女体化ナラとトリッシュリンカーン2
番外編


伸びた手が細腕を攫む。
やめて!と叫んだ。ブっ殺すぞ!と叫んだ。
しかし、そんな事を言った所でどうにもならない事は少女達も理解していた。
能力を封じられた彼女が、パッショーネ精鋭の暗殺者達に敵う訳もなく、
二人はあっと言う間に産まれたままの恥ずかしい格好にされてしまった。
暗殺者達に押さえつけられていた。

「ペッシ、お前初めてだろ?触ってみろ」

先ほどから皆の影に隠れ、一人おろおろしている舎弟にプロシュートは命令を下した。
突然凌辱の舞台に参加させられペッシは

「でも…」

と、小さく呟くだけでまた後ろに下がってしまった。

「この期に及んで、でもじゃねぇだろぉ。でもじゃあよぉ!!
いいか?オレ達はヤル時はやるんだよ。
だいたいよぉ、このガキのスタンド能力が解れば、オレ達はよぉおボスに最も近くなるんだ」
「………」

兄貴とイルーゾォに小突かれ、ペッシは震えるトリッシュの傍に寄る。

「やめて!来ないでぇ!」

はぁはぁと息を荒くし、興奮した男の指が与かな胸へと伸びる。

「あ……じゃあ……触らせてもらう……ぞ」
「嫌!嫌あああ!」

ペッシの指が彼女の肌をつつっ……となぞると
生理的嫌悪感からトリッシュは身を捩って、……気持ち悪ッ……と顔を歪めた。

「あっ!ご……ごめんよぉ」

気持ち悪いと言われ、彼は指を引っ込めると後ろから兄貴の怒号が飛んだ。

「このマンモーニが!こうやるんだよ」

業を煮やした兄貴と呼ばれた男は、彼女の豊満な胸を鷲掴みにすると
リズムをつけて揉みしだいていく。

「あっ!やぁ!」

強過ぎず、弱すぎず、けして単調にはならない愛撫の仕方に
嫌悪感しか感じなかった彼女に新しい感覚が芽生えてきていた。

「あ……あんっ…嫌ぁ……」

口では拒否の言葉を吐き続けるが、肌はしっとりと汗ばんでいき、
縮こまっていた桃色の乳頭がぷっくりと固くなっているのは誰の目から
見ても明らかだった。

「ほら、オメェもやってみろ。そうだ円を描くようにだぜ」、
「うん……兄貴…こうだね」

トリッシュの隣では、二人掛かりで押さえつけられたナランチャが凌辱されていた。
彼女のつるりとした下腹部、幼い性器を弄るギアッチョの指が彼女の肉ヒダを捲り上げる。

「やめろぉおお!ぶっ殺すぞてめぇら!」

だが、そこはまだ誰の侵入も許した事がなく、ピッチリと閉じていた。

「ちっ……テメェも処女かよ。てっきりアイツらとヤリまくってると思ったのによぉお」

仲間との関係を憶測され、ナランチャは吠えた。

「ざけんな!仲間を侮辱するんじゃねぇっ!」
「うるせぇなあああ!このガキはよおお!!トリッシュに比べて鶏ガラの様にガリガリだしよおお!」

青筋を立てたギアッチョが彼女の顎を強引につかみ、ギリギリと締め上げるが
それでも彼女の反抗的な態度は収まらない。

その様子にビデオを回していたメローネが

「お前達がレディの扱いにヘタクソだからだ」

と茶々を入れる。

「しかし、処女だもんなぉー。血まみれで、泣き叫ぶんだよなああああ
いや、オレは別にそれでもディ・モールトベネだが……仕方無いな。アレを使うか」

ぶつぶつ独り言を言っていたメローネが、ポケットの中から小さな注射器を取り出す。
それを見て、全員の顔が妖しく歪んだ。

「な……何すんだてめぇら……」
「なんだと思う?」

その意味を珍しく理解したナランチャが必死に叫んだ。

「やめろぉおお!」

が、意味など無かった。注射器のそれは……彼女の敬愛する上司、ブチャラティが
最も嫌う『麻薬』だったのだ。
二人の細腕に下ろされた注射器がもたらしたのは
一瞬の痛みと、得体のしれない恐怖、
そして……

「んんっ!」
「あ……何……これぇ……」

じんわりと、体を蝕む快感。
脚の先から頭のてっぺんにかけ、もどかしい程の快楽がじわじわと彼女達を侵していく。
嫌悪感しか感じなかった性行為が、快楽に変わる瞬間だった。

「あ……ち……ちくしょ……う……」

もはや立つ事もままならないナランチャは、迫りくる快感に必死に耐えていた。

ギャングになる為に、チームの為に男と偽り生きていく事を選んだ。
何時の日か、女のこに戻る時が来るかもしれない。
好きな男が出来た時か?女でもギャングとして認められる地位を手に入れた時か。
でもそれは随分先の事だと思っていた。

それなのに……こんな形で無理矢理『女のこ』戻されるなんて……

「ちくしょう……ちくしょ……う……」

ナランチャの頬を悔し涙が伝う。それをメローネが舌で掬い舐めた。

「おやおや、泣く事なんて無いじゃないか!セックスは素晴らしい事だぞ!」

メローネのセックス論が始まると、いい加減イライラしてたホルマジオがペニスを取り出す。
恐怖に歪むナランチャをひっくり返すと、

「とっとと済ませるぜ、お譲ちゃん」

みしみしと、言う音と共に、凶悪なそれを無理矢理ねじ込んだ。

「きゃああああああ!!」

容赦なく、男性器をねじ込まれ彼女の幼い性器から純潔の証である紅い血がつつっと流れた。

「いたいっ……いたいぃ!」

腹部を襲う激痛に身悶えしながら叫ぶナランチャに
だから処女はメンドクせぇんだよとホルマジオは舌打ちをする。
あまりもの締め付けと悲鳴に、少しだけ速度を弱めると
最初は息をつくのも儘ならなかったナランチャが
次第に呼吸を整え、最後には、はぁはぁと顔を赤く小刻みに震わしていった。

その様子を誰よりも興味深く見つめていたメローネが、ある提案をした。

「なあ。これから女になるお姫様に、セックスってのをよ〜〜く見せて教育してやったらどうだ?」
「そりゃ面白い提案だな」
「たまには良い事も思いつくじゃねぇか」

お姫様とは、自分の事なんだろう。
野次の中、トリッシュは困惑した瞳でどうしていいか解らず
ただ、震えて立っているしか出来なかった。
その肩を大きな手が……リゾットがつかむ。

「悪趣味かもしれないが……付き合ってもらうぞ」

外野のリクエストに答えるべく、ホルマジオは
しょうがね〜なぁ、と挿入したまま、まるで子供を抱えおしっこをさせる様な体位に変えた。

「な……何すん……の……テメェ!!」
「よ〜く見とけ、お譲ちゃん。これが結合部分だぞぉ」
「やぁ……!やめ……やめて!」

メローネの手が閉じたナランチャの脚を無理矢理開く。

「やだぁああ!見んなあ!」

結合部分を広げられ、この場にいる全員に結合部分を直視される、屈辱。

「嫌ぁああ!!見ないで!見ないでよォ!!」

目で犯さる事に耐えらず、彼女は指で顔を隠し泣きながら懇願する。
こんな情けない姿を、こんな奴らに見られる位なら、死んだ方がマシ。

なのに……

膣内はより深く味わおうと貪欲に男根を締め付ける。
そんな彼女の気持ちを知ってか知らないでか、メローネは淡々と説明しだした。
まず、小さく震える蕾を指腹で転がすと

「ここが敏感なお豆さんだ。お前も弄ってるから解るな?そうだ、上級テクニックを教えてやろう。
ここのお豆さんの皮を向くとな、と〜〜〜っても気持ちがいいんだぞぉ」

と、器用に包皮を剥き中の芯を指でつつく。

「ひああああ!!!」

感じた事のない快感に、彼女は喉を震わせ身を捩った。

「ん?君はここが感じるのか?」

ナランチャの思いがけない好反応に気を良くしたメローネが、
彼女の肉芯をコリコリと指で挟み動かす。

「やらぁ!やだぁ!!」

次々に押し寄せる快感に首をブンブンと振って刺激に耐える彼女だったが
敏感な部分を弄ばれ、後ろからは荒々しい抽送で膣内を弄られる……
初めて味わう快感に頭が真っ白になり、

「ひっ……やあああああああ!!!」

細い体がガクガク…と震えると、腕の中でぐったりとした。
はぁーはぁーと大きく呼吸をし、少しでも肺に酸素を送り込む。

「コイツ、もういっちまったのかよ!!」

ヒクヒクと震える性器からは、透明な液体が溢れんばかりに流れ落ちていた。

「あ……ああ……」

犯されているのに、体が反応してしまう。一度イッたばかりなのに
快楽の波は身体を焦がすかの様に次々と彼女の敏感な箇所を責め立てる。

「おいおいしょ〜がね〜なぁ〜、コッチはまだイってねぇってのに」

呆れた顔で、ぐったりと持たれ掛る彼女を四つん這いにすると、一気に腰を沈めた。

「えっ?や……だめぇ!」
「おいおいおい〜コレで終わりかと思ったのかよ?」

やっと解放される。それは甘い考えだった。
ナランチャの顔が恐怖で歪む。

「よく見ると、ガキ臭いけど可愛いじゃねぇか……」

怯えた表情に興奮したイルーゾォが自身のペニスを彼女の前にチラつかせる。

「そろそろ口も使ってみるか?」

「嫌……やらあああああ!」

先ほどまで、あれ程抵抗していた彼女が……ここまで乱れるなんて……
トリッシュは無理矢理犯されながらも、
体を震わせイキ続けるナランチャを見ていた。

「さて、お嬢さんにも同じ事をしてもらわないとな」
「い……嫌!放して!」

再び恐怖が身を包む。……トリッシュは、どうしても認めたくない事があった。
リゾットが彼女のむっちりとした尻肉をかき分け、その剛勅をあてがった。

「力を抜け」
「や………いやあああ!」

じゅぷじゅぷと鈍い音を立て
彼女の狭い秘所にゆっくりと男性器が侵入する。
始めての痛みは薬のお陰であまり感じなかったが
代わりに奇妙な圧迫感と、体験した事の無い様な快楽が彼女を襲う。

「あ……あああ………」

苦痛と快楽に耐える少女の瞳から涙が零れた。
太腿から垂れる透明な液体をリゾットは指で掬い、業を音を立てる様ニチャニチャと絡ませる。

「随分濡れているな……仲間が犯されている所を見て感じたのか?」
「違……違う……わ……あっ…これは」
「薬の性……か」

そう、ナランチャがあんなに乱れたのも、
自分が処女なのにこんなに感じるのも、全部無理矢理飲まされた薬の性なのだ。
リゾットは彼女の耳元でそっと囁く。

「いいや。これは天性のものだ」

耳元で囁かれ、一気に奥を突かれトリッシュは悲鳴を上げる。

「違うの……違うのぉ!」

反論はするが、彼の太い肉棒で膣内を蹂躙される事に「感じてしまっている」
事実が怖くて、このままではどうにかなってしまいそうで
自身に言い聞かせる様に、必死に『違うの!』と繰り返した。

「いいや、違わないさ、だが恥ずべき事じゃないさ」

最奥を突かれ、息も絶え絶えになりながらも呟く。

「違う……こんなの……こんなの嫌なのよ……」

ぶるりと、リゾットの体が震えた。

「ひっ……いやあああああ!!」

膣内奥で射精され、その勢いが彼女に最高の快楽をもたらした。

「あ……ああああ……」

頭が真っ白になる感覚。体の中心から、手や足、脳天まで貫く快感。
トリッシュも絶頂に達していた。

ペニス抜かれると、彼女はその場に崩れ落ちた。
溢れた精液が太ももを伝い、とろとろと床に零れる。
はぁはぁと肩で大きく息をする彼女、ひくひくと震える性器は
まるで売女の用に色香を放ち次の男を誘う。

「……すげぇな、流石ボスの娘だぜ」
「次はオレね」
「いや、オレが……」

混濁する意識の中、すぐ横で尻まで犯されてるナランチャが見えた。
この凌辱は当分終わりそうにないんだろう。
トリッシュの瞳から、涙が零れた。

「助けて……ブチャラティ……」

……


「ん……」
「んんん……」

ちゅうちゅうと音をたて、男根をしゃぶる少女達。
あれほど抵抗していたのに、彼女達の瞳には妖しい影が写り
その視線は男のペニスに注がれていた。

「うっ……」

誰かが小さく呻く。
びゅるり、と精液がその愛らしい顔に振りそそがれる。

「あっ……やぁん」

トリッシュは振り注がれたソレを、まるで蜂蜜でも舐めるかの様に指で掬い
ちゅぅちゅうと吸い取った。

あれから2時間程は経っただろうか……
室内は男女の放つ性の匂いで充満してた
熱気が彼らをじんわりと包み、この空間を異常な物へと変えている。

「ったく、たった是だけの時間でココまで落ちちまうとはなぁ」
「素質があったんじゃねーの?スケベな素質」

耳たぶを噛まれながら、言葉で辱められ、ピクンと跳ねる。

「やぁん……違う……のぉ……」

どこが違うんだよぉ、前所かケツの方でまで感じてるじゃねぇか、
罵られ、また激しく抽送を繰り返される。

「まだまだ時間はあるかなァお嬢ちゃん達」


………
……


「なんだ……これは……」

彼らは眼を丸くしていた。
トリッシュとナランチャ、二人が攫われてからすでに半日経っていた。
他の仲間を外に出し、司令塔として残っていたブチャラティとアバッキオの前に
突然、死屍累々……男達が現れたのだ。
死に様の方法はそれぞれ異なるが全員下半身を露出させ
ゲッソリと、まるで精気を抜かれているかの様だった。

ブチャラティは最大限の用心をしながら、屍に近づく。
リーダー格の男が彼の足を掴んだ。

「気を……つけろ……あいつ等は……底なしだ……」

男はやっとの事でそこまで言うと、ガクリと倒れこんだ。

「あいつ等……?」

「おーい!」

その時、パタパタと駆けてくる音が聞こえる。
ナランチャとトリッシュだ。

「これは……お前ら!大丈夫だったか!?これは!?」

ナランチャは一気にそんな事言われても解らないよぉと頭を抱えたが
トリッシュがにっこりと

「そうよ」

と笑う。
組織内でも指折りののスタンド使いでもあり、暗殺の訓練も
受けてる彼らを少女二人がどうやって始末したのか?
聞きたい事は山ほどあったが、彼は仲間を呼び戻すべくリビングへと降りていく。
その後ろ姿をトリッシュが止めた。

「ねぇ、ブチャラティ、ちょっと良いかしら。話たい事があるの」

ああ、解った。後で部屋に行く、と背中で話し歩いていくブチャラティ。

「今日は眠れないわね。ナランチャ」
「うん!オレもっと頑張るぜ!」

二人はお互いの顔を見ると無邪気に笑い合った。






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