道明寺司×牧野つくし
机の上に座ったつくしは所在無げに視線を漂わせていた。 目の前の司は足を組みながら、乱れた姿のつくしを意地悪な笑みを浮かべながら見つめている。 『何ぼさっとしてる・・?』 司に促され、つくしはスカートの裾をたくし上げ、ゆっくりと足を広げた。 蜜を湛えたつくしの秘部が司の目の前にあらわになる。 つくしは恥じらいながらも、胸の蕾を指で摘むように愛撫しはじめた。 ついさっきまで司の指で弄ばれていたそれは、まだ軽い疼きを残していた。 指で刺激を与えるたびに、司からの愛撫の感触が甦ってくる。 『ああっ・・うっ・・ん・・』 髪を乱し喘ぎながら、つくしは媚びるような目で司を見つめた。 司は表情を変えることなく、つくしの淫らな姿を見つめている。 ≪何も・・感じてくれないの・・?≫ つくしは司を誘惑するようにさらに大胆に足を広げ、秘部の襞の奥をさぐるように愛撫しはじめた。 襞の奥をさぐるたび、その快感はつくしの躰を貫き、秘部からは湧き上るように蜜が溢れる出る。 指先で自らを弄び、ひとり行為に耽るつくしを司はひたすら凝視しつづける。 ≪こんな淫らな姿を見られるなんて・・≫ 視姦されるかのような司の視線。つくしは今までに感じた事の無い被虐的な快楽に溺れながらも、何度も司に抱かれた躰が司を求めて疼きを覚え始めているのに気がついた。 『お願い・・・』 つくしは切なそうに司の顔を見つめた。 『何だ?・・』 司は眉ひとつ動かすことなく、つくしを見つめ返した。 『・・・して・・下さい・・・』 『何をして欲しいんだ?・・・』 司はつくしを意地悪く焦らす。 『ここに・・・』 つくしはそぼ濡れた秘部に指を入れ、司を求めるように蜜をすくいあげた。 司はつくしを見つめて、薄く笑みを浮かべた。 『机から降りろ・・』 つくしはその言葉を待ち望んでいたように司の傍に寄り添ってきた。 司は傍に来たつくしの耳元で何かをささやいた。 つくしは恥ずかしそうに顔を赤らめ、困惑の表情で司を見つめた。 『ご主人様の言う事が聞けないのか・・?』 司の言葉につくしは司の目の前で静かに床に跪いた。 そして少しのためらいの後、床に手をつき、腰を高く突き上げた。 『これで・・いい・・?』 潤んだ瞳で司を見上げるつくしに司は満足そうにつぶやいた。 『いい子だ・・おまえが望むものをくれてやる・・』 司はスカートをたくし上げると、つくしの細い腰をつかみ、背後から熱く脈打つものを荒々しく挿入した。 『はあっ・・んっっ・・』 司が送る波動がつくしの躰を激しく突き上げる。 つくしは突き上げられるたびに歓喜の声を上げ、司の動きに呼応するように自らの躰を淫らにくねらせた。 司は伏せるようにつくしの背中へと躰を傾け、つくしの背筋に舌を這わせる。 つくしは我慢できないように床へ顔をこすりつけ、指を咥えて喘ぎ声を漏らす。 『そんなに欲しかったのか・・?』 司はつくしの躰を突き上げながら意地悪な口調で責めたてる。 『欲しかった・・・。』 つくしは顔を赤らめながら消え入るような声で応える。 『聞こえないな・・ご主人様に聞こえるように言え。』 司はつくしの背中に覆い被さり、耳元でさらに意地悪くささやく。 『欲しかった・・です・・。』 司はフッ・・と笑うとつくしの髪をかきあげ、 『望み通り、可愛がってやるよ・・』 司はさらに激しくつくしを背後から責めたて、胸に愛撫をくわえる。 『はあっ・・ああん・・』 欲望を放出する瞬間、司は愛しい女を虜にした征服感に満たされていた。 SS一覧に戻る メインページに戻る |