ある夜の情景
花沢類×牧野つくし


ひとつひとつボタンが外される度にあたしは体が熱く
なっていくのを感じた。ボタンが外され、ブラジャーが丸見えになる。


花沢類はブラジャーの上からそっと胸をなぞるように捉えて、
そして愛撫する。

その間もキスは止むことがない。舌を絡ませあい、
深く熱く繰り返されるキス・・・・

そして優しく、そして強く、強弱をつけながら胸を揉み、
そしてブラジャーをそっと外すとピンクの小さな突起を指で刺激した。
指でこねたりつまんだり指でそのピンクの突起を転がすようにもてあそんだ。

「あっ・・あんっ」

あたしは思わず唇を離し、声を出してしまう。
その声を聞くと花沢類は今度はそのピンクの突起を口に含み舌で
レロレロと舐めはじめた。そして今度はチュパチュパと
突起を吸い上げては舌を絡ませ、そして片方の手はもう片方の胸を
優しく揉んでいる。

チュッチュパッチュパ

「やぁ・・んっ あっ・・はぁん・・」

あたしは背中をぞくぞくとさせた。
舐められる度に下着に湿ったものが流れていくような感触を味わう。


部屋中には二人の甘い吐息が響き渡っていた。

「・・・牧野、気持ちいい・・・?」

花沢類はいったん胸から唇を離すと目を潤ませながら
突然そんなことを聞いてきた。

あたしは顔が真っ赤になる。

「・・・や・・だ そんなこと・・・聞かないで」

あたしが恥ずかしそうにそっぽを向くと、さらにこんなことを言った。

「・・・もっと気持ちよくしてあげる」

そう言うと、花沢類はまたあたしの胸に唇を這わせ舌を遣って
またさっきと同じところを刺激する。そして片方の手を腰の
あたりをさまよわせながら、下着の上から今度は下の突起を
指で刺激し始めた。


・・・っ!

体中に電気が走る・・・

「あっああぁんっ」

あたしの声が高らかに鳴り響くとさらに刺激を強くし、
下着の上からこすりつけるように指を上下に動かした。


「・・・ここ・・染みになってる」

そう言いながら、するりと下着の中に手を入れると、
今度は直接そのぷっくりとした部分を優しく指で愛撫する。

「んんんっ やぁ・・ああっはぁっ ああんっ・・・」

直接触れられた部分はさっきの刺激よりもずっと快感を与えた。


もう何も考えられない・・・・快感と愛しさとそれだけで
いっぱいで体中が操られているかのように感じた。


そして愛撫していた指が花芯を捕らえたとき、
あたしはいっそう高らかに声をあげた。

「あっ!!あああっ や・・ぁっ・・んんんんんっ」

思わず口元を押さえるあたしの手を静かにどかせると、
花沢類はこんなことを言う。


「・・・恥ずかしいことなんかないよ。もっと感じて。自然に力抜いて。」


そう言うと、あたしの足をゆっくりとM字に開かせ、
目の前のぱっくりと割れたそこに顔を埋めた。

そして、ゆっくりと舌を這わせ、花びらを溶かしていくように舐めた。

ピチャピチャピチャ

厭らしい音がまた部屋中に響き渡ると、その音がさらに
あたしを快感に導いていた。


「あっあっ はぁっ ああっん・・」

そして花びらの周りをさまよっていた舌が、
今度はピンク色に染まりピンと張った花芯を
捕らえた。

その瞬間、あたしはまたさっきよりもずっと大きな電気
が走るのを感じた。

「あっあっあっああああああっ やっ・・・なんか・・はぁっ・・」

あたしが耐え切れなくなって腰を浮かそうとするとそれを
ぐいっと引き止め、さらに刺激を続ける。
そしてわざと音を立てて強く吸ったり舌を尖らせて刺激したりする。

チュウウッチュパッ ピチャピチャっ

厭らしい音がさっきよりも激しさをまし、
あたしのそこはまるで滝のように蜜が溢れている。
とどまることなく流れ、それをすくうように花沢類は吸い上げた。


「んんんっ あっあっ ああっ だめっ・・・・ もう」

だんだん限界が近づき、あたしが花沢類の顔をそこから遠ざけようとする。
それでも離してはくれず、どんどん溢れる蜜を丁寧に吸い上げる。

チュウっチュパっチュ ピチャっ・・・チュチュっ

「やっんっ だめっ・・・や・・ほん・・と・・・にもう・・・」

あたしはついに限界を迎えそうになる。

「・・・いいよ。そのままイカせてあげる。」

そう言うと、さらに舌をたくみに操り、激しく速さを増して
花芯の周りを舌で舐めまわした。
そしてきつくまた吸い上げ舌を尖らして刺激を強く加えた瞬間・・・


・・・・・っ!!!!!!!!

「あっ!! ああああああっ やぁっ うっんんんっ!!!」


・・・・・・・

・・・・・・・

あたしはその瞬間頭が真っ白になって落ちていった。


そして、花沢類はそんなあたしの足をまたさっきよりも大きく開くと
自分自身のものをゆっくりと中へ進入させた。


「あっ!あああっ はぁっ はぁんんん」


イッたばかりだというのに、そこへまた熱く大きく
硬いものが進入してくるとすぐにまたイキそうになった。

「ふぅっ・・・ ああん はぁっ ああっ」

花沢類は、あたしの両胸を揉みながら、腰も左右に動かす。


「あっはっ・・・んんんんっ・・・!・・・」

きついその中にゆっくりゆっくりと奥へ奥へ入っていく。
そして奥まで入ると、今度はそれを抜き差ししながら腰を上下に動かす。

あたしは中を突き上げられるような感覚に体中がまた痺れを感じた。


擦れるような厭らしい音が鳴り響きながら腰を動かす。
だんだんとあたしはたまらなくなって自分から腰を動かしはじめた。

それを感じ取ると花沢類はあたしの腰をがっちりと
掴んでM字に開いていた両足を閉じさせそのまま屈伸させると
また強く腰を動かし突き上げる。

あたしの中がギュウギュウと締め付けると、花沢類は快感で顔を歪めた。

「っ・・・」

男の人が感じている顔はどこかすごく色っぽく厭らしい
・・・・そしてその姿を見ると愛しさがこみあげてくる。

急に動きを止めると今度はあたしを四つんばいにさせ後ろから挿入した。

・・・・!!・・・

あたしは初めて取らされるそのポーズがすごく恥ずかしくて抵抗する。

「・・・っ類っ・・・だ・・・めっ 恥ずかしい・・・よ こんなっ」


あたしがそう言いかけると、有無を言わさずあたしの腰を
たかくひきあげまた動かしはじめた。

「っ・・・恥ずかしくなんか・・ないよ。
もっともっといろんなところ見せて。」

そう言うと、あたしの腰をつかみ、いっそう激しく腰を動かし、突き上げた。

パンパンっと打ち付ける音そして・・・クチュッグチュっ
という音がまた部屋中に鳴り響いている。

「あっ・・・あっあっ ああんんっはぁっ・・・」

あたしはまた快感の波が徐々に近づいてきたのを感じた。
またギュウギュウと中が締め付けるような感覚を覚えた。
そしてそれに比例して、中で熱く硬いものがますます硬度を増し、
大きく膨らんでいく。


後ろ向きにしていた体を、つながったまま今度は仰向けにされると
あたしはなんだか恥ずかしくなり、目をぎゅっと閉じる。

すると、そこへ花沢類は優しくキスをした。
また口内へ舌を侵入させ、あたしのべとべとに濡れた
蜜が舌に絡みついたままなのか、ねっとりとしている。

ふっと目を開けるとそこには優しい顔をした花沢類の顔。

そしてこう囁く

「好きだよ・・・」

あたしはどうしようもなく愛しくなり、花沢類の体を自分の方へ引き寄せる。


「あたしも・・・好き・・・」


そう愛を囁きあったあと、さっきよりももっと深く腰を
引き寄せ、奥へ奥へと突き上げるように腰を動かす。

動かされる度にまたグチュグチュっと蜜がどんどん溢れていく。

そしてよりいっそう激しく動かされた瞬間・・・お互いに限界が訪れた

・・・・・!!!!


「あっあっ・・・・いいっ ・・・」

「牧野、イキそう? 言ってごらん・・・イクって。」

「や・・・やああっ はぁぁんんんんっ ふぅっ や・・だ・・ぁ」

・・・・恥ずかしくてそんな・・・言葉っ・・・言え・・ない

でもあたしはもうとっくに限界を迎えていた。誘導されるように
あたしはその言葉を発っした。

「んんんんんっ やっあああっはぁっ 
イ・・・イクっイクっ・・・・!!!」

・・・・・!!!!!・・・・・・

あたしのその声を聞くと、さらに腰の動きを激しくすると、
お互いに限界を向かえぐったりとそのまま果てた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから・・・あたし達は、一度だけじゃなく気が遠くなるほど
何度も何度も深く激しく愛し合った後
・・・・ぐっすりと眠りについた・・・・






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