番外編
「あなたの手...とても素敵だわ...」 女は男の手に口付けた。 「とても力強そうで...男らしくて...」 指先を甘噛みし、舌を男の指の腹から根元まで這わせ、くわえこむ。 「女の私が言うのもなんだけど... あなたの手を見てると下品だけどその......フフ...」 五本全ての指をしゃぶりつくし、 手の甲を愛しそうに頬擦りしながら、 「濡れて...きちゃってね......」 左手で男の手を取りながら、右手で器用にブラウスのボタンを外し、 スカートを下げ、一糸纏わぬ姿になる。 「私のここ...あなたで感じちゃってるのよ、 ほら......」 その場に座りこみ、足を開いてみせる。 女の顔は上気し、肩をブルッと震わせると、 彼女の愛液がそこからトロリと溢れ出してくる。 「あなたのその太い指で ... 掻き回して欲しい......お願い......」 欲望を抑えきれないのか、彼女の瞳はうるみ、男の手を入口へと導く。 男の指が粘り気のする音を立てながら侵入し、 彼女は喜びの嬌声をあげ、 もう片方の手で自分の乳房を揉みしだき始めたのだった......。 SS一覧に戻る メインページに戻る |