道明寺司×牧野つくし
「牧野。服を脱げ。」 道明寺の部屋に入った途端そう言われ、つくしは体が熱くなるのを感じた。 素直に制服に手をかける。 だって、あたしは……奴隷…だもん 下着だけになり、もじもじと両腕で身体を隠そうとする。 「下着もだ。」 素直に従い、一糸纏わぬ素肌を露わにする。道明寺に抱かれるようになってから大きさを増した胸がぷるんと震える。 牧野、かわいい… 白い肌が艶やかで、ピンク色の蕾がかわいらしく映えた。頬を赤く染め、所在なげにしている姿が、道明寺のいじめっ子心をくすぐる。 「だいぶん大きくなったな。」 楽しげに胸の膨らみを撫でる。それだけで、身体に電気が走ったような刺激が起こる。 「硬く尖って、かわいいな…」 頂点の蕾を指先で緩く摘む。そのままくりくりと擦り付けると、堅さを増した。 「何か、言うことない?」 「…ご主人様、つくしを食べて下さい…。」 「いただきます。」 食事では言わない言葉を呟き、つくしの唇を味わう。薄く開かれたそこに舌を差し入れ、口腔内を彷徨う。唇は首筋をつたい、耳を甘く噛み、耳朶をくちゅくちゅと音を立て吸いつけた。 「っあ…あっんっ…」 鼻にかかった声が、道明寺の頭に心を痺れさせた。 その声が、いいんだよ… 唇は鎖骨をつたい、胸まで降りた。 背中を指先が這い、ぞくぞくとした快感を走らせる。胸を舌が這い、キスの雨を降らせた。 「強く吸ったら、痕が残っちゃう…」 「それが、目的」 首筋、耳、背中、胸、脇腹…。至る所を愛撫され、つくしのあそこはもう、ひくひくとうごめいている。 「シャワー、浴びるぞ。」 ひょいっと横抱きにして、バスルームへ入る。 バスタブに湯を落とし、バスバブルを入れる。湯が落ちるときめ細かな泡が生まれ、甘い香りが漂った。 「湯が溜まるまで、身体を洗うか。」 シャワーを出し、向かい合うようにしてつくしを立たせると、温かいお湯を、つくしの肌に当てた。 道明寺はボディーシャンプーを掌に取り、くるくると両手で泡立てる。それをつくしの身体に擦り付ける。ぬるぬるとした肌触りが、いつもとは違う刺激になって、つくしを煽る。 泡に助けられ、滑るように手が動く。腕、肩、背中、首筋、胸…。 膨らみを弄ぶように揉み上げ、頂点の蕾を摘む。泡のせいで指先から逃げるそれを、執拗に追いかける。ちゅくちゅくと蕾をついばむ指先が、つくしの身体に淫靡な痺れを生んだ。 「っん……ああっ…!」 「気持ちいいか?」 「うん…」 ぼんやりする頭で答えながら、道明寺に身体をゆだねる。 腰に手が滑り、つるりとお尻を撫でつける。くるくると手が滑り、お尻の割れ目に指が滑り込む。 「っひゃ……っん」 後ろからクレバスをなぞる。つくしはたまらず道明寺の胸に身体を預けた。頬に、道明寺の厚い胸板を感じ、素肌の胸をふにゃりと押しつける。 この頼りなげな身体を、力ずくで押さえつけ、かわいらしいお尻に熱く猛りきった自身を押し込みたくなる。そしてよがり声を、その愛おしい唇から絞り出したい… そんな気持ちを押さえ込み、下腹部に掌を滑らせる。その掌はそのまま下へ滑り、クレバスを撫で上げる。指が襞の間を撫でると、くちゅくちゅと水音がした。 「っん…ふっ…うっ…道…」 「ご主人様、だろ?」 「ご主人様ぁ…!」 「いい子だ。」 道明寺は椅子に座り、膝の上につくしを座らせる。 つくしの正面に大きな鏡が備え付けられ、鏡越しに道明寺が見ていた。 泡がついたままの身体を道明寺の両手が撫でる。胸を両手が鷲掴みにし、手を滑らせながら揉む。 「あ…っあ…あっ!」 「かわいい乳首が、泡のせいで逃げるんだ。」 手は白い腿へ移動し、内側を執拗に撫でる。怖いほどの快感から逃げるように、つくしは脚をぴたりとつけた。 「開かないと、洗えないだろう。」 「だって…」 鏡に見られているようで、羞恥心がつくしの心を覆っている。 「俺の言うことが、聞けない?」 「はい…。ご主人様…。」 つくしが脚の力を緩めると、道明寺は自分の脚で割開き、そのまま固定した。鏡には、やや上がり気味に開かれた脚の間に、つくしの恥ずかしいところが写った。 「…っやあ…!」 「かわいいな。丸見えだ。」 「っはぁ…っあ…あっ……!」 道明寺は、そこに指をゆるゆる這わせ、泡とは違うぬめりを楽しむ。 つくしは正面の鏡から目をそらし、熱く疼く身体を持て余していた。こんな恥ずかしい格好で、弄ばれている自分…。それを想像しただけで、目眩にも似た羞恥心に、身体を支配される。 でも、もっと…見て欲しい…。 「ひくひくしてる。気持ちいいんだな。」 片手で胸の蕾を嬲り、もう片方の手でクレバスを撫でる。ゆるい力が指先に加えられ、花芯をクリクリと刺激する。 「っあ…あっ!…そこ…だめ…!」 「だめ、じゃない。いいんだろう?」 「そろそろ流そうか。」 シャワーのコックをひねり、熱い湯が勢いよく流れ出る。道明寺がシャワーヘッドのフックの高さを調節し、固定した。すると、その流れ落ちる先がつくしの秘部に激しく当たった。 「ああっ…!」 「どうした?」 耳元に意地悪な声が響く。指が花芯を擦り上げ、シャワーが絶え間ない刺激を与える。 「っふぅ…っん…!シャワーが…!」 「気持ちいいだろ?」 空いている手は胸の膨らみをやわやわと揉み、蕾を摘む。激しく細やかな水の粒と、道明寺の絶妙な指使いでクレバスを弄ばれ、狂おしいほどの快感を生み出す。 身体中に甘い刺激を浴び、つくしはすでに登り詰めようとしていた。 「シャワーでこんなに感じて…。かわいいな。ご褒美に指を入れてやる。」 耳元で言うと、花弁の中心に指を当てた。 「何か言うことは?」 「つくしの中を、指でぐちゃぐちゃにして下さい。ご主人様…。」 「いい子だ。」 蜜に誘われるように指が滑り込む。僅かに曲げた指が、つくしの敏感なスポットに当たる。 「ひゃあ……あっ…っん…!」 「もう、蜜が溢れてとろとろだ。中もひくひくしてる。」 言いながら耳を甘く噛み、囁く言葉が吐息と共に耳をくすぐる。 つくしは、お尻に硬いものを感じながら、心の中でじれていた。 その、硬くて大きなものを、入れて欲しい… 猛りきったものが入るところを想像した途端、クレパスの奥がきゅうっと締まるのを感じた。 「い…いっちゃ…う…っ!」 つくしはシャワーと指だけで登り詰めてしまい、道明寺の胸にぐったりと身体を預けていた。 そんなつくしを愛おしく思いながら、横抱きにしてバスタブに身体を沈めた。 道明寺に背中を預ける格好で、滑らかな泡を肌に感じる。 背中越しにキスをされ、甘い声が口の中で籠もった。 「…ぅくふ…うぅん…」 胸を大きな掌が揉みし抱き、もう片方の手が秘所を撫でていた。つくしの唇を解放した唇は、首筋を愛撫している。 全身を快感に支配され、頭の中も、甘く痺れていた。 「もう…許し…て…」 つくしの唇から許しを請う言葉が漏れた。それすら道明寺を煽ることも知らず。 「まだだ。」 そう。まだ、解放するわけにはいかない。この手で愛し、嬲り、虜にし、俺から離れられなくなるまで… 道明寺はつくしの身体を支え、立ち上がらせると、バスタブに両手をつかせた。お尻を突き出すような格好をさせ、襞を指で押し広げた。ピンク色の秘所が露わになり、つくしは羞恥心に身体を硬くした。 「お尻の穴まで丸見えだ。かわいいな。」 意地悪な声で言い、秘所に自らをあてがった。 秘所をその猛りきったもので撫で、蜜のぬめりを味わう。蜜はとろとろと溶けだし、腿をつたう。 熱く硬いもので嬲られ、膝ががくがくするような快感が襲う。 「ぁあっっ…!…も…う…、だ…め…!」 「いれて欲しい?」 つくしはこくりと頷いた。 「じゃ、ちゃんと言ってごらん。」 「ご主人様…。つくしの中に、その大きなものをいれて下さい。」 「ご主人様におねだりするなんて、いけない子だ。」 うれしそうに言うと、蜜に誘われるように、一気に貫いた。 「っひゃう…んっ…!」 激しく腰を動かし、指で花芯を嬲る。つくしの中は、道明寺を締め付け、不規則なリズムを感じさせる。それが道明寺を煽り、頂点へ誘う。 そんなに締めたら、もたねぇって。 つくしが登り詰めそうになると、動きを緩め、落ち着くとまた激しさを増す。それを何度も繰り返され、つくしはもう、自分の力で立っていられなくなっていた。 「ご…主人…様…!…もう、だめ…」 その言葉を聞き、道明寺はグラインドさせるように腰を動かした。 「ああっ!…それ、だ…め!」 「なんで?」 「奥…が、……クリクリ…って、当たって…!…ぁはっ…ぁあ…あっ!」 再び激しいピストン運動に変わり、つくしは頂点へ登り詰めた。 それを見とめた道明寺は、つくしの腰を引き寄せるようにして打ちつける。 泣き声のような嬌声がバスルームに響き、それに誘われるようにして道明寺も果てた。 つくしの中でひくつくそれを感じながら、つくしは道明寺に抱きしめられた。 SS一覧に戻る メインページに戻る |