匂い
千秋真一×野田恵


8月の暑い日。千秋は、南欧をめぐる2ヶ月の演奏旅行からパリへと帰ってきた。
タクシー乗り場をめざし、駅の構内を歩く姿には、疲労感が漂っている。

「暑いときに暑い地方を回らなくたっていいのにな…」

手に持った旅行用バッグがずっしり重く感じられる。ここ数年、パリも本当に暑い。

(あいつ…どうしていたかな? 俺のいない間…)

千秋はふと、のだめを思った。懐かしさがこみあげてきて、かすかな感傷が胸をよぎる。

(ただいまと早く言いたい)

パリに来てからの二人は、何度となく離れて生活したし、今回よりも長い空白もあった。
しかし千秋は、徐々に「会えない時間」に弱くなってきていた。その自覚はなかったが…
タクシーに乗り込んだ千秋は、性急にアパルトマンの住所を告げた。

自分のドアの前に立った千秋は、思わず微笑んだ。
ドアがかすかに開いていて、中から"あいつ"のピアノが聴こえる。
でも… 音に表情が足りない。タッチは間違いなくあいつのものなのに。
千秋はそっと荷物を降ろし、ドアを開けた。

「のだめ…?」

途端、不吉なものが目に入った。床に転々と水たまりができている。
部屋が散らかってるのはいい、いつものことだ。もう慣れてきた。が、これは…?

「げ…」

その水たまりはピアノへと向かっていた。
そしてピアニストは、バケツに足をつっこんで演奏していたのだった。
ノースリーブのワンピースのすそを、ギリギリまでたくしあげて。

「ムキャー!! これやっぱりペダル踏めナイ…」

のだめは、頭からアイスノンを落としながら叫ぶと、鍵盤につっぷした。

「はぅー…暑すぎマスよ、パリは…しんいちくん…」

名前を呼ばれた千秋は一瞬驚いたが、のだめはまだ千秋が帰ってきたことに
気づいていない様子だ。仔犬のように丸まったのだめの背中を見ているうちに、
千秋の胸の内に愛しさが広がった。

(昔のオレなら、容赦なくツッコむとこだろうな)
(でも、今は……)

とりあえず甘えたい一心で、千秋はそっと近づき、後ろからのだめを包み込んだ。

「…ただい…」
「もがーーっっ!!!」

言い終わらないうちに、のだめが弾け飛び、千秋は床に尻餅をついた。

「暑っっっ!!!!誰ね!?」
「な…」

あまりの剣幕に動けない千秋。

「オレ… 真一…」
「うぎっ、センパイ!?…も、もう帰ってきたんデスか?」

千秋もムッとしながら立ち上がる。

「帰ってきたら悪いか?」

「大体、予定は言ってあっただろ!」
「そでした・・・いきなり抱きついたりするから驚いただけデスよ」
「…いつもしてるだろ、あれくらい…」

千秋はもう一度抱こうとしたが、のだめは口をとがらせて抵抗する。

「センパイ、手が熱いデス…いくら冷血なセンパイでもやっぱり暑いデスよー」
「誰が冷血だ…」

千秋はかまわず、のだめを深く抱きしめた。

「充電…させろよな、オレにも…」
「ふぁ!?……ハイ…」

千秋は、のだめの体から力が抜けていくのを感じて、安堵した。

(やっと、帰ってきた…)

実感がわいてきた。

抱きしめるうち、汗で湿ったワンピースが千秋のシャツと密着度を増していく。
千秋の目の前ののだめの栗色の髪から、濃厚な汗の匂いが立ちのぼってきた。

(くさい…)
(こいつ、こんなに暑がってるくせにシャワー浴びてないのか…)

でも、と千秋は思った。

(前より慣れたな……正直そんなに不快じゃない)

そのとき…千秋の股間に反応があった。

「え……?」

(なんで、ここで反応…!?)

千秋は思わず腰をひきながら、のだめの髪の中に鼻をうずめてみた。
千秋の鼻腔を、草いきれのようなのだめの匂いが刺激する。

(草原……いや…やっぱり、ただくさいだけだろ…)

「センパイ…いやン…」

のだめが頬を赤らめる。

「4日洗ってナイ…」
「うぶっ」

千秋はむせて涙目になりながら、身をひき離した。
しかし下半身は、今やハッキリと自己主張を始めている。

(なぜ勃つ−−−−!!?)

千秋は激しく自問自答を繰り返した。

(疲れてるから?久しぶりだから?そんなのこれまでにも…!)
(オレはどうしてしまったんだ!?)

「…センパイ?」

てっきり叱られると思っていたのだめが、千秋の顔色をうかがう。

「どうしたんデスか?」

千秋の動悸は、息苦しいほどに高まっていた。味わったことのない興奮だった。

(こいつの匂いに感じてしまった…?)

千秋の周りに…

(とうとう、変態の森のど真ん中に…)

クロウサギの群れが飛び交いはじめる。

(…もう一度だけ、確かめてみよう…)

千秋はクロウサギたちを追い払った。

「のだめ」「ハイ?」「そこに座れ」

千秋はピアノ椅子を指差した。

(センパイ…ちょっと怖いデスよ…)

のだめは首をすくめながら指示に従った。
すかさず、千秋の次の指示が飛んだ。

「万歳しろ」
「センパイ、帰ってくるなりのだめが欲しいんデスか?のだめ、自分で脱げマスよ?」
「…脱がなくていい…。ホラ、万歳!」
「ば…ばんざい?」

赤面しながらのだめは、しなやかな両手を空にかかげてみせた。
千秋は、あらわになったのだめの両脇を、針の目で見つめていた。

「センパイ、鼻息荒いデス、鼻息…」

(とりあえず、匂いっていうなら、ここだろ…)

千秋はのだめの左脇に顔を埋めた。

「ぎゃぼ!?」

のだめの体が跳ね上がる。が、千秋も追いすがる。
千秋は、左の頬にD70があたるのを感じながら、のだめの脇の匂いを吸い込んだ。
かすかにうぶ毛のある脇から、動物的な体臭が湧き上がってくる。

(甘い…潮風…みたいだ……)

自分自身の白熱するような漲りを感じながら、千秋は確信しつつあった。

(やっぱり、こいつの匂い………嫌いじゃない)
(いや…多分、好きになったんだ…いつの間にか)

「そっち(右)のほうも、嗅ぐ…」「ハイ…」

のだめは積極的に体を回し、右脇を千秋の前に差し出した。

(あ…ダメだ、のだめの匂い…すげー燃える…)

千秋は、自分の中に初めて生まれた欲望につき動かされ、のだめの上半身を嗅ぎまわった。

「ハァハァ…せんぱい…」

いつしか、のだめも息を荒げていた。
のだめは、胸の谷間に鼻を押し込んでいる千秋を見下ろし、クスッと笑った。

「…そんなに、のだめ、いい匂いデスか?しんいちくん…」

これを聞いて、千秋の中で何かが弾けた。

(なんて図々しい女なんだ、こいつは……)
(…くさいに決まってるだろ!)

千秋は、のだめの脇を素早く舐めあげた。

「ひゃうっ!」

のだめが反応する。

(くさいけど、好きなだけだ!!)

千秋は立ち上がり、のだめのワンピースを乱暴に脱がした。

(こうなったら、どこまででもいってやる!森の果てまでも!)

ツーカーの呼吸で、のだめは自分からブラをはずした。

「ハァ…センパイも汗だくデスね?」

ひもパンだけになったのだめの目が悪戯っぽく光る。
のだめが立ち上がると、火照った全身に浮かんだ玉の汗が、きらきらと流れ落ちた。

「今日ののだめは、女豹デスよ…」

(スイッチ入ったデス…)

「脱いでくだサイ」

今度はのだめが千秋に指示を出す。

(言われなくても!!)

シャツのボタンを外しはじめる千秋だが、
いつもより興奮しているせいなのか、手が震えて、はかどらない。

「遅っっ!!!」

のだめはシャツに手をかけ、勢いよく引き裂いた。

「ひっ!?」

(やっぱり、こいつ普通じゃない…なんだこの豹変ぶりは?)

千秋の均整のとれた体がむきだしになると、のだめの息はさらに荒くなった。

「ハァハァ…センパイ……。さぁ、まみれましょー☆」

のだめは千秋の腰にしがみつくと、柔らかな乳房を千秋の腹に押し当てた。
そしてゆっくりと立ち上がりながら、乳房を千秋の胸へと滑らせていく。
のだめの色素の薄い乳首が、千秋のそれに当たった。「く…」眉をしかめる千秋。
体を滑らせるうち、空気も入らないほど、互いの肌がしっとりと密着した。
千秋は、のだめの背中を激しくつかみ、指をくいこませた。
わしづかみにした指の間、爪の間に、のだめの汗と皮脂が入り込んでくる。

(う…。やっぱり、オレ、道をふみはずしていないか??)

「…のだめ!」

思わず叫んだ千秋だが、のだめは応えない。
大きな掌で千秋の後頭部をつかむと、顔をひきよせ、千秋の唇をふさいだ。

(チーズの匂い…昼飯…?あ…)

のだめの舌が、千秋の口腔のすみずみまで動き回り、唾液が交じり合った。
ふたりの鼻が吸えるのは、互いの鼻腔から漏れる熱い息だけだった。

(酸欠…足に力入んねー…)

千秋はしなしなとくずれおちた。のだめは密着したまま、千秋の上に覆いかぶさる。

(床…背中痛い…)(でも…)

千秋は動かず、のだめの動きを待った。
のだめは、千秋の口から舌をぬきとり、頬をねっとりとなめた。そして、

「あうー…」

妙な声を出しながら、千秋の耳や鼻の中まで舌を這わせていく。
のだめが頭を動かすたび、髪がはらはらと千秋の肌にかかる。
その髪の匂いが、また千秋を刺激する。

(こいつって…ほんと動物みたいだ…ケダモノっていうか……)
(オレも負けてられない…)

もうろうとしながらも、千秋はのだめの腰に手をやり、"ひも"を解いた。
が、のだめは「まだ。まだデスよ…」といって、千秋の白い首すじにかじりつく。
そして、千秋の喉もとから鎖骨、胸板に至るまで、舌先で攻めていく。
千秋はただ、のだめの、やや幼さの残る腰のラインをなでることしかできない。
のだめは千秋の荒い息遣いを楽しみながら、ぴちゃぴちゃと音をたてて乳首を嘗め回す。

(女になったみたいだ…)(………征服される………)

何分攻められていたのか、千秋はいつしか目を閉じていたことに気づいた。
うっすらと目を開けると、千秋の脇を熱心に嗅いでいるのだめと目が合った。
のだめは、歯を見せて笑った。演奏が絶好調のとき見せる顔だった。

「…センパイって、すっごいイイにおい…好きデス…」

千秋は弱々しく苦笑した。

「もう、おまえの匂いしかしないだろ…」

のだめがふいに、身を起こした。汗がぽたぽたと、陽をはじきながら千秋に落ちてくる。

(なんか…綺麗だ…)

いま、千秋には、一片の不快感もなかった。
むしろ、のだめの匂いが全身にすりつけられたのが嬉しかった。
のだめの香りの中に自分がいることが…。

微笑む千秋を見て、のだめは馬乗りになったまま、ヘの字口で切なげにため息をついた。

「…はぅ……しんいちくん、かわいい…のだめだけのものデス…」

のだめは腰を上げひもパンを抜き取ると、また馬乗りになった。…今度は向きを変えて。
千秋の目の前に、のだめの薄桃色に上気した、色白な尻が迫ってくる。

(え…これって…)

のだめは振り返り、笑った。

「そわさん・ぬふデス… もん・しぇーる、しんいちくん…」

(風呂に入ってないヤツと69………)

千秋は白目になった。
もともと、清潔で安全でお行儀のよいセックスしかしてこなかった千秋である。
さっきまでの一体感が急速にしぼみ、理性による抑圧が息をふきかえす。

(危険だ!…こわい!…)

脳内にサイレンが鳴り響く。思わず顔をそらしたものの、
のだめが容赦なく突き出す尻に、千秋の顔はついにうずもれた。

「うぶっ…」

不思議とひんやりした尻肉の感触が、千秋の顔を取り囲む。

(汗のゼリーに包まれたみたいだ…)

目の前の裂け目の奥に、のだめの曇ったピンク色をしたアヌスと、
ぽたぽたと雫を落とすほどに濡れた"唇"の先端が見えた。
そこから漂ってくるのだめの香りは一層深く、濃密で、千秋は軽い眩暈に襲われた。
一方、のだめは手早く千秋のベルトを外し、ズボンを脱がせ、下半身を露出させていた。

「ほわおぉおお……」

今までにないサイズに張り詰めている千秋のペニスを見て、
のだめは真っ赤に頬を染め、感嘆の声を漏らした。

「ブ、ブラボー…」

のだめはペニスを握ると、先端に鼻先をおしつけ、くんくんと鼻を鳴らした。

(なぜ嗅ぐ!?)

千秋は恥ずかしさにもだえた。

「やめてくれ…!」
「しんいちくんだって、のだめの恥ずかしいトコ、見てるやなかですか…」

のだめは照れてみせた。

「おフロにも入ってないのにー(はぁと)」

千秋はクワッと目を見開く。

「…オイ、だったら、なんでこんな体位を…!」

最後まで言い終わらぬうちに千秋は、ぼすっと突き出された尻に口をふさがれた。

「…いきマスよ」

千秋は自身の先端に熱い吐息がかかるのを感じた。
その一瞬後、のだめの舌先は素早くカリを一周し、千秋の脳内に火花が散った。
唾液まみれの舌が、亀頭から根本まで、くりかえし愛撫していく。

(すご……溶ける……あ!)

「はぶっ」

のだめは腰を浮かし、千秋のあまり毛の生えていない陰のうをほおばった。

「ふぅン…んふ…ふン…」

のだめは鼻息を荒くして、無心に舌を動かす。

「あ、ああ……ふあ…」

千秋も声にならない声を漏らしながら、少し離れたところで
縦に揺れているのだめの股間を見ていた。

(こいつ…すごすぎ…)

のだめは止まらない。陰のうを開放すると、さらに身を乗り出し、より深いところに
舌を這わせる。かすかに鼻歌を歌いながら。

「の…だめ…そこ…汚いから…」

千秋は手で顔を隠して、かすれた声でたしなめる。

「平気デス」

のだめが舌を止めた。

「汚いとこなんてありまセンよ…♪」

(え……)

千秋は手をはずしてのだめを見た。

「好き、デスから…」

のだめは振り返らずにそう言うと、また舌を使いはじめる。

(そんなこと言われたら…)

千秋は軽く頭をふると、体を起こした。

(俺が好きじゃないみたいじゃねーか!!)

千秋はのだめの尻をつかまえて、積極的に顔をうずめた。

「うぎ、センパイ……」

鼻先をアヌスに押し付けながら、千秋は思い切りのだめの"唇"に舌を挿し入れた。
舌先から、甘酸っぱい、苦しょっぱい、のだめの複雑な味が伝わってくる。
その味覚が、千秋の中の本能的なものに火をつけた…
千秋はのだめの尻を思い切り開くと、2つの穴をかわるがわる舌で攻めた。

「ほわぁあああああぁ」

のだめが反り返る。

「のだめ…きもちイイ……!!」

ぐちゅ、ぐちゅと激しい音を立てて、千秋は黙々と攻め続ける。

(のだめが歓んでる…こいつが歓ぶなら、何だってしてやりたい…)

のだめも、懸命に千秋のペニスをしごく。
その先端から、やや白濁した体液がにじみ出てきていた。
のだめは大きく口を開けた。のだめの口から唾液が落ち、千秋のペニスを濡らした。
千秋には、見えなくてもその様子が分かった。「……!早く!」
千秋が思わず叫ぶと、のだめはカッと目を見開き、ペニスをくわえこむ。
そしてずっと深く、ノドに至るまで、それを挿し込んだ。

「(ムキャーーーーーーーー!!!!)」

声にならない声をあげて、のだめは
激しく頭を動かした。頬を真っ赤にして、喉を鳴らして。
千秋に絶頂が迫ってきた。下半身が燃えて輝くように感じられた。

(のだめ……)

千秋の部屋に、叫び声がこだました。

「…うあうっ!!!!」

どちらが叫んだのか分からない…千秋は燃え尽きた炭のように横たわっていた。

(ごくん。)

のだめの口から溢れた精液が、ぱたぱたと床に散った。

二人は、互い違いになったまま、床に寝ていた。しばらくは何も言わぬまま。

「…すっごい…きもちよかったデスよ……」

のだめが千秋のつま先を見ながら、つぶやいた。

「……俺ばかり気持ちよかったわけじゃ、ないんだな。よかった」

どこを見るでもないうつろな目で、千秋が応えた。

「のだめを全部、センパイにうけとめてもらいました」

(え…)

「すごく嬉しかったデス」

(のだめ…)

変態の森のど真ん中で暮らすのも、けして悪くないかもしれない、と千秋は思った。

「…後で、ちゃんと挿れるのも、しましょうネ…」
「ああ」

千秋は微笑んだ。望むところだ。

「次は、ちゃんとドア閉めて」

(!!?)

どこにそんな力が残っていたのか、千秋は飛び起きた。
確かに、ドアは開いている。そして閉め忘れたのは…自分だ。

「……………」

うなだれる千秋を、後ろからのだめが優しくハグした。

「誰も聞いてやしませんよ…しんいちくん…」

千秋はかぶりをふった。

「…とりあえず、シャワー浴びよう…おまえも洗ってやるから」
「ハイ、いいデスよ」
「…そしたら、エアコン点けて、ちょっと休むぞ」

(!!?)

のだめに突然つき飛ばされ、千秋は床に倒れた。

「えあこん!?」

のだめは白目になってワナワナ震えている。

「えあこん、あるんデスか、この部屋!!」
「あるよ…皆の部屋にはないけど、オレの部屋だから」
「ど…どこね!?」
「ビルトインだから、見回しても無いぞ…。
オレ、エアコンが壁についてるの、嫌いだから」
「ム、キャーーーーーーーーーーー!!!」

のだめの飛び蹴りを、千秋は体をひねってギリギリかわした。

「何すんだよ、おまえ!!」
「のだめが何日、暑い思いしたと思ってるんデスか!!鬼!カズオ!!」

(やばい…教えるの忘れてた…)

「…お、落ち着け」
「これが落ち着いてられマスか!ってんデスよ!!」

まだまだ元気なのだめと、"放出後"の千秋では、勝負にならない。
のだめにスリーパーホールドされて、千秋の意識は彼方へと飛んでいった。
クロウサギが1匹、マングースが2匹…
森の動物たちのもとへ。






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