千秋×制服のだめ
千秋真一×野田恵


そろそろ寝よう、と二人でベッドに入り照明を落とす。
どちらかが眠りにつくまで、つかの間のおしゃべり。

「ねぇ…先輩。」
「ん?」
「…先輩は、なんかその気になるっていうか…
ムラムラきちゃうコスチュームってないんですか?」
「はぁー?」
「だからー、のだめにとっての先輩の黒燕尾と同じでぇ…」
「んなモンあるか」
「ズルイーのだめには言わせておいて!」
「お前が勝手に言ったんだろ!俺にはそんな趣味ないし。」
「…真一くん…教えてくれたら…着てあげてもいいですヨ?」

甘えたような声でのだめが囁く。

「…」
「ほらー迷ってる!やっぱりあるんでショ!」
「いや、ほんとに考えたことないから。
でも…今ちょっといいなって思ったのが…」
「何デスか!?」
「お前絶対人に言うなよ?それから…俺が言ったらほんとに着る?」

弱みを握られるようで癪だが、目先の楽しみには代えられない。

「もちろんデス!(むむん、やっぱりモノによりマスね…ドキドキ)」
「…制服…その…学校の夏服。」
「あぁ…(良かったデス、わりと普通で)」
「なに?あぁって///」
「いえー。制服デスか!のだめが着てたやつでも…?」
「えっ…とってあんの?」
「ハイ!ヨーコに頼んで送ってもらいマス。」
「じゃ何かうまい言い訳考えないとなー。」ごにょごにょ言う千秋。
「ここで先輩、二者択一です!中学と高校、どっちがいいデスか?」
「と…特徴は。」
「中学はセーラー服。スカートは紺の細かいプリーツで、丈は膝下デス。
あとは白いスクールソックスに、白いスニーカーでしたねー。
高校は白いシャツに紺のネクタイ。
スカートはやっぱり紺で、プリーツはかなり太めです。
それからのだめの頃はルーズソックスにローファーでした!」
「それ…シャツはセーラーみたいに出すの?スカートの丈は?」
「シャツはスカートの中に入れるんデス。のだめんトコのは肩章がついてて、
ネクタイも太めでかわいいデスよ!
スカートはパンツが見える程じゃないケド短いデス。」
「んじゃ高校にしとくかなー。そん時のお前のサイズって事だろ?
ロリコンじゃねーし、高校生はウエストも締まって出るとこ出て…」
「…ムッツリ。」
「男なら当然だろ。目がいくんだよ。」
「ぎゃぼ!でものだめ今より丸かった気が…」
「ふぅん…俺は今より痩せてたなー」
「お互い知らない若かりし頃があったんデスね〜会いたかった…」
「まぁな。…明日早いんだろ?いい加減寝よう。」
「むきゃ!真一くん、おやすみナサイ…」千秋の頬にチュッと軽いキス。
「おやすみ。(制服プレイか…やばいかも。)」

結局制服が届いたのは三週間後だった。

「うっきゅっきゅ〜」
「早く着てみせろよ。」
「だぁめ!夜のお楽しみデス。先輩もそのつもりで制服って言ったんでショ?」

小悪魔のだめ。

「それはそうだけど…もう夜じゃん」
「ゴハンもお風呂もまだじゃないですかー。焦らない焦らない♪」
「ティル…」対カズオ。

********************

夕食後、それぞれ音楽に没頭していた二人だったが、
今日のノルマを達成したのだめが千秋の部屋を訪ねた。

「先輩、まだおベンキョ終わりませんか?」
「いや、もうそろそろ切り上げるつもり。夜のお楽しみもあるしな…」

言いながら机に向き直った千秋だが、その耳は赤い。

「むきゃ!じゃあ先輩、お風呂あがったら先にお布団入ってて下さい。
のだめ準備して行きマス!寝ちゃ駄目デスヨ〜」
「了解ボス…。」

********************

のだめは悩んでいた。
着替えてはみたものの、とうに二十歳すぎた自分の制服姿。
童顔と言われることもあるし、似合ってない訳でもないと思うが、
所詮自分ではわからない。
着替える前は当然、自分の高校時代を想像していたが、やはり違和感がある。

「のだめ、老けましたカ…?」

誰に聞いているんだ。
果たして千秋に喜んでもらえるのか…

「やるしかないデスね」

気合いを入れて部屋をあとにした。

コンコン…

「真一くん…」

そこには高校の夏服を着てルーズソックスとローファーを履いているのだめ。
新鮮で目が離せない。

「…」
「や、やっぱりヘンですか?…イメージと違いました?(うぅ…はじゅかし〜)」
「そんな事ない。…似合ってる。」

くびれたウエストによって胸が強調され、
短いスカートからは白く滑らかな脚がのびている。
千秋はそれだけで欲情した。

「こっち来て。」

ベッドを降りると傍に立たせ、今度は至近距離でじっくり見る。

「そんなにじっと見ないでくだサイ…恥ずかしいデスヨ…」
「なんで?…すごく可愛い…」

ウエストに両手をやり、のだめの髪や顔中にチュッ、チュッ、とキスをする。
額、瞼、鼻、頬、顎、最後に唇。

「ほんとに?」

キスを繰り返しながら聞き返す。

「うん。想像以上…」
「ムラムラしますか?」
「やばいくらい…」
「ヨカッタ…………あん。」

千秋の唇はのだめの耳や首筋へと移動していた。
唇と舌を同時に使いながら、のだめの喜ぶスポットを丹念に舐める。

「ん……ん、んん………」
「これ…下着が透けてるよな。」
「夏服だし…それに…アンダーは高校時代より少しは細いんですけど、
トップが…」
「胸がデカくなったってこと?」
「ぅも〜先輩その言い方!
でもそデスね、それでちょっとパツンパツン気味なのかも。」
「エロいな…色までわかる…今日は水色?」

軽く胸へ手を這わせる。

「あっ…ン…当たり…」

再び唇に、次は濃厚なキスを繰り返す。
千秋はのだめの背中をさすりながらホックを外す。
その手は背中から脇を通り胸へ。
ブラを完全に取ることはしないが、ホックが外れているため充分堪能できる。
制服の上からのだめの乳房を揉みあげる。

「あっ……うん、ん……」

段々と硬くなってきた蕾を確認すると、やはり布越しに口に含む。
執拗に吸い付いているうち、その部分は千秋の唾液で濡れ、
乳首が透けて見えるのだった。
視覚的満足感が高まる千秋。

「あん!あ、あぁ………真一くぅん…」
「…なに?気持ちいい?」
「ん…気持ちイ…あれもやって…」
「なんだっけ?」

わかっているが意地悪く聞き返す。愛撫にはこういう焦らしも必要だ。

「お願い、ペロペロしてぇ…」

さすがに最後まで言わせるのはかわいそうで。
千秋はベッドに腰掛けながら、のだめのシャツのボタンをいくつかはずし、
上へぐいと押し上げた。
ピンク色のつんと立ち上がった乳首を見つけると、舌で荒々しく小刻みに舐める。
のだめは噛んでも鳴かないが、こうすると喜ぶ。

「んっんっんっ……あぁ、あん…」

その甘い声に千秋はクラクラと暈がした。
左手は尻を撫でながら右手は太股の内側を這わせる。
のだめにとってその動きはもどかしく、
体中で最も感じるそこへはなかなか到達しない。

「もっと…あぁん…」

眉間に皴を寄せ、切なそうな、また悩ましげなのだめの表情を見た千秋は、
思わずショーツの上からそこに触れる。
二本の指で、優しく前後に撫でながら、乳首を解放した口で囁く。

「のだめ、濡れてる…いっぱい感じた?」
「そんなコト言わないで…もっとおかしくなっちゃう」
「おかしくなっていんだよ。もっと俺で感じて…」

そう言うと千秋はのだめの足元に跪き、ショーツを取り去った。
そしてスカートに頭を入れると、鼻先でクリトリスを刺激した。

「あぁぁぁぁん…!!」

のだめはあまりの快感に声をあげた。
その手はスカートをたくしあげ、千秋の頭を抱えるようにしがみつく。

「あぁ…のだめの匂いがする…堪らない」

今度は舌で舐めまわす。のだめの足は交互に揺れ始めた。

「あぁっ!!だめ…ダメです、もう、体が……あン、足が…立ってらンない
……あぁ、ううん、イッちゃう、イッちゃうーーー!!」

次の瞬間のだめの体が痙攣した。

「ごめんなサイ、のだめ一人でイッちゃって…」
「女は何度でもイケるだろ?」
「え…」

ドサッ。

のだめはベッドの端に押し倒されていた。
激しく舌を絡め合う深いキスを繰り返しながら、千秋は愛撫を再開した。
のだめもまた、千秋のTシャツを脱がせ、スウェットの上からモノを撫でた。
既にビンビンに大きく勃起した千秋自身。

「真一くん、早く…」

可愛いおねだりに理性も吹っ飛び、真っ白になった千秋は手早くゴムを着け、
ルーズソックスを履いた足を抱えながら一気にのだめの中へ進入した。
最初はゆっくりとピストンを繰り返し、次はあらゆる角度から攻めるように、
その中を掻き回す。

「あぁっ!!んー、んっんっんっ」
「はぁ…、はぁ…、」
「真一くん、もっと、もっと…!!」

のだめの声を聞いて最奥まで突き、小刻みに激しく動く。

「あぁぁ!!あっ!イクぅ!イッちゃう!」
「俺も…いきそう…ッ…のだめ…のだめ…」

さらに動きを早める千秋。

「あっあんっ!あーーーーー!!」
「はぁっ…はぁっ…」

千秋はのだめの息が調うのを待つと、繋がったまま彼女を抱えて立ち上がった。

「ひぃっ!真一くん、またのだめだけ…?」
「いや、敢えて我慢した。お前の制服見たら最後はこれでイキたくなって…
俺の腰に足絡めて…?」
「こうデスか…?」

のだめが足をまわした瞬間、尻を抱えた千秋の激しい突き上げが始まった。
まるで振り落とされそうな勢い。
のだめは千秋の首に必死でしがみつき、
敏感な場所が常に震え上がっているのに気付いた。

(どうにかなっちゃいそうデス…)

「し、んいち…くん、だめ、もうだめ、許して…」

あまりの快感に体中が痺れた。

「のだめ、一緒に…」
「あっあっあっあっあっ」
「いくぞ…っ、、、あぁっ!!」
「!!!ぁン〜〜〜〜〜」
「はぁはぁはぁ…」


おまけ

「今日、すごくヨカッタデス…はうん。」
「俺も…すげぇ気持ち良かった…」
「制服大正解でしたネ☆」
「うん…………なぁ。」
「何デスか?」
「今度、制服着たら……水で濡らさない?」
「…先輩ほんっとエッチですね…」






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