つくし3P
道明寺司×花沢類×牧野つくし


あたしはMホテルへ向かって、とぼとぼと歩いていた。
道明寺司と花沢類、この二人に呼び出されたのだ。
これからのことを三人で話し合おうと…。
でも、三人で話し合っても結論が出ないことはわかりきっている。

(選べないよ…。どちらか一人をなんて…。)

あたしの気持ちは暗く沈んでいた。

最上階のスゥイート・ルーム。ついに来てしまった。
あたしはドアの前で大きく深呼吸をした。

(選べないなら、二人にさよならを言おう。それで終わりにしよう…。)

意を決してノックすると、ゆっくりをドアが開き、二人が出迎えてくれた。

司「すげー待ったぞ。来んの遅えぞ。」
つくし「…ごめん。」
類「いいから。さ、入って。」

なんだろう…。二人とも妙に落ち着いている。なんか、なんか変な感じ…。

スウィート・ルームらしい豪華な内装が目に眩しい。
重厚なソファーにまず道明寺がどっかりと腰を下ろし、あたしと花沢類は
後に続くように腰を下ろす。…長い長い沈黙の後、道明寺が口を開いた。

司「で、牧野さ、俺らのどっちかを選べって言われたら、選べんの?」
つくし「……選べない。」
司「だろーな。で、俺ら、二人で争っても無意味だってこと、悟ったわけ。」
つくし「…うん。だから、あたし、今日二人にさよならを…。」
司「俺ら二人で牧野を共有することにしたから。」
つくし「?」
類「だ、か、ら、三人で仲良くやろうってこと。」
つくし「はぁ?」

思いがけない二人の言葉に、あたしは頭の中がパニック状態になり、
言葉が出てこない。

(何それ?そんなんありなの?今まであたしがどんな思いで…。)

そんなあたしを、二人はニヤニヤしながら見つめている。

あたしが口をパクパクさせていると、ドアをノックする音が聞こえた。

司「ルームサービスだな…。」

花沢類が素早く立ち上がってドアへ向かい、ワゴンを押しながら戻ってきた。
ワゴンには高級そうなティーセットが載っている。

類「喉、渇いただろ。」

緊張していたせいか、確かに喉はカラカラだ。
あたしが紅茶をサーブする為に立ち上がろうとするのを、花沢類が制した。

類「俺がやるから、座ってろよ。」
つくし「だって、なんか、悪い…。」
類「いいって。」

花沢類にそう言われ、あたしはおとなしく座っていることにした。

しばらくすると、テーブルの上には紅茶の入ったカップ&ソーサーが
並べられた。紅茶のいい香りと暖かな湯気が立ち昇る。

類「遠慮しないで飲んだら?」

あたしは目の前のカップを手に取ると、一口…二口…と紅茶を口に含み、
ゆっくりと喉に流し込んだ。

(ふぅ…。)

ちょっと落ち着いた気がして、二人に話しかける。

つくし「だいたい、あんた達ね、あたしはものじゃ…」

そう言いかけたあたしは、突然めまいのような感覚に襲われた。
紅茶のカップが手から滑り落ち、カシャンと音を立てて壊れる。

(…何?…か、体が…)

体から力が抜けていく…。
頭がクラクラし、呼吸は乱れ、急激に心拍数が上がってくる。
と同時に、全身が燃えるように熱くなってきた。

もうろうとしてソファーにもたれかかっているあたしを、
花沢類が悪戯っぽい目で覗き込んできた。

類「んふ。効いてきた?」
つくし「!? あんた、紅茶に何を…?」
類「じゃ…。」
司「そろそろ始めるとするか。」

二人はあたしの両隣に座ると、いきなりあたしの服を脱がせ始めた。
道明寺はブラウスを、花沢類をスカートを、見事な連携プレーだ。

…って、そんなこと思ってる場合じゃない。

つくし「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ!何すんの!?」
司「早速、三人で仲良くヤルんだよ。」
類「牧野さ、こういうのに抵抗ありそうだから、紅茶に媚薬をちょっとね…。」
司「心配すんな。気持ちよくなるだけで、体に害はねえから。」
つくし「そういう問題じゃ、んっ…」

せめて言葉で抵抗をしようとしたあたしの唇は、道明寺の唇で塞がれてしまった。
強引に舌が入って来て、あたしの舌にねっとりと絡まってくる。

ヤバイ、こいつのキスは…。ヤバイくらいに…あたしを夢中にさせる…。

二人の手は休むことなく動き続け、あたしは全裸に近い状態にされている。
抵抗しようにも、体に力が入らない。それどころか、あたしは…。
体の奥から湧き上がる、ドロドロとした欲望に流されそうになっていた。

(二人に犯されたい…。滅茶苦茶にして欲しい…。)

あたしは無意識のうちに、道明寺の首に腕をからみつけて、奴の唇を吸っていた。
そんなあたしの変化に、二人が気がつかないわけがない。

類「牧野、イイ感じになってきたね。」
司「俺らにして貰いたいことあんだろ。言ってみろよ。」

あたしは熱にうかされたような声で呟いた。

つくし「…触って…体中…。…で…いっぱいキスして…。」
司「今日はやけに素直だな。」

二人は顔を見合わせてニヤリとすると、絶妙のコンビネーションで
あたしを攻めたて始めた。耳たぶを甘噛みされ、首すじや胸元には
無数のキスマークがつけられていく。乳房は二人の手で揉みしだかれて
いやらしく形を変え、舌先でチロチロと弄ばれた乳首は甘く硬く尖っていった。

つくし「…あ…んっ…」

そんな二人の愛撫に、あたしは喘ぐことしかできないでいた。
二人の手が、ゆっくりとあたしの体の上を滑る。
乳房から脇腹を通ってお尻に…腿の外側から内側…。
でも、一番触れて欲しい部分には触れてくれない。もう、我慢できない…。

つくし「ねぇ…焦らさないで…。早く…触って。」

あたしが甘えたような声で哀願すると、二人は意地悪く耳元で囁いた。

類「どこ触って欲しいわけ?」
司「ちゃんと言わなきゃ、わかんねぇぞ。」
つくし「…アソコ。」
類「アソコって、どこ?」
つくし「…ん、もうっ。意地悪。」
司「どこだ?言えよ。」
つくし「…オマ○コ。」
類「ほんと今日は素直だな…。かわいいよ、牧野。」

そして二人の指先が…そっとあたしのクレバスをなぞった。

つくし「ひぁっ…!」

あたしは思わず声をあげて、のけぞった。
二人の指先が交互にクレバスを往復し、ぷっくりと膨らんだ芽芯をなぞっていく。
あたしの奥からトロトロと蜜が溢れてくるのが、自分でもわかる。

類「牧野のオマ○コ、もうグチョグチョ…。ほら…。」

そう言いながら、花沢類はたっぷりと蜜をまとった自分の指先を、
あたしの目の前に差し出した。

つくし「いやっ…。やめて…。」

あたしは真っ赤になって、思わず目をそらす。
そんなあたしに見せつけるかのように、花沢類は自分の指先を
ピチャピチャといやらしい音を立てて舐めた。

類「美味しいよ、牧野のジュース…。」
つくし「もう…やだ…。」
司「お前そんなこと言って、腰が動いてんぞ。もっと奥に入れて欲しいんだろ。」

二人はいやらしい言葉で、更にあたしを攻めたてる。

類「ちゃんと言わないと、入れてやんないよ。」
つくし「…指…入れて…。ぐちゃぐちゃにかき回して…。」

あたしは二人に言われるがままに、自分の欲望を口にしていた。

司「くっくっく…。従順な牧野ってのも、そそるねぇ。」
類「お望みどうりにしてあげるよ。」

そう言いながら、二人はほぼ同時にあたしの中に指を侵入させてきた。

つくし「!!」

電流のような快感が全身を貫く。あたしは声にならない叫びをあげて、
道明寺(多分…)にしがみついていた。
あたしの中のヒダを確かめるかのように、ゆっくりと二人の指が動く。
クチュクチュと湿った音をたてて、二人の指が抜き挿しされる度に、
あたしの中から蜜が溢れ出た。二人は代わる代わるにあたしにキスをし、
舌で口の中をかき回す。そして、あたしはどんどん昇りつめていった。

類「牧野、限界かな?」
司「指、すげぇ締め付けてきてるしな。」
類「牧野、イク時は、ちゃんとイクって言うんだよ。」

あたしはハァハァと肩で息をしながら、無言で頷いた。
二人の指の抜き挿しが早まる。空いている方の手で乳房を
弄られ、あたしは一気に限界まで押し上げられた。

つくし「…あぁ…イク…イクっ…!」

泣きそうな声をあげて、あたしは絶頂に達し…、気を失った。

気がつくと、あたしは裸のまま、恐ろしく大きなベッドに寝かされていた。
ぼんやりとあたりを見回すと、バスローブをはおった
道明寺司と花沢類が談笑している。

(あたし…二人の指でイかされちゃったんだ…。)

先刻の自分の痴態を思い出し、逃げ出したい気持ちになる。
シーツで体を覆おうと、もぞもぞしていると、
あたしの意識が戻ったことを二人に気付かれてしまった。
二人が近寄ってきて、ベッドの脇に腰を下ろす。

類「牧野、気がついたんだ。」
司「お前なぁ、感度良すぎ。ちょっと指でかわいがっただけで、イっちまって。」

あたしは真っ赤になって、ベッドの中に潜り込もうとしたが、
二人に押さえつけられてしまった。そして二人はまた代わる代わる
あたしにキスをし、首筋を舐めまわしながら、乳房を揉みしだく。
ひとしきり、あたしを弄った後、司が耳元で囁いた。

司「今度は俺らを気持ち良くさせろよ。」
類「上手くできたら、ご褒美をあげるよ、牧野。」

そう言って二人は立ち上がると、バスローブの前をはだけ、すでに
硬くそそり立っているモノをあたしの目の前に差し出してきた。

類「ほら、早く…。」
司「どうすればいいか、わかってんだろ?」

あたしは言われるがままに、二人の足元にひざまずき、
道明寺のモノを奥まで飲み込むように咥えて、舌を絡ませた。
そうやって頭を動かしながら、花沢類のモノを優しく包み込むように握り、擦り上げる。
二人のモノが熱く、硬く、どんどん膨れ上がってくるのがわかる。
あたしは二人のモノを交互にしゃぶりながら、自分でも怖いくらいに
昂ぶっていった。クレバスはすでに濡れそぼっていて、今にも蜜が溢れてきそうだ。

ピチャ…ピチャ…。

あたしの口元から漏れる、いやらしい音が室内に響く。

類「そうそう…、すごくいいよ…、牧野。」
司「今度は二本一緒に舐めてみな…。」

あたしは素直に道明寺の要求に応じ、二人の先端を舌で舐めまわした。

類「牧野、すげぇいやらしい顔してる…。」
司「たまんねぇな…。」

先に限界に達したのは道明寺の方だった。

司「く…俺…先にイクぜ…。牧野…全部、飲むんだぞ…。」

びゅるっ、びゅるっ…。

あたしの口の中に、道明寺の熱い粘液がぶちまけられる。
喉に絡みつくような粘液を、あたしは夢中で飲み干した。

司「まだ残ってる…。吸い出せよ。」

ちゅるん…。

あたしは、残りの粘液を吸い出すと、それをごくりと飲み込んだ。
残った花沢類の方もすぐに限界が来た。

類「俺もイクよ…。牧野…イク…。」

どぴゅ…、どぴゅっ…。

道明寺のに負けないくらい熱い粘液が、あたしの口に溢れる。
あたしは喉を鳴らしてそれを飲み干すと、まだ硬さを失わない
二人のモノに頬擦りして呟いた。

つくし「…二人とも気持ち良かった?」

司「あぁ、すげぇ良かったぞ。」
類「約束どおり、ご褒美あげないとね。」

そう言って、花沢類はいきなりあたしのクレバスをなぞりあげる。

つくし「あんっ…!」

あたしは声を上げて、身をよじった。

類「くっくっ…。牧野のオマ○コ、またグチョグチョになってる。」
司「俺らのチ○ポ舐めて興奮するなんて、ヤラシイ女だな。」
つくし「…やだ。…意地悪。」
類「これならすぐに入りそうだよ。」
司「よし、牧野、来いよ。」

あたしは言われるがままに、仰向けになった道明寺の上に
腰を沈めた。熱く硬いモノがあたしの中に入ってくる…。

つくし「あ…すごい…。」

道明寺が下からあたしを突き上げる。
道明寺に貫かれる快感に、あたしは思わず声をあげた。

つくし「あぁっ…。」
司「よし、こっちはいいぜ…。」
類「ん。じゃ、こっちも…。」

そう言いながら、花沢類はあたしと道明寺の結合部に手を伸ばし、
溢れ出た蜜をたっぷりと指に取ると、あたしのお尻のすぼまりに塗りこみ始めた。

つくし「…や、止めてよ!やだ、そんなところに…。」
類「こうしとかないと牧野が痛いんだよ。」

花沢類は動きを止めるどころか、蜜でぬめった指をすぼまりに挿し込んできた。

つくし「!?」

あたしは今まで体験したことのない感覚に、背中をのけぞらせる。

つくし「あ…いや…。止めて…。」

逃げ出そうにも、道明寺に貫かれたままの態勢では、逃げようがない。

類「うるさいよ、牧野。司、ちょっと黙らせて。」

花沢類に促され、道明寺が再びあたしを激しく突き上げてくる。

つくし「あっ…あっ…あん…。」
類「すぐにこっちも良くなるよ…。」

花沢類はそう言いながら、更に激しく指を抜き挿しする。

そして、あたしは…あたしは…どうしちゃったんだろう…。
すごく…気持ち良くなってる…。やだ…、あたし、お尻の穴で感じちゃってる?

類「うーん、そろそろいいかな。」

花沢類はすぼまりから指を引き抜くと、代わりに自分のモノをあてがい、
ゆっくりと突き挿してきた。

つくし「やあぁっ…。お尻は…嫌っ…。許して…。」

あたしは眼に涙を溜めて訴えたが、信じられないことに
あたしのすぼまりは、奴のモノを易々と受け入れいた。

類「何言ってんの、こんなに吸い付いてきといて。」

花沢類は意地悪く言い、ゆっくりと腰を動かし始める。
それにつられるように、道明寺も下からあたしを突き上げてきた。

下から道明寺に、後ろからは花沢類に貫かれ、
二人が動くたびに、下腹部から全身に快感が拡がっていく。
あたしの中の肉壁を隔てて、二人のモノがぶつかり合い、擦れ合っている…。
クレバスからは蜜がとめどなく溢れ出て、あたしの茂みと道明寺の茂みを
ねっとりと濡らし、その茂み同士をいやらしく絡み合わせていた。

つくし「ひっ…。あっ…。」
司「…牧野、どんな感じ?」
つくし「あ、あ、お腹が…いっぱい…。」
類「それだけ?」
つくし「二人のが…当たって…き、気持ちいい…。もっと突いて…もっと奥ま…。」

そう言い終わらないうちに、二人の腰がよりいっそう激しく
打ち振られ、あたしを深く鋭く貫いていった。
あたしは押し寄せる快感の波に流されて、どんどん高みにうち上げられていく。

もう…駄目…あたし…。

二人に突き上げられる度に、ビクンビクンと体が反応し、
あたしは無意識のうちに、二人のモノをきつく締め上げていた。

司「く…、牧野。そんなに締めつけんな…。こっちがもたねぇだろ…。」
つくし「あ、あたし、もう…、もう…。」
類「じゃ、三人で一緒にいこう…。」

二人の腰の動きが更に激しくなる。
そして、あたしはついに限界に達した。

つくし「イクっ!イクっっ…!」

ドクッ…ドクッ…。

次の瞬間、あたしの中に二人の熱い粘液が、たっぷりと注ぎ込まれる。
二人の粘液に満たされて、あたしは信じられないくらい幸せな気持ちに
なっていた。そしてあたしは、薄れていく意識の中で思った。

(こんな関係も悪くないかも…。)






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