どんなセンパイでも
千秋真一×野田恵


「のだめ・・・声だすなよ、入れるぞ」

深夜3時。やっと帰宅した先輩は、酔ってる。
私はもう、とっくにベッドにうつぶせで眠っていたのに。

そばに来て、いきなりネグリジェの裾をまくり、
指でヒモパンをずらしながらそう言って、
私の背中におおいかぶさるようにして挿入してきた。

「ぃやんっ! んむっ、んんんーーー!!!」

枕に顔を押し付けられてて声が出せない。息が苦しい。
どうしてこんなーーー

「んう・・・はぁっ・・・あっ・・」
「んんんー!!」

耳元に熱い息。身体の中心に熱いリズムを送り込まれてる。
手足をバタバタさせようとしてみたけれど、
いきなり与えられた 痺れるような圧倒的な快感に、頭がショートした。
瞬間、私の泉が一気に潤(うる)んだ。

ーー千秋せんぱいのココ、いつ入れてもすっごく気持ちいー・・・。

私のそんな様子を見てか、彼は腰の動きを止めて抜き、
私を仰向けにして、安心したような笑顔を見せると、もう一度挿れてきた。
深いキスをされ、ぎゅっとお尻をつかまれながら、律動が身体中に響く。

私はもう、彼の背中に強く足をからめて、
彼の酔いが私に移ってくるのに夢中になった。

「あ・・のだめ、いい・・・いくぞ」
「あんっ。あぁ・・・せんぱい、イイっ」

夜遅いから声を出すな、と言われたから、必死で声を殺して囁き声で快感を伝えた。


「あー・・すげー気持ちよかった・・・」
「・・・せんぱい、ボジョレー飲み過ぎデショ!」
「ごめん・・。解禁パーティでつい・・。
でものだめが受け入れてくれて嬉しかったよ、サンキュ・・」
「えっ ///」
「*chu*」

だって、のだめ、どんなセンパイでも大好きデスから・・・






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