つづかない3
番外編


「あの…北田さん、北田さんのおちんちんって大きいんですか?」
「えぇ!?何を言いだしてるんですか、民子さん!!」
「さっき、わぴこちゃんがそう言ってたから」
「わぴこ…民子さんにまでなんてことを…」
「きゃーっ!大きぃーっ!なまこみたいvvぷにぷにvv」
「!?ちょっ、僕のズボン下ろして何してるんですか!民子さん!!」
「あ、確かめただけですよ、おちんちんが本当にうなぎみたいに大きいかどうか」
「直に確かめなくてもいいじゃないですか!もう…」
「それじゃあ、私のおっぱい触ってもいいですよ」
「はぁ!?」
「私がおちんちん触ったから北田さんも私のおっぱい触って下さい」
「それであいこにしようってことですか?いけませんよ」
「私、結構おっぱい大きいんですよ、ダメですか?」
「ダメです」
「おっぱいで挟んでもダメですか?」
「いいですよ」

つづけない 


>>続き
放課後の教室、民子は膝をついて、ズボンとパンツを降ろした秀の股間をまじまじと見つめていた。

「これが北田さんの白子・・・」

民子は秀のふぐりを両手で優しく撫でた。
初めての感触にビクッと躰を震わせる秀。

「あ・・・竿もぴくっって動きましたよ♪」

嬉しそうに、愛しそうに微笑む民子。

「この北田さんの竿・・・こんなに大きいのにまだ大きくなるんですか?」
「あの・・・民子さん、そろそろ・・・」
「あ、はい、約束ですもんね」

秀が民子の胸もとを見つめながら言葉少なに求める要求を、民子は察知し快く了承した。

「はい・・・北田さん、私の・・・見てください・・・」

シュルシュルと民子は自分のネクタイを緩め、ブラウスのボタンを外し始めた。
上からひとつ、ふたつと外れるボタン、民子の肌がだんだん露になっていく。
四つ目のボタンを外した時、はっきりと、しっかりとした胸の谷間が現れた。
これは・・・巨乳、大きくやわらかな乳房と乳房が押し合って、立派な谷間を形成していた。
中学生とは思えないボリューム。民子は着痩せするタイプだった。
一体どれくらいなんだろう?秀は谷間を凝視した。

「あ、Dカップです」

民子は秀の視線で全てを察したように軽く応えた。

ゴクリ、中学生のDカップ・・・

秀は生唾を飲み込んだ。下に下がっていた竿が、次第に上へ上へと上がっていった。

「あ・・・♪」

自分の顔の正面まで持ち上がった秀の竿を見て、民子は再び嬉しそうに笑った。

「男の子っておっぱい好きですよねー、ウチのクラスの男の子もみんな好きなんですよー」

民子はブラウスのボタンをさらに外しながら話しを続けた。

「夏になると水泳の授業があるじゃないですか、今年、こんなに大きくなってから初めてスクール水着着て授業受けたんですよ」
「そうしたら、男子も先生もみんな民子の胸ばかり見るんですよー♪」
「じっと見つめたりとか、さりげなく横目でみたりだとか・・・みんな鼻の下伸ばしてもの欲しそうに、おかしいですよね♪」

ブラウスのボタンがほとんど全て外された。民子の張りのあるたわわな胸と、それを押さえ付ける黄色い可愛らしいブラが露出された。

「まあ、Bカップだった頃のスク水着てたからいけなかったのかなー?」

話しを続ける民子。

「だから私、おっぱいには自信あるんですよ、こないだは北田さんと海に行ったのに水着姿が見せられなくてほんと残念でした」
「・・・なんで水着着なかったの?」
「女の子の事情です♪」

秀の質問にまたしてもさらりと応える民子。聞いた秀の顔の方が真っ赤になった。

「だから今日は・・・海で見せられなかった分、もっとすごいもの見せてあげますね・・・」

民子は自分の背中に手を回した。

「クラスの男子がみんな見たいって言ってくれてたもの・・・北田さんだけに見せます」

はらり、民子の黄色いブラが外された。秀の前に生の乳房が露になった。  

プチン、プルルン。それはまるでぷっちんプリンの様だった。
背中のホックを外すと民子の胸元がタプンと弾け、黄色いカップから白い乳房が溢れ出た。
やわらかそうな民子の乳房。ブラの束縛から解かれた乳房は前へ下へ左右へと広がり、更にその膨らみを増したかに見えた。

「あんっ」

こぼれ落ちるのを支えるように、片腕で乳房を押さえる民子。そのまま器用に肩ヒモを外しブラを床へと落とした。

「ふぅ…この胸、ブラできつめに押さえ付けてるんです。体育の時間に揺れるのが恥ずかしいから…」

うつ向きがちに語る民子。

今、民子は白いブラウスも黄色いブラも脱ぎ捨て、上半身裸で秀の前に座っていた。

「だからいつもブラが苦しくて…外すとスッキリして…また大きくなったみたい、また太ったのかな」

民子が軽く苦笑する。

「おっぱい大きいって言っても実際、ただの脂肪ですよね、私おデブ体質なんですよ、えへへ」

少しおどけて笑った。
先ほどから言葉数の多い民子。顔を真っ赤に染めあげて、秀一と視線を合わせぬ様に目をそらしていた。
一見、平気そうに男の前で服を脱いでいるように見える民子だが、実際はかなり緊張していた。恥ずかしくて恥ずかしくて仕方のない気持ちを、話をすることで紛らわしていた。

「でも……結構自分でも………いい形してるかな………とか思うことがあって………結構すごいと思うんです」

躊躇いがちに話す民子。しかしすぐ意を決したように民子は顔を上げた。
両腕で生の乳房を押さえ、秀の前に立ち上がる民子。民子は秀一の顔を見つめ、勇気を出して声を張り上げた。

「まだ、親にも見せていない成長した私のおっぱいです!北田さん、見て下さい!」

民子は手ブラを外した。
そして、しばらく二人は沈黙した。

…本当に…すごいものが現れた… 先ほどから黙って民子を見つめていた秀は、さらにその目の前にある女子の裸体に心を奪われた。
民子の腕からこぼれ落ち、タプンタプンと揺れる大きな膨らみ。左右に再び流れるが、張りのある若い肌は重力に逆らうように美しい円形を保っていた。
確かに形の良い民子の乳房。とにかく白くて、大きくて、やわらかくて…重そうでつややかで滑らかで、なんて綺麗なんだろう。まるでボールで作った大きな杏仁豆腐のようにプリプリで…美味しそうだった。
そして、秀の視線はある2点に釘付けになった。民子の乳房の尖端で上下にぷるぷると揺れる突起、さくらんぼのようにかわいくて淡いピンク色をした小さな丸、民子の乳首だ。
これまで人前で隠され続けた民子の乳首が今自分の目の前にある、秀は産まれて初めて間近でみる女子の乳首に興奮した。
人気グラビアアイドル並のクォリティー、民子の乳房。今だ成長を続ける14歳のDカップ。もしかしたらもうEくらいあるかもしれない。とてもわぴこと同級生とは思えない。
秀の中の雄が騒ぎ出す。アドレナリンが沸騰する。秀の股間に熱いものが集中した。
ビュン!民子の腹になにか固いものが当たった。「?」民子は下を向き、自分のへその辺りを確認した。

「わあ…♪」

民子は驚いた表情で異物を見つめた。それは秀の熱く雄々しい肉棒だった。民子の肌を間の辺りにして先ほどより更に勃起していた。

「すごい…立派な北田さんの竿竹…♪」

民子は考えるより先に秀の肉棒を両手の平で掴んだ。もみもみと肉棒を揉みしだく民子。棒はびくんびくん脈打った。

「すごいすごい…長くて太くて大きくて…コリコリと身がしまってて…天然のアナゴみたい♪」

民子はうっとりした表情でしゃがみ込み、肉棒に顔を近付けて裏筋に、亀頭の先に口づけをした。
チュッチュと民子の唇の暖かさが、やわらかさが秀一の肉に伝わる。「ああああ……」ぶるぶる悶える秀一。もう…堪えられない!!

「民子さん!!」

がばっと突然、秀一は民子の裸の肩を掴んだ。驚いて身をすくめる民子。秀一は民子を見つめ、更に言葉を吐き出した。

「民子さん!早く、早くパイ擦りを!パイ擦りをしてください!!早くその大きな乳房で僕のペニスをシゴいて下さい!!」
「もう我慢できないんだ!!!」

余裕のない秀一の叫び、余裕のない表情。民子は圧倒され一瞬沈黙した。そして…

「 はい… 」

民子はいたずらに、そして聖女のように微笑んだ。

二人きりの教室。秀一はズボンとパンツを脱ぎ捨ててフローリングの上に横になった。
ひんやりする床、しかし秀一の体は熱くほてり、竿は衰えることなく最高調に膨張していた。びくびく鼓動する肉の竿。

「じゃあ民子さん、お願いします」
「あ、はい」

民子は横になる秀一の足の上に乗り、下半身に覆い被さるように体を傾けた。
たぷんたぷん、傾く上半身に合わせて半裸の民子の大きな乳房が形を変える。重力に従い下へと垂れ下がる。
ぷるんと揺れる乳房。垂れても形が崩れない豊乳。やわらかい肌が、固くなった乳首の先が、秀一の腹や肉棒をかすめた。
ぷらんぷらんと揺れる乳房を眺める秀一。すごい迫力、このボリューム、これはまるで…「ウシみたいだ」秀一が思わず言葉を洩らした。

「あー、北田さんまでそんなこと言うんですかー?」

民子が笑いながら応えた。

「クラスの男子も同じこと言うんですよー、私の胸見てウシだ、ウシ乳だ!ウシの友達だからお前もウシだーって、ひどいですよねー!」
「ウシ美さんは私のよりももっと立派なおっぱいを持ってるのに!」

民子はウシ美と仲が良かった。“ウシ乳”と言われることが嫌な訳ではないようだ。

「じゃあ…そろそろ…始めますね」

二人の鼓動が早くなった。

「えーと…これでいいのかな…」

民子が自分の豊満な乳房を両手で掴み、左右に広げた。指が乳房に埋まる。
民子は秀一の竿を見つめて、狙いを定めて…ぱふっ、秀一の肉棒を自分の乳房で挟みこんだ。
大きく長く反り返った竿は、亀頭の先を残して全てやわらかい肉まんの中に包まれた。大きい竿よりさらに大きい民子の乳房。

「うぁぁぁぁぁ」

むにむにと、乳圧が竿を圧迫する、悶える秀一。すべすべした暖かい感触が堪らなく気持ちいい。秀一は早くもイキそうになった。

「えーと、こう?こうかな?」

一生懸命な民子。手の平に力を込めて乳房の形を変えていく。秀一の竿の根元から先まで力を加え続ける。

民子の乳首の先がこりこりと竿に当たった。これはお互いに気持ち良かった。だが…どうにも思い通りにいかないようだった。

「あのー、北田さん、すいません…うまくいかないんです。上手く擦れないんです…」

乳房と竿の間には摩擦が邪魔をしていた。
先ほどから秀一の竿の先からはカウパーが漏れ続けているが、それでは量が足りなかった。乳圧の感触は気持ちいいが、確かにこれだけでは秀一もイキきれない。

「民子さん…口の中に唾液を溜めてみて…」
「え?ツバをですか?」

予想外の要求に戸惑う民子。理由は分からなかったが、とにかく民子は秀一の言う通りにした。

「ん…」

口いっぱいに唾液を溜める民子。頬を大きく膨らませる。漏れ出たた汁が口の下を伝った。

「それじゃあ…僕のこれにかけて…」

秀一が視線で民子に指示をした。民子は軽くうなづいて、口内に蓄えた唾液を思い切り垂らした。
だらだらと透明な液体が民子の口から流れ落ちる、とろとろと長い糸を引いて秀一の肉棒にボタボタ落とされる。

「ん…」

よだれの跡を2・3筋口の下に残し、民子が全ての唾液を流し終えた。秀一の竿と民子の胸の谷間は唾液でべちょべちょに濡れた。

「あ…♪滑ります、良く滑りますよ北田さん♪」

民子が再びパイ擦りを開始すると、唾液が潤滑液となりツルツルと滑った。
やわらかな乳房に竿が擦れる、摩擦する。ゆさゆさと揺れる乳房の重みと感触が秀一の分身を刺激した。秀一の気持ちが高ぶった。
両手で己の乳房を揺さぶる民子、ときどき唾液を追加しながら固い肉棒を摩擦した。一生懸命秀一に尽した。だんだん民子の気持ちも高揚してきた。
ああ…イク……秀一の頭が白くなっていく。その時、「……!?」遠くに逝きそうになる秀一の体に、更なる刺激が加わった。
乳房とは違う生暖かい感触が竿の先を刺激する。それは民子の口だった。民子はパイ擦りをしながら秀一の亀頭を食わえていた。

「んん…」

民子が興奮する。乳房で口で秀一を摩擦する。民子は無意識に竿をしゃぶっていた。
もはや自分でなにをしているのか分かっていない。淫らな気分に支配される民子。民子は乳房を、頭を大きく振り乱した。

「あああああっ!」

秀一の体が大きく退け反る。秀一の中で何かが弾けた。 

「ああっ!!」「!!!」 ビシュッ!ビシュッ! 心が、体が、民子の口の中が真っ白に染まった。真っ白な精液が吹き出した。
勢い良く射精する秀一の亀頭、5度、6度と痙攣し大量に精を吹き出し続ける。秀一の竿を口から抜いた民子の顔に、胸元にビシュビシュと降り注いだ。
「ああ…すごい…すごい、北田さんの潮吹き…」

民子が秀一の射精を恍惚の表情で見つめる。

「素敵……わたしのシロナガスクジラさん♪」

今度は白濁液を口から垂らしながらつぶやいた。

ぴゅる、ぴゅる…ようやく射精が止まる、秀一はその場に倒れこみ、果てた。
まさかこんなことをしてしまうなんて…同級生の娘に自分のしでかしたことが恐ろしくなる秀一。
精を吐き出して秀一の頭はいつもの思考を取り戻した。心は冷めていた。
しかし相手は心も体も熱くほてっていた。

「あの…北田さん、すごかったです…」

上半身裸のまま、民子は秀一に近付いた。

「潮吹きが熱くて…力強くて……沖のクジラさんみたいでホント、素敵でした」

民子が目をうるませる。恋する乙女の瞳で見つめる。

「あの…北田さん…実は私…私…」

民子は思いきって、想いのたけを告白した。

「実は私も潮が吹けるんです!見ていただけますか!?」

民子が自分の黄色いパンティーを脱ぎだした。 

「私のは…クジラさんというよりアワビの潮吹きって感じですけど…キャッ♪」
「あの…ちょっと、民子さん…」

男の精を浴びて淫らな気分に酔いしれる民子。スカートの中に手を入れて自分のショーツを降ろし始めた。
一方で射精を終えたばかりの秀一。気持ちは醒めていたのだが…民子の行動を目のあたりにして再び言葉を失った。
脚を交互に上げてショーツを脱ぎ捨てる民子。細くて長いの生脚の、悩ましい仕草が否が応にも目に入る。
民子が動く度に揺れる乳房と短めのスカート、ちらちらとスカートの中からふとももが、おしりの一部が覗ける。
いつも下着に覆われていた場所が見え隠れする。女の子の茂みが…チラリと見える。秀一は生唾を飲み込んだ。
一度枯れたと思われた秀一の性欲がふつふつと沸き上がった。再び身体中の血液が股間に流れ出した。

「あ、やだ、北田さんったら…」

民子が秀一の視線に、その視線が集中する場所に気が付いた。
スカートの前後の裾を掴み、秘部を隠すように引っ張る民子。そのまましゃがみ込み、スカートをおしりの下に敷いて床に座った。

「あん、何だかスースーします…」

体育座りの民子。生足が更に強調される。民子は乳房だけだなく、脚もきれいな曲線を描いていた。
民子は今、スカートと靴下だけを身に纏う、全裸よりいやらしい姿となって男の前に座っていた。

「北田さんは…女の子の大事なところ、見たことあるんですか?」

民子は自分の身体を舐めるように見つめる男に問掛けた。

「え、いや…まだ見たことはないけど…」

秀一は女の固く閉ざされた股先を凝視しながら応えた。

くすくす、民子が嬉しそうに微笑んだ

「じゃあ、私が北田さんの、初めての女の子ですね♪」

「北田さん…見てください、私の赤貝です…」

民子は床に手をついて、ゆっくりと脚を広げた。

男の前で大きく広げられた民子の両脚。秀一はその中央に薄い茂みと一本の縦線を見た。
淡い桃色のひだが閉じている、確かに赤貝のように見えるそれはてらてらと光って見えた。既にずいぶんと濡れているようだった。
初めてみた女の子の秘部に秀一は興奮した。民子の股に釘付けになった。

「北田さん…見てください…私の大事なところ…」

民子は右手の人差し指と薬指で自分の花弁を広げてみせた。じゅくじゅくと濡れた民子の膣口が露になった。

「ここです…ここが潮を吹くんです………おしっこじゃないですよ」

民子は顔を紅らめながら誤解されたくないところに念を押すと、中指で膣口の周りをなぞってみせた。

「んん……このまま……見てくださいね……今…潮を吹きますから……んあっ」

途切れ途切れに熱い吐息が混じる。艶っぽい表情をする民子。民子の指の動きが次第に速くなっていった。

「んんっ、んんっ、んふっ」

ちゅぷちゅぷ、

民子の秘部がいやらしい音を奏でる、声が出る。民子が身体を退け反らせる。身体中が紅く染まって行く。
秀一の前で淫らな牝となる民子。民子は一気に自分の世界へと堕ちていった。

(これは本当に現実なんだろうか…?)

秀一は目を疑った。目の前で同級生の女の子がオナニーをしている、まるで現実味が感じられない事実。
頭では不可解に思いながらも、秀一は民子の揺れる乳房を、細い指にまさぐられる膣を見つめながら己の熱く膨張した息子を強く握り締めていた。
細い手足と小さな肩幅、まだ幼さを残す顔立ち、民子は14歳らしい少女っぽさを多く残しながらも、立派に発育した乳房と女性器を持ちあわせていた。
秀一は、自分はまだまだ子供だと思っていた。いつもわぴこと一緒にいたからなおさらだったのかもしれない。大人の行為はまだまだ先の話しだと思っていた。

だが…今自分の目の前に、成長途中とはいえ立派な大人の身体をもった同い歳の女の子がいる。性行為を楽しんでいる。
僕の身体も十分に成長している、十分に性を楽しめる。性行為はずっと先の話しだと思っていたが…僕等はもう大人なんだ、子供だって…つくれるんだ。秀一の中で何かがふっきれた。

「あっ!あっ!あん!あん!あん!」

ますます声を荒げる民子。絶頂感が高まって行く。

民子の右手の中指は膣の中に侵入し、じゅぼじゅぼと愛液のしぶきを飛ばしている。左手は自分の乳房を揉みしだき、やわらかな肌の中に埋もれていた。

「民子さんは、いつもこんなことしてるの?」

民子の恥体を眺めながら、秀一はいじわるな質問を投げ掛けた。

「え、そんな…違います」

固く閉じていた瞳を見開いて民子が反応した。

「いつもじゃありません…一度だけ、一度だけです」

恥ずかしげに応える民子。目を少しうるませていた。

「一度だけ…一回だけ部屋で興味本意で……そうしたらぶしゅって潮を吹いて………次の日もまたしたら…またぶしゅって……」

「次の日?また?」
「ああ…二回だけ、二回だけです………!!」

民子の羞恥心がますます火を吹いた。再び目を閉じる民子。眉間にシワを寄せ、耳まで真っ赤に染めあげた。
民子の膣を触る手が、胸を掴む手がますます激しく動く。恥ずかしい気持ちと比例して、民子のボルテージも最高頂に膨れ上がった。

「あっ!ああっ!あああああっっ!!!」
震える身体、吹き出す汗。民子のオナニーは絶頂を迎えた。…しかし、潮を吹くことはなかった。

はぁ、はぁ、はぁ……肩で息をする民子。瞳には涙を浮かべていた。

「ごめんなさい、北田さん…潮、吹けませんでした……」

秀一に見られる緊張のせいだろうか、民子の心に色々な恥ずかしさが込み上げてきた。

「北田さん…わたし………ええっ!?」

突然、放心状態の民子の身体に強烈な刺激が走った。
秀一が、民子の股の間に顔をうずめていた。 

秀一は両手で民子のふとももの内側を掴み、左右に大きく押し広げると民子の股の間に自分の顔を突き入れた。

「あっ!やっ!ダメッ!北田さん、やめてっ!」

民子は突然のことに困惑の表情を浮かべた。かなり動揺していた。
これまで恥ずかしいという気持ちよりも、秀一に自分の身体を見せたいという衝動の方が上回っていた民子だったが、この瞬間、その思いは逆転した。
恥かしさの余り民子は大声をあげた。しかし秀一は叫び声にも反応せず、民子が両手で秀一の頭をどかそうとしても、しっかり固定された秀一の頭はびくりとも動かなかった。
秀一の頬が民子のふとももに擦れる、荒い息が花弁に当たる。「んんん……!」ぞくぞくぞく、暖かい息を敏感な場所に吹きかけられ、民子の身体が痺れた。力が抜けていった。

「ん…や……そんなとこ……汚いです………」

次第に声が弱くなっていく。やがて民子は抵抗する力を失った。
依然沈黙を続けている秀一。秀一の顔は民子の濡れた花弁から5cmと離れていなかった。黙って民子の隠唇の形をまじまじと観察していた。
ぷっくりと膨れたピンク色の大隠唇、初めてみる女性の隠部。秀一は湿ったやわらかな民子の花弁をぺろりとひと舐めしてみた。

「……………っっ!!!」

歯を食いしばるように悶える民子。ぶるぶると身体が震え、花弁はさらに湿り出した。
民子の反応が秀一の中の雄を刺激する。もう堪らない。秀一はべろべろと犬の様に民子の花弁を舐め出した。

「ふぁぁぁぁぁっっっ!!」

民子が苦しみとも歓喜とも取れる声をあげる。秀一はその声を聞いてますます興奮する。勃起する。
隠唇を上から下まで丹念に舐めあげる秀一。続けて指で大隠唇と小隠唇を開き、穴の周りまで激しく舐め始めた。

「あっ!はぁっ!ああん!」

固く目を瞑り、秀一に身を委ねる民子。ますます声が大きくなっていく。全身に快感が昇っていく。

「えひゃんっ!」

秀一の舌が民子の膣内に侵入した。身体の中をぐにぐにとうごめく舌の先に、民子は言葉にならない声をあげた。

秀一の責めはますますエスカレートしていった。隠唇の上にある皮を舌でめくり、隠核を口に含んだ。

「っ!!!!」

刺激が強すぎた様だった。
秀一は隠核を優しく舐めながら、指を二本膣内に入れ、膣壁を責めた。ちゅぶちゅぶといやらしい音が響く。
秀一は本で見聞きしたことのある女性器への愛撫全てを試してみた。

「あっ!あっ!あっ!」

執拗に続く秀一の責めに、悶え続ける民子。民子の肌ぞくぞくと鳥肌が立つ。

「だめ!あっ!イクっ!イっちゃいますぅっ!!」

今日二回目の絶頂が民子の身体を襲った。

「はああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!」

ビクビクビクッ震える身体、そして…

ぶしゅっ!ぶしゅっ!びしゅう……絶頂と同時に、民子の蜜壷は大量の潮を吹き上げた。
秀一の顔に、大量の愛液が吹きかけられた。二人の間に一瞬の沈黙が流れた。

「あ……あ…………あ〜ん!!こっぱずかすぃ〜〜〜っっ!!(方言)」

両手の平で顔を隠す民子。
大好きな男の子のテクニックで我を忘れる程イかされて、大好きな男の子の顔に勢い良く愛液をぶちまけてしまった。
この場から消えてしまいたい、穴があったら入りたい、民子は恥ずかしい、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

「ごめんなさい、ごめんなさい、北田さん…私こんなつもりじゃなかったんです…」

夢中であやまる民子。しかし秀一の返事はなかった。
ずっと沈黙を続ける秀一に民子は不安になった。その時…「?」民子は何か違和感を感じた。
手の平の隙間を抜け、瞼から透けて見えていたひかりが消えた。辺りが急に暗くなった。
不思議に思う民子。ゆっくりと手の平を外し、目を開けてみると…そこには秀一の顔と胸板があった。

「北田…さん?」

秀一はいつの間にか民子の身体の上に覆い被さっていた。民子のすぐ目の前に秀一の体があった。
事態がよく呑み込めない、だが思わず頬を紅く染めてしまう民子。こんなに近くで見たことのなかった秀一の綺麗な顔に思わず見取れてしまった。

しかし……

「!!!」

民子の身体に異変が起きた。
民子は下腹部に、硬く太い何かが侵入してくるのを感じた。

にゅる、つぷつぷ… 民子の下の口が“何か”に押し広げられた。

「えっ、あ…うぁぁ……」

その瞬間、民子は無意識にうなり声をあげた。
夕方の学校、民子と秀一2人きりの教室、床に寝そべる少女の身体に、重なるように覆い被さる少年の身体。
民子はスカートのみを身に付けた全裸に近い姿で、秀一はズボンとパンツを脱ぎ捨て下半身を露出した半裸姿でお互い見つめ合っていた。
そして…民子の股の間には今、明らかに何か熱い異物の尖端が潜り込もうとしていた。

「あ…あの……北田さん……」

震える声と身体、民子はようやく絞り出した声で秀一に問掛けた。

「これ……もう…入ってるんですか……?」

それは民子にとって、唐突の出来事だった。
民子は今日、この教室内で秀一の肉棒に触れた。秀一に己の乳房を見せた。パイ擦りをしてザーメンを浴びた。アソコも見せてオナニーも見せた。
そして秀一にクンニまでしてもらって、潮吹きまでした。……しかし、それでも民子にとって“本番行為”は想定外だった。
まだ心の準備が出来ていない。しかし、民子の膣口に触れている異物は、既にほんの少しだけ侵入しているソレは、間違いなく秀一の生殖器、肉棒の“カリ”だった。
二人は今、性交寸前だった。

「……あの……北田………さん……?」

破裂しそうなほどに鼓動する民子の心臓、民子は再び秀一に声をかけた。
しかし秀一は何も語らなかった。ただ、ハァハァという秀一の荒い呼吸だけが民子の耳に届いた。
民子は気を押し静めながら、さらに話しを続けた。

「……潮吹きも終りましたし……その……もう日も暮れますし……そろそろ帰りませんか?」

まだ、今なら寸前で停められる。民子はそう考えた。
もちろん秀一に対し、興味本意でエッチな行為を始めたのは民子自身だ。エッチの果てにナニがあるのかも、もちろん心得てる。
民子は秀一のことが大好きだし、ずっと片想いもしていた、秀一になら自分の全てをあげられる、いやむしろ貰って欲しい…今までそう思ってた。
でも今、ひとつに結ばれようとするこの瞬間、民子は急に臆病になった。恐怖といってもいい。
避妊無しの生挿入も不安だが、何よりあの秀一の、硬くて太いイチモツが自分の身体の中に突き刺さるのが怖かった。
もしかしたら自分の膣が壊れてしまうかもしれない……秀一の“カリ”によって今もムリムリと押し広げられている膣口の“苦しさ”が、それを民子に訴えていた。
怖い、でもきっと、いつも穏やかで優しい秀一ならば、性的興味を抑えられなかった自分と違って、理性的に判断・対処してくれるに違いない…民子はそう信じた。
一寸の沈黙、長い緊張、民子は瞳で秀一に懇願する。秀一も民子の瞳を見つめ続けている。固まる二人。やがて…秀一が動きを見せた。
秀一は両手を動かし、民子の腰に据え、そして、叫んだ。

「民子さん!!ごめん!!!!!」
「あっ!うぁっ!!痛っ!!!!」

ズプズプズプズプ……!!秀一は己の欲望に答えを出した。
愛撫によって既に柔らかく、ぐちょぐちょに湿っていた民子の恥肉は、大きすぎると思われた秀一の肉棒の全てを一気に呑み込んだ。
民子の腰を掴み己の息子を思い切り突き上げる秀一。民子の膜は突き破られ、カリの先が膣奥の子宮に当たった。
民子の処女が秀一に奪われた瞬間だった。
少女の一方的な願いは、発情した14歳の少年に届くはずもなかった。

「ひぎぃっ!痛っ!痛いっっ!……北田さんっっ!!!」

びくびくと身体を震わせながら、民子が苦痛の声をあげた。

太く、長く膨張した男性器、先ほどまで民子が愛おしく感じていた秀一の竿竹が民子に牙を剥いた。
深い挿入、肉棒が民子の中でびくびくと脈打っている。民子と秀一の身体は今、一つに繋がっていた。
身体が熱い、下腹部が…熱い。狭い隙間に太いものをねじ込められて秘肉が裂けるように痛い、膜の傷が傷む。
初体験が、処女の喪失がこんなに痛いものだなんて……民子は真っ白になりかけた意識の中で必死に痛みに耐えていた。
膣中が非常に狭い、膣壁がきつく自分を締め付ける。でもとろけるように熱くて…とてもやわらかい、あらゆる刺激がたまらない…
初体験が、童貞の喪失がこんなに気持ち良いものだなんて……秀一は真っ白になりかけた意識の中で必死に射精感に耐えていた。

「はぁ、はぁ、はぁ……」秀一の呼吸が荒くなる。血圧が上昇する。アドレナリンが沸き上がる。

(もっと、民子さんを味わいたい…)気を落ち着けて、秀一はゆっくりと腰を動かし始めた。

ちゅぷっ!ちゅぷっ!じゅぷっ!

「あ!あっ!ああっ!」

肉棒が膣内を擦り始める。民子が今まで出したことのないような高いトーンで鳴き始める。
窮屈であるはずの膣内は、民子の愛液でびっしょりと濡れていて、竿はスムーズに出し入れを繰り返す。
ちゅぶちゅぶいやらしい音が教室に鳴り響く。次第に腰の動きが早くなる。

(気持ちいい!気持ちいい!!気持ちいいっ…!!!)

もう止められない。秀一は夢中で腰を降った。
ピストンを繰り返しながら、秀一は悶え苦しむ民子を眺めた。秀一の目の前で、民子の白く大きな乳房が揺れ動く。
張りがありやわらかな民子の巨乳、秀一が腰を打ち付ける度に民子の乳房はタプンタプンと自在に形を変えて、ぷるんぷるんと震えていた。

(すごい…!民子さんの…民子さんのおっぱい…!!)

秀一は民子の巨乳を両手で鷲掴みにし、桃色の乳首に夢中でむしゃぶりついた。

(あぁ…やわらかい…気持ちいい…美味しい…!)

秀一は民子の若い身体を、手で、口で、ペニスで貪った。

「あん…!はぁん…!いやんっっ!!」

無意識に声が出る民子。だが痛みは消えていない。
繰り返し挿入が続くことでむしろ物理的な苦しさは増していた。膣内はズキズキと痛み、鷲掴みにされた乳房はギュウギュウと絞られていた。

(痛い、苦しい……でも……)

民子は痛みに耐えながらも、ふと秀一を見つめた。
自分の乳房をもて遊び、自分の乳首に夢中で吸い付く秀一の姿、それはまるで赤ん坊のようだった。

(普段はあれほど真面目で素敵な人なのに……今はなんてかわいらしい……)

続く痛みの中、民子は秀一の姿に母性本能をくすぐられた。
そして、絶え間なく続く下腹部の挿入に民子の神経が集中すると、ふと民子の脳裏に“うなぎを捕まえる時に使用する筒状の罠”の姿が浮かんだ。
細い穴があると中に入りたがる鰻の習性を利用した罠。一度鰻が筒の中に入ると、いくらもがいても出られない。

(SEXって、筒の中に潜り込むうなぎみたい…)

民子は真っ白になった頭の片隅でそう思った。
民子は痛みに絶えながら、うなぎを一匹捕えていた。何だか民子の痛みも少し和らいだ気がした。
二人の肌から汗が吹き出る。声が出る。少年少女の初体験は佳境を迎えつつあった。

「…みこさん…民子さん…」激しい愛撫と挿入が続く中、民子は微かにかすれた男の声を耳にした。

「ああ…民子さん…気持ちいいよ…民子さん…」
「…北田さん…?」

それは今まで無言で民子を犯していた秀一の声だった。

溢れるような性的快楽の中、秀一はたまらなくなり胸の内に秘めていた思いの全てを語り始めた。

「民子さんの身体…とても気持ちいい…綺麗で、やわらかで、滑らかで…最高だ…最高の身体だ…」

思わぬ誉め言葉に民子の胸が高鳴った。

「クラスの男子がみんな、このおっぱいを見つめてたって言ってたね…?ムリもないですよ、民子さん、こんなにいやらしい乳房してるんだから…」
「あ…ああ…っ!」

ムニュウ、

秀一が民子の白い乳房を揉みしだいた。民子は思わずいやらしいあえぎ声をあげた。

「中学生なのにこの大きなおっぱい…きっとクラスの男子は皆、このおっぱいの形を妄想してオナニーしてますよ…」
「あ…やだ…そんな…」
「クラスの男達が見れない、触れない民子さんの巨乳は……僕のだ…僕だけのものだ……」
「あ、ふぁっ、ふぁぁっ!」

べろべろっ…秀一が民子の勃起した乳首に舌を這わせた。
ずっと民子の乳房は秀一にもて遊ばれ続けてていたのに、この時は感じ方が違った。民子の背中がぞくぞくした。…気持ち良かった。

「そしてアソコ…民子さんの小さなアソコ……僕だけが挿れていい、民子さんのぐちょぐちょおまんこ……」
「あっ!あっ!ああっ…!!」

ズコズコズコ、秀一の挿入が激しくなる。竿が上に反り返り民子の壁をより擦りつける。民子の性感帯を刺激する。

「ああ!民子さん!民子さん!!」

ぎゅうぅぅぅっっ!!

腰を振り切りながら、秀一が民子を力いっぱい抱き締めた。

「あ…ああ……北田さん……」

男の力で抱き締められる民子。続く性行為。
下腹部だけではない、身体全てが秀一の熱に包まれた。締め付けられた身体は、民子の痛み以外の五感も刺激した。
民子は思い出した。毎晩、民子が寝る前にベットの上でしている自慰行為、その時にいつも想像していることを。
目を瞑れば思い浮かぶ秀一の笑顔。民子は毎夜妄想の中で笑顔の秀一に乱暴されていた。
ひわいな言葉をかけられ、身体をなぶられ、そして、強引に犯される。
いつも大人で優しい秀一が裸の自分の前だけに晒す別の顔。民子の身体を貧り浮かべる恍惚の表情。

民子の自慰のネタは、いつでも自分の身体に発情してケダモノと化した秀一と、秀一にレイプされる自分の姿だった。
そう、“レイプの傷み”は想像できなかったものの、今のシチュエーションは民子の妄想そのものだった。
身体の傷みは我慢できないものではなかった。今、民子の中の性的感情が一気に爆発した。

「ああっ!北田さん!北田さん!!」

民子は秀一の、未だに着ていた上着とシャツを剥ぎ取った。

「北田さん!北田さん!!北田さん!!!」

ぎゅうぅっっ!!裸の秀一に力いっぱい抱きつく民子。
肌と肌が触れ合う。民子の豊満な胸が秀一の胸板に圧し潰される。

「民子さん!…ああ…もう…イキそうだ…」

秀一の背中がぶるっと震える、身悶える。

「北田さん…!きて…!中に!私の中に来て…!!北田さん!!」

民子が秀一の背中に爪を立てる、身悶える。

「生で出してぇ!中出ししてぇぇっっ!!秀一さんっ!!!!!」
「うっ!!!」

ビシュッ!ビシュッ!ビシュウッッ!!どくどくどく……

二人の目の前が真っ白に染まる。民子の膣内が白く染まる。
ビシュッ!ビシュッ!次々に吹き出される秀一の精液。民子の狭い膣内は一気に精液で満たされる。
しかしまだ秀一の射精は止まらない。

ビュル、ビュルビュル、ビシュゥ、いっぱいの精液の中に精液が注がれる。民子の身体の中に波が立った。

「あ…ああ…わたしの身体の中に小魚の群れが泳いでる……秀一さんがいっぱい…泳いでる……」

民子の耳に小波が響く。民子は海になった。

ぴゅる、ぴゅくぴゅく…暫くして秀一の射精が止まった。

深い呼吸をしながら身動きひとつしない民子と秀一。二人は精魂付き果てていた。
やがて、秀一が身を起こし、己の竿を民子の穴から引き抜いた。すると、民子の穴からドロリと濃い液体が流れ出た。
液体はやがて民子の股の間に大きな水溜まりを作った。液体は白色で透明で…少し赤い色も混ざり合っていた。
再び民子の身体の上に倒れ込む秀一。
辺りは既に暗くなり、月明かりだけが教室を照らしていた。
静かな教室に響き渡る二人の呼吸。重なり合う二人にだけ聞こえるお互いの鼓動。
裸で抱き合う少年少女。月明かりの中、二人は見つめ合い、そして、唇を重ね合わせた。

こうして、黄昏時から続いたふたりの情事は終焉を迎えた。
二人は欲情に塗みれた身体を制服で隠し、その日はそのまま家路についた。

そして…翌朝。教室はいつもの生徒達の活気に包まれていた。
いつもの教室、いつもの級友達の話し声、いつもの空気。
昨夜若い男女の濃厚な性交が繰り広げられた場所とは思えない健全な雰囲気。
教室はすっかりいつもの顔に戻っていた。
床に今も残る白い染み跡が何なのか、誰も知る由もない。知る者はクラスで秀一ただ一人。
この教室の昨夜の出来事を知る者も…この教室で性交したのも、
多分このクラスの男子で女を知ってるのもおそらく自分、北田秀一ただ一人。一人だけの優越感。
いつもの授業をいつも通り受けながら、秀一は何とも言えぬ興奮を感じていた。

…やがて時は過ぎ放課後、誰もいない屋上に秀一は一人空を眺めていた。
青い空、白い曇を見つめながら、もの思いにふける秀一。秀一の脳裏に浮かぶもの、それは…
(民子さん……気持ち良かったな……)このことばかりであった。
秀一は昨夜からずっと民子のことが、女の子の身体のことが頭から離れなかった。結局一晩眠れなかった。
授業中もずっとその場で行っていた自分達の性行為の姿を、生々しい感触を思い浮かべて、一日授業が手につかなかった。
それだけ昨夜の初体験は14歳の秀一にとって強烈なものだった。

(女の子の身体がこんなにも男を気持ちよくさせるものだったなんて…女の子ってすごい…)

秀一は目を瞑り、繰り返し昨夜のことを思い返していた。

(民子さん…細くて大きくて…綺麗でやわらかで…すべすべでぷにぷにでぬるぬるでぐちょぐちょで……いい匂いがしてた……)
秀一は今日一日興奮し続けていた。勃起がおさまらなかった。また女体の快楽を味わいたくてウズウズしていた。

(民子さん…あの子は多分自分に気があるはず……またやらせて欲しいと頼んだらもう一度やらせてくれるだろうか……)
(きっとあの子なら僕にならどんなことでもさせてくれるハズ…あんなこともこんなことも…嫌がらずにきっと…)

秀一の妄想が暴走を始めた。悶々が止まらなくなった。無意識に秀一は大声を張り上げていた。

「あーっ!今度はうしろからズコズコズコバコ突き入れたいっっ!!!」
「あの……北田さん」

一瞬、秀一の心臓が止まりかけた。心の叫びを声に出したら背後に人の声が聞こえた。
下品な叫びを聞かれてしまった、もう自分終わったかもしれない。秀一は混乱しながら声の方向へ恐る恐る振り返ってた。
そこには…秀一の妄想の対象・顔を真っ赤に染めた民子が立っていた。
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