気になってたんでしょ?(ジョルノ・ジョバァーナ×トリッシュ・ウナ)
第五部 黄金の風


ぐっと、柔らかな彼女が彼に靠れかかる。
予想だにしなかった衝撃に驚き、そのままソファーに座りこんでしまった事をジョルノは後悔した。

「何をするんですか」

「解らない?」

埋めていた顔を上げ、トリッシュは意地悪く笑ってみせた。
彼女の真意を、一瞬にして理解したジョルノは極めて冷静に……自分に言い聞かせる様に呟く。

「……無駄な事って、嫌いなんですよ」
「嘘ね」

即答。彼女はその豊満な胸をジョルノの胸板に押しつける。
革布越しに伝わる柔らかな感触。むにゅむにゅと形を変え男を誘うその動きに
ジョルノはゴクリと喉を鳴らした。

「ずっと気になってたんでしょ?コレ」

ブラから覗く白い乳房、その頂点で微かに見える紅桃色の乳輪から目が離せない。

「……いいえ」

トリッシュは口元だけ歪ませると、彼の股間をぎゅっと掴んだ。
鈍く悲鳴を上げる彼に、彼女が囁く。

「ずっと見てたんでしょ?」
「っつ……違う……僕は……」

しなやかな細指で服の上から何度か扱かれると、ジョルノは苦しそうに声を上げた。
彼の思考とは裏腹に、若い雄はみるみる内に制服を押し上げていった。
すっかりテントを張った股間を見てトリッシュがクスクス笑う。

「可愛い……初めてなんでしょ?……色々教えてあげるわ……」

「あっ…う……」

トリッシュの指が唇をなぞったかと思った次の瞬間、甘く濃厚なキスが下の感覚を刺激した。
唇から舌がやさしく歯を開けて絡んでくる。かすかに息が漏れ、ぴちゃぴちゃと水の音が響いた。
限界だ、とでも言う様に股間が熱くなる…。
トリッシュはそれを知ってか、だんだんとジョルノの腰に手を伸ばし、
唇を離さずに、器用に制服のズボンのチャックを開けた。
緊張し切っていたジョルノのモノは、わずかに先端からぬめりのある液を出していた。

「ジョルノ…力を抜いて…」

女性に大事なモノを見せた事で、恥ずかしさで顔を赤らめた。
トリッシュは手でジョルノの太腿を撫でる。唇を徐々に下半身に近づけていき、モノを見つめた。

「よっぽど我慢してたのね?…可愛い…今からもっと気持ちよーくなるんだから」

可愛らしい小さな舌を出し、ジョルノの敏感なモノをなめる。
先っぽを柔らかく、温かな舌で…ツツツと根元の方まで舐めると、また先っぽをチロチロと舐めた。

「うっ……あぁ…ト、トリッシュ…」
「まだよ…まだこれから、ジョルノ…」

今度は口にモノをくわえ、細い指でしごきながらクチュクチュと舐める。
あまりの快感に身をよじらせるジョルノが、トリッシュには可愛く見えた。
軽く吸ったり、キスをしたり、チュパチュパと音を立てながらモノをくわえこむトリッシュ。
それを見てさらに興奮してしまう。
トリッシュの髪を撫でながら、やさしい唇に身を委ねる。
腰から背骨に沿って、電気の様な感覚が走った。

「く…うっっ!」

ビクん!と腰が跳ねたかと思ったら、勢い良く射精してしまった。
トリッシュは口を離したが、顔と首筋に真っ白な液体がかかってしまった。

「あ、と、トリッシュ…すいません…汚してしまって……」

ハンカチを取り出して、慌てて拭き取ろうとするジョルノの手を止めた。

「いいの…ジョルノの、温かい…」

ハンカチを持った手を握り、口の周辺を舌で舐める…。

「ちょっと苦いけど…ジョルノが気持ちよくなってくれた証拠」

悪戯っぽく笑うトリッシュ。
ジョルノは少しかがんで、「今度はベッドで、お願いします…」と囁いた。






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