秋山深一×神崎直 「秋山さんっ、今日はご馳走させてください!」 強引に秋山を自分の部屋へと連れ込む直。 秋山は仕方なくそれに付き合ってやった。 「何、これ」 皿の上には大量に積まれたエビフライ。 「何って…エビフライですよ」 「ああ…そう……」 皿の上を見る度、秋山の顔が引き攣った。 「一生懸命作ったんです!残さず食べてくださいね。」 「…あのさ、俺…」 秋山は、その顔が引き攣る原因を、直に告白しようとするが、 「なんですか?」 直の純粋な表情を見て、何か気の毒に思ったのか、口を噤んだ。 「…なんでもない」 「そうですか? じゃあ、召し上がれv」 ―その後幾度も秋山は顔を引き攣らせた。 SS一覧に戻る メインページに戻る |