鬼形礼×エリナ松岡
![]() エリナ松岡「鬼形君こんにちは」 鬼形礼「わあ!エリナさん。君も結構神出鬼没だねえ。ここ僕の家の二階だよ。 いったい窓からどうやって?」 エリナ松岡「詳しいことは言えないわ地球連合の機密事項なの」 鬼形礼「ああUFOの…」 エリナ松岡「あがっていい?」 鬼形礼「いいけど」 鬼形の部屋に上がり込むエリナ松岡。しばしの沈黙。 鬼形は何とか美人との沈黙を破ろうと思い、 鬼形礼「エ、エリナさん。コックリさんでもやらないか?知ってる?」 エリナ松岡「知ってる。いいわよ。たまには霊の世界もいいものね」 鬼形は恐怖新聞の付録についていたコックリシートを広げた。 用意された五百円硬貨に、鬼形の指とエリナの指が乗る。 すると硬貨が自動的に動き出した。 「お」「ま」「ん」「こ」「し」「た」「い」 鬼形とエリナのコックリさんはつづく! 「お」 「ま」 「ん」 「こ」 「し」 「よ」 「う」 「い」 「や」 「よ」 「い」 「い」 「じ」 「ゃ」 「な」 「い」 「か」 「だ」 「め 」「だ」 「っ」 「た」 「ら」 「が」 「ま」 「ん」 「で」 「き」 「な」 「い」 「ん」 「だ」 「い」 「や」 「よ」 「は」 「な」 「し」 「て」 「ち」 「ん」 「ち」 「ん」 「い」 「れ」 「る」 「ね」 「あ」 「あ」 「ん」 「だ」 「め」 「だ」 「め」 こうして鬼形とエリナのコックリさん遊びは夜通し続いた。 翌朝二人は一つの布団の中で目覚めた。 鬼形「あっ、昨晩は恐怖新聞こなかったぞ。そうか、あいつ気を利かせて 休刊にしてくれたんだな。そっかー、あいつもたまにはいいとこあるな」 ポルターガイスト(馬鹿め!恐怖新聞の付録のコックリシートで遊べば同じく 寿命が縮むんだよ!クハハハハハハハハハハハハハハッ!) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |