ヨコヤァァ!!!ネタ8
ヨコヤァァァァァァァァッ


ビリヤード場にて

「ビリヤードするの初めて?」

手際よく玉を並べながら秋山さんが聞く。
薄暗い証明。周りを見渡すと、皆カクテルを飲みながらゲームしている。
こんなところ初めて。ドキドキするよ秋山さん。
いつの間にか私の後ろにピッタリくっついてる秋山さん。

「手をこうやって置いて・・・」

長い指がきれい。
見とれていると耳元でささやかれた。

「・・・やってみて」

言われた通りに指を置いてみる。
すかさずその手の上に大きな手を重ねられた。
右腕は既に私を抱いて反対側へ。
秋山さんの胸ってこんなに大きかったんだ。
立て続けのゲームで疲れた私を包み込む暖かい胸。

ドキドキが止まらない。
秋山さんもドキドキしてるのかな・・・。

キューを持つ右手にも手が被せられる。
秋山さんに包まれて逃げられない・・・。
戸惑う私をよそに

「いいか、この白い玉をにくーーーい奴だと思って打つ」

秋山さんの打った玉は次々とポケットへ
かっこよすぎる秋山さん!

「次は1番狙ってみよっか?」

さわやかな笑顔は私だけに向けられている。
秋山さんの言う通り、1番を狙う。

憎いやつ・・・そうだ!

「ヨコヤァァァァァァァァ!!!!!!!」
「プハハッツ」
「お前すごい顔してんな?」

秋山さんが楽しそうに笑う。

「だって憎いんだもん!」

ムッとして答える。
秋山さんは静かに聞く。

「ところでヨコヤって誰?」
「・・・・・え?」






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