千秋真一×野田恵
![]() コンサートがおわり2ヶ月ぶりに家に帰ってきた千秋をみつけたのだめ。 『むっきゃぁ!!! 先輩がソファーで無防備にねてるのはめったに見られまセン。シャッターチャンスデス!』 ねむった千秋にレンズを向け何回もシャッターを切る。 『むほぉ…ボタンをはずして色気を出してみマス!』 のだめは千秋のシャツのボタンをはずしまたシャッターをきる 『ムラムラのモンモンデスっ!!!』 のだめはデジカメをもったまま叫んでいた。 「おぃ…何やってるのだめ?」 千秋は前がはだけたまま怒鳴った 『ぎゃぼ!先輩起きたんデスか!?…寝苦しそう…だったので…ボタンをはずしてたのデス!!』 「んなわけあるかー!!帰ってきて早々変態か!」 千秋はのだめをソファーにいきなりひっぱったため、 のだめの手からデジカメはなはれ鈍い音をたて床におちた。 『しんいち君おかえりなさい。』 のだめは千秋にぎゅっとだきついた 「ただいま。」 しばらくそうしているとのだめは千秋の背中をピアノの鍵盤にして指でリズムよくトントントンとたたく。 「ソナタ…か?」 『そうデス。しんいち君の為に後で弾いてあげマス。のだめコンサートです』 千秋は顔をほころばせのだめにたくさんのキスをふらせた。 のだめは顔を赤くして甘い吐息をもらす。女のわりに大きな手で千秋のシャツをにぎった。 離れていたせいかのだめのしぐさが新鮮に感じられ、千秋はいつもよりいとおしく感じた。 「めぐみ…」 千秋はそうなんどものだめの耳元で囁いた。 千秋はソファーにそっと押し倒し頭をなで指に絡めた髪にキスをする。 のだめは赤くなり横をむいた。 千秋はうなじから鎖骨にかけて赤い花をさかせ、何度も指をそわせた。 「めぐみに会いくて早く帰ってきた。愛してるよ」 千秋がそういいのだめのやわらかい唇に重ねようとすると 『のだめもしんいち君を愛してマス』 のだめはにこりと笑って千秋に唇を近づけた がその時のだめは叫んだ 『むきゃー!!!!ぷりごろたの時間デス!』 のだめは千秋からぬけだしデジカメを持ち、ベッドに寝転びテレビの前を陣取った。 ブリザードの中にいる千秋…… 「ぷりごろたに負けたのか……」 『先輩早く〜!一緒にみますよ!』 のだめの呼ぶ声がきこえ千秋はボタンをとめ、寝転ぶのだめの横に腰をおろした。 横で目をかがやかせながらごろたをみつめていた。 (心の声:俺様を見ろよ!!) そしてCMになりのだめはさっき撮った千秋の写真をみていた。 (心の声:写真じゃなく本物がいるじゃねえか!くそのだめ!) のだめが奇声をあげた 『げふっ!さっきデジカメが落ちた時ムービーになってたみたいデス!先輩がのだめに愛を囁いてます!!むきゃぁ〜』 画面をみると千秋がのだめに愛してると言ったところだった。 千秋は無言でデジカメを取り上げムービーと写真を消去した。 『先輩の鬼ー!!悪魔!』 「お前も鬼だろ!あんなとこでぷりごろたとか言うのかよ!」 千秋がそう突っ込むとのだめはホホを膨らませ消されたとぼやいていた。 「そんなもんに録画しとかなくてもいいだろ。何度でも言ってやるから」 のだめは頬を赤くして目を細めて笑った。 千秋がのだめに抱きつくとCMが終わり再びぷりごろたがはじまった。 千秋はぷりごろたが終わるまでおわずけをくらったのはいうまでもない。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |