番外編
![]() ますみ:ちょっとアンタ!久しぶりじゃないのよ のだめ:ますみちゃん!元気でしたカ? ますみ:そんな事より、千秋様とどうなのよ!! のだめ:どうってなんデスか。のだめと千秋先輩はいつもラブラブですよ。 ますみ:どこまでいったのよ!!! みね さんが入室しました みね:ようひさしぶりー のだめ:峰くん久しぶりデース ますみ:あら龍ちゃん、珍しいわね ますみ:って誤魔化されないわよ! どうなってんのよ千秋様と! のだめ:それはもうすごいんデスよ のだめは服着る暇もないデスよ みね:マジかよ… ますみ:キー!殺すわ座敷童子!! のだめ:ちょっと二人に相談したいことがあるんデスけど… 千秋 が入室しました 千秋:お前らなにやってんだ ますみ:千秋様!?! みね:よー。千秋がチャット来るなんて初めてだな のだめ:センパイ?!?!どしてココ知ってるんデスか?! 千秋:俺のパソコンに、ここにアクセスしたログ残ってたんだよ のだめ:ぎゃぼっ 千秋:勝手に使うなっつってんだろ ますみ:相変わらず「のダメ」じゃないのよ! みね:で、なんだよ?相談って のだめ:あの、相談っていうのはデスね 千秋:待てよ。お前へんなことチャットに書くなよ ますみ:ヤダ!ちょっとどういうこと?! 千秋 が退室しました みね:おいおい!千秋いきなりオチんのかよ のだめ:あ、先輩いなくなりましたネ…じゃあ改めて ますみ:ちょっとォ、なによ! のだめ:あ!ちょっと待って先輩が急にコッチの部屋にfghjkあqjぎゃぼrtybcbjkm のだめ が退室しました のだめのパソコンを強制終了させて、俺は言った。 「おい、お前は何を相談しようとしてたんだ?」 「べ、べつにセンパイが気にするようなことじゃないデスよ…?」 「俺の話題で、且つ服を着る暇がないとか言ってたみたいだな?どうなんだよ」 「…」 「黙ってたって分かんねえだろ。それとも…」 俺は強引にのだめの唇を吸いあげた後、浅いため息をして言った。 「お仕置きが必要みたいだな。それも今までにないくらいに強力な…」 「やっ…先輩、今チャットやめたら…真澄ちゃんたち余計変に思いマスよ…!」 抵抗するのだめの腕を掴んで、動きを押さえ込む。 何とかして俺を止めようとする言葉も、だんだん弱くなっていく。 俺がどうだとか、俺たちの関係がどうだとか、 …もちろんそれも言いたくないけど、そうじゃなくて… …ベッドの中ののだめを、誰にも教えたくないだけ。 淫らに喘いで、乱れるのだめがいることも、 そうやって俺を欲しがって切なげな表情になることも、 ただ、のだめのそういう面を俺のものだけにしていたいだけ。 …寝酒のつもりで手をつけたビールのせいだろうか……止まらない。 のだめをこたつから引きずり出して、ベッドに放り投げた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |