新婚生活(非エロ)
道明寺司×牧野つくし


in道明寺邸

玄関で靴をはき終えた俺様は牧野に靴べらを渡した。
すると牧野は俺様を見つめて(にらんで)きやがった。
照れるじゃねぇか…

「道明寺!あんたまたネクタイゆがんでるよ…」

牧野はあきれた顔をして俺様のネクタイを結びなおしだした。

「何が天下の道明寺財閥よ!聞いてあきれるわ…
ネクタイも結べないなんて!」
『朝からうっせぇなぁ…』

そんなことをいいながら牧野は綺麗にネクタイを結びおえた。

「はい!できたわよ。行ってらっしゃい。」

牧野は笑顔でそういうとネクタイから手をはなそうとした。
俺様は牧野のその手をつかみ抱きよせた。牧野は真っ赤になってやがる。
俺様がかっこいいから仕方のないことだ。牧野は俺様に骨折り(骨抜き)なんだからよ。

『なぁ新婚ならさ…行ってきますのチューがあんだろ?してくれよ』

俺様が意地悪く笑いながらそういうと牧野は腕の中であばれだした。
猛獣はお前だな…俺様はそんな事を考えながら牧野の名前をよんだ。

『つくし…』

牧野は静かになり俺様を見上げ、キスをしてきた。

「ほ…っほらっ!早くいかなきゃ遅れるわよ。」

顔を真っ赤にした牧野はそういうと俺様の背中を押してきた。

『わかったよ。いってくる』

俺様は玄関を後にした。

ネクタイなんて本当はちゃんと結べるんだよ。
俺様にできないわけがないだろ。衛星(英才)教育うけてんだからな!

曲がったネクタイを牧野がなおしてくれるから
行ってきますのキスが毎日できる。こうでもしなきゃキスができねぇしな。
あいつは奥手だから仕方ない。俺様が優しくリーチ(リード)してやってんだよ。
だから牧野は俺様のそばにいてくれよ。絶対に幸せでいさしてやるから。

fin

おまけ

タマと椿が毎朝の現場を2階のバルコニーから見ていたのはいうまでもない。






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