可児収×菊池理花
「ひとつになって」 「理花、好きや」 何度も何度も耳元で囁かれ、ぼうっとした頭で彼の愛撫を受け入れた。 体中にキスされて、あちこちに赤い痕が残る。 それでもなお痕を残そうと、可児くんの唇が動いた。 「あ・・・・」 思わず声があがる。可児くんが私の下着の中に手を入れたのだ。 今まで誰にも触られたことの無い場所を触られて、どうしたらいいか分からない。 「足、開いて?」 耳元でそう囁かれても、どうしたらいいか、分からない。 それでも可児くんが上手くリードしてくれる。 彼が私の中に入ってきた時。 ものすごい痛みと、彼自身の形とか熱さとかを強く感じた。 今自分に起こっていることが信じられなくて、それでも必死に好きな人を受け入れる。 終わったあと、なんともいえない気持ちがした。 今までも勿論大好きだったけど、それ以上に彼を好きになってしまったのだ。 これが「ひとつになる」ってことなのかもしれない。 心も体もひとつになって、初めて分かる事ってあるんだね。 SS一覧に戻る メインページに戻る |