屋上の秘密
道明寺司×牧野つくし


つくしの記憶を取り戻した司。
二人はすぐに互いの肌を確かめ合った。
司は片時もつくしを離さず、つくしのバイトのない日は授業が終わると道明寺邸に連れ帰り、つくしの体に溺れる日々を送っていた。
つくしも、初めこそ戸惑いを隠せずにいたが、司に求められることで女としての喜びを感じ、司の肌の熱さを恋しく思うようになってきた。
そんなある日、つくしと司はつくしが作ってきた弁当を食べ終わり、屋上でまどろんでいた。
屋上のベンチで、司は足の間につくしを座らせ、つくしの後ろから抱き締めながらまったりと過ごす。

「な…、俺、したくなったんだけど」
「ん? 何を?」
「こういうこと…」

司はつくしの制服のブラウスのボタンを外し、その中に手を差し込んできた。

「ちょ…、道明寺?」
「ガマンできねー」
「あン…」

ブラの中に手を入れ、その柔らかさを味わうように揉みしだき、指で乳首を挟んで刺激する。
司のもう片方の手はつくしのスカートの中に進入し、滑らかな太ももを撫でていく。
徐々にその手は足の付け根に達し、ショーツの上からつくしの秘部を刺激する。

「だっ…め…、ここ、学校だよ…」
「おまえのここはダメだって言ってねーぞ」

司の指は、ショーツ越しに湿り気を感じていた。
丁寧にゆっくりとその形をなぞるように司の指が動く。
そしてつくしの胸元にある司の指も、快感で硬くなる乳首をコリコリと刺激する。

「はぁン…、や…、あ…」
「気持ちいいんだろ?」
「でも…はぁ…」
「やめるか?」

意地悪く司がたずねる。
体が目覚め始めたつくしは、どう答えていいのか戸惑う。

「やめてほしいのか?」
「や…」

思わずつくしの口から本音がこぼれる。
もっと…
もっと触って欲しい…。
もっと刺激して欲しい…。
そして、腰の辺りで硬く存在を示す司自身が欲しい…。

「今日はこれでやめるか…?」
「や…、して…」
「何を?」

もっとつくしを辱めたい。
もっと自分を欲してほしい。
司はつくしの口からその言葉を発してほしかった。

「道明寺が…、欲しいの…」

ピクピクと体を反応させながら、つくしが言う。

「俺の…、何が欲しい?」
「恥ずかしいよ…」
「ちゃんと言わねーと、これでやめるぞ」
「ヤダ…、あ…ン」

つくしのショーツはぐっしょりと濡れていた。
もうつくしの理性は飛んでいた。

「教えただろ? ちゃんと言えよ」
「あっはン…あ…、道明寺の…、おち○ち○を…、はぁ…あたしのぉ〜あっ、おま○こに入れてぇ〜あぁ〜、いっぱいぃ〜ツキツキしてぇ〜」
「かわいいぜ…、牧野…」

司はつくしを、ベンチの背もたれに手をつかせ、自分のほうに腰を向けさせる。
そしてスカートを巻くり上げ、ぐっしょりと濡れたショーツを脱がせた。
つくしのソコは、グショグショに濡れそぼり司自身を欲してヒクヒクしている。
司はジーパンから自身を取り出し、自分を求めるつくしのソコにあてがい、一気に貫いた。

「ああっ…ン」

司自身が入り込んだだけで、イッてしまいそうなくらい興奮するつくし。

「すげー、絡み付いてくるぜ」
「あぅン、もっとぉ〜」

あんなに奥手だったつくし。
そんなつくしをここまでみだらに求めるようにしたのが自分なのだと思うと、司はさらに興奮した。

(俺の手で牧野を女にしたんだ)

その自信が、司自身をさらに硬くする。
ゆっくりと出し入れしながら、司はつくしの体を味わう。
グチュグチュとつくしの秘部から漏れる水音。
誰が来るかわからない学校の屋上で交わっていることに、つくしは羞恥心と興奮でさらに体を熱くする。

「あっ、あっ、あっ、あン…、はぁン…いいっ」
「牧野のま○こ、すっげーいい…、グチョグチョだぜ…」
「やン…そ…、そんなこと…ああっ」
「もっと俺を欲しがれよ」
「いい…、ああン、もっとぉ〜ああ…」

司の腰の動きが早くなっていく。
つくしの膣内がキュゥっと司自身を締め上げる。

「ああン、も…ああ、はぁンああ、イッ…ク……」
「俺もっ…うっ…」

司はつくしの中で果て、つくしも意識を飛ばしてしまった。
ぐったりと倒れこむつくしを、司は自身の腕に抱きとめた。
そして事後処理をして、司はつくしを抱き上げて屋上を後にし、邸に連れ帰った。
二人の秘密の時間を見つめていた瞳を知らずに……。


■番外編 屋上の瞳

「確かランチタイムは屋上にいるって言ってたっけ…」

永林学園に通う滋は、つくしたちに会おうと、昼休みになるといつも英徳学園に来ていた。
今日はつくしを驚かせようと、いつものカフェテリアには行かず、屋上にやって来た。
そっと屋上の扉を開けると、なにやら話し声が聞こえてくる。

(道明寺が…、欲しいの…)
(俺の…、何が欲しい?)
(恥ずかしいよ…)
(ちゃんと言わねーと、これでやめるぞ)
(ヤダ…、あ…ン)

<えっ! こっこれって…、つくしの声…?>

滋は思わず、二人のいるベンチから死角になっている場所に身を潜める。
徐々に恋人たちの行為はエスカレートしていく。
自身にそういう経験もなく、AVなども見たことがない滋は、初めて目の当たりにする男女の行為、それも友人たちのセックスにドキドキする。
友人とは言っても、司は今でも想いが残る男。
その司が愛おしそうにつくしを見つめ、その体に手をはわし、体を一つにしている。
滋の体の奥がジュンと疼いてくる。

<私だって…、司に抱いて欲しかった…。あんな風に…>

肌と肌がぶつかり合う音、そして司の激しい息遣いが聞こえてくる。
滋は無意識にスカートの中に手を入れ、ショーツの中に指を差し込む。
そこは自分でも驚くほどしっとりと濡れていた。

<つか…さ…>

愛する男の激しい息遣いを聞きながら、滋の指は自身の秘壷を刺激する。
クチュクチュと小さな水音を立てながら、その行為は止まらない。
もう片方の手で口元を押さえ、声が漏れないようにしながら、ショーツの中では指を出し入れしている。
しばらくすると、行為を終えた司が優しくつくしを横抱きにして屋上の扉から出て行った。
その広い背中を見つめながら、途端に自分が惨めになり、涙を浮かべる滋。

<司…>






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