番外編
![]() 「よー!千秋!久しぶり!」 「……。」 「おいおいおいおい!無視すんなよ!」 「峰か…。何の用だ…」 「何の用って…用が無ければ話しかけちゃいけないのかよ!」 「当たり前だろ!!」 「親父ィ〜!」 「!!」 「ははは!冗談冗談!それよりよ〜、暇ならメシでも食いにいかねぇ?のだめ、今実家帰ってんだろ?」 「なんで知って…」 「裏軒情報網だ!って、親父から聞いたんだけどな」 「あっそ…。まぁ今夜は予定無いから付き合ってやってもいいぞ」 「おう!語り明かそうぜ!」 「明かすのか…はぁ…」 「おい、お前飲み過ぎ…!視点合ってねーぞ!」 「まぁまぁ千秋!固いこと言うなって!久々の再開なんだからよ〜! 海外行って1年半も、ことごとく俺の手紙に返事もしねえで! 薄情な奴だよな〜お前って!」 「メールで返してるじゃねーか!」 「温もりが伝わんねえんだよ!」 「はぁ…」 「それより、お前、のだめと付き合ってるって聞いたんだけど、そこんとこ聞かせろよな! 真澄ちゃんの話じゃ、相当ラブラブらしいじゃねーか!」 「……!別に、相変わらずだし…」 「語尾は明確に!ていうか、相変わらずって何だよ! 日本にいる時なんて、一緒に飯食ったり、いつも一緒にいたり……ってほぼ夫婦じゃん!」 「だろ?だから相変わらず、んな変わりねーし」 「おいおい、付き合うっつーからには、もっと、こう…あるだろ普通!!」 「あいつに普通を求めるな!」 「まだるっこしいなぁ!要するに、だから…あー、つまり、その、ヤッてんのかどうか聞いてんだよ! お前らのそういうの、すげー興味あるんだよな!相手は、なんていってものだめだし!」 「やるって…何をだ?」 「おい!もう俺の方が恥ずかしくなってきちゃったじゃねーか!何ってナニだよ!」 「はぁ?また訳分からんこと言いやがって!ナニって何だよ!」 「……………。あの、千秋?」 「何だよ気持ちわりーな」 「のだめと…まだなの?」 「だから何が!」 (のだめ…不憫な奴……) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |