第六部 ストーンオーシャン
![]() 屋敷幽霊の室内にエンポリオが居ない事を確認して、早速あたしは自慰に耽る。ソファの幽霊に深くもたれてオーバーオールのバックルを丁寧に外し、ショーツの脇から手を差し込む。ゆっくりと、深呼吸を一つ。 「……何をしている、フー・ファイターズ」 ああ、何だよアンタ居たのかウェザー・リポート、驚かすんじゃねえよ。あたしの体内のエートロの残りカスが人肌恋しさに耐えかねて勝手にマスターベーションおっ始めたんだよ、文句あんのかウェザー・リポート。解ったらちょっと放っといてくれ、後生だから。 「……難儀そうだな。手伝うか?」 うっわアンタ何いきなり口付けたりしてくんだよ。ビックリして喉がカラッカラになったじゃないか、とか云う間に舌を絡めるんじゃねぇ、乳を揉むんじゃねぇ、そして過敏に反応するなエートロの下半身。 陰核はギンギンに充血して痛い位だし膣孔からとめどなく分泌されるバルトリン腺液でショーツはグショグショだ、気持ち悪い。大体ウェザーリポート、アンタ記憶喪失の癖にやたら手慣れてるってのはどう云う訳だよ。 「……日常的な事の一部は、記憶に残っている…」 日常って何だよアンタセックスが日常行為なのかよ、謝れ喪男に謝れ……って痛っ、痛えよ! 勝手に指突っ込んでんじゃねえよ! FF弾喰らわすぞ! 「……大人しくしてろ、…もう少し体の力を抜くんだ。」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |