○○○×ミザリィ
三連休の初日の朝、赤星が浜松にウナギを食いに行こうと言った。 暇だったので同じく暇な郷田を誘い、中古車屋で値切り倒した84年型ローバー・ミニで出発する。 国道一号線を南下すること七時間、気がついたら道に迷っていた。 高速代をケチるとロクなことがない。 いいかげん暗くなってきたところでそこそこイイ感じのペンションを発見、いいかげんくたびれてきたので今夜はここで一泊することにした。 「美沙里」という名のペンションの受付の呼鈴を鳴らすと出てきたのはノーブラタンクトップにタイトなミニスカートというサービス満点な恰好で、ナイスバディを惜しげも無く見せ付けてくれる超美人。 耳が長すぎるだろなんて突っ込みは14万8千光年の彼方ですよ。 食事と風呂を済ませ管理人さんバスト90はあるよなとか男いるのかなとかダベっていると、管理人さんが酒瓶とグラスを持ってやって来た。 素肌にナイトガウンを引っ掛けただけの恰好で。 これは期待せずにはいられない。 まずはグラスを合わせたわいもない世間話からスタートする そして管理人さんが少し酔ったみたいと言いベッドに寝そべってガウンの前を肌蹴ると同時に、こっちの理性も吹っ飛んだ。 狂ったような勢いで服を脱ぎ、やはり一糸纏わぬ姿になった管理人さんを取り囲む。 妖艶な笑みを浮かべながら身を起こし、両手と口で三本並んだ肉棒に奉仕を始める管理人さん。 その舌使い、指使いはまさに神技。 手コキとフェラだけで忽ち三発抜かれてしまった。 ゴクゴクと音を立てて精液を飲み干した管理人さんは、今度は私を楽しませてとベッドの上に輝くばかりの裸身を横たえ両手で豊満なバストを寄せあげながら腰をくねらせる。 オーケーここからはずっと我々のターンだ、死ぬ死ぬと言わせてやるぜ! 郷田と赤星が管理人をサンドイッチにする。 性器と肛門を同時に貫かれあられもない声をあげて身悶えする管理人の髪を掴み、再チャージ済みの剛直を喉奥まで捻じ込む。 くぐもった喘ぎを漏らし切れ長の瞳の端に涙を浮かべながらも淫らに腰を振り、豊満な胸をタプタプと揺らして全身で喜びを表す管理人。 手淫と口淫でたっぷり搾り取られていたにもかかわらず、またしてもあっという間に射精してしまった。 残念ながらそこから先の記憶は非常に曖昧ではっきりとしない。 全身に精液を浴び被虐の悦びに泣き叫ぶ管理人、その至高の芸術品のような肉体を貪欲に貪り、玩具のように弄ぶ。 そんなイメージの断片がニュースフィルムのブツ切りのように頭の中を回っている。 ただ腰が抜けるまでヤリまくったのは確かだ。 翌日フラつきながら目的地に辿り着いた我々は家路につく途中でペンション「美沙里」を探したが、あの淫欲の一夜を過した宿は幻であったかのようにどこにも見つからなかったのだった。 SS一覧に戻る メインページに戻る |