道明寺司×牧野つくし
司が急遽、早朝にNYに帰ったあと、つくしはF3、桜子、滋と一緒にホテルのプールに来ていた。 ビキニの桜子、滋に対し、つくしはシンプルなワンピースタイプの水着を着ていた。 みんなそれぞれに楽しんでいたが、類だけは仏頂面で、しばらくするとスタスタと出て行ってしまった。 それを見かけたつくしは心配になり、類の後を追った。 「花沢類、どうしたの?」 水着にパーカーを羽織っただけのつくしを一瞥した類は、そのまま黙ってつくしの手を引いてエレベータに乗り、エグゼクティブフロアのボタンを押した。 「どうしたの? 何かイヤなことでもあったの?」 なおもつくしは類に問いかける。 フロアに着き、類はあらかじめ取っていた一室に入る。 もちろんつくしの手を引いて。 そしてつくしを壁に押し付けた。 「昨夜、司とどんなセックスしたのさ」 「え……っ」 「こんなところ、赤くして…」 類のしなやかな指がつくしの内ももの付け根近くをなぞる。 そこには司が付けたと思われる赤い花びらがくっきりと付いていた。 「えっ…、あ…」 つくしは知らぬ間に付けられていた花びらの存在に驚いた。 そして昨夜の行為を思い出す…。 これ以上付き合っていくことはできないと、つくしは司に別れを告げた。 逆上した司は、強引につくしをベッドに押し倒した。 「やめてっ、道明寺っ!いやっ」 「うるせー!! 俺はぜってーおまえをはなさねー」 つくしのブラウスを引きちぎる司。 荒々しく下着をずりあげ、薄く色づく突起を吸い上げる。 「いっ痛い…、いや…」 「おまえの身体は俺だけのものだ。俺だけにしか反応しねーんだよ」 「やだ…。こんなの…、いや…」 司の手は、嫌がるつくしを払いのけ、スカートの中に進入する。 あっという間にショーツを剥ぎ取り、司はつくしの太ももの間に顔をうずめる。 「俺だけの…、ここは俺だけの神聖な場所だ。今までも、これからも。」 そうつぶやくと、司は割れ目に沿って舌を這わせる。 上下に舌を使い、ゆっくりと舌を泉に侵入させる。 泉の中で舌をぐるぐると動かし、刺激を強めていく。 「や…、うぅん…、やめ…て…。あ…、や…だ…」 司の唇は泉から離れ、内ももを這い、所有の赤い花びらをつけた。 司の右手は、親指がクリトリスを刺激し、中指と薬指は泉の中を泳いでいた。 くちゅくちゅと泉から湧き出てくる甘い汁。 「おね…が…ぃ…、や…ぁ…」 はち切れんばかりの司自身が泉に侵入する。 司は激しく腰を打ちつけ、つくしに思いの丈をぶつける。 「俺はこんなにっ、おまえを愛してるんだっ!」 つくしの目じりから涙があふれる。 「ごめ…、だ…め…、あっ…はぅ…や…」 「…うっ…」 つくしの体内で、司が果てた…。 そして司は逆上したまま機上の人となったのだった。 SS一覧に戻る メインページに戻る |