○○○×ミザリィ
![]() 二月の夜は寒い、特に草木も眠る丑三つ時は。 ここは首都圏近郊の小高い山を切り開いて造られた新興住宅街。 無個性な建売住宅が並ぶ一角に、手付かずの雑木林が残された区画がある。 その林の中の一本の木の幹に、なにやら白い物体が張り付いている。 よくよく見れば、それは豊満なバストとくびれた腰、むっちりしたヒップと信じられないほど長い脚を持つ妙齢の美女であった。 そのやけに尖った耳を持つ美女は首輪を嵌められ目隠しをされ、一抱えほどもある木の幹に、両手を上にして荒縄で緊縛されている。 身に着けているのは肌の白さを際立たせる黒のガーターベルトと同じく黒のストッキング、そして黒のピンヒールだけであった。 「んくっ…ふあぁ……」 ビクビクと体を震わせ、押し殺した喘ぎを漏らす女の秘所と菊門には、低いモーター音を唸らせる電池駆動の大人の玩具が根元まで埋まっていた。 「フッ、いい格好だな」 そんな女の淫らな姿を見て冷笑する一人の男。 読者が自己を投影できるようあえて身体的特徴は表記しない。 「お、覚えてらっしゃい…私にこんなマネをして、タダでは……」 「うるさいよ」 男は両手を顔の前にかざし、十本の指をわきわきと動かした。 すると女のグラマラスな裸身を不可視の力が襲う。 「あ、あ、あぁあああぁッ!」 全身の性感を一斉に責め立てられ、美麗な顔を快感に歪め喘ぎ悶える女。 身を捩るたびに柔肌に食い込む荒縄の感触が、更なる被虐の快感を呼ぶ。 「ほらほら、さっきの減らず口をもう一度繰り返してみなよ」 女は返事をする余裕も無くし、脂汗に濡れた肢体をくねらせ、セクシーにくびれた腰を振りながら艶っぽく鳴き続ける。 「まったくなんてイヤラシイ乳だ」 たぷたぷと弾む女の美巨乳に向かって、男は舌なめずりしながら手を伸ばす。 「ここがイイのか?ああ!?!」 男の指がグニグニと乳肉を揉み、痛いほどに勃起したニプルをキュウッと捻じりあげた。 「ヒィィィィィッ!」 女は引き攣った声をあげ、ポロポロと涙を噴き零す。 「イけ!イっちまえッ!」 男は女の股間に両手を回し、前後の穴を抉り続ける玩具を掴んでグリグリと−(以下略 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |