番外編
小説ではないですが。 某ドラマのワンシーン 女をマンションまで送った後、玄関先で 男「…それじゃあ、そろそろ帰る。」 女「あの…。…あたしのこと…」 男「…?」 女「可哀そうだなんて思わないで。」 男「…。」 女「同情するのはやめて。」 男「…。」 女「…呼び止めてごめんなさい。送ってくれてありがとう。それじゃあ…。」 女がドアを閉めようとした、その時。 男「同情なんかしていない。」 女「…えっ?」 男「…同情じゃないんだ。」 言いながら女の腕を掴み、自分の方へ引き寄せる。 女「…何するのっ? あなたにはあの人がいるじゃない! …やめて。」 抵抗する女を無言のまま見つめながら、掴んだ腕に力を込める男。 女「…ねぇ…、やめよう…?」 女の言葉を無視し、男は半ば強引に女に口付ける。 徐々に体の力が抜けていく女。 口付けながら女を抱き締める力が強くなっていく男。 なんとか男を押し返し、目に涙を浮かべながら足もとに崩れ落ちる女。 自分のしたことが信じられない様子で呆然とする男。 女「……あなたは! あたしのこと本気で好きじゃないじゃないのっ…!」 男「…。」 女「…好きじゃないじゃない…。」 男「…もう、わからないんだ…。」 女「…何がわからないの…?」 男「……。しょうがないよな…。」 女「…何が仕方ないのよ…。」 男「……。」 ↑ ってのを、進藤×香坂で脳内再生してみたら、思いのほかハマって萌えてしまった。 (こんな感じのセリフってだけで、口調はドラマと違います。) SS一覧に戻る メインページに戻る |