葵×藤ノ宮千歳
![]() 夏休み。空は台風一過で雲ひとつ無く、爽やかな青空が広がっていた。 しかし、「ハァ〜〜〜〜〜ッ・・・」深い溜息が誰もいない学校に響き渡る。 生徒会長・藤ノ宮千歳の心はドンヨリ曇っていた。 「全くもう、ウチの教師共ときたらどいつもこいつも・・・一体何考えてるのよ!」 千歳は学生でもあるが一応理事長という立場、夏休みでも職員会議を視察にきていた。 まあ、視察といいつつ暇つぶしに顔を出しただけだったのだが。 「私は貴重な時間を費やしてまで職員会議に参加したのよ!?それなのに何なのよ! あいつらときたら!今度の遠足の話だの、職員旅行の話だの、自分達の遊びの打ち合わせばっかりじゃない! 少しは教育について話し合いなさいってのよ!キーッ!」 学校の教育要項に関しては全て教師達に一任していたのだが、 そのチャランポランさを目の当たりにして、正直頭が痛かった。 会議半ばで千歳は教師達をヒステリックに一喝した。 こんな会議やっても意味なし。会議は中止し、教師はみな解散させた。 千歳は最近、機嫌がわるかった。 夏休みだというのに学校に来ている自分。今後の学校運営に関しての不安。 みんな千歳の神経を逆撫でしているのは確かだが・・・これらは一番の原因ではない。 誰もいない学校でひとり、窓から青い空を眺める千歳。 「はぁ〜〜〜〜、なんだってもう、今年の夏はこんなに暑いの・・・」 「なんだってもう、こんなに快晴なの・・・」 「なんだってもう、こんなにいい天気なのに、こんなにしっかり夏休みなのに・・・・」 「なんだって誰も私を誘わないのよ!!!」 これだ。これが不快の原因。 たった一度しかない14歳の夏休み。青春真っ盛り。 カップル達が海でイチャイチャ、山でイチャイチャ、祭りでイチャイチャ、花火でイチャイチャするこの季節、 美人の私に何一つイベントが無いなんてありえない! 普通の男の子だったら、この夏を千歳さんと一緒に過ごしたいと思うはずでしょ? そうよ!普通だったらお誘いで引く手数多の大人気のはずだわ! それなのに・・・ああそれなのに、 夏休みが始まってもう2週間が経過するのに、遊びに来るのはわぴこだけ。男子は0。 千歳は夏休みのほとんどをぎょぴと2人で過ごしていた。 一体どういうことなの?おかしいじゃない!何で誰も誘わないのよ!?千歳は心で吼えた。 「でもまぁ・・・」 ちょっと考え直してもう一つ溜息をこぼす。 「誘われるといってもウチの学校じゃあ誰も・・・ねぇ?」 確かに新田舎ノ中の男子はガキばかり。誘われて嬉しいやつなんているだろうか。 北田君は・・・一番マトモだけど、真面目すぎて面白みにかけるし、 マイケルやその他の奴等は問題外、 浅羽君は学校違うけど・・・ちょっとねぇ(へっ)。 だとしたら、あいつは・・・あいつなら・・・ 千歳は急に顔をしかめ、そして頬を真っ赤に染めた。 あいつの顔を思い浮かべると、どうにも顔が熱くなる。 しゃくに障るけど、あいつしかいない。 「〜〜〜っ!なんで私を誘わないのよっ!!バカッ!!」 心の奥ではあいつが自分のことを誘うはずが無いと分かっている。 分かっているが、それでも腹が立った。 「あー、それにしても暑いわね・・・生徒会室で涼んでいこう・・・」 千歳は生徒会室に向かった。生徒会室は学校で唯一クーラーのある部屋だ。 冷暖房完備、冷蔵庫付、お気に入りのティーセットにソファーセット。 生徒会室は千歳の独断でなんでも取り揃えていた。もちろん全部経費で。 「そうだ!冷蔵庫にとっておきのかぼちゃプリンがあったっけ♪」 「それに冷たいミントティーでも入れてゆっくりしちゃおっと♪」 生徒会室は学校で唯一千歳がくつろげる空間。 ゆったりとしたティータイムを想像して、ちょっと気を落ち着けた。 「♪〜・・・!?」 鼻歌交じりで生徒会室の扉をあけた千歳。 しかし部屋に入るや否や、なにか違和感を感じた。 夏休み中、鍵をかけていたはずの扉が開いている。 クーラーがついている。室内は既にしっかり除湿され、スッキリ快適になっている。 そして「ZZZ・・・」いびき声。誰かソファーで寝ているようだった。 「葵っ!!!アンタここでなにしてるのよっ!!!」 ソファーの上で横になり、毛布に包まった金髪の少年、葵だった。 涼しい環境の中、葵は千歳の怒鳴り声にピクリとも反応せず、気持ちよさ気に眠っていた。 おそらく自分の家では暑くて堪らなくなり、ここに非難してきたのだろう。 一応仮にも葵は生徒会会計(仕事なんて一度もしてないけど)、生徒会室の合い鍵を持ち、自由に出入りできる身分だった。 だからといって何の用も無いのに学校へ来て、学校の設備でくつろぐだなんて。 こいつはなんてずうずうしい奴なんだろう、千歳は(自分を棚に上げて)呆れた。 ソファーの周りにはスーパーのチラシが散らかっている。読みながら寝ていたのだろう。 飲み終えたコップも転がっている。勝手に水でも飲んだのだろう。 そして透明なプラスチックのカップも・・・ え?これって、かぼちゃプリンの容器!? 人が楽しみに、楽しみにしていたかぼちゃプリン!? 「あおいーーーっ!!!」 千歳はぶち切れた。怒鳴った。でも葵は無反応。 「あんたねぇっ!!!人のプリン勝手に食ってなに寝てるのよっ!!」 葵は一向に目を覚ます気配が無い。千歳の怒りが頂点に達した。 「起きなさいよっ!」 ガバッ!千歳は葵の上にかかった毛布を勢い良く引き剥がした。 毛布を引き剥がした・・・ その瞬間、千歳の動きが止まった。 千歳の瞳が、葵のある一点を凝視し、動きが止まった。 フサァ、毛布は再び葵の身体の上に覆い被された。 固まる千歳。ドクンドクン、自分の鼓動が自然と早くなるのを感じた。 未知なるものを直視し、千歳の思考回路は一時混乱した。 「何?アレ・・・テント・・・?」 千歳が見たものは、葵の股間にあるジーンズのふくらみだった。 先がとがって見えるほど、ジーンズの一部が天井に向かってパンパンに膨らんでいた。 「あれって・・・もしかして“朝立ち”ってヤツ?いや、今はもう昼だから“昼立ち”かしら・・・?」 ドキドキ、千歳はますます混乱していた。 普段見慣れている葵の、見慣れない股間。あんなふくらみ、 いつもはどうやってしまいこんでいるのだろう・・・?本当に一体どうなってるの? 「・・・もう一度、見てみようかしら・・・」 ゴクリ、千歳は無意識に生唾を飲み込んだ。 プリンを食べられた怒りは遠くへ飛んでいた。 今は好奇心、男性の生態についての興味だけが千歳の頭を支配していた。 そっと、こんどはゆっくりと毛布をめくる千歳。 そこには再び、青い山脈がそびえ立っていた。 固いジーンズの生地をこれほどまでに持ち上げる股間。 チャックを下ろしたりしたら、一体どれだけ長く伸びるのだろう・・・。 千歳の好奇心はますます膨れ上がった。 ドクンドクンドクンドクン、千歳の鼓動が急激に早くなる。身体が軽くしびれだす。 千歳は立ち上がり、生徒会室のドアを開け、辺りを見渡した。通路には誰もいない。 ドアの鍵をかけ、窓のカーテンを全て閉めた。 生徒会室は今、完全に閉鎖された空間となった。葵と千歳の2人きりの空間。 股間を勃起させながら無防備に眠る葵と、それを眺める千歳だけ。 ドクンドクンドクンドクン・・・静まり返った部屋の中、千歳の心音だけが鳴り響いた。 「なんだか・・・ジーンズが邪魔して、苦しそうよね・・・」 千歳はソファーの傍に座り、そっと、葵のジーンズに手を伸ばした。 指が震える。胸が高鳴る。千歳は指先でジーンズのファスナーを掴み、ゆっくりゆっくりと降ろした。 「だって、だって苦しいのは可哀想じゃないの・・・」 誰に言うでもなく、言い訳をする。 ジーッ・・・もう少しでファスナーが降ろし終わる。そして・・・ ファスナーを全開に降ろした瞬間だった。 ビュン!ジーンズの中から肉棒が勢い良く飛び出した。 ビクン!ビクン!拘束から解放され、軽く揺れる葵のペニス。 ピンッと真っ直ぐに張り詰め、天井へ向かってそり立っていた。 千歳は、初めて間近で見る勃起した男性器をみて絶句した。 「うそ・・・こんなに、こんなに大きいものなの・・・?」 15cm以上はあるだろうか、葵本人の肌より明らかに赤みのかかった褐色。葵本人からは想像できないようなグロテスクな形、 はっきりとした亀頭の輪郭、太くて固そうな肉棒。雄雄しくて、それでいてちょっと可愛げのある形だと千歳は思った。 子供の頃、千歳は風呂場で父親のモノを見たことがあったがこんな形ではなかった。 子供の頃、千歳は父親が本棚に隠していたAVビデオを見たことがあったがモザイクがかかっていて正確な形が分からなかった。 千歳はこれらの記憶を元に独自に男性の性器の形を妄想していたが、現物は想像を越えていた。 目が離せなかった。夢中でそそり立ったペニスをすみずみまで眺める千歳。 「・・・私、こんなに、こんなに大きいものを入れるの・・・?」 千歳の妄想は暴走を始めた。 千歳の身体が震える。顔が、身体が熱くなる。ジュンッっと下腹が締め付けるのを感じる。 「あ・・・だめ・・・」 千歳の体はビクっと痙攣し、その場に座り込んだ。 瞳はしっかりとペニスを捕らえつつ、右手を自分のスカートの中にしのばせる千歳。 「んっ・・・あぁ・・・」 「ヤダ・・・私ったら・・・」 千歳の指先は、ショーツがしっとり湿るのを感じ取った。 *********************** 千歳はオナニーをする少女だった。 夜、寝付けないときなどはベッドの上でよく自慰行為にふけっていた。 特に夏休みに入ってからは回数も増えた。寂しさを自分の指で慰めていた。 暑い夜、寝室のベッドの上、横になり、パジャマの中に手を伸ばす。 まだ発育途中の(自分では最高に形がいいと思う)胸に、そっと手の平を置き、軽く撫でる。 「んんっ・・・」 自然と声が漏れる。固くなった乳首を人差し指で転がす。 「はぁっ、ふぅぅ・・・」 感じてしまう。止まらない。 瞼を閉じて、あいつを、葵を想像する。葵を思うと益々身体が火照りだした。 「あ、あぁ・・・」 パジャマのズボンに手を伸ばし、恥丘のあたりをそっと触れる。 「うぁっ、あ・・・あおい・・・」 この手は葵の手、この指は葵の指・・・ 葵に抱かれる自分を想像し、欲情は一気にエスカレートする。 指で皮を剥き、クリトリスを摘む、穴に指を2本入れ、膣壁を、陰茎をなぞる。 愛液がしっとりしみ出てくる。気持ちよくて堪らなかった。 「ちーちゃん、大丈夫・・・?病気なの?」 ぎょぴに最中を目撃され、心配されたこともあった。 「あ・・・大丈夫よ・・・でもぎょぴちゃん・・・あっ、このことは・・・んんっ、誰にも言っちゃだめよ・・・はぅっ」 途切れ途切れに悩ましい声を混ぜながら、言葉を搾り出す。 「ええっ?何で?」 「みんな・・・心配するでしょ・・・?はぁっ」 「そっか・・・分かった。」 ぎょぴに観られながらも千歳は自慰を続けた。観られるとますます感じてしまった。 「次は・・・ぎょぴちゃんに手伝ってもらおうかな・・・」 千歳は昨夜、そんなことまで考えてしまっていた。 こうして千歳は、処女でありながらだんだんと性に敏感な身体になっていった。 ********************* そして今、 千歳の目の前にはオナニーのネタにしていた葵が、股間を剥き出しにして横たわっている。 形はともかく、千歳の毎夜の妄想の対象が目の前にあるのだ。 「そんな・・・私、葵の・・・を・・・見ていただけなのに・・・」 ショーツの染みが広がっていく。指でわれめを押すとじわっと愛液染み出し、指先が濡れた。 千歳の身体の中の雌が疼きだした。 「私・・・なんてエッチなんだろう・・・」 恥ずかしさが増すごとに、気持ちよさも増していった。 眺めているだけで感じてしまった葵のペニス。 見るだけでコレでは、使用したりしたら一体どういうことになってしまうんだろう・・・ でも、入れるにはこれはきっと大きすぎる。絶対入らない。それじゃあ・・・ 「口ならどうだろう・・・それでも絶対大きいわよ。絶対無理よね・・・」 千歳は口で咥える自分をイメージしてみた。 顔をペニスに近づけて、ペニスの大きさに口を開いてみる。 「んー・・・このくらいかしら・・・?」 口を尖らせて大きさを目測する。 実際のペニスのすぐ横で、軽く頭を上下に動かし想像してみる。 蕎麦をすするように、口でペニスを吸う練習をしてみる。 ペニスの手前まで舌を伸ばし、そっと舐める真似をしてみる。 ペニスに触れないようにそっと、そっと、千歳はいつか来る日のためのイメージトレーニングを続けた。 でも、どうしても上手くできる気がしない。 「顎がはずれるんじゃないかしら?長すぎて喉が詰まってしまうんじゃないかしら?舌も吊ってしまうも・・・」 「いや、でも、実際に咥えてみないと分からないんじゃねぇ?」 「それはそうだけど・・・」 ・・・はっ!千歳は硬直した。 千歳は顔を、葵のペニスから葵の頭の方へゆっくり向き変えた。 「・・・・・お前、何やってんの?」 葵がこっちを見つめていた。 「ぎゃーーーーーーーーーっっっっ!!!」 千歳の金切り声が学校中にこだまする。 「キャーッ!キャーッ!キャーッ!キャーッ!」 パニくる千歳。 「コラコラコラコラっ!お前なぁっ!叫びたいのは俺の方だっての!」 かなり恥ずかしい格好の葵。顔を真っ赤に染めながら、 あわてて剥き出しのペニスをしまい、ジーンズのファスナーを上げた。 眠っている葵にいたずらしているところを目撃されてしまった千歳。 しかもチンポのすぐ傍で、かなり変な顔をしていたところを見られてしまった。 恥ずかしいなんてもんじゃない!取り返しのつかないほどの人生の汚点じゃないだろうか。 千歳は叫ばずにはいられなかった。 「いっ、一体いつから起きてたのよっ!」 「人のプリン食いやがって〜っ!てところからだよ。」 ・・・最初からじゃないの・・・ 千歳は頭に全ての血が昇って、どうにかなってしまいそうだった。 「いやー、さすがに驚いたね。まさか千歳がここまで変態だったとは。」 葵が見下すように千歳を侮蔑した。ビクンッ、千歳が言葉に反応した。 「へっ、へへへっ、変態じゃないわよっ!」 「寝てる男のチンポを勝手に引き出して眺めるなんて、コレが変態じゃなけりゃ何が変態だってんだよ。」 「だって・・・だってその、苦しそうでジーンズが固くてアウアウ・・・」 言葉にならない。 「だってもクソもねーっての!この痴漢!」 痴漢・・・言い返せない。それでも千歳は無理に言い返した。 「あ、あんたがプリンを勝手に食べるからいけないんじゃない!」 「プリン食われたからって人のチンポ食うのかお前は!」 「うぐっ・・・」千歳の顔が耳まで真っ赤に染まった。 「全く、寝てる間に千歳に犯されかけるなんて、ウカウカ昼寝もできねーよ。」 (犯される・・・私が葵を犯す・・・?) 千歳は葵の一言一言に反応していた。 「まさかねぇ、生徒会長様がこれほどまでにエロで恥女だったなんて。みんなが知ったらどう思うだろうな? いくらわぴこでも引くぜ?こりゃ。」 困り顔で言い返せない千歳を面白がって、葵は罵倒を浴びせ続けた。 「学園理事長が生徒に性的いたずらなんて、かなりスキャンダルだよな。最悪。この淫乱女!」 ぐぅ・・・千歳は屈辱を感じながらも、何故か身体が疼きだしていた。 (恥ずかしい・・・恥ずかしいのに・・・私・・・私・・・) 先ほどまで身体が火照っていたせいだろうか、一向に熱が冷めない。 それどころか、葵に罵られる度に身体がビクビク震えた。 心の奥底の、何かが目覚めはじめていた。 「それにしても、ほんっとにもの欲しそうな目で、俺のチンチン見つめてたよなー、千歳」 (おチンチンを・・・私、そんなにもの欲しそうな目で・・・?) ブルブルッ、身悶える千歳。ますます身体が熱くなる。 「そんなに咥えてみたかったのか?俺のチンポを?発情してんのかよ、この雌豚!」 (め、雌っ!?雌豚!?) ガクン、膝が震え、千歳はそのまま座り込んだ。 「あ・・・あ・・・ダメ・・・」 ツゥッ・・・股の間から太ももに生温かい雫が流れ落ちた。 千歳の蜜壷は大量の液で溢れ始めた。 (私・・・葵の言葉で感じてるの・・・?身体が熱い・・・このままじゃ私・・・) 千歳は自分の手で身体を抱きしめ、溢れる欲求を抑えようとした。 「? な、なんだよ、いきなり座り込んで・・・」 葵は千歳の変化がよく分からなかった。 「またいやらしいことでもしようってのかよ?別にいいんだぜ?俺は。しゃぶらせてやったって。でもそんなことしたらまたお前・・・」 話の途中で、葵は言葉を詰まらせた。 千歳がこちらを睨むように見つめていた。強い眼差し。熱を帯びた、潤んだ瞳。 だがその目は座っていて、明らかに普通じゃなかった。 千歳は上目遣いで葵を覗き、つぶやいた。 「今・・・言ったわね・・・」 「・・はぁ?」 「言ったわね!?しゃぶっていいって言ったわね!?」 いきなり切れる千歳。葵の一言で必死で閉じ込めていた性欲の箍が外れた。 千歳の勢いに葵は圧倒された。 中腰で葵の下腹部に抱きついた千歳、腰にしがみつき、ジーンズのファスナーに手を伸ばした。 「おいっ!バカ!やめろって!」 「いいからじっとしてなさいよっ!!!」 千歳は葵の股間からペニスを引っ張り出し、いきなりパクっと口に含んだ。 「コラコラコラコラっ!」 焦る葵。だが、腰をしっかりしがみつかれて身動きが取れない。 「ひひはらはまっへへ!(訳:いいから黙ってて!)」 咥えながら話す千歳。 「うぉっ!」 ペニスに伝わる振動、口のぬくもり、葵の背中がゾクゾクっと痺れた。 「んんっ!んんっ!んん・・・」 チュバッチュバッ、口の中でいやらしい音が響く。 ムクムクと膨れ上がる葵のペニス。さっきの大きさに・・・いや、それ以上に膨張していった。 (私の口で・・・葵が勃起してる・・・) そう思うと千歳もますます濡れた。 口の中で含みながら、頭を動かす。舌で、口内で、葵のペニスを擦りつける。吸引する。 舌の先で亀頭の先端をチロチロ舐める。 ツバをたっぷり口の中に溜めて、亀頭から、竿の付け根まで舐めまわす・・・ 千歳は妄想の中で葵にしてあげていたことの全てを、今本物の葵のペニスで実践していた。 さっき心配していたことも、実際してみると大丈夫だった。 もちろん予想通り大きくて、喉に入ると苦しいけれど平気だった。夢中で舐めまわした。 (私、今・・・AV女優みたいなことを葵にしてあげてる・・・いやらしい・・・) 男に尽くす自分がいとおしく、そして恥ずかしく、ますます濡れた。 「おっ、ああ・・・」 葵も既に抵抗を止め、股間の刺激に集中していた。 体中の力が抜け、葵は再びソファーにもたれ掛かった。 ソファーに座る葵の前には、あの高飛車で生意気な千歳が正座で座っている。 しかも自分の股間を握り締め、必死でフェラを続けている。 上からフェラをする千歳を眺める・・・葵はなんともいえない征服感に捕らわれた。 「千歳・・・結構、いいぜ・・・」 葵は深く息を吐いた。 「ん、んん・・・」 葵から思わぬ誉め言葉を受け、ますます千歳は感じた。 右手で葵のペニスを掴み、左手で自分のヴァギナをこねた。 (んんっ・・・もう、もうだめ・・・・) 千歳は一旦、ペニスを離し、立ち上がった。 「・・・?千歳・・・?」 千歳を見つめる葵。 「もう・・・ダメなの・・・」 千歳は身にまとったサマードレスのスカートの裾を掴み、両手で持ち上げた。 千歳のスカートがガバッと一気にへそまでめくりあがる。下半身全てが露出される。 葵の眼前で、千歳のお腹と、長い足、そして淡いピンクのショーツが露になった。 中学生が着用するにしては、いやに艶っぽいピンクのショーツ。刺繍が大人っぽい。 ショーツの谷間は酷く濡れていて、黒い茂みがうっすら透けて見えた。 そして、ツゥッ・・・白い太ももを液体が流れ落ちる。 漏らしているのではないかと思うほど大量に愛液が溢れていた。 「葵・・・見て・・・私、こんなに濡れちゃったの・・・」 「ち・・・千歳・・・」 今まで以上に熱を帯びた色っぽい表情、綺麗にくびれたウエスト、 スッとすじの通ったかわいいおへそ、細く白い足、艶やかな下着、 そしてビショビショの股間・・・ 今まで見たこともない千歳の痴態にさすがの葵も欲情した。脳内のアドレナリンが煮えたぎった。 ペニスがギンギンに膨れ上がり、今にも破裂しそうだった。 千歳はそっと自分のショーツに指をかけ、ゆっくりと降ろした。 ショーツの内側はベタベタで、われめから愛液がたっぷり糸を引いているのが見えた。 丸まりながら千歳の太ももを、足首をすり抜けるショーツ。 今、千歳の秘部を覆い隠していたものは脱ぎ捨てられ、 ショーツの下にうっすら透けて見えていた茂みが、われめが、全てが露になる。 今度は、葵が千歳の股間から目が離せなくなった。 薄い毛。きれいなピンク色の陰茎が膨らんでいる。液でびっしょり。 喉が渇く・・・室内は除湿が効きすぎているのか?もちろん違った。 「もうダメ・・・ダメなの・・・葵のを舐めてあげてるんだもん、私も・・・ね、いいでしょ・・・?」 千歳はソファーの上に葵を寝かせ、葵の上にまたがった。 スカートを持ち上げたまま、下半身を晒したまま、直に秘部を葵の身体に擦りつけた。 「・・・お願い・・・私のも舐めて・・・」 グチュッ!グチュッ! 「んん・・・」「あふっ・・・」 ちゅぶちゅぶ・・・ 千歳は身体を反転させ、秘部を葵の顔の上に載せた。 そのまま2人、69の形でお互いに愛撫を始める。 2人とも、覚えたての快楽を貪ることに夢中だった。 誰もいない校舎に2人の少年・少女の淫猥な音が響いた。 葵は舌の先を膣口に入れた。膣壁を舌で刺激する。 「あはぁ!あぁ!ダメ・・・」 聞いたことの無いような高い声で千歳が鳴く。 舌をつたって、再び濃い愛液があふれ出た。 「すっげえ愛液の量・・・やっぱお前、淫乱なんだな。」 「やだ・・・淫乱とか、言わないで・・・」 「だって、スケベじゃないとこんなに出ないぜ、フツー。」 舌使いや卑猥な言葉で千歳を責める葵。千歳の体はそのひとつひとつに従順に反応していた。 ジュルッ!葵は膣口に口をつけて、溢れ出す愛液を飲んだ。 「ああああっ!」 身体中に電流が走ったように、ビクンビクン痙攣する千歳。 今度は指先を膣内に入れた。ちゅぶっ!ちゅぶっ!やらしい音で膣が鳴く。 「はぁっ!はぁっ!はぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ん!!」 ギュッと葵のペニスを握り締め、千歳が激しく悶える。 「うぉっ!いてえいてえ!そんなに握るなっ!」 「はぁっ、はぁっ、はぁ・・・」 アソコが今まで感じたことの無いほどジンジンしていた。 これはもう、アレをしなければきっと身体が納まらない。 千歳の頭の中は、もうソレしか考えられなくなっていた。 「・・・ねぇ・・・・葵・・・・」 千歳は身体を起こし再び向きを変えると、葵の下半身の上にまたがった。 「そろそろ・・・しよ?」 千歳は勃起した葵のペニスの真上に、自分のヴァギナを持ってきた。 トロトロと、まるでトーストにハチミツをかけるように 千歳のヴァギナからペニスに大量の愛液がかけられた。 千歳は右手でスカートの裾を押さえ、左手で膣口を開き、 ペニスに狙いを定める。ヌルッ・・・亀頭が膣口の入り口にくっついた。 「はあぁっ・・・!!」 ビクンビクン!千歳は触れただけで敏感に反応した。 「おいおいおい・・・学校で、そこまではマズイんじゃないの?」 ちょっとだけしり込みをする葵。 「・・・ここまで来て何言ってるのよ・・・いいからじっとしてて・・・」 フェラを始めたときと同じ言葉を繰り返す。 「ほら・・・もう・・・入るから・・・」 ぬるっ!亀頭が千歳の中に入った。 「んん・・・」 眉をしかめ、苦しそうな表情の千歳。喉の奥から吐息が漏れた。 そしてそのままゆっくりと腰を降ろす。 ズプッ!ズブズブズブズプッ・・・ 大きすぎると思っていた葵の肉棒がはすんなりと、千歳の膣内に埋もれていった。 「はぁっ!ハァァァァァァァァァッ!!!!」 愛液で十分に濡れていたせいもあるのだろうか、初めて男性が進入した膣は、いとも簡単にペニスを飲み込んでしまった。 処女膜もすんなり貫通した。千歳の身体中が震える。 体の全ての細胞が、葵との初めての性交渉に歓喜していた。 頭が真っ白になる。気持ちいい・・・気持ちいい・・・気持ち・・・いい・・・ 「はぅっはぅっ!!あああああっ!はぁっ!はぁぁん!!」 ずぶぅっ、ずにゅうっ、千歳は葵の上で、大股開きで、中腰で、腰を上下に振り続けた。 「あああああっ!」 両手を葵の胸の上に当て、全体重を葵に寄りかけて、より激しく腰を振り降ろす。 じっくりと、激しく葵の男根を味わった。 「あ、うぁ・・・ちょっと激しすぎるんじゃないの・・・?」 葵は強烈に押し寄せる刺激に耐えながら、千歳の痴態を観察していた。 「なんかスゲェ・・・獣みたいだな、千歳。性欲の塊って感じ。」 「うぁっ、うぁっ」 ずぶずぶ・・・なにか訴えた気な様子だが、マトモに返事が出来ない。千歳は快楽の渦に飲み込まれていた。 「つーかお前、初めてじゃないだろ?全然血がでねーもん」 「うぁぁ、ぁぁ・・・違う・・・初めて・・・だもん・・・」 否定する千歳。確かに千歳は処女だった。 出血もしたのだが、圧倒的に愛液の量が多くてすっかり薄まってしまったのだろう。 赤い血の色はほとんど目立たなかった。 「まぁ、折角なんだし、こんなもん脱げよ。」 「あ・・・」 葵は、千歳の服に手をかけた。 「ほら。」 へそまでめくれあがった黄色いサマードレスの裾を、もっと上まで持ち上げる。 ピンク色のブラが露になり、白い小ぶりの胸元が覗けた。 千歳の手を上げさせ、ワンピースの全てを剥ぎ取る。 「これも邪魔だな。」 葵は腰を振りながら千歳の背中に手を廻し、ブラのホックをはずした。 全裸になる千歳。千歳は今、何一つ身体を覆い隠すもののない、生まれたままの姿で葵の上に跨っていた。 ぷ るっ・・・千歳の乳房が葵の前に晒される。真っ白なぷっくらとした可愛いふくらみ。 乳首はびんびんに勃起していた。 「ふむ・・・」 挿入を続けながら、じっと乳房を眺める葵。 胸を視姦され、千歳は今までとも違う恥ずかしさが込み上げた。 (ダメ・・・胸、ちっちゃいって葵に笑われる・・・・) 怖かった。罵られて感じてしまった千歳だが、顔や身体についての悪口は別だった。 千歳は容姿に絶対の自信を持っていた。だが、形がいいとは思いつつ、胸の大きさには多少コンプレックスがあった。 大きさはまあ、実際には年相応で、平均中学生レベル中の上クラス。新田舎ノ中の同じクラスの中ではトップクラスのバストサイズで、 十分将来性がある胸なのだが、それでも小さいと気にしていた。男子に小さいといわれるとさすがに傷ついてしまう。 黙って胸を見つめる葵。反応が怖い。 (お願い、そのまま黙ってて・・・) だが願いは届かず、葵は沈黙をやぶった。 「ふぅーん、千歳もしっかり膨らんでるんだな・・・もっと真っ平らかと思ってたよ。」 「!?」 ちょっとバカにしてるような気もするが、悪口ではないようだ。 「結構、いい形してんじゃん。」 !? ・・・今私、葵に誉められた?私の胸、綺麗って言ってくれた!?(←言ってない) 正直予想外だった。ぶっきらぼうな言葉使いだがこれは、確かに誉め言葉だった。 葵に・・・身体を誉められた・・・ キュンッ!千歳の胸が張り裂けそうになる。嬉しくて堪らない。 ときめきと快楽が交互に千歳を襲った。 「あ・・・あおい・・・葵〜〜〜〜〜〜っ!!!!」 全裸の千歳が葵をギュッと抱きしめた。 「葵!葵!葵っ!」 猛烈に高まる感情。 千歳は胸に葵の顔を押し付け、挿入された腰をもっと振りつづけた。 「な、おいっ!ちょっと離せって!」 興奮する千歳に慌てる葵。 しかし頬で、局部で千歳の柔らかさを堪能するのは、なんとも気持ちがいいものだった。 ムニュッ!葵の頬に密着してプルプル揺れる千歳の乳房。男として、これはたまらない。 思わず葵は、すぐ傍にあった乳首を口に含み、吸った。 「はぁっ!あんっ!あんっ!あんっっ!!!葵ぃっ!!」 千歳の喘ぎ声がますます大きくなる。その声が葵の中の雄をますます刺激する。 ブルブル、ゆっくりと射精感がこみ上げてくる。 「はぁっ!はぁっ!葵っ!葵っ!」 千歳のボルテージが最高潮に高まる。 腰の動きがより早くなる。ギュッと膣の締め付けが強くなる。 どんどん快感の波が押し寄せてきた。 「はぁっ!はぁっ!はぁっ!はぁっ!・・・・・・」 「ハァァァァァァァァァッッッッッッッッッッ!!!!!」 ビクッビクビクッ!!!千歳の身体全体が痙攣を起こす。 細胞の一つ一つが真っ白になっていくように感じる。 千歳は、初体験で最高潮にイッた。 「あ・・・あ・・・」 達成後、千歳は身体の力が抜け、だらりと全体重を葵に預けた。 膣壁はなおも収縮し、葵のペニスをぎゅっと締め付けた。 「うぉっ!」 葵もいよいよ我慢しきれなくなる。背中からブルっと痺れがくる。 「おい!ちょっとどけよ!バカ!どけって!」 こみ上げる射精感、でも発射口は千歳の身体がしっかりフタをしていた。 慌てて千歳の身体を持ち上げる。そして、必死の思いで膣からペニスを引き抜いた。 その瞬間だった。 「うっ!!!」 ビシュッ!ビシュッ!ビシュッ! 間一髪。ペニスを引き抜くと同時に、葵の亀頭の先からは勢いよく大量の白濁液が噴出した。 4回、5回とペニスは痙攣し、その都度千歳の柔肌に、胸に、顔に、髪に精液が降り注いだ。 千歳の身体は次から次へと精液がぶち撒かれる。 全ての射精を終えたとき、千歳は身体の隅々まで精液でべとべとになっていた。 (温かい・・・これが葵のザーメンのぬくもり・・・ザーメンの匂い・・・) 千歳は押し寄せた快楽の余韻とザーメンの感触に浸っていた。 アソコはヒクヒクと痙攣し続けた。 ************************ ソファーに座り、ミントティーを飲む2人。 既に服を着終え、部屋は普段通りの生徒会室に戻っていた。 「あ・・・もう、髪の毛にこびり付いてる・・・早く家に帰ってシャワー浴びなきゃ・・・」 手鏡を見ながら、乱れた髪を整える千歳。葵は黙ってお茶を飲み続ける。 暫し沈黙が続いた。 「・・・・このことは誰にも言わないで」 真っ赤な顔で紅茶をすすりながら千歳が口を開いた。 「・・・・まぁ、言わねぇよ・・・」 疲れた顔で葵が答えた。 「千歳は前から非処女で、淫乱で、男を犯すのが趣味だったとか、言わねえよ。」 「だからそんなんじゃないわよっ!」 ガチャン!ティーカップを勢い良く置いた。 「私は今日が初めてだったのよっ!ホントよ!」 「そうか?」 「そうよ!・・・どうせ、アンタだって童貞だったんでしょ・・・?この私と初体験ができてよかったじゃない。」 「ん・・・俺?初めてじゃねえよ?」 ボソリと、葵は爆弾発言をした。 「!!ええっ!!!!?????誰と!?誰としたのよ!?」 「ん、わぴことはヤリまくってるよ」 「!!!!!!!!!!!!!!!!!」 驚愕する千歳、気を失いそうになる。 「・・・・うそだよ、真に受けるなよ・・・」 「え・・・」 「本当は俺も今日が初めてだよ・・・悪いか?」 ブンブンッ!頭を横に振る千歳。 (じゃあ、じゃあ葵の初めての相手はやっぱりこの私・・・私なのね・・・) 嬉しかった。なんともいえない優越感が千歳を包み込んだ。 途中、わぴこの名前が出てきたのはどうにも気に入らないけど、満足だった。 「それはそうと・・・千歳。」自分の世界に入り込んだ千歳に、葵が話を続ける。 「お前ん家、クーラーあったよな。」 「え・・・?全室完備よ?」 「そっか・・・」 そっと、葵が千歳との距離を縮める。千歳のすぐ隣に座る。 「どうせお前、夏休み中ずっと暇なんだろ?」 「?」 ビクン!千歳は身体になにかが触れるのを感じた。 「俺・・・お前ん家にちょくちょく遊びにいってやろうか・・・?」 葵は千歳の背中から腕を廻し、片腕で千歳を抱きよせていた。 廻された手はそっと、千歳の脇の下を通り、 その手の平は服の上から千歳の胸を掴んでいた。 2人の息が荒くなる。 ハー、ハー「・・・別に・・・構わないわよ・・・」ハー、ハー 千歳の乾いたの唇からこぼれた言葉は、容認だった。 (・・・望んでたのとはちょっと違うけど・・・ま、いっか・・・) この夏、千歳はやっと誘われた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |