千秋真一×野田恵
![]() それはある日の個人レッスン中……。 「……だーかーら!何回言わせんだっ!ここがいちばん大事なとこなんだぞっ!」 「ほぇ〜…そっかぁ〜…」 「ほらっ!ボケッとしてないでもう一回最初から!」 「ふぎゃっ!センパイ、ちょっと休憩しまセンかぁ?」 「首かしげてかわいこぶったって無駄だ!くちがとんがってンだよっ! そんなのオレには通用しないぞ。ほら、早く弾けっ!」 「……オニ………カズオ……………」 「…なんか言ったか(怒)?」 「いっ、いえ!なんでもありまセン!のだめがんばりマスッ!」 「ふん……次上手く弾けたらオレ様が今朝早起きして作ったレモネードを飲ませてやろう。 そのかわり同じミスをしてみろ……本気で晩飯抜きだからな。はい!弾くっ!」 「ムッキャーッ!ばんごはん抜きは死活問題デス!のだめ期待に答えてみせマスッ!!」 「おーせいぜい頑張れ。(晩飯がかかると必死だな……オレの女って………)」 「ハイッ!じゃー弾きマスよッ!!」 ♪〜〜〜♪♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜♪♪♪〜〜〜♪〜〜〜〜♪♪〜〜♪〜〜〜♪♪〜〜!!! 「……ふぅっ、センパイ、どでしたカ?」 「………ブ、ブラボー………おまえ、やればできるじゃねーか!」 「のだめが本気を出せば、まぁざっとこんなモンですヨ!はい!センパイ、レモネードをくだサイ!」 「うっ……おまえ調子に乗るなよ…でもまぁいい演奏だったから今日は特別だ。 今持ってくるからちょっと待ってろ」 「あー!センパイ、キンキンに冷えたのお願いしマスよ!」 ……相変わらず、すぐ調子に乗りやがって、えらそーに。 でも…今の演奏はホントによかったな。褒美でもやりたいくらいに………。 ……てゆーか、オレの方が興奮してンじゃないのか……なんだこのドキドキは……。 いや……演奏もよかったんだけど……ピアノと一緒にあいつの表情がだんだん色っぽくなってって……。 登りつめる感じが……その………オレもちょっと反応してたりして………。 ふ、不謹慎だよな!いかんいかん。でもあいつそういえば…… 今日はずいぶん胸の開いたワンピースなんだよな……その………汗が……谷間にひとしずく…… ……流れてくの……見ちまったんだよな………。 ………オレ……たまってんのかな……………ゆうべもシタのになー……………。 「ほれ、持ってきたぞー」 「待ってまシターッ!のだめもうのどがカラカラですよー!……って、アレ?グラス一個? センパイは飲まないんデスか?」 「……いや、飲むけど」 「ムキャ!じゃあセンパイ自分の分だけ持ってきたンですかッ!?話が違いマスよッ!!」 「違うよ……ほら………」 オレは、レモネードをひとくち含んで、のだめに口移しで飲ませてやった。 「……!!(ゴクンッ!)……んッ!センパイ!!ビックリするじゃないデスか!!」 「ははは!うまいだろ!……もっと飲むか………?」 「…!……ハイ……もっと飲ませてくだサイ………」 ひとくち……もうひとくち………。 オレはのだめに口移しでレモネードを飲ませてやった。 そのうち、オレとのだめの舌がからまって……甘ずっぱいレモネードよりも、 オレはのだめの唾液を味わうことに夢中になった。 のだめの口の端から、レモネードが少しこぼれたのがすごくエロチックで…… かろうじて残っていたかもしれないオレの理性は全て吹っ飛んだ。 「のだめ……どこでシタイ…?」 「ゃぁん……センパイのシタイところがいいデス……」 「ダーメ!言わなきゃ晩飯抜きだぞ?」 「ガボンッ!それは困りますぅ……えーと…じゃぁ……」 「ん?…どこがいい?」 「…いっつもベッドだから……たまには……ソファーなんてどデスか……?」 「了解」 真っ赤になって答えるのだめが本当にかわいい。 ああ…早くおまえの啼き声が聞きたいよ………。 オレが先にソファーに座り、うしろから抱きしめるようなカタチでのだめを座らせる。 のだめは抱きしめあってキスしたかったみたいだけど……。 大丈夫、いっぱい気持ちよくさせてあげるから。 「やぁん、センパイ…これじゃのだめなんにもできまセンよ…?」 「最初は…オレが思い存分おまえにさわる番な…まずは……おまえの好きなヤツ……」 「ぁぁん……ゃぁ……」 オレは両手でのだめの胸を下からもちあげるように揉みだした。 ブラジャーと服をはさんでもまだわかるくらい、 主張しているあいつの胸の頂点をチョンチョンと突いてやると、 のだめはオレが聞きたかったかわいい声で啼き始めた。 「ぁ……ぁん………」 「……どうした……?」 「ゃん……はぁ……ん……」 「…気持ちいいの……?」 「ハィ……センパイの指………えっちデス……」 「そうか…?……じゃぁ……コレはどう……?」 いきなり大きく揉みしだいてやると、のだめの喘ぎ声にも力が入った。 「あぁんっ!……はぁっ!…ぁ……ぁん……!……ダメェ……!」 「なんで…?ダメなの……?じゃあ、やめようか?」 「あん!違いマスッ!…なんか……もっと……」 「もっと…?」 「…直接……さわってほしい……デス……」 「おまえ…エッチだなー……そんなにオレにさわって欲しいの……?」 「ヤダァ……イジワル言わないでくだサイョ……」 のだめは真っ赤になった顔を両手で隠しながらも、時々かわいい声で啼いていた。 オレはのだめの首筋やうなじにキスしながら、 されるがままののだめの胸を強くしたり弱くしたりしながら揉み続けた。 「も…ダメです……シンイチくん……お願い……」 「……なに………?」 「お願いデス……服………脱がせてくだサイ……ぁん………」 「ダーメ!…なぁ…このまま胸でイケるかどうか試してみるか…?」 「やぁ!…そんなのダメですぅ!!…ぁんっ!お願い…!お願い……」 「…しょうがないなぁ……わかったよ、エッチなのだめの言うこと聞くか……」 「やんっ!……そゆこと……言わないで………」 ちょっといじめ過ぎたかな……喘ぎながらも、のだめがちょっと泣きそうになってて オレは急にあせった。 「ごめん!ごめん!いっぱい気持ちよくなってほしくて…オレいじわる言い過ぎたな…」 「……ウキュッ……!」 「なっ!なんだおまえ!…泣きまね!?」 「違いマスよー!さっきはホントに泣きたくなったんデス!でも、今のセンパイの顔見たら! ぷぷっ!あせっちゃいましたカ?もぅ!センパイったら、カワイイんだからぁ!」 「………はぁーーーーっ……」 「ん?センパイ、どしまシタ?」 「…いや…なんでもない………つ…続けようか……」 「ハイ!あ、のだめ自分で脱いじゃってもいいデスかぁ〜?も〜センパイねちっこいんデスよ! そりゃ気持ちイイですヨ!にしても限度ってモンがあるンですッ! あ、下着はセンパイ脱がしたいデスか?脱がしたいデスよね?じゃぁ着ておきマス!」 「………服は…もう……脱いだのか………そうか…………」 「センパイ?なに肩落として弱ってンですかぁ!センパイも脱ぎまショ?」 「……自分で脱ぐ………」 「やん!のだめにやらせてくだサイッ!センパイのシャツのボタンはずすの好きなンです!」 変なことが好きなんだなー…まぁこいつ自体変だしな…。 若干萎えかけたけど……やっぱりこいつのこうゆうとこ………かわいいんだよな……。 「ズボンも脱いじゃいまショ?……ぁん………イタズラだめデスよぅ……」 一生懸命オレの服を脱がそうとしてくれてるのだめをよそに、 オレはまた、のだめの胸をいじりはじめた。 ブラジャーの隙から指を入れてみると、のだめの先端はまだコリコリと硬いままだった。 それをはじいてやると、のだめはまた眉をひそめてせつない表情になった。 「ぁん……まだぁ……センパイちゃんと脱いでないじゃないデスかぁ…… ズボンのチャック………ちょっと下ろしただけデスよぉ………」 「もういいよ……あとは自分で脱ぐから……それとも…さわられるのイヤ…?」 「ヤじゃないデスョ…でも……のだめもシンイチくんの…さわりたいデス……さわっていいデスか……?」 「ん……さわって……」 途中まで下りたチャックをもどかしいように下まで下げて、 のだめはボクサーパンツの上からオレのモノをさわってきた。 向かい合って、オレの足の間に入りオレのモノをさわるのだめと、 もどかしいがブラジャーは外さずにのだめの胸をいじるオレ。 ときどき、浅いキス、深いキスを交えながら、お互いだんだん登りつめてくのが手に取るようにわかった。 「…しゅごい……ムクムクおっきくなってきましたヨ……」 「うん……直接…さわって……?」 「……ハイ………センパイ……今度はのだめがセンパイをさわる番デス……」 ゆっくりとオレを押し倒したのだめは、もどかしいようにオレの体に残った布をすべて取り払い、 オレのモノをその大きな手でしごきはじめた。 握る力に強弱をつけながら、いつもはオレの大好きなピアノを弾いているその指が、 ときどき思いがけない部分を刺激したりして、オレはだんだんと快感の波にのまれていった。 「センパイ……気持ちイイですか?」 「うん……なんか出てきただろ?……それ、気持ちいい証拠」 「やだぁ……なんか…のだめも……へんな感じデス………」 「さわりながら感じてるの…?」 「ゃん……そ………みたい……デスゥ……」 「かわいいな…のだめ」 オレは手を伸ばしてのだめのブラジャーの肩ひもを下ろし、はみだした胸をやさしく揉んだ。 …あぁ……今日はブラジャーつけたままスルのもいいかも……。 「…はぁ……ん……センパイ………おっぱいだけじゃなくてェ……あそこも……さわってくだサイ…」 「ふふっ…今日はずいぶんやらしいな……もうガマンできなくなったの?」 「ガマン……できないカモ……ぁ…ん……センパイ……早くゥ……」 「じゃあ……オレのことまたいで」 オレは体勢を整えて、普通にソファーに座りなおし、オレの上にまたぐようにのだめを迎えた。 「やだ……センパイッ!……おっきいの…当たっちゃうッ」 「おまえのさわって欲しいところに当たって気持ちいいだろ?…ほら、自分で腰振って、 もっと気持ちよくなるように動いてみろよ……」 「ぁ…ぁん……あっ……すごい当たって……気持ちイイッ」 オレの目の前でブラジャーからはみだした胸を揺らしながら、 オレのコレに下着が透けるほど濡れたアソコを擦りつけて喘ぐのだめ……。 オレの方が……限界かも………。 「…ぁん…せんぱい……もう挿れたいんでショ…?」 「おまえ…生意気」 「のだめはもう…挿れて欲しいデスョ……ぁん……お願い……シンイチくんッ……!」 オレの首に絡みつくように抱きついてきたのだめは、もうどうしようもないような声で オレにおねだりをした……ちくしょー………かわいいなぁ……。 「…ゴム取ってくるから、ちょっと待ってて。あ、下着、下だけ脱いでろよ」 「…ぇ?ブラは取っちゃダメなんデスか……?」 「ん、今日はブラは着けたまますんの」 「やだぁ〜!もうっセンパイのえっちぃー!」 そう言いつつも、のだめもまんざらではないようだ。 寝室からゴムを取って戻ると、のだめはオレの言いつけどおりブラジャーはつけたまま下だけ脱いで 体育座りをしてソファーの上で待っていた。もちろん、胸はブラジャーからはみだしたまま。 うぅ〜……エロいな……。 せっかくソファーでヤルんだから、本当は対面座位とかがいいんだろうけど… オレはまず、一番好きな正常位でのだめに入りたかった。 というか、もう正常位だけでよかった。いちばん深くつながり合えるから…。 のだめをソファーに横にして、急いでゴムを装着しソレをのだめのアソコに擦りつけた。 「すごい……ヌルヌルだよ………いつからこんなに濡らしてたの?」 「あぁん……センパイがえっちなコトいっぱいするからぁ……」 「んー?擦りつけてたのは自分でだろ?……そんなに欲しかったの?」 「はぁ……ぁん………欲しいデス………挿れて?……ねぇっ……シンイチくんッ……」 「しょうがないなぁー……うっ!……」 「あんっ!ゃぁ……んっ!」 しょうがないのはオレの方だ。もう入れたくて入れたくて…限界だった。 オレはのだめの足を大きく開きイッキに突き挿れ、持ち上げたのだめの両足を肩にかけた。 両手でのだめの腰をしっかり支え抽出を繰り返すと、肩にかけていたのだめの足は いつの間にかオレの腰をガッシリ捕まえるような格好になっていて、 オレの先端がのだめのいちばん奥に届く、最高の体位になっていた。 すっかり濡れていたのだめのアソコから聞こえるいやらしい水音が部屋中に響いて、 その音がオレの昂りを刺激して絶頂を早めているのが悔しかった。 もっと…もっとこの快感を味わいたいのに……気持ち良過ぎるんだよ………。 「センパイ…汗かいてマス」 そう言って、のだめがオレのひたいに汗で張り付いた髪をなでながら、 そっと両腕をオレの首に絡ませるように抱きついてきた。 「…いっぱい、気持ちよくなっていいんデスよ…?」 ああ…こいつはいつも、こういうときに変な母性をだしやがる…。 ちくしょう…今すごくしあわせじゃねーか……。 オレからも強く抱きしめたせいで、あいつの顔は見えなかったけど、 きっとせつない顔で、いっぱい気持ちよかったんだろう。 リズミカルな腰の動きに、自分でも酔っていくのがものすごく気持ちがいい。 「ぁ…ぁん…はっ……ん…ぁんっ…ぁ…ぁっ…あん……あっ…あぁっ……」 「ん……のだめ……イキそう……イッてもいいか……?」 「ぁん……のだめ…も……イクッ……イキます……ぁんっ!」 耳元で啼くあいつの声が、だんだんか細く高くなっていって、 一瞬悲鳴にも似た歓喜の声が聞こえたとき、オレもあいつのいちばん深いところで全てを吐き出したんだ。 ざわざわ動くあいつの中がとても気持ちよくて、いつもより長い時間かかってしまいながら……。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 「……センパイ?………もう……重たいデスよ〜!」 「…………う……ん…………あ…れ………?」 「もう!センパイめずらしいデスねぇ!いっつもはのだめが失神して、意識がなくなるのにぃ」 「……ん………なんか……すげぇ………気持ちよかった………」 「ふふっ……のだめも気持ちよかったデスよ!それにしてもセンパイ、ホントにおっぱい好きデスねぇ!」 「なっ……そりゃ……セックスのときは……その……さわるのが普通だろうが!」 「違いマスよー!センパイ、イッちゃって気絶してるのに、のだめのおっぱいだけはずっと 揉み続けてたんですヨッ!全然覚えてないンですかぁ??」 「……覚えてない………なんかしあわせだったのはなんとなく……覚えてる気もするけど……」 「呼んでも全然返事しないのに、ちゃんとときどきコリコリとかはするんデスよっ! のだめウッカリ気持ちイイ声出しちゃったじゃないデスかぁ!もう!責任取ってくだサイ!!」 「…え……?………責任って?」 「もぅっ!のだめのムラムラでモンモンをセンパイのゴールドフィンガーで解消してくれればいいんデスよ!」 「あの……オレの性欲はもう……完璧に解消されたワケで………」 「なにブツクサ言ってンですか!?ハイ、お願いしマスッ!」 「………(男の責任だ………がんばれ、オレ!)」 …オレがむっつりスケベでおっぱい星人なのは認める。 しかし……精力が有り余ってるのはのだめの方だ!そこは断じて譲る気はない! ……結局、最後までやらざるを得ない雰囲気だな………ま、負けるな!オレ!! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |