一同 キノコ「ナ〜オちゃん♪キノコって好きかい?…そう大好きなんだね。 じゃあ〜とっておきのがあるんだけど、どうかな?俺の… 」 秋山「俺は言わせないなんて言わない。 いえるものなら言ってみろ。 おまえにその勇気があればの話だが… 」 ナオ「急にどうしたんですか?秋山さん。フクナガさんはただ私に、おいしい…あれ? そういえばフクナガさん、いつもキノコなんて持ち歩いてるんですか? 」 秋山「おい、神崎直。お前は黙っていろ。最近のお前は喋りすぎだ。 そうだ、腹が減っただろう。ここに俺のホットドッグがある もしお前がよければ… 」 ナオ「わーい♪ちょうどお腹減ってたんですよ。 うれしい、秋山さんのホットドッグ食べたいです。 あれ?でも、どこにホットドッグがあるんですか、秋山さん。 」 エリー「神崎様。大変申し訳ございませんが、ゲーム中のお食事は原則禁止されております。 別にお食事の時間を設けておりますので、それまでお待ちくださいませ。 …秋山様、フクナガ様。お二人もご自分の席にお戻りくださいませ。 」 秋山「神崎直、だがこれはライアーゲーム。相手を騙したほうが勝つゲームだ。 監視カメラは色々な部屋に備えられているだろう。よって、逃げることは 不可能だ。ならどうしたら、その監視から抜けた上で、お前が俺のホット ドッグにありつけるとおもう?簡単な話だ。俺がホットドッグを股の下に 隠して布団に潜り込む、その後お前は時間差で俺の布団に潜り込め。 この作戦なら監視カメラは機能を発揮できないし、俺たちの行為は決して バレないはずだからな。これでお前は安心して俺のホットドッグを… 」 ナオ「…秋山さん、どうしてそこまで私にホットドッグを…? も、もしかして…!そのホットドッグには何か重要な意味があるんですか?! 今回のゲームの必勝法が秋山さんのホットドッグに… それならフクナガさんも呼ばなきゃ。 フクナガさーん、秋山さんのホットドッグ作戦会議の為に 今夜は秋山さんのお布団に一緒に潜り込みましょうね!」 秋山「いいや、キノコお前は来なくていい。お前言ってたよな?自分がよければ それでオッケーオッケーなんだよなぁ?またお前は裏切る可能性がある。 布団の中へは神崎直と俺だけで入る。だから何があっても絶対に入ってく るな。いいか?絶対だぞ。俺と神埼直がまず布団の中に入る。そして 俺のホットドッグを神崎直が安心して召し上が… 」 ディーラー「プレイヤーの皆様、ゲーム中の猥褻行為は禁止となっております。 特に、フクナガ様、アキヤマ様、そしてカンザキ様に置かれましては、 今回を最終警告とさせていただきます。 もし今後このような行為が認められた場合、 ペナルティとして罰金1億円の支払い義務が生じます。 それではゲームの続きを、お楽しみください・・・ 」 キノコ「はあああああああああああああああああああああ!!??」 ナオ「ええええええええええええええええええええええ!!??」 キノコ「俺関係ないって!!」 ナオ「何で私もなんですか!?」 エトウ「おかしいだろ!福永は良いとして、何で直ちゃんまでペナルティなんだよ!?」 ヨコヤ「無知は罪、と言いますからねえ。」 ナオ「ヨコヤさん・・・?」 ヨコヤ「あなたは実に罪深い人ですよ。神崎さん。」サワッ キノコ「そこおおおおおおおおお!!今直ちゃんの身体触っただろ! ディーラーさあーんこの人セクハラしましたー!ペーナルッティ、ペーナルッティ」 ナオ「え!?私今触られたんですか!?え!?」 エトウ「そうだ、あいつもペナルティだ!!」(直ちゃんに触りやがって!!) エリー「お静かに!身体に触れるだけでは猥褻行為とは言えません。」 ヨコヤ「残念でしたねえ?」 キノコ「くっそぉ・・・」 エリー「尚、フクナガ様の髪型に関しまして、キノコ類、もしくは男性器を思わせる見た目となっており、 猥褻物ではないかとの指摘もありますが、あくまでヘアースタイルの一種として認識しておりますので、 ルール上、何の問題もございません。」 キノコ「んなこと誰も聞いてねえだろおがああああああああああああああ!!!!!!! 気分悪りぃわ! 誰!?そんな指摘したやつ誰!?てめえか豹柄あああああ!!!」 エトウ「はあ!?俺じゃねえよ!ブフッw」 キノコ「笑ってんじゃねえぞおおおおああああああああああああああ」 ナオ「秋山さん・・・私が罪深いって、どういう意味ですか?」 秋山「・・・」 ナオ「私、何か悪いことしたんでしょうか?」 秋山「いや、君が悪いわけじゃない。」 ナオ「でも・・・」 秋山「・・・!!・・・そういうことか。」 ナオ「秋山さん?・・・もしかして、必勝法見つけたんですか!?」 秋山「あ〜あ。」 ナオ「すごいです秋山さん!!それで」 キノコ「おいそこ!!二人でこっそり猥談なんかしてんじゃねえ!」 ナオ「な、ちがっ、そそそそそんなことしてません/// 私は秋山さんにゲームの必勝法について聞いてただけです!」 エトウ「な、なんだよその必勝法って。」(直ちゃん、猥談なんて言葉どこで覚えて・・・!?) ヨコヤ「お聞きしましょう。」 キノコ「もったいぶってないでさっさと吐け!」 秋山「このゲーム・・・」 一同ゴクリ・・・! 秋山「・・・如何に事務局に悟られずに事を行えるかどうかで勝敗が決まる――!」 キノコ エトウ!!!!!!!!!!!! ヨコヤ ナオ「えーっと、つまり・・・事務局にばれないように何かをするんですよね? あ、じゃあ私たちが争ってたらダメですよね!敵は事務局なんですから、 皆で力を合わせて、このゲーム勝ちましょう!!! それで、何をすればいいんですか?」 キノコ、エトウ、ヨコヤ、そして秋山、それぞれの視線がぶつかり、神崎直に集まった。 ナオ「???」 アソウ「ちょっとお、あたしも居るんだけど!!!」 キノコ「うっせブス」 SS一覧に戻る メインページに戻る |