進藤一生×香坂たまき
![]() まるで飢えた獣のようだ。 ソファに凭れ、静かに寝息を立てる彼女を見ながら 進藤はぼんやりとそんな事を考えていた。 めかし込んだ姿のまま自分の前で無防備に眠る一人の女。 「―― おかしな夜だ」 見慣れないその姿を静かに眺めながら、まるで他人事のように小さく呟いた。 今、自分の中には普段とは違う欲求が暴れまわっている。 それは、久しぶりに再会した喜びかも知れないし 酒に酔い、赤く色づいている艶っぽい彼女を見ている所為かも知れない。 いつもと違う髪形や服装を身につけている彼女に、少し動揺しているからかもしれない。 「参ったな……全て当てはまる」 自嘲気味に笑いながら、彼女の額に手を当て柔らかな髪をかき上げる。 指にふわりと絡む感触を楽しんで、穏やかに寝息を立てる彼女の唇を軽く舐めた。 口紅も何もつけていない唇は、それだけで進藤の体の中にある何かを支配していく。 深く重ねる事は無くまるで味見でもするようにペロリと舐めていると 硬く閉ざされた瞼がピクリと動いた。 唇を味わっていた舌を離して、ゆっくりと開かれていく綺麗な瞳を静かに眺める。 「しん……どう…先生?」 「目が覚めたか?」 まだ完全に目覚めていないのか たまきはぼんやりとした表情で進藤を見つめた後、周りを見渡す。 シンプルで飾り気の無い客間に、その奥にあるベットルーム。 それは進藤の部屋の作りだった。 今日はシカゴから帰ってきた私の為に皆が集まって 久しぶりの再会を祝し、医局長がパーティーを開いてくれて・・・。 グラつく頭でたまきが記憶の糸を辿っていると 進藤は机にある水の入ったコップをたまきに手渡した。 手渡された水を大人しく口に流すと、不鮮明だった頭の霧が晴れていく。 正気に戻ったたまきを少しだけ残念そうに見つめる進藤。 「記憶が戻って来たか……?かなり飲まされてたようだが」 「えぇ、だからあなたの部屋なのね・・・。ごめんなさい、迷惑かけて」 「いや。何も迷惑などかかっていない。 部屋に運んだ後、お前はソファで眠っていたから特に支障は無かった。 それに・・・俺が見てる前で酔ってくれた方が、不埒な事を考えている男からも守る事が出来るから丁度良い 。 他の男にそんな顔を見られていたかも知れないと想像すると、嫉妬で気が狂ってしまう」 サラリと告げられた彼らしく無いその一言に、たまきは驚き軽く目を見開いた。 自分の感情や思いを言葉で伝える事が少ない彼の意外な言葉。 その時、ふっと進藤の顔が目に映る。 普段と同じ表情をしているが、彼の頬も心持ち少し染まっているように感じた。 そこで、初めてたまきは納得したような表情を見せて進藤に微笑む。 「・・・びっくりした。あなたも・・・んっ?!」 随分飲んで酔っているのね。 そう告げようとした言葉は、簡単に唇で塞がれた。 まるでもう待てない、と告げるように 進藤は荒々しくたまきの口内に入り込んでくる。 久しぶりの口付けにしては激しすぎるその動きに、たまきは驚き 慌てて進藤の肩を押し退けて顔を逸らした。 二人の口を伝う銀の糸を恥かしげに拭い、混乱したように息を吐いている姿を進藤は不思議そうに見つめる。 「………どうした?」 「どう…した…って。だって、久しぶりなのに・・・」 「別に驚く必要は無いだろう?それに………」 久しぶりだからこそ早く欲しい。 耳朶を甘く噛みながら進藤は熱の篭った声でたまきに囁き 柔かい体を弄り始めた。 乱暴に唇を塞ぎ、片手でたまきの上着をブラジャーごと捲し上げ素肌を晒す。 旅立つ前に何度か行った行為とは明らかに違う、その激しい指の動きにたまきは混乱し身を捩った。 「――ぁ、っん!…やっあ、……おねがっ、いっ、待って………んん!!」 「待てない」 唇の端から漏れる泣きそうな声を出すその切ない願いに、短く否定の言葉だけを発して 進藤は捲り上げた上着から零れる豊かな乳房に指を埋めた。 耳朶や頬を撫でるように這う舌や、強い力で胸を揉まれる刺激に耐えながら たまきは切ない声で進藤の名を必死に呼び、乞うような瞳で荒々しく息を吐く姿を見つめる。 「っ、んぁ!……お願い……このままっ、じゃ…んっ!落ち、ちゃう……ベットに……」 「……………………」 再び告げられたその願いに、進藤は動きを止めて赤く染まっている彼女の顔を眺めた。 自分のモノだと確かめるように、骨張った手で柔らかな頬を撫で瞼や唾液で濡れた唇に優しく舌を這わしていく。 白い首筋に軽く歯を立てながら、ソファを掴む手をそっと持ち上げて、意地悪くクスリと笑う。 「落ちれば良い。無理にソファにしがみつくことは無いだろう?」 耳元で優しく囁いた後、その言葉に驚くたまきの顔を見つめて進藤はもう一度笑った。 何か言いかけた口を自分の口で塞いで、舌を蹂躙していく。 絡み合う舌から唾液と共に微かに漏れるたまきの喘ぎ声を楽しげに聞きながら、進藤は柔かく肉のついた 細い腰を抱き上げ、必死にソファにもたれているたまきの体を強引にずり落とした。 体に当たる机を邪魔そうに押し退けながら、進藤はその体を柔らかな絨毯の上で組み敷いて弄っていく。 「やっ………!?こんな、所で…んんぅ―――っっ!!!」 普段とは違う強引な進藤の仕草にたまきは戸惑い、塞がれた唇から必死に声を漏らす。 ソファと机の間に挟まれ、まるで隠れるように進藤に組み敷かれているこの格好はたまきにとって 酷く恥かしく淫らで、何だか悪い事をしてるようで落ち着かない。 腕の中で恥かしそうにバタバタと暴れるたまきに進藤は意地悪く笑い、胸の中心で微かに震えている 薄く色の付いたその突起にカリッと爪を立てた。 「ひゃ―――っっ!!あ、ああ!!!」 「・・・気持ち良いか?」 「あっ、やっ……ちがっ、う!!ゃっ、んん!!!」 「気持ち良くないのか?……こんなに濡れているのに?」 「っ!!」 必死に首を振るたまきを嬲るように進藤は熱の篭った声で甘く囁く。 そして、空いている手で捲りあがったスカートから覗く たまきの蜜で湿っている下着を撫でた。 ゆっくりとした動きで下着の中に指を入れ 隠れた小さな肉芽を優しく撫で上げていく。 与えられる快楽に正直に跳ねる白い肢体をうっとりと眺め 進藤は零れる蜜で濡れた指を肉芽に擦りつけた。 「あっ、ああ………やっ!手………んんっ、手!は、なして…んぁ!!」 まるで急くように与えられるその強い快楽に耐えられず たまきは涙を零して懇願した。 熱に浮かされたように赤く染まった頬に涙が流れ落ちていく。 それを愛しそうに舌で舐めた後、進藤はそのまま空いている方の乳首を口に含む。 両方の胸と肉芽を指と舌で犯されていく刺激に耐え切れず、瞳からは更に大きな涙が零れた。 「あっ、やっ……こんなっ、んん!ぃやっっ!!!い……っせい…!…んぁ!!!」 大きな声で喘いでいるのも関わらず ちゅくちゅくと濡れるはしたない音は嫌でもたまきの耳に届いた。 まるで自分から出ているとは思えない程 大きく部屋に響いている水音に耐え切れず、思わず目を閉じる。 「どうした?聞えているのか?」 「ちがっ!!」 クスクスと笑う音と胸元で意地悪く囁かれる低い声に合わせて 進藤の手が更に激しく動き始めた。 わざと大きな音を立てて胸に吸い付きながら 激しい快楽で震える体を弄っていく。 溢れ出る蜜がトロリと自分の太腿を伝い落ちる その冷たくて淫靡な感触に、たまきの体はびくりと震えた。 全身を蝕まれるような強い痺れと 波のようにやってくる大きな快楽。 「ひゃぁ!……やっ!あ、ぁん!!………もう、わ、たし…っ!!!」 震えた声を出して、たまきは進藤にしがみ付いた。 一瞬の浮遊感の後、激しい濁流に呑まれる様な刺激 。 しかし、それは寸前の所で消え失せる。 「・・・えっ?」 「―――――」 攻め立てるように体を弄っていた手を止めて 進藤は静かにたまきを眺めていた。 体に残るもどかしい熱を感じながら 途中で止められた行為を不審に思いたまきは怖々と瞳を開く。 「どうした?」 見開いた先に見えるのは、クスリと笑いどこか楽しげにその様子を見つめる瞳。 まるで嬲るような視線でたまきに微笑んだ後、体に置いてあった手は再び激しく白い体を弄り始める。 一旦熱を覚えた体は簡単に高まり、与えられる刺激を待っていたかのように淫らな反応を示していく。 逸らされた熱を逃さないように、たまきは無意識に体を這う指と舌の感触に集中し、その痺れを待っていた。 「っ………あ!っ、ああ!!…いっせ……い……んぁ!やっ!!やめ…っっ!!!!」 「―――――――――――」 「・・・っ!!」 「どうした?嫌なのだろう?」 また寸前の所でピタリと止まった指 たまきの全てを知っているその声に体がサッと赤く染まっていく。 ”イきたいのか?”と 意地悪く囁かれて、たまきはやっと進藤の意図を感じ取った。 羞恥に耐えられずに、ぎゅっと硬く目を閉じる表情をゆっくりと見つめて、進藤は困ったように笑う。 「そんな顔するな・・・もっと焦らしたくなる」 「っや!あな……た…っん!何だか、おかしい……ぁっ、んん!!酔って………っぁ!」 「ああ……確かに少し酔っているのだと思う……。今夜は、とても気持ちが良くてお前が欲しい」 「やっ!っあ、ああっ!!」 普段の寡黙さが信じられない程、饒舌な口調でたまきに囁きながら 進藤の指が白い体を這いはじめた。 自分の指先一つで簡単に淫らになる彼女の姿は 例えようの無い快楽となって進藤の体を支配していく。 その声も、表情も、自分の指をもどかし気に受け入れている肌も 全部自分が作ったのだと、教えている。 机の間に挟まれてまるで犯されるように体を嬲られているのに 彼女は甘い声で要求を受け入れていく。 「辛い思いをさせてすまなかった……ほら」 「やっ!ダメっ・・・!!あっあ、あああ!!!!」 最後に意地悪く囁いて 進藤はずらした下着から覗いている愛液で濡れた肉芽に吸い付いた。 彼女が触れられて、一番敏感にそして素直に反応する部分 口の中で広がる蜜の味と 硬い突起の感触を楽しみながら 進藤はビクリと大きく震えていく体を楽しんだ。 大きく波打った体は次第に小さく萎縮していく。 確かめるように彼女の胸元を撫でると、大粒の汗が零れていた。 達した時に見せる彼女のそのサインに小さく笑い 力なく絨毯に倒れこんでいる彼女の上半身をソファの上に乗せる。 「やっ・・・な、に?」 「――――」 達したばかりで朦朧としているたまきの問いかけに答える事無く 後ろから抱え上げるように胸を優しく撫でる。 彼女に覆いかぶさり、背中にずり落ちている上着を捲り上げて 白く浮かぶ背中のラインにキスを繰り返した。 耳朶に噛み付きながら 後ろからドロドロに濡れた下着を確かめるように撫でて 進藤は嬉しそうに囁く。 「・・・欲しいか?」 「やっ!!…っ、そんな、事・・・・っん、ぁ!!」 「今日は、聞きたい。お前の声で聞かせて欲しい。欲しいか?」 「あ、あっ!ん・・はっ、ああ!!!」 太腿に零れ落ちる雫を撫でた後 濡れた下着をズリ下ろし、蜜の中心にゆっくりと指を押し入れる。 簡単に進藤の指を受け入れた穴は その侵入を喜ぶようにキュッと締め付けた。 蕩けるような熱い愛液と 形が分かるほどに強く締め付ける肉のうねりに合わせるように指が動き始める。 「あっ…!んっ、あ…!!はっ、ぁっ、あ!」 ぐちゃりと指に絡まる自分の愛液の音と 焦らすように体の中を弄る進藤の動きにたまきは耐えていた。 普段行うベットの上で行う柔らかな愛撫とは違う 進藤の指や舌に初めて感じる熱が自分の中で湧き上がる。 衣服を身につけたまま 最低限の部分だけ剥き出しにされてこんな格好で嬲られている 淫らな自分。 胸を愛しげに摘む筋ばった手や耳を這う温い舌 体内で動いている長い指先 全てがたまきを求めてくる。 『強く求められている』 その目眩のするような快楽が、彼女の理性を押し流していく。 「このまま、もう一度・・・一人でイクか?」 「あっ…、あ……んん!やっ・・・ぁ!!」 溢れ出る熱を感じて、耳元で囁く声に身を震わせたたまきは 否定するように首を振る。 なら言え、どうして欲しい? もう一度耳元で囁かれる蕩けそうなその声に たまきは硬く目を閉じて首を横に振る。 そうして覚悟を決めたようにきゅっと目を閉じた後 口元にある進藤の指を口に含んだ。 体内にある進藤の指に合わせてたまきは舌を使い 必死に指にしゃぶりつく。 そのありえない彼女の淫らな姿に一瞬驚いた表情を見せた進藤だったが 直ぐに口の端を持ち上げ笑う。 彼女が達する事が無いように膣内にある指の動きを抑えながら たまきがしゃぶっている指を動かし始めた。 「ん!!う…うっ、……ぅっん…ちゅ、んんっっ」 ぐちゃぐちゃと鳴る粘着質な水音がたまきの上下からいやらしく響き 進藤の脳を溶かしていく。 衣服を身につけたまま、まるで犬のような格好で 求めるように指を咥えるいやらしいその自分の姿を 彼女はどこまで気付いているのだろうか? 強く求めてくるたまきの仕草に、進藤もまた酔いしれていた。 唾液で口元をドロドロに汚しながら 無意識にたまきの腰が強請るように動いている。 それは、言葉で聞くよりもっと淫らで・・・ 「お前がこんなに、いやらしいとは思わなかった」 熱に浮かされたような声で短くたまきに告げた後 進藤は指を引き抜いて細い腰をぐっと掴んだ。 慣れた手つきで自分のズボンを素早く脱ぎ捨て 自分でも驚くほど大きく膨れているソレを取り出す。 力の入っていないたまきをソファの上に横向きで寝かせ 片方の足を自分の肩の上に乗せた。 足を大きく高く広げられ たまきが恥かしそうに短い悲鳴を上げるのと同時 進藤は散々焦らしていた 熱を爆発させるように 熱く溶けているその狭い膣内に一気に自分のモノを押し込んだ。 「あっ、あああああ!!!!」 その瞬間 たまきの口から悲鳴とも嬌声ともつかない声が大きく漏れていく。 普段ならここで一旦動きを止める進藤も その声に酔ったように更に激しくたまきの中をかき回す。 熱く潤った膣内の蜜は進藤の激しい抽出によって、びちゃびちゃと音を立ててソファの上に零れ落ちる。 「あっ、あん!んぁっ……あ、あ!!」 「・・・そんな、いやらしい声で鳴けたのか…」 嬉しそうにその声を聞きながら 進藤は腰を振りながらうっとりと組み敷いた体を眺めた。 ソファと自分に縫い付けられるように横になっている白い体や それに合わせて卑猥な形を作っている胸。 汗で体に張り付いた黒髪に 焦点が合わさっていない酷く淫靡な瞳 流れているたまきの胸を持ち上げ優しく弄っていると 抱えている彼女の足がガクガクと震えだした。 じんわりと汗ばみ出す柔らかな胸の谷間 優しく汗を拭ってやりながら震える足に口付け、甘く声を出す。 「っ・・・このままイってもいいぞ?」 「あっ…やっ、あん!!っ、んぁ!ひと、りでは…やっ!・・・ああっっ!!!」 「このままで、その時の表情を見せてくれ」 「!ん、あ…!ゃっ、あああっ!!」 求めるたまきの手を優しく掴み 進藤は更に激しく腰を揺らしていく。 体内で蠢く熱に耐え切れずソファの上でビクリと跳ねる肢体と 涙を零してその快楽を受け入れる表情を 逸らす事無く進藤はじっと見つめていた。 きゅぅっと、強く絡む甘い快楽に耐えながら 達した事を確認するように腰の動きを緩やかなモノに変えていく。 「ぁ・・・、んっ…ごめん、なさい………わたし…っ、ぁ」 涙を零しながらぼんやりとした声で謝るたまきに優しく微笑み 抱えている足に進藤はそっと口付けた。 敏感になった体はそれだけでも充分な刺激となるのか 舌が這う度にたまきは力の無い声で再び喘ぎ始める。 まだ出していない進藤の熱は、先程の彼女の痴態を見て 膣内を圧迫するように更に硬く膨らむ。 その何気ない動きを感じて恥かしそうに喘ぐたまきを見つめて 進藤はズルリと肉棒を引き抜いた。 そしてソファの上にもたれるように座った後 たまきを抱え上げ跨ぐ形で自分の上に座らせる。 「ぁっ・・・」 「さっきの体勢ではお前の顔に触れることが出来ない…出来るか?」 「・・・っ」 短く告げる言葉の意図を察し恥かしそうに頷いた後 ゆっくりと震える腰を下ろして再びソレを体内に納めていく。 自分で挿入するのとは違う焦らされるような ゆっくりと広がっていくその熱に進藤の体も快楽に震える。 深く入り込むたびにピクリと眉を動かし 快楽に溺れるような艶のある表情をうっとりと見つめながら 進藤はたまきの腰を押えて徐々に腰を動かし始めた。 「あっ・・・!っん!!やっ、まだ…ぜんぶ、入って・・・!ぁ、ああ!!!」 「・・・動く度に深く入っていくから気にするな」 「ん!!あっ…ああっっ!!ぁ・・・んぁ!っあ!!」 ガクガクと乱暴に腰を揺さぶる動きに合わせて たまきはまた切なげな声を漏らし始めた。 すぐ目の先で見える普段からは想像できない彼女の淫らさに 進藤は蕩けそうな表情で微笑む。 「・・・その様子だともう一度イけそうだな」 「やっ・・・!」 「恥かしがる事は無い。全部見せて欲しいんだ…」 唇を深く重ねあいながら 進藤は切れ切れに甘くて優しい言葉をたまきに伝えていく。 耳で切なげに漏れる甘い声と肉の音を感じて 両腕は動きに合わせて上下に揺れる胸や柔らかな肌をなぞる。 ぐちゃりと零れる彼女の蜜の冷たさを足で感じながら 包むようにやさしくうねる彼女の膣肉を味わう。 体全体で彼女の全てを感じ 支配して味わった事の無い程に強い快楽に蕩けていく。 「あっ、あ!っ!は、ぁん!やっ!んんっ――――っっ !!!」 「――――ぅっ、っっ!!!」 焼ききれそうな回路と、彼女の声に合わせて 再びきゅうっと締め付けてくる強い温もりが体中を駆け抜ける。 溢れ出そうな欲望に限界を感じて 進藤はたまきの声に合わせるように、彼女の中に熱を注ぎ込んだ。 何ておかしな夜なんだろう・・・ 心の中で小さく呟いて、進藤はたまきの髪をそっと撫でた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |