高野誠一×雨宮蛍
![]() 風呂上がり、居間にいる部長に声をかけるホタル。 「ぶちょお、お先にお風呂頂きやしたー☆」 「ああ……って貴様!なんて恰好をしている〜!!」 「へ?コレですか?」 「こら〜〜!!その恰好でこっちに来るな!」 「だって着替えのジャージ忘れちゃって。そしたらちょうどぶちょおのYシャツ が脱衣所に陰干ししてあったから借りたんですけど、着替えたらすぐ返しますよ〜。 そんなに怒らなくても……って、あれ?ぶちょお?これは……。」 「これは?」 「あの、ひょっとして女子の憧れ『お姫様抱っこ』というものでしょうか??」 「そうだ。全く、人が疲労困憊して仕事から帰ってきたっていうのに、貴様は。」 「はぁ、はぁ?」 「いいから、ドアを開けなさい。私は両手が塞がっているんだから。」 「えーと、これから私はどうなるんでしょうか?」 「決まってるだろ。私のデザートだ。」 「あの私、まだ夕御飯も食べてないんですけどぉ。」 「安心しろ。明日の朝私がちゃんとしたコンチネンタル・ブレックファーストを 作ってやるから。」 「明日って!はぁ?はぁ?はぁあ〜!?」 そしてホタルはぶちょおに美味しく頂かれた、トサ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |