ?わ、忘れちまったなぁ〜!ハハハ…」

んもう、勇者様!
恥ずかしそうに頭かいてるけど、今日は許してあげない!
ちゃんと、勇者様のセリフ聞くまでは…

「もう、だめ!勇者様、ちゃんと―」
「と、ところで、ククリのパンツの中はどうなってんのかなぁ〜」

急にパンツの中に手を入れられた。

「―きゃんっ!!」
「わ、す、すげぇ濡れてるじゃん…」

―クチュ、クチュ…

ククリが濡れてる所を、勇者様の指がなぞる。

「あ、あっ、あっ…ゆっ勇者…さまぁっ、はぁん!
ずるい、よぉ…ひぁあっ」
「ち、ちょっとよく見せてよ」

「―あ!」

ククリが声をあげた時にはもう遅く、
パンツを太ももの辺りまで脱がされていた。

「きゃ、だ、だめ!見ないで、見ないでっ!」

慌ててその部分を手で覆う。

「い、いいだろ、この中に入れるんだし…」
「やぁっ、でも!ち、ちゃんと見ないでぇ!」

「じゃあ、ククリはどこに入れるのか…暗闇でわかるか?」
「そ…それは、わ、わかんないけどっ…」

「―だろ?じゃあ、ちゃんと見なきゃ。さ、ククリ…」
「〜〜うぅ…」

確かに、ちゃんと見なきゃ、中に入れられないのかなぁ…?
そう思ったら、仕方なくも思えてきた。
でも、こんなトコ勇者様に見られるなんて…!

「ねぇ、勇者様ぁっ…見るの、ちょっとだけにして…お願い」
「わかったよ。どこに入れるのかわかったらやめるよ」

もしちゃんとじっくり見られたら、多分恥ずかしくて死んじゃう。
胸を見られるだけでもすっごく恥ずかしいかったのに…

「じゃあ、ククリ…力を抜いて」
「…ん、うん…」

完全にパンツを脱がされ、足が開かれていく。
そして、ククリの一番恥ずかしい部分が…

「…うおぉ、な、何かすっげぇいやらしい…」
「やだぁっ、もぉ!そんなこと言わないでっ…
恥ずかしくって、死んじゃいそうなんだからぁ…!」

もう、涙で出てくるくらい、恥ずかしい!

「ご、ごめんって、泣くなよ〜」
「だってぇ……ねぇ、もう…いいでしょ?」

「ま、まだよく見てねえよ。…もうちょっとだけ」
「うぅ〜…は、早くしてね…」

ククリのおしっこするとことか…
いやらしい毛が少し、生えてるとことか…
勇者様がじっくり、見てる。

…やっぱりちゃんとじっくり、見てるじゃない!
ああもぅ、早く終わってぇ〜!

「こ、この辺かな?」
「あっ!あぅ、あんっ…」

また、勇者様の指がククリの濡れてるとこをまさぐる。
いやらしい音が、すぐ耳の傍で聞こえる気がするくらい、
大きな音で聞こえる。

「あ、ここっぽい…」
「―あぁん!」

と、勇者様の指が入ったような、変な感覚がした。
中に、ククリの中に…勇者様の指が…!

「はぁっ、やんっ!だめ、あっ、あっ…」
「ク、ククリぃ…中、熱いよ…」

グチュ、クチュって、勇者様が中をかき回す度に音がする。

「ん…ここは?腫れてるけど…」
「―ふぁあ!!」

勇者様がククリの中から指を出した途端、
体が震えるような快感が体中を走った。

「あん、あっ!あふ、あっ、あぅっ!」
「そっか、…はぁ、はぁ、ここが…クリトリスか…」

恥ずかしいとか、恥ずかしくないとか。
そんなこと、もうどうでも良くなってしまうくらい気持ち良い。

どうしよう、すっごく感じちゃう。
気持ち良いの、勇者様の指がぁ…

「ク、ククリ?いきそうだったら…言って」
「あんっ、あうぅ、ククリ、―ふぁ!あっ、だめ、だめぇぇ!」

「い、いきそうなのか?」
「あっ、わ、わかんない、あう、わかんないけどっ、あっ、あっ…
あああっ…!勇者様ぁあ!」

次の瞬間、体中に電気が走ったようになって…―

わけがわからないくらい、気持ちよくなって、そしておさまった。


…………

………すごい。

…エッチなことって、気持ち良いんだ。
だから、男の子は好きなのかなぁ…

何だか、ぼやーっとそんなことが頭に浮かぶ。

「ククリ…ちゃんと、いけた?」
「えっ…?なぁに……?」

勇者様がククリの顔を覗き込んでる。
あれ、いつから見てたんだろう?
ク、ククリ、変な顔してなかったかな。

「だからさ、ちゃんと…いったか?」
「いった、って、なぁに…?」

「何だ、ククリ…知らないのか?うーん…じゃあククリはさっき、
すごい気持ちよくなった?」
「えっ……う、う…ん、なった、かも…」

「その、すっげぇ気持ちよくなることをいくっていうんだよ」
「そ、そぉなんだぁ…」

じゃあ、ククリは”いった”っていうのを体験したんだ。
でも、本当にすっごく気持ち良かった。
すごい波に、襲われた感じで…

「こうやって気持ちよくなるために、濡れたりするんだってさ。
このねばっこい液はココのためにあんだよ、…多分」
「へぇ〜…」

今まで、エッチなことを聞いたりドキドキしたりすると、
さっきキスした時みたいにあそこが濡れることがあった。

何となく濡れることがエッチなことなんだなぁってことくらいは、わかる。
変なことを考えた時だけ出てくるんだもん…
それに、少しねばっこいし、何かエッチ。

でも、その出てきたものはいつも気持ち悪くてすぐに拭いてたんだけど、
…そっかぁ、そのためにあるんだぁ。

「ククリはこんなに気持ちよくなったの、初めてなのか。
…ふ〜ん、じゃあ俺が教えてあげたのか、そっか〜」

…勇者様は何だか嬉しそう。

「ゆ、勇者様?じゃあ…勇者様は…気持ちよくなったこと、あるの?」
「え、あ、ああ、うん。一応ね」

えっ…?
て、いうことは…

…………

勇者様…!

「じゃあ…じゃあ、勇者様!ククリ以外の子とも、こんなことしたことあるの!?」
「〜バ、バカッ!あ、あるわけないだろ、そんなこと!」

「だって、じゃあ…何でそんなこと知ってるのよぉ!
勇者様、ほんとはククリ以外とっ…!」

やだやだ!
勇者様が、他の子とこんなことするなんてっ!

「な、何言ってんだよ!あ、あのなぁ〜、別に…そのぉ、
そういうことは…ひ、一人でも出来るんだよ」
「えっ…一人…でも?」

勇者様は、すごく恥ずかしそうな、複雑な顔をしてる。

「?よくわかんない…」
「だっ…だからさ、一人でも、…き、気持ちよくしようと、
思えばだね…。ク、ククリはしたこと、ないかもしれないけど…」

…………。
一人で、気持ちよく。
少し想像して、…すぐに赤面。

…やだ!
もしかして、ククリ…変なこと聞いちゃった…!?

「〜ご、ごめんなさい!勘違いしちゃって…ええと、ええと」
「い、いや、別に。それよりもさ、ククリ…」

良かった、この話はそらせるみたいで。

「うん…?」
「そろそろ入れたいんだけど…」

あっ。
そっか、入れるんだよね…。
―でも、一体どうやって?
どんな風に?

「ぇ、えっと…ククリ、どうしたらいいの…?」
「そうだなー…じゃ、とりあえず足開いてよ」

「えぇ、ど、どうして?」
「え、どうしてって…足、開かなきゃ入れられない…と思う」

「そうなんだ…??」
「ん〜、多分ね。で、俺が上から覆いかぶさって、さぁ…」

勇者様はまたククリの足を開いて、その上から…
なんか、変なカッコ。

―ドキ。

勇者様の顔が近い…

と、勇者様はふいに起き上がると、ズボンを下ろし始めた。

「…きゃっ」

思わず、顔を覆ってしまう。
そっか、エッチするってことは…
ゆ、ゆ、勇者様の…
勇者様のを…

「そ、そんなに恥ずかしがられたら、俺も…は、恥ずかしいだろ?」
「…だ、だってぇ……きゃ!」

今度はトランクスを。
反射的に、目を閉じてしまう。

やだ、ククリ達…本当に本当に、エッチなことしてるんだ…
そういえばククリは裸になっちゃったけど、
勇者様はまだちゃんと服を着てたんだっけ。

…トランクスを脱ぎ捨てたような、音がした。

「あのぉ…勇者様…?もぉ…目開けていい?」
「べ、別に目をつぶれとは言ってないんだが…」

…そうだけど。

おそるおそる、目をあけてみる。

「!!やんっ…」

な、何か、すごいのが見えたような。
想像してたより、大きい…??
一瞬だけ見て、またすぐに顔を手で覆い隠してしまう。

「だ、だから、そういうリアクションをするなって…」
「だって、ゆ、勇者様…」

「あのさぁ、…ど、どう思った?ククリ」
「えっ、あの…どうって…?」

「だから、でかさとか…」
「えっとぉ〜……」

直接、ちゃんと見るのは恥ずかしい。
顔を覆い隠している手のすき間から、少し垣間見てみる。
…それも片目で。

「…っわぁ!…すごぅい」
「…………」

な、なんか…上向いてる。
それに思ってたより、全然太い。

「ど、どぉしよう勇者様…入るかなぁ」
「…あの〜ククリ、その見方やめてくれないか?」

「えっ?」
「そんな手のすき間からじろじろ見られたら…
まるで俺が変態みたいじゃないか」

「あっ…そ、そぉね…」

でも、いきなり見たらビックリしちゃうかもって思って。
実際、ビックリするくらい、想像以上のものがそこにあった。

「ゆ、勇者様ぁ…ククリ、こんな大きいって思ってなかった…」
「えっ!?そ、そんなでかくないと思うけど…」

だからすぐに入っちゃうのかなって思ってたけど、
ククリ…甘かったみたい。


「じ、じゃ、じゃあ、とにかく、入れるぞ?」
「…ハ、ハイ」

勇者様のものが、ククリのあそこに当たった。
…多分、その、入れるとこに。

「勇者さ…―っ」

言いかけた途端、激しい痛み。

「いっ、いや!痛いっ!痛いよ勇者様ぁっ…!」
「ク、ククリっ…少し我慢して…」

勇者様は、ククリのそこにねじ込むようにして押し付ける。
―もうわけわかんないくらい、痛い…!
泣きたくなくても、涙が出てくる。

「ひっく、勇者様ぁっ、っく、ぃ痛いよぉ〜!」
「も、もうちょっと…もうちょっとだからっ、はぁ、はぁ」

「いっ…ぃやぁあ!!」

ズブブ…!

もう耐えられない痛みにまで達して、体を退けようとした瞬間。
あそこの奥で、すごく熱いものを感じた。

「っはぁ、はぁ…ク、ククリ、入ったよ…」
「っく…ぅ、勇者…さまぁ……全部、入ったの…?」

あそこがジンジンして、よくわからない。
でも、中では、どっくんどっくんと、何かが震えている感じもする。

「―うん、…なっなぁ、動かしていい?」
「…えっ、動かすの?な、なんでぇ?」

―入れるだけでも痛いのに。
動かしたりなんかしたら…絶対痛いじゃない!

「だ、だってさぁ…はぁ、すげぇ…気持ちいいから」
「勇者様は、気持ちいぃの…?うぅ…ククリは痛いのにぃ…」

「―悪いっもうちょっと我慢してくれ!」
「…ひぃっ!?」

勇者様はククリの言ったことを最後まで聞かないで、
あそこに叩きつけるように、出したり、入れたりし始めた。

「ひぁ、いっ痛い!勇者さまっ…ひあぁ!」
「はぁ、はぁ…ク、ククリ〜、うぅっ」

ぱんっ、ぱんっ…

「ゆ、勇者様ぁっ!あっ、あぅ!」

ずっぷ、ずちゅ…

あそこで…勇者様が打ち付ける音とか、こすれ合う音とか。
何だか外に聞こえるんじゃないかって思うくらい、大きな音で鳴り響く。

…すごくいやらしい音。

「ふあぁっ、あぁん、あっ…」

痛いだけじゃなくって、変な感覚になってきた。
―気持ちいい、感じ?

「―ひぁ!ゆっ…勇者様ぁあっ」

勇者様が腰を動かすのが更に激しくなってきた。
すごい勢いで、中まで突かれる。

「はぁんっ、そんな速くしたらぁ!あっ、あふぅっ」
「ククリっ!おっ…俺、も、…もう出そうっ…!」

その時、急に意識が飛びそうなくらいの快感に襲われた。

「ゆぅ…っ勇者様ぁあ…ああぁん!」
「―う、うあぁ!!」

ビクンッ、ビクン…

奥で、熱いものがじわっとひろがるような、何かを感じた。

―それが何かは、よくわからなかったけれど。
嫌な感じじゃ、ないよ…

ああ…勇者さまぁ。
…ククリ、ククリね、勇者様のこと…







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