千秋真一×野田恵
![]() 今日は最悪な公演だった。俺の指揮は完璧なハズだった。 なのに、なのに! オーケストラのピアノのヤツが間違えやがったせいで今日の公演はボロボロだった。 そのピアノの演奏者が、また、トロくて腹の立つヤツだったんだ。 公演は台無しになり、客からはブーイングの嵐だった。 なのに、ヤツは謝りもせずさっさと帰っていったんだ。 くそ、公演が終わって数時間が経つというのにまだ怒りがおさまって来ねぇ、クソ。 今日は本当に最悪だ…。全く。 マンションの自分の部屋の前でチャイムを押す。 と、 「は〜い♪今開けマス♪」 と、アイツの嬉しそうな声。 アイツの声を聞いたら何故か怒りは収まってきた。が、完全じゃない。 「先パイ、どうしたんデスか〜?今日はなんだかいつもと違うデスよ?」 出迎えたのだめが尋ねた。 「なんでもない。」 俺はぶっきらぼうに答えた。 「そんな〜。何でもないこと無いデス!!いつもの先パイじゃないもん!!」 ちょっとほっぺを膨らませながら反論してくるのだめは、なんだかとても可愛くて。 俺は「ほんとだってば。」と言いながらアイツを引き寄せ軽いキスをした。 「んも〜!先パイってば!いつもズルいですぅ〜!」 のだめはテレながらボソッと言った。 「…しんいちくんにもいい思いさせてあげたいデス…。」 俺はそれを聞き逃さなかった。 「え?今なんてった?」 するとのだめは 「ぎゃぼ〜!!聞こえてたんですか?」 アイツは真っ赤になって恥ずかしがっている。 「ああ‥・めぐみ…俺を悦ばせてくれ。」 そうアイツの耳元で囁くともうアイツは顔を真っ赤にさせてソノ気になっている。 「お前はいつもやらしいな・・・」 また囁き、アイツを見ると目付きがトロンとしている。 そんな素直な反応をするあいつをみてると我慢できなくなってきた。 そして俺はアイツをベッドに押し倒し、口を塞いだ。 最初は驚いたのか舌を引っ込めていたのだめだったが、しばらくすると アイツから俺を求めてきた。 「やるじゃねえか。」 俺はそう思った。 そしてのだめの舌を執拗に追い回し絡めた。 「んっ・・・、ふっ・・・。」 アイツが色めいた吐息を漏らす度に俺は激しくアイツの口内を貪った。 「ふぉお…。先パイ…。」 口を離すと、のだめは涙目になっていた。 「おい、どうしたんだ?いつもと違うぞ。いつもと違うのはお前の方じゃないのか?」 俺は笑った。 「だって、だって今のキス、なんだかいつものキスより激しくて、気持ち良かったんデス。」 アイツは言った。 「…やっぱ、お前カワイイ。」 「ぎゃぼ〜!先パイやっぱり違う!いつもなら絶対言ってくれないモン!!」 などと、しばらくは他愛も無い会話を交わしていた。 が、やがて静かになった。 俺はのだめに近づき、また、キスをした。 最初は、優しく唇を甘噛みするように。そして段々とまた、激しく。 「なぁ、していいか?」 俺は聞いた。 「いいデスよ…♪ダメって言ってもしんいちくんしちゃうんでしょ〜♪」 笑いながら答えたアイツはベッドにごろんと寝転がった。 「うっきゅ〜♪さ、早く服脱がせて下さい〜♪」 のんきにのだめは言った。 だが俺は 「ダメだ。もう約束を忘れたのか?」 と言い放った。 「ほぇ?のだめ、何か言いましたっけ???」 …もう、忘れたのかコイツは!!そう思っているとある案が浮かんできた。 そして意地悪く俺は言った。 「さっき俺にいい思いさせてあげたいって言ったよな。じゃあ俺の前で脱いで。」 「え・・・。そんなの…。でも…。」 口ではそう言いながらも顔はまんざらでもないようだ。 「早く脱げよ。」 俺が急かすとのだめは俺の前に立ち、 「じゃあ脱ぎますよ〜☆のだめストリップ開始デス♪」 と言った。 まずはスカートを脱いだのだめ。 スカートの下からは黒いレースをあしらったショーツが見えた。 「へぇ〜。お前が黒はくなんてな。」 俺はじろじろ見ながら言った。 「エヘへ♪先パイのために買った勝負下着デスよ♪」 と、のだめ。俺にはのだめがどんな下着を着けていようとも魅力的なのに。 次にカットソーを脱いだのだめ。時折挑発をするかのようにこちらをチラチラ見ている。 黒いブラジャーに包まれたたわわに実ったアイツの胸が見え隠れした。 そのブラは谷間が強調される物らしく、Dカップの胸の谷間が印象的だった。 俺は自分自身が段々と硬く、大きくなってきたのが自分でも分かった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |