道明寺司×牧野つくし
「牧野。」 廊下を歩いていると、背後に道明寺の声がした。 2限目終了後の休み時間、音楽室へ移動する途中だった。 つくしは、教科書を抱えている腕を強ばらせながら振り返る。道明寺は、意味深に微笑み、ついてくるように促した。 つくしはおとなしく従う。歩きながら、秘所が潤み始めたのを感じた。 資料室に入ると、ぴたりとドアを閉める。 「こっちへ来いよ」 隅に置いてある机に腰をかけ、道明寺が呼ぶ。 つくしは道明寺に背中を預けるように座る。道明寺がその腕の中から教科書を取り上げ、傍らに置いた。 胸のリボンをするすると溶き、ボタンを外す。はだけたブラウスに手を差し入れ、ブラジャー越しにその柔らかい膨らみを楽しむ。 もう一方の手は、スカートの中に潜り込み、すべすべとした感触を味わっている。 「人が、来ちゃう…」 吐息と共に言葉が漏れた。道明寺はつくしの耳に唇を寄せ、輪郭を舌でなぞる。 「誰も来ねーよ。」 耳朶を甘く噛み、ちゅっと音を立てて吸い付けると、つくしの身体がしなった。 「もう、ぬれぬれだな。」 うれしそうに言いながら、下着に潜り込んだ指を動かす。くちゅくちゅと音を立て、うごめく指。それは花弁も、花芯も、蜜壺も知り尽くし、淫靡な痺れを生んだ。 「入れて欲しいんだろ?言えよ。」 つくしは頬を赤らめ、いつもの台詞を口にした。 「入れて下さい。ご主人様」 甘えるような声が唇から漏れる。 「それだけか?」 「ご主人様の、熱くて大きなもので、つくしの中を掻き回して下さい。」 恥じらいながら言う台詞を、道明寺は楽しんでいる。 「ほら、自分で入れて見ろよ。」 つくしは小さく頷き、下着を脱ぐ。恥じらいながら、片足ずつ上げるつくしの様子を、意地悪な瞳が見つめている。 道明寺のパンツと下着をずらし、大きくそそり立ったものを露わにした。 向かい合わせで膝の上に座るようにして、道明寺のものを自分の中へ沈めていく。 「っはあっ…っあっ…!」 「全部、入ったか?」 「奥まで、入ってる…」 「いやらしい子だな。そんなにくわえたかったのか?」 言葉で責められながら、つくしは腰を動かした。 「すごく、おっきい…!」 「おまえが、いやらしいからだ」 道明寺はつくしの腰を両手で掴み、上下させる。 「っああっ…!そん…なに…動かしたら…だめぇ…!」 淫靡な水音と二人の息づかいが部屋の中を満たしていった。 SS一覧に戻る メインページに戻る |