番外編
491 :名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 19:42:56 ID:OB8FlgYh >>486 よかった…せいぜいトリッシュに痴漢したいと思っているぐらいの自分はまだ正常のようだ アレッシーも自分の事を変だと思ってるってことは変じゃないって言ってるし 492 :名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 20:44:27 ID:2Xz/blPw クリスマスシーズンの市場は、人でごった返しになっていた。 人ごみを縫う様にすり抜けてたトリッシュも、 ライトアップされたツリーを見る観客の波に飲まれ、 かれこれ数十分は此処で足止めを食らっていた。 「どうしよう……早く帰ってパーティーの準備をしないといけないのに……」 胸に買ったばかりの食材を抱えながら一つ溜息をつく。 アジトでは彼女の手料理を今か今かと待つ男共がいると言うのに…… 「……!?」 と、その時、彼女は微かな違和感を感じた。 コートの上からでも解る、もっとも嫌悪する感覚。 「最低……」 人ごみにまぎれ>>491彼女のお尻を撫でているのだ。 最初は軽くタッチ程度の痴漢行為も、段々と撫でるような愛撫に変わっていった。 「……ブッ殺してやるわ……!」 はっとして、トリッシュは周りを見回した。 スタンド使いに目覚めてから、お陰で暴漢すら恐れる必要は無くなった。 しかし、こんな大勢の前でスタンドを使ったら……ヘタをしたら大惨事になる。 ツリーの周りには幼い子供もいるのだ。 しかも、両腕で紙袋を抱えているため、手を払う事もできない。 そんな事情を解ってか、調子に乗った>>491の手はコートの中にまで忍んでくる。 直接、触れる体温に彼女は「ひっ……」と声を上げた。 肌には既に鳥肌が立っている。 何とか体を捩って、>>491の腕から逃れようとするが、そこは プロ中のプロである>>491。 彼女の動きに合わせ、しなやかに指を踊らせ 彼女の瑞々しい桃尻を堪能している。 (嫌……やめて……こんなの嫌……) こんな人ごみで、厭らしい事をされる恐怖と羞恥心。 彼女は久しぶりに「只の15の娘」に戻っていた。 SS一覧に戻る メインページに戻る |