恋のレッスンでの成長
千秋真一×野田恵


シュトレーゼマンのウィーン公演控室。
今日の公演が終了すれば、オレもようやく2週間ぶりにパリに帰れる。
いつものごとくエロ本片手にシュトレーゼマンが話しかけてくる。
話題は十中八九エロ話。また始まったと思っていたら…

「ねね、千秋。ところでのだめちゃんは、ちゃんと成長してますか?」

と。

少し驚きながらも、音楽の話(といってものだめの話だが・・・)
が出来るのかと思うと単純に嬉しくなった。

「オクレール先生と相性がいいのか、
夏のリサイタルもあいつなりに頑張ってましたよ。
相変わらずわけのわからない急上昇思考ですけど…」

「そんなこと当たり前ですよ!私が聞きたいのは、そっちじゃなくて!
こっちデスよ!こっち!恋のレッスンでの成長♪」

「・・?!////」

「相変わらず大きくて柔らかい胸デスカ?懐かしいデス。触りたいデス。
ちゃんと大きくなるよう揉んでますか?」

とジジイは目を瞑りながら、両手で胸を鷲つかむようにして、
なにやらのだめの胸を想像しつづけている。

「エロジジイ!!」

と怒鳴りつけながらも、
そういえば、あいつヨーコのドレス胸だけがきつかったんだよな…。
確かに成長してるかも…。本人太ったって言ってたけど、
腹とか手足とかは別に太ってなかったし…
帰ったら確かめてみるか…
なんて考えてしまっていたら、視線を感じた。ヤバイ。


「ちーあーきー♪思い出してたんですかぁ?相変わらずムッツリ♪
一人で今日帰ってから楽しもうと考えてるんでしょ〜ズルーイ」

とエロジジイ。

「そんなことねえ!」

と再度怒鳴りつけるが、
エロジジイの勢いは止まらず、
持っていたエロ本の女の身体を見せてくる。ご丁寧に今流行の原寸大だそうだ。

「ねね、のだめちゃんこれ位の感じでしたよねぇ?」

とエロ本に手を添えてる。
これ以上突っ込まれるのは御免だ!

「いい加減にしてください!早く着替えて」

と言い放ち燕尾を渡し更衣室へ押し込んだ。

「千秋はムッツリで詰まんないですねー。」

といいながら、
しぶしぶジジイはエロ本を置き、着替えに入った。

見るつもりはなかった。
が…やっぱり2週間も離れていると、いろいろと思い出してしまうわけで…。
まあ見るだけだし。と思い、先ほどのページに目をやり、
思わず手を添えてみると、のだめより幾分か小ぶりの胸で…。

「あいつのほうが…少し大きいかも…」

とポロっと口にしてしまった時にマズさに気が付いた!

「チアキ!!なんで早く言ってくれないんですカ!
大きくなってるんですか?!やはり私の弟子デスね♪」
「////!!?」
「私が揉んでた頃はこれと同じ位だったのに!」
「?!」

ジジイに散々いじり倒されながら、
過去にジジイがのだめの胸を鷲?みにしていた事を知らされて
面白くない自分もいたが、もう、ボロは出すまい。
その日のジジイの公演は嫌になるくらい絶好調で…

「千秋オツカレ!これでのだめちゃんの胸に顔を埋められマスね♪
じゃ、成長期ののだめちゃんにヨロピク♪近いうちパリに行きます♪」
「来るんじゃねぇ!」
「大きくなった胸は千秋だけしか知らないんだから…。ケチー!」
「オレのに近寄るな!触るな!」
「・・・千秋認めましたね♪やっぱり千秋が…♪じゃまたね〜」

ようやく嵐が去り…。
よく考えたら隙だらけののだめ。エロジジイにも、松田さんにも…。
おまけにあのリュカってガキも…フランス人だしな…。

早く家にかえらねば…。
そんな訳でオレは苦手な飛行機で帰ることにした。

やっと着いた…2週間ぶりの三善のアパルトマン。
時計を見ると時間は8時過ぎ。
見上げると俺の部屋に明かりは消えていて…。

あいつまだ学校かな?
列車で帰宅の予定を急遽飛行機に変えたので、仕方ない。
まあそのうち帰ってくるか。

部屋の扉を開けると、やはりのだめはおらず…
荷解きをし、衣服を洗濯かごへと持っていく。
洗濯かごは、やはり予想通り山盛りで…
色移りがしないように、
あいつのワンピースやら、下着やらを分けていると
見たことのないブラを発見し、ふと今日のジジイとの会話を思い出した。
…………おもわずサイズ表記をみてしまう。

“E70”

あいつは…Dだったよな。
ターニャ?いや、新しいから…やはりデカく?///

そんなことを思っていたら

「のだめー?忘れ物でもしたの?」

とターニャが入ってきた。

「ち、千秋?!明日じゃなかったの?」

や、やばい!ブラを手に持ったままだったことに気づき、
何事もなかったように慌てて洗濯機に放り込む。

「あ、、うん。飛行機で帰ってきたんだ。」

…と何とか取り繕ったとおもったのだが…。

ターニャがニヤニヤしながらこちらを見ている。

「ふーん。充電したくて早く帰ってきたのに、
のだめいないから、千秋もソレで自家発電してたわけねぇ♪」
「///・・・断じて違う!」
「あら、照れなくていいわよぉ。のだめなんてしょっちゅうだし。
そのブラ可愛いでしょ?先週一緒に買いに行ったの。アムールの力ねぇ♪」
「?!◆△Σγ!」
「あ、そうそう、のだめなら、ワンモアキスのママが
ご飯食べさせてくれるって30分位前に喜んで出かけていったわよー」

といいながら、部屋に戻っていった。

なんだか嫌な予感がする。
洗濯物を放り出し、ワンモアキスへ向かう。

ここへ来るのは2度目だ。
扉を開くと、中から聞き覚えのある奇声が聞こえてくる。

「ぎゃぼー!!」

慌てて店内に入ると、

「キャーやっぱり真ちゃん来た!久しぶり♪」

と志保子ママ。

「やっぱりって?のだめ?」
「のだめちゃんは奥のブースよ。ミルヒーも」

ジジイの名前を聞いて急いで席までいくと、
のだめの胸を鷲?みにして、顔を埋めようとしているジジイ。
のだめは酔っ払っているようで、奇声を上げながら、
パンチが空振りしている。

あまりの惨事に一瞬自分の師匠を殴りそうになるのをグッとこらえて、
のだめからジジィをひっぺ剥がす。

「……オレのですから」
「あ、千秋。やっぱり早かったネ♪」

「しぇ、しぇんぱい…」

とのだめは半泣きで抱きついて
あうあう言っている。でも相当酔っ払っている。

「このエロジジィ!」

と拳を握り、怒鳴りつけると
当のジジイはあっけらかんと

「あらら、怒っちゃってぇ。千秋、のだめちゃんにフォーリンラブですねぇ♪
弟子の成果を見るのは師匠の私の仕事デス!」

とニタニタしてやがる。
できるだけ冷静にと思いながらも先ほどまでの光景が苛つきを隠せず

「オレののだめに触るな、近寄るな!」

といってしまった。腕にぶら下がる物体も忘れて・・・。


足元がおぼつかないのだめを抱えて家へ戻る。
こんなに酔っ払いやがって。
オレが早く帰ってこなかったら…
そんなことを思うとゾッとしてくる。

「おい!着いたぞ。」

とのだめを揺すり起こす。

「あ、やっぱりあの声はセンパイだったんだーあへー」

と目をつぶった状態で、
あっちの世界といったり来たりしている。

「のだめ酔っ払ってんですかねーなんだか暑いデス!あー暑いデス」

と言って、のだめはワンピースを脱ごうとしながら、
眠りこけている。

おい!こいつ、ちゃんと目を開けてオレを確認したか?
こいついったいなんなんだよ!無防備すぎる!
ジジィにも触らせてるし…
飛行機で疲れている上に、待たされ、迎えにいき、おまけにこの状態。
怒りが頂点に達してしまった。

「ふざけんな!暑いなら脱がせてやる!」

といいながらのだめをベッドに組み敷く。

2週間。それは20代の男には結構堪えるもので…
酔っ払って眠りこけてるのだめを襲うのはどうかと思う自分もいたのだが・・・
半開きになって艶つやとした唇。少し大きさを増した胸。
すらっと伸びた手足…

のだめを抱きかかえ唇に口付けながら
ワンピースのファスナーをおろす。
そこに目に入るのは、ブルーの総レースのこれまた新しい下着。
やっぱりデカくなってる。のだめの胸をブラから無理やり引き出し、
はげしく両手で揉みしだく。

「この胸はオレだけのだ!」

「あ、、ああん、、、」

のだめは目をつぶったまま感じてる。
余計に腹立たしくなり、ブラをはずし、
綺麗なピンク色の突起を口に含み舌で突起を刺激する。
激しく吸いたてたその時、。

「あ、っ…はぁ…ああぁっ! センパイ!?」

とようやくのだめが目を覚ました。

「おまえ、ほんとムカツク…」
「ぎゃぼ!寝込みの妻を襲っておいてナンデスカ!?」
「おまえなんてこうしてやる!」

といいながら、再びのだめの唇を激しくそしてゆっくりと味わう。
絡めとるように、そしてやさしく舌を合わせる。
どうしてこんなに落ち着いてくるんだろうか。
さっきまでの苛ついた気持ちがどこかへ消えていく。

「ぁ…あ…あん」

とのだめがもじもじと身体を摺り寄せてくる。
久しぶりのキスに感じてしまったのか?
なんだか嬉しいきもちがこみ上げてくる。
そして、のだめの一番敏感な部分へ手を伸ばした。

既に、そこは蜜がいっぱいで…
こいつも2週間寂しかったのかな…
少し悪いことしたかなと思いつつも、
膨らんでいる蕾をそっと、やさしくなぞると、
のだめの背中がのけぞる。

「ああぁ!!そこは・・・だめ、デス」

のだめは再び目をつぶり顔を背け、恥しさから逃げようとしている。

「のだめ、こっち見て」
「・・イ、イヤ・・デス・・」
「ひさしぶりだから、顔見せて」
「・・む、ムリデス・・・。」

抵抗するのだめを見ると、またイライラしてきた。

「見せなきゃ、やめるぞ」
「こんなにしといて・・・鬼デス」

しぶしぶのだめが目を開け、こちらに顔を向ける。

ゆっくりと指を進入させ、のだめの壁を叩く。

「んぁ…あぁ!し、しんいち…く…」

とめどなく溢れる蜜に指を二本に増やし、
のだめの中を擦り激しく指を出し入れすると
のだめの腰が震えだす。

「あっ…あっ…あぁ!」

部屋はぴちゃぴちゃとしたのだめの湿った音だけが絶えず響いている。
もっとこいつの音を聞きたい。
指の動きを一層激しくさせ、のだめに聞かせる。

「や、やめ…てくだ………あぁ!!」
「し、し…んいち…くん、いっちゃうっ…」

指を激しく回し、出し入れし、親指で突起に軽く触れる。

「あぁっっ!!」

のだめは全身を震わせてオレにしな垂れてきた。

のだめはまだ快楽をさまよっていたが、もう我慢できない。

「のだめ…いい?」

とだけ聞くと一気にのだめの中に進入し、
深くつながる。

「あぁ!!」

とのだめが仰け反る。そのまま正常位になり、
勢いに任せて、のだめの中へ突き進む。

「あぁぁ!…うぅん…」
「…の、のだめ。もう、外で飲むな…」
「あぁぁ…あぁ…あぁぁん!」
「…ほかの奴に…さ、触らせるな…」
「は、はぁ…っわ、わかり…マシタ…あぁ!!」

のだめの中がさらにきつくなる。

「…も、もう、だめデス…ぁああっんんんっっ!!」

のだめが昇り詰め、さらに激しい締め付けが襲う

「…くっ…くはぁっ…」

オレは意識を離し、そのまま眠りについてしまった。

*******

翌朝。

目が覚めるとのだめがこちらを向いて
オレの胸をクンクン臭いを嗅いでいる。

「あっセンパイ♪おはよーございマス♪」
「…おはよう…って朝から臭い嗅ぐな!変体!」
「ぎゃぼ!のだめの胸はセンパイのデス♪
だからセンパイの臭いはのだめのデス!」

「…え?昨日の記憶あんの?」
「粘着で、おっぱい星人の先輩なんて覚えてませんよ? 」






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