ほろ酔いえっち
熊谷一哉×萩原未央


一哉に会いたい一心で、なんとか撮影を終えた。
一哉のマンションまで三浦さんに送ってもらい、走って部屋の前まで行きインターホンを押す。

どきどきしながら待った。
走ってきたからというより、やっと一哉に触れてもらえると思うと、嬉しくてたまらなくてどきどきしていた。


しばらく待っていたが、一哉が出てくる気配はない。

ドアノブをまわすとカギはかかっていなかった。
ドアを開けた。部屋は灯りがついている。

「一哉〜いるよね?」

と言いながら上がり中へ進む。


一哉は、ソファーに座ったまま眠っていた。

「はぁ〜良かった。いたんだ。」

テーブルには書きはじめたばかりの新しい脚本と飲みかけのお酒も置いてあった。

寝顔が可愛くてたまらなかった。こんな顔で眠る一哉と昼間の一哉と同じだなんて思えなかった。
寝顔を見ていたら、続きを望んで来たのにそんな気持ちはすっ飛んでいた。

一哉の横にぴったりくっついて、残ったお酒を飲む。グラスに残ったお酒だけじゃ足らず、瓶に残っているお酒を注ぎ何杯か飲んだ。

お酒を飲むなんて、あの時以来だなぁ。と一哉と同じベッドで眠った事を思い出していた。

だんだん、ふわふわしてきて一哉に寄りかかるといつの間にか眠ってしまった。


しばらくして、一哉が目を覚ました。
まだ目がぼやけていたが、体温を感じあぁ萩原が来たんだと思った。
しばらく寄り添っていた。
意識がはっきりすると、あっ!こいつ全部のんじゃったのか〜。と、お酒が空になっている事に気づいた。

「はぎわらぁ」呼んでみたが、反応はない。
しょうがないなぁと未央を抱きかかえ、よろつきながらベッドへ運ぶ。
あん時みたいだなぁと思い少し笑えた。

頭を撫で髪を整えながらもう一度呼んでみるが、反応はない

せっかく収に他の家に泊まってもらうよう頼んだんだから、勝手に続きしちゃうからな。と一哉もベッドに上がる。

未央の私服は、前にボタンがついたワンピースだった。
未央の上に跨り、胸が見えるあたりまでボタンを外した。

半開きになっている下唇に吸いつく。
舌を侵入させると、お酒で体温が高くなってるせいかいつもより熱い。

未央が苦しそうに、身体をよじらせた。

「んんっ!…ふぁ…くちゅ…くちゅ…はぁ」

唇を離すと、息が乱れ火照った表情の未央と目が合った。

「ハァ…一哉ぁ頭くらくらするぅ」
「酒飲むからだろ」
「え〜キスのせいだよ〜」
「そうかもな。もっとする?」
「うん。」

お酒が入ったキスって気持ちいいな。まだ酔いが残る2人はふわふわしながら、熱い舌を絡ませて更に身体が熱くなっていた。

唇を離すと

「ふぁ〜昼間の一哉だぁ」
「なにそれ?」
「ふふぅ〜ここ着いた時は子供みたいに眠ってたの〜可愛かったなぁ。」ニヤニヤしながら言う。
「子供みたいな俺がいいのか?」
「どっちも好きぃ〜、でも今はこっちの一哉がいい〜」
「わかった。じゃあ続きいいよな。」
「うん。」

耳たぶを舐め、首筋にキスした。そのまま胸元におり、ブラをずらしてチロチロ舐める。

片手で残りのボタンを全て外し、腰を撫でた。
未央は目を閉じ、足をすり合わせ腰をくねくねさせて甘い息を吐いている。

太ももに手を滑らせ、内ももをさすりながら未央の唇を舐める。
舌先を軽く突き出して唇を舐めていると、未央も舌先を出して俺の舌を追ってきた。

恍惚とした顔でお互いを見つめながら舌先を舐め合った。
2人とも甘い息がかかり興奮が増す。

そうしながら内ももから秘部に手を伸ばすと、かなり濡れていて、未央はびくんと身体を震わせた。
下着を脱がせて、くちゅくちゅと弄った。

蕾をこすると、大きくよじれ腕にしがみついて甘く鳴く。

「はぁ…っ、あっ、あん」

乱れる未央に夢中になりながら弄った。

「一哉ぁキスして」

と舌を見せる未央。

弄りながらまた舌先だけ舐め合うと、未央の中は更に熱いものが溢れてきた。

限界がきた未央は、びくんびくんと震わせイってしまった。

ぐったりしている未央の唇に吸いついた。

キスをしているうちに、未央は首に腕を絡めてくれた。
一哉は、未央の身体を起こしてワンピースを剥ぎ取り、床に落とした。

ずらされたブラだけを身につけた未央は、裾をつまみ「い、一哉も…脱いで」と恥ずかしそうに言う姿が物凄く可愛いと思った。

急いで下着と一緒にデニムを脱ぎ捨て、Tシャツは未央が脱がしてくれた。
未央の後ろにまわり、髪を前に流しホックを外す。背中をツーっと舐めてやると、ぞくぞくっと震える。

「んっ…はぁ…一哉ぁ」

背中や肩に口づけをしながら胸を揉むと、俺に身体を預けてきた。

前に倒れ込み、腰をつかんで後ろから繋がる。
前の時より熱く、とろけそうな感覚がした。

激しく、一回一回奥まで届くように丁寧に突くと、未央はベッドに崩れ落ちる。

それでも、もっともっと奥に届くよう突いた。

「いやぁ、あぁ、んっ、一哉ぁ」

未央の身体を起こして、後ろから抱きしめてやる。

小刻みに突き上げながら舌を絡ませると、未央の中は熱くなりきゅっと締めつける。

「んっ…はぁ、キスすると一哉のが…はぁ…っ、もっと熱くなって気持ちぃよ」
「うん、未央の中も熱くなって気持ちいい」
「もっとキスして」
「わかった。ちょっと待って」

もっとキスしやすいように体勢を変えようと、一度ずるりと抜く。

「あっ、やだぁ」

切なく事を出して手を伸ばす未央。

「いっぱいキスしてやるよ」

未央を仰向けに寝かせ、手を握り一気に奥まで突く。

「あぁ、一哉ぁ」

胸元からだんだん上へ口づけをして、舌先でチロチロ舐め合う。

2人が繋がる場所からどんどん粘つく液体が流れ出ていた。

舌を絡ませながら、夢中で腰を振ると未央の限界が近づいた。

「ん〜!!あっ、もうだめ。いくぅ」

身体をびくんびくんと痙攣させて未央はイった。強い締めつけに耐えられず、一哉もあとに続いた。

ぐったりしている未央を起こしてしばらく、抱きしめていた。

「はぁ‥ぅん」

熱くて、まだきゅっと締めつけてくる。

未央は、一哉に寄りかかり一哉の体温に包まれて幸せそうな顔をしている。

引き抜けば、また未央は悲しそうな顔をするかと思うと一哉は離れられなかった。

息が整うと

「おまえ、酔うとキスでかなり感じるなぁ。」
「う、うん…なんかね。熱くて、じんしんしてくる。」

恥ずかしそうに言う。

「こんなに気持ちいいなら、あん時しとけば良かったな」
「そんな一哉だったら好きにならないよ〜」
「そっか、そうだよな。」

2人とも笑い合い、ふと一哉が真剣な顔になり、未央にキスをした。

「んっ…くちゅ…くちゅ…ふぅ、もうだめだよぉ。」

それでも一哉は背中を撫でながら、またキスを続けると未央の中が熱くなった。

未央は、一哉のものが硬くなったのを感じた。

「あっ一哉ぁ」
「これでもやめる?」
「もぅずるいよ〜」

2人は、しばらく離れられなかった。

疲れ果て隣で眠る未央を見て、これからお酒を用意しておこうと思う一哉だった。






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