嫉妬心
秋山深一×神崎直


「おとなしくしてね〜。」
「ん〜〜〜!!」

神崎直は今、ゲームの参加者である怪しげな男3人に、誰もいない部屋で
口を塞がれ、手足を床に押さえこまれていた。
男はゲームに勝つ方法を教えてやると直に話をもちかけた。
もちろん直はそれを真に受けまんまと男達についていったのである。
卑猥なことをされるとも知らずに……

「直ちゃんって本当何でも信じちゃうんだね。」
「大丈夫。すぐよくしてあげるから。」

男達はけらけらと嘲笑った。
直は恐怖でいっぱいになるが、首を大きくイヤイヤと振ることしかできない。
次の瞬間、男達は着ていたシャツのボタンを無理やり引き裂いた。

直の薄いピンクのブラがあらわになる。

「………!?」

驚いた直は抵抗しようとするが、2人の男に押さえつけられているため、身動きすら出来ない。

「どうせあの秋山ってやつにもヤらせてるんだろ〜?」
そう言うと男は直のブラに手をかけた。
「ん―――!」

必死で嫌がる直に二人の男たちがより強く直の体を押さえつける。
(もうダメだ…。何でこんな人たちの言うこと信用しちゃたんだろ…。)
涙目になりながら直はある男の事を思った。

(秋山さん!助けて!秋山さん!)

バンッ!
部屋のドアがいきなり開き息を切らした秋山深一が駆け込んできた。
驚いた男達は思わず手を離す。

「秋山さん!!」

直の憐れもない姿に秋山の怒りの感情が一気に加速する。
秋山は直を押さえつけていた1人の男を思い切り殴り飛ばした。

「うっ……
……………てめぇ!」

男が秋山に拳を振り上げるが秋山はパシッと手のひらで受けとめた。

「おまえらは必ず一億の借金を抱えることになる。覚えていろ。」

秋山は男を強くニラみつけそう言いはき捨てると
男達は顔色を変え部屋から逃げ出した。
残された直は破られたシャツから下着が丸見えの状態で、今にも泣き出しそうだった。

「秋山さん…私……」

グイッ

秋山は無言で直の腕を掴み強引に引っ張っていった。

「い…痛いです!秋山さん!離してください!」

秋山は直の声も無視し、そのまま自分の部屋まで連れ帰った。

(秋山さん怒ってる…どうして?助けてくれたのに…)

「きゃっ」

秋山はベットに直を放り投げた。
秋山は今、直の体を他の男に触れられたことに対し、とてつもない嫉妬心にかられ、
直の上にまたがり怒りのあまり直の腕を押さえつけていた。

「秋山さんっ…痛いです!怒ってるならごめんなさい!
……でも私、ゲームに勝てると思って…」
「何であんな得体も知れない男を信用できるんだ?それにお前には俺がいるだろ!本当にバカ女だな!」

秋山は怒鳴った。

「バカ女だなんて…ひどい…」

ついに直は泣き出してしまった。秋山にはそれが逆効果でより秋山の理性を狂わせた。

「お前に本当の男を思い知らせてやる。」

そう言うと秋山は自分のシャツを脱ぎ捨て上半身は何も身にまとっていない状態になった。

「えっ…何するんですか?秋山さん……!!」

怖がる直をよそに秋山は直の破れたシャツを無理やり脱がし、スカートも勢いよくずりおろした。
秋山はもう直を想うあまり怒りと嫉妬に狂い、
直の体をめちゃくちゃにしてやりたいと思った。

「いやー―!秋山さん!やめて!」

叫びながら抵抗しようとする直に秋山は床にあったハンカチできつく手首を縛り、
直の口を自らの唇で塞いだ。

「ん―!……ふっ……んん」

息の仕方も分からない直に秋山はどんどん舌を絡ませていく。

(もう抵抗できない…!こんな形で秋山さんとキスするなんて…いやなのに…)

直は舌を引っ込めようとするがすぐに秋山の舌に絡みとられてしまう。
激しい口づけに直の頭が真っ白になってきたころ
秋山が唇を離した。二人の唇から白い糸が引く。
直が荒い息を整えている間に秋山は直の首筋に熱いキスを落としていく。

「やあっ!………はあっ…」

直は今まで出したことない自分の甘い喘ぎに驚き、顔を赤らめる。

「やっ…めてください…あっ…こんなの…秋山さんじゃないですぅ…」

泣きながら喘ぎながら訴える直。

「俺はいつもこうしたいと思ってた。」
「そんな…ふあっ…」

直の白い肌が今は秋山の熱いキスで赤い跡を浮かばせていた。

秋山は最後に直の柔らかい胸の谷間に口づけをすると、
ブラのホックを外し一気に上まで持ち上げた。
直の形のいい胸が弾んでゆれる。直は恥ずかしさのあまり顔をそらすが、
秋山の手が胸に触れた瞬間体がビクッと跳ね上がった。

「なんだ。触れられただけで感じるのか?」

秋山はサディスティックに笑うと直の胸を強弱をつけて揉みあげていく。
反対の胸にも舌を使って愛撫し続ける。
わざと一番敏感な部分は避けて柔らかい感触を手と舌でもて遊ぶ。

「ああっ…んん……あきっ…やまさ……あんっ」

直の甘い声が部屋中に響くたび秋山の頭はクラクラしそうになる。
時々、先端を舌でかすめると直の声はいっそう大きくなる。
手も敏感な部分を強く摘んだり、指で転がしながら秋山は直の反応を楽しむ。

「はあっ…はあっ…んっ!……あああ!」

直の息もしだいに荒くなってくる。

秋山は空いている手を淡いピンクのショーツに伸ばした。
直の顔色が変わると同時にショーツをするすると脱がした。

「いやあああ!見ちゃダメですー!」
「いや?こんなに濡らしといて…?」

秋山は直の両足を無理やり押し広げるとそこはもう大洪水だった。

「ふうっ……ああ…み…ないでくださ…い」

直は哀願するが、秋山は直の言葉も無視して
溢れきっているそこに顔をうずめた。

「やっ!…なにすっ…ひゃあああんっ!!」

密を吸い取るように秋山はどんどん溢れてくる直のそこを舌で絡みとって吸い付とっていく。

「あんっ…そんなとこ……ああ…汚い……ですぅ」
「どんどん溢れてくる……。」

そう言って秋山は淵から一番敏感な突起までを舐めあげた。

「ふあああああんっ…!!」

直の体は電流が走ったかのようにビクビクと跳ね上がり、軽く達してしまった。

軽く絶頂してしまった直の息は荒いもののぐったりと放心状態にいた。
秋山は履いていたジーンズを脱ぎ捨て、
もう破裂しそうに大きくなった己を直の密が溢れる秘所にあてがった。
クチュッ……
いやらしい粘膜が触れ合う音がし、直が我に帰った。
直は秋山のことを心から慕っていたが、
こんな風に自分の気持ちを無視され体を求められるのに耐えられなかった。

「あっ……!秋山さん!いや!」

直は逃げようとするが秋山は直の腰を引き戻し、
硬くなった肉棒を勢いよく一気に奥まで突き刺した。

「ああああああ……!!」

直の密で溢れるそこは秋山の肉棒をすんなり受け入れた。

「はあはあっ…こんなににゅるにゅるしてるのにすごくキツい…くっ…!」

秋山は今にも達してしまいそうになるが、
必死にこらえ奥まで入っていた肉棒をゆっくり引き戻した。
直は一気に与えられた快感に頭が真っ白になっていた。
秋山は先端だけを膜の中に残すと、また勢いよく直の奥まで突き上げた。
グチュンッ…!

「ふあああ…!!」

直の膜がよりいっそう秋山を締め付ける。

「うっ……動くぞ…。」

秋山はリズムをつけて肉棒を出し入れする。
クチュ……ズチュ…
直の膜と秋山の肉棒がこすれあう音が部屋中に響く。「はあっ…んん…!…あん…あん…!」
秋山は直の腰を手で浮かしもっと奥まで突き上げようとする。

「気持ちいいんだろ?ほんとはもっとして欲しいんだろ?」

秋山が意地悪く直の耳元で囁く。

「あっ…あっ…んん…!」
「ほら…もっとして欲しいって口で言ってみろ。」
「やあああ…!……あんっ!」

(秋山さん…何でそんなこと言うの?私の気持ちなんてどうでもいいの…?
秋山さんはきっと私の体さえあればいいんだ…。)

直の瞳から涙が零れる。秋山は優しく舌でぬぐってやるが、
どうしても直に自分を求めさせたかった。

「欲しいって言えよ!言えばお前も気持ち良くなる…んっ…!」

直はもう秋山に従うしかなかった。

「あっ…秋山さんの…ひあっ!…おちんちん…
もっと…欲しいですぅ…ふうっ…」

直は恥ずかしくて死んでしまいそうな気持ちと与えられる快感にめまいがした。
秋山は直の言葉で頭の中の何かが弾け、腰の動きを一気に加速した。

「あっ…あっ…そんなに…したら…わたし…やあっ…!」

激しいピストンに秋山も直も絶頂が近くなる。

「はあっはあ…中に…出すぞ……。」

苦しそうに喘ぎながらコクりとうなずいた直は、
もう自分の体など、どうなっても構わないとさえ思った。
直の両足は今ではしっかりと秋山の腰にしがみつき、全てを受けとめようとしていた。
秋山は最後にもう一度、直の最奥へ肉棒を突き上げた。

「んあああああああっ…!!」

直のそこはこれほど以上に強く締め付け
秋山もそれに我慢できず、自らの精を直の中に放った。

「ふああっ…!あついよぉ…んんっ」

直の中で肉棒がビクンビクンと動いて残りを流し込んでいく。
秋山は息を整えるとヌルッと肉棒を引き抜いた。

「んんっ………」

まだヒクヒクしている直の秘所からは白い液体がトロリと流れおちていた。

秋山は縛ってあった直の腕をほどいてやると
そこには赤い痣が痛々しく残っている。

「悪かった…こんなつもりじゃ……」

秋山は直に対し罪悪感を感じ優しく手首を舐めた。
頬や首筋、胸にも優しく愛撫した。

「あっ…秋山さんっ…私は…大丈夫です…。」

秋山は愛撫を止め直を見つめた。

「秋山さんがこれからも私の傍にいてくれるなら私…何でもします!」

直の純粋でまっすぐな思いに秋山の胸は締め付けられる。
本当は誰よりも大事にしてやりたいのに、
その想いを伝えられない。
秋山は優しく直を抱き寄せ、額にキスをすると
直が眠りにつくまで彼女の髪を撫で、寝顔を見守った。
それでも鈍い直はまだ秋山の気持ちに気付いてはいないようだった。






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