佐橋皆人×夜見
![]() 俺は佐橋皆人、浪人生。 普段はセキレイ計画に参加しているため帝都に身を置いているわけだけど、今日から数日間はほんの少しの休暇という事で、とある田舎村に遊びにきている。 いや、正確には遊びにきているというより・・・普段結ちゃん達に続き沢山のセキレイ達と同居し始め、勉強の方が捗りにくくなったため、田舎の澄んだ空気の中でリラックスしながら勉強しようと、この田舎町にやってきたわけで。 「ふぅ〜、いい空気だなぁ・・・今頃結ちゃん達、何してるだろう。」 ここに来るまでは皆を置いていく事に一騒動もめはしたものの、仲介に来てくれた美弥さんが皆を説得してくれたおかげで、なんとか収まった。 「皆人さんはあくまでも浪人生なのですから、たまには一人で、のんびりと勉強できる場がないと。」 聖母様みたいな笑顔で皆に説得する美弥さん。あの時は本当に助かった・・・。 おかげでこの数日間は落ち着いて勉強する事が出来そうだ。 俺はインターネットで手配した格安の宿の部屋の中で一人、網戸から吹き入るさわやかな風に扇がれながら参考書と向き合っていた。 思えば、こうして一人勉強というのも久しぶりの事だ。結びちゃん達が来てからというもの、毎日がにぎやかで、なんだか浪人生とは思えないような騒がしい日々だったから。 けど、もしセキレイ計画が終わったら、結ちゃんとこういった小さな旅行が出来たらいいな。 ・・・・夜になった。 「7時か、そろそろ夕飯食べに行かなきゃ。」 俺は身支度を整えると、宿主さんに一声かけ、薄暗い田舎道を歩き始めた。 「確か近くに、定食屋さんがあったはずだけど・・・。」 夜の田舎町というのは街灯に灯されてこそいるものの、時折ざわめく木の葉の音や、水路の音。そして、深く茂った真っ黒な木々は、永らく都会で暮らしていた俺に取って、なんだか不気味にとれるようなものだった。 俺はできるだけ早く定食屋さんを見つけ、宿に戻る事に決めた。 ほっそりとした、もう何十年も舗装のされていないような、田んぼ脇の長い道を歩いていくと、木々に囲まれた少し幅の広い歩道へと出た。 その時、突然前方の茂みから、何やら人影らしきものが動いたような気がした。 「え・・・・?」 僕はその場で立ち尽くし、呆然とその方向に注意を向けたが、何の気配も感じない。 歩道一帯は相変わらずの木々のざわめきに支配されるだけで、風はなんの答えも教えてはくれなかった。 「今のは・・・。」 一時間後、僕は同じ道を歩いていた。 今度は来た道を逆に向かって・・・だ。 「見つからなかった・・・・。」 そうなのだ。結局僕は宿主さんに教えてもらった定食屋さんを何度も探索してみたけど、結局それは見つからなかったのだ。 腕時計の針はもう8時を差し、辺り一帯は完全な夜の闇に覆われていた。 「どうしよう、おなかすいたし・・・。」 それに、トイレにもいきたい。 とにかく今は、宿に帰ってトイレをすませ・・・宿主さんにもう一度詳しい場所を聞いてから、出直そう。 「でかけてるのかな?」 俺は明かりに照らされた廊下を歩いて行くと、自分の部屋の扉を開け、中に入った。 「あ、鍵かけ忘れたな・・・。」 明かりを付けると、部屋一帯は蛍光灯のどんよりとした明かりで照らされ、机の上に広げてある参考書の束も加わり、なんだか殺伐とした雰囲気を作り出していた。 「ただいまぁ、・・・って俺一人しかいないんだ。」 こうして久々に一人になってみると、少し寂しい気がするけど・・・浪人生なんだし、そんな事も言ってられないよね。 ・・・とりあえず、宿主さんが戻ってくるのを待って、その間に今日の復習をしよう・・・。 その時だった。 「おーーーっほっほっほっほっほっ!!」 「え!?」 突然、背後から聞き覚えのある声と共に、巨大な鎌が自分の首を捕らえた。 「!!き、きみは・・・っ!!」 「うふふふ・・・、お久しぶりね、No88の葦牙・・・。」 そう・・・そこにいたのは、大分前、初めてくーちゃんと出会ったとき・・・くーちゃんを無理矢理連れ去ろうとした大鎌のセキレイだった。 「そんな・・・!君は確かあのとき、結ちゃんにやられたはずじゃ・・・!!」 「あら、ちゃんと覚えてくれててくれましたのね。・・・うふふ、まぁ当然ですわね、あの時、貴方ったら思いっきり私の胸を掴んでくれたんですもの・・・。」 彼女は不適な笑みを浮かべながら顔を近づけてきた。 「どうして?どうして君が生きて・・・こんな所に・・・。」 「うっふふふ、教えて差し上げますわ・・・。本来、私のように再起不能になったセキレイは能力が消え、MBIに回収される・・・ けど私はなんとか彼らの手から逃れ、こうして私を再起不能にしたNo88のセキレイと、その葦牙である貴方に報復する機会を伺っていましたの。別に能力が使えなくたって、今、こうやって貴方の首を切り落とす事くらいは出来ますのよ?」 彼女のデスサイスの刃先が首に触れた。 巨大な鎌は禍々しい金属特有の光沢を帯び、俺はその恐怖に完全に萎縮してしまった。 「そんな・・・・。」 正直、俺はこの夜見ちゃんというセキレイは可愛いとは思うけど・・・、何をしでかすか分からないようなその性格が怖かった。 今だって、まるで悪魔みたいに恐ろしい笑みを浮かべているし・・・。 「貴方のあの女、よくもこの私を再起不能にしてくれたわね・・・。許せない・・・。代わりに貴方を、たっぷりと虐めてあげるんだから・・・。」 彼女は俺の首に掛かった鎌で、俺の顔を自分の目の前まで引き寄せた。鎌の刃先が俺の首の皮膚に切り傷を入れ、俺はその痛みに小さな悲鳴をあげてしまった。 「いたっ・・・!!」 「あらあら、うっふふふふふ・・・。相変わらず冴えない顔してるわね。こんな顔でもこの鎌で傷つけでもしてみれば、あの女もどういう顔することでしょう。」 顔を傷つけると聞いて、僕は恐ろしさに真っ青になった。 「お、お願い・・・やめて・・・」 俺は心の中で『結ちゃん助けて!』と叫ぼうとした。けど・・・最早何の力も残っていない彼女は、言ってみればただの女の子も同然だ。だったら・・・一人の男として、僕一人でも解決しなきゃ・・・! 「君は・・・僕を、殺すつもりなの・・・?」 僕は勇気を振り絞って、彼女に問いかけた。 「うふふ、最初はそうしようと思っていたのですけど・・・実はね、もっといいこと考えてみましたの・・・。」 ?いいことって、どういうことだろう。けど・・・彼女の事だ、どのみち恐ろしい事に違いない。 「ど、どういうこと?」 「簡単な事ですわ。これからあなたには暫くの間私のいいなりになって貰いますわ。言ってみれば・・・下僕、いいえ、犬がちょうどいいところですわね。」 「いいなりになる・・・?それに、犬・・・?」 とりあえず、殺されるわけではないらしい・・・喜ぶべきなのかどうかわからないけど。 「そう、犬ですわ。主人に忠実な犬。これからあの敵の女に、貴方の私に対する忠誠ぶりを見て頂こうと思いますの。うっふふふふ・・・。」 そういうと、彼女はどこから持ってきたのか、ビデオカメラを僕に向け始めた。 「!?何をしてるの!?」 「いいですわよぉ、その表情・・・。うっふふふ、ほら、撮ってあげますから。そういえば貴方の名前、聞いていませんでしたわねぇ。」 「俺は・・・皆人・・・・・。」 俺はどうやらすでに録画中らしい、ビデオカメラのレンズを覗き込みながらそう言った。 「あら、そう・・・冴えない名前ですわね。ポチ、で十分ですわ。」 「ポチ・・・!?」 なんで犬の名前なんだ!?もしかしてこれって・・・例のあの・・・。 「私の方からも紹介させて頂きますわ。私は夜見・・・セキレイNo43のセキレイですわ。最も、今は貴方のあの女のおかげですっかり機能停止してしまいましたけど・・・。」 彼女はあの時の屈辱を思い浮かべるようにそう言うと、再び俺に向き直った。 「じゃあポチ、貴方はこれから私の事を夜見様って呼ぶのよ。いいですわね?」 「よ、夜見様っ!?」 やはり間違いない。これは彼女の嗜好なのだろう・・・。 「そうですわ・・・よろしくってよ・・・うっふふふふふ・・・。ポチ、それじゃあ早速命令よ。そこにおすわりしなさい。」 「お、おすわり・・・?」 俺は狼狽えた。 「そうですわ。ほら、『分かりました、夜見様。』こう返事して。」 「・・・・分かりました、夜見様・・・。」 俺はやむを得ず、彼女の前でおすわりをした。 「そうよそうよ・・・あっはははは!ほら、舌出して。ハッハハッハ、しなさい。そうよ、いいコねぇポチ」 俺はその体勢のまま犬みたいに舌を出し、はっはっと呼吸をした。 物凄く情けない気分だった。俺の前で、夜見という名の彼女は面白そうにビデオを撮っている。 「はっ、はっ、はっ、は・・・。」 俺はその体勢のまま彼女の全体像を見上げた。 改めてこうして彼女を見てみると、セキレイの中では胸こそ小さめだったけど、やっぱり、スタイルはいいし、本当に可愛いと思う。 上半身はあんな大鎌を振り回すには信じられないくらい華奢なのに、腰から下・・・とくに、お尻と太ももにかけてはやたら肉付きがよく、こういうのもなんだけど、なんだか不思議といやらしい身体だった。 彼女の魅力は胸よりもむしろお尻の方にあるのかもしれない。引き締まった腰のくびれがより、彼女のお尻の魅力を引き立てているように思えた。 栗色の長い髪はさらりとしていて長く、後頭部に付けている紺色のリボンが物凄く似合っていたし、少々つり上がった目は、いかにもお嬢様といった感じをさせたけど、それはそれで俺の心を魅いた。 黒と白の、巷ではゴスロリと呼ばれるような衣装は彼女の容姿、体系に物凄くマッチしていて、白いひらりとしたスカートに、そこから下に伸びる脚、それを覆う黒のニーソックスは彼女の太ももの肉付きの良さをより引き立てていた。 (こんなに可愛いのに・・・。) 俺はなんだか、本気で勿体ない気分になった。 しかし次の瞬間、そんな考えも一瞬で吹き飛んでしまった。 「それじゃあポチ、今度はその場所で貴方の下半身を曝け出して・・・射精して見せなさい。」 「えっ・・・!?」 俺はその台詞に顔を真っ青にした。 夜見はあの恐ろしい笑みを浮かべながら、俺の股間に向けビデオカメラをまわして始めている・・・。 「しゃ・・・せい?」 「そうですわ。その場所でズボンを下ろして、白い精液をぶちまけて見せますの・・・うふふっ、さぁ、早くやってみせて頂戴・・・!」 俺は震える手でズボンのベルトに手をかけたまま、彼女の顔をじっと眺めた。 「そ、そんな・・・出来ないよ、いくらなんでも・・・。」 俺は困惑しながら彼女に言うと、彼女はますます顔をにやりと歪ませる。 「あら、大丈夫よほら、見ててあげますから。どうせいつも一緒に同居してる、あの女の裸体を妄想しながらやっているのでしょう?」 「そんなこと・・・!!」 やってない。確かに結ちゃんの身体は・・・刺激的だけど、これまで一度たりとも結ちゃんをオカズに使った事なんてない・・・! 「あら、結構ピュアですのね。うっふふふ、それこそ汚し甲斐があるというものですわ。さぁほら、早くズボンを御脱ぎなさい。」 俺は羞恥に顔を赤らめながら、言う通りにした。 手にかけていたベルトを外し、ファスナーを降ろし・・・ズボンと一緒にトランクスまで下ろしてしまうと、だらんと垂れ下がったモノが内側から姿を現す。 「ごめん・・・!」 「まぁ・・・うっふふ、一体誰に対して謝ったのかしら。それにしても、随分とみっともない姿ですことね。」 彼女は、初めて見る男のそれに並ならぬ好奇心と、興奮の入り交じったようなような表情で見つめていた。 けどその表情に・・・普通の女の子らしい嫌悪の念ですら覗いている事を見ると、きっと彼女自身あまりこう言った事をするのに慣れていないみたいだ。 きっと、自分を再起不能にした結ちゃんと、その主人である俺に復讐する事が、今の彼女に取っては何よりも優先なんだろう。 「・・・・・・・。」 小さな、薄暗い部屋の中、暫くの間彼女に自分の性器を見つめられているうちに、俺のモノは不覚にも・・・この状況に反応してしまったらしく、みるみるうちに勃起していった。 「!!やだ・・・気持ち悪い、私に見られて、興奮してなさいますの?」 「いや、ち・・・違うんだこれは・・・!!」 俺は慌てて弁解したが、俺の言葉とは裏腹にペニスは、ますますその大きさを増し、今や脈を打ちながら彼女の前で反り勃っていた。 俺はあまりにもグロテスクになったそれを隠そうかと慌てていたが、夜見はまるで恐いもの見たさといった表情で、相変わらずビデオをまわし続けていた。 「こ、こんな大きくさせて・・・っ!もしかして、この私に見られて興奮にしてなさいますの?」 「ち、ちがっ・・・・!!」 俺は途中まで言ってつい、言葉を区切ってしまった。彼女の言った事は本当だった・・・。 「まぁ、なんていやらしい・・・やっぱり貴方って、どうしようもない変態のようですわね!まぁ、いいわ。さぁ、早く始めて頂戴。」 俺はしぶしぶ自慰を開始した。 正直、あまりこういったことって慣れてないっていうか・・・殆ど、やったことないんだけど・・・。 「う・・・・。」 手つきがよく分からない。 俺が色々と試行錯誤していると、ビデオカメラを持った夜見がしゃがんだ体勢で、恐る恐る俺の股間にビデオカメラを近づけた。 「そ、そんな近くで撮るの・・・?」 上から見下ろせば彼女の、程よく膨らんだ胸の谷間が覗く。 俺はその状況にこれまで感じた事のないような興奮を覚えながら、途端にペニスを撫でる右手に力が入っていく。 「・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・。」 「うふふ・・・みっともない姿ね・・・。こんなところ貴方のセキレイに見られたら、なんて思われるかしら。」 結ちゃんの顔が頭に過り、俺はハッと現実に戻る。 「む、結ちゃん・・・そうだ・・・君はまさか結ちゃんにこのビデオを・・・」 俺は途端真っ青になった。 「あら?当然じゃない・・・うっふふふ。さぁ、早く続けなさぁい、犬!」 思えばそうだ。いくらなんでも、こんな可愛いコがそんなことするなんて考えつかなかったけど・・・改めて思うと、このコはそう言った事を平気でやりかねないコじゃないか! 「だ、駄目だ・・・!結びちゃんに見せるなんて!!」 俺はふいに身を乗り出し、彼女の右手のビデオカメラを奪いに掛かった。 「きゃっ!?」 「ーーーーああああああっ!!」 途端、俺は膝まで下ろした自分のズボンに足をとられ、下半身を露出した状態で彼女に倒れかかった!! 「いやぁっ!?きゃああああああっ!?な、何しますのっ!?いやああああああっ!!!」 ・・・下半身が彼女の太ももに密着し、膨脹した股間にさらりとした布地の感触が広がる・・・。これは・・・。 「あっ・・・!!」 今や俺の股間は彼女の捲れ上がったスカートの内側・・・とうど夜見のパンツの秘部に密着し、俺は彼女を抱くように床に押さえ込んでいた。 「いやあああっ!?離れなさい、この変態っ!!」 「ーーーーーっ!!」 俺は慌てて彼女から身を引き離そうとすると、たちまち彼女のハイヒールが自分の太ももに強烈な追い打ちを掛けてきた。 「痛っ!!!」 その反動に俺の身体はは後方の壁に打ち当たり、引きずりながらずるりとその場に倒れ込んだ。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・。」 見上げると、彼女は怒りと恥ずかしさにわなわなを身を震わせながらおれを見下ろしていた。 「ご、ごめん・・・本当にごめん・・・あんな事するつもりは・・・!!」 ズンッ!!と、再び強烈な蹴りが俺の横っ面に当たる。 「うぁあっ!!?」 俺は再び倒れると、今度は腹、そして頭と、彼女は次々に蹴りを入れていく。 「このっ!!このっ!!・・・よくもこの私に向かってあんな事・・・っ!!」 ズンッ!!バキッ!!ボコッ!!・・・ 「うぁっ・・・!!ゆ、ゆるして・・・っ!!」 俺は激痛に耐えながら上を見上げようとすると、途端に彼女のハイヒールが俺のおでこに強くのしかかった。 「うぁッ!!?」 「もう許しませんわ・・・遊びは終わりにして、ここで貴方の首をはねて差し上げますわ・・・。」 俺はその言葉にぎょっとし、目を開けた・・・。 上を見上げると、彼女の黒のニーソックスに包まれた脚が、スカートの内側にすらりと伸びていて・・・その奥にはむっちりした彼女の股間が、白のパンティーに包まれていた。 「あ・・・パンツ・・・。」 俺はつい口に出してしまった。鼻の穴からたらりと鼻血が垂れる・・・。 「っ!!!!!」 彼女はますますその顔に怒りを露にし、俺の股間にこれまでにない程強烈な蹴りを入れた。 (ズゴッ!!!!) 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」 俺はあまりの激痛に床をのたうち回りながら、暫くの間生死を彷徨っていた。 「この・・・変態ッ!!!よくもこの私の・・・・!!」 途端彼女の言葉が途切れたかと思うと、暫くの間夜見は呆然と物思いに更けているような表情をしていた。 「そうでしたわ・・・。私としていた事が、ついうっかり、忘れていましたわ。」 彼女は再びニヤっと悪魔のような笑みを浮かべると、その場にしゃがみ、激痛に歪む俺の顔を覗き込んだ。 「・・・実はちょうど貴方に試したいものがありましたの。よろしければ、これの実験台になって下さらない?」 「・・・?」 俺はなんとか意識を強く持ち、彼女の手にある液体入りの瓶に目を向けた。 「・・・それは・・・?」 「うっふふふふ・・・。この瓶はね、私がMBIに捕まりそうになった時、奴等の一人の鞄から抜き取ったものですのよ。 奴等の話によれば、本来は私のような、機能停止したセキレイを回収する際、従順にさせるために使うものらしいのですけど・・・うっふふふ・・・これを貴方のような人間に飲ませれば、どのようなことが起こるのかしら・・・?」 「!!!!!」 彼女は恍惚とした顔で瓶のふたをまわし始める。 「ちょ、ちょっと・・・。」 俺は慌てて逃げようとしたが、身体が思うように動かない。 「おっと、逃がしはしませんわ。さぁ・・・。」 俺の顎は彼女の左手に支えられ、目の前に夜見の悪魔のような笑顔が・・・綺麗な瞳と柔らかなその唇が鮮明に見えるくらい近くにあり、俺はドキドキしながら彼女を見つめていた。 「・・・・・っ。」 「あら?獣風情が、私に見つめられて魅入ってなさいますの?まぁ、無理もありませんことね・・・。うふふ、それじゃあお口をゆっくりを開けて、この薬を飲みなさい。」 「!!!」 途端に俺の口に彼女の瓶が突き入れられ、俺は抵抗する間もなく中の液体を喉の奥まで流してしまった。 「〜〜〜〜〜!!!!」 「うっふふふふふ、いい飲みっぷりです事ね!!これでどういう結果になるか、楽しみで仕方ありませんわ!・・・もし廃人になったら、私が貴方のセキレイの前に無惨な姿に成り果てた貴方を突き出してやりますから!!」 俺は必死に液体を飲まんと踏ん張る中も、それは容赦なく俺の食堂を流れて行き、次第に俺の胸は熱を吹き出すかのように熱くなっていく・・・。 「・・・・・ッ!!はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 「あらあら?顔を真っ赤にさせて・・・まるで病にも冒されたみたいね。」 俺は朦朧とした意識の中、目の前で微笑む夜見の顔を見つめていると・・・次第に彼女の快感に満ちた顔に恐怖の念が現れていくの見た。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・。」 「え・・・・・・・?」 そう、先程彼女は俺の表情を『病にも冒されたような』と表現したけど、確かに俺は病に冒されたのかもしれない・・・。けど・・・それは決して風邪みたいな病じゃなく・・・もっと、人の本能からくるものだ・・・。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・ゴクッ・・・・。」 「・・・・・・な、なんですの・・・?」 露骨な恐怖を顔に浮かべる彼女。 俺は次第に回復していった身体をゆっくりと起き上がらせ、恐怖に退く彼女にじりじりと近づいていく。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・。」 「・・・・・いや・・・こないで・・・・。」 彼女はしゃがんだ体勢のまま後方に退いていく。俺は忽ち、目の前の彼女の身体がたまらなく欲しくなっていった。 栗色の長い髪はさらりと揺れ動き、黒い服の上から露になった胸はまるで俺を誘っているみたいに揺れ、白いひらりとしたスカートから伸びるむっちりとした太もももまた、俺を誘っているかのようだ・・・。 途端、俺はとうとう我慢できなくなり、彼女の身体に襲いかかった。 「きゃあああああああああああああッ!!?」 悲鳴をあげる夜見。 俺は側にあった参考書を括っていた紐を手に取ると、それで夜見の両腕を素早く縛り上げ、手の出せない状態にした。 「!!?きゃあ!!何しますの・・・いやっ、解きなさいっ!!」 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・!!!」 俺は高鳴る情欲に掻立てられ、彼女の膝の上に股がると、夢中になってその身体に貪り始めた。 「いやっ、こらっ、ちょっと・・・おやめなさいっ!!!」 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 俺は彼女の胸に手をかけた。黒の衣装の胸元から広がる柔らかな乳房はまるで吸い付くように柔らかく、服の上から触るその感触は引き締まるような弾力があった。 一見控えめに見えるが、きっとそれは衣装に圧迫されているせいであり、実際は割と大きめのようだ。 「やめて・・・嫌ッあっ・・・あぁああああんっ!!?」 胸を強く揉まれる度に、甘ったるい声で敏感に反応する夜見。 こういった事に関し全くの素人の俺の愛撫で感じているところ、相当感じ易いみたいだ。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 「いっ・・・・!!?」 俺はあまりのその可愛さに、彼女の唇を奪いに掛かった。 「夜見ちゃん・・・!!んん・・・・んんんんんんっ!!」 「!?んんんんんんんっ・・・・!!」 半ば涙目になりながら俺に唇を奪われる夜見。 彼女の唇はとても瑞々しく、柔らかく・・・重なり合った唇の隙間からは彼女の、生暖かい吐息が入り込んできた。 俺は夢中になって、自分の唇の先を尖らせると、彼女の唇を掻き分け、口の中に侵入していった。 「!!!んんんんんんんんんんんんんっ!!!!」 れろ・・・れろ・・・ぺちゃぺちゃ・・・ちゃぷ。 俺は彼女の口の中で舌を這わせる。そして小さな密室の中で、彼女の舌を無理矢理犯していた。 れろれろれろれろ・・・ちゃぷ・・・れろ。 「・・・・・・・・・っ!!!」 夜見ちゃんは俺に股がられ身動きの取れない自分の膝を必死に抵抗させ、払いのけようとしていたが、その強靭な脚力を持ってしても流石にこの体勢から男の俺を払う事なんかできやしなかった。 れろれろれろれろれろ・・・・・ 「ぷはぁっ!!」 「かはっ・・・けはっ、けはっ・・・・!!」 ようやく永い口づけから解放された彼女は目に涙を潤わせながら咳き込み始めた。 二人の唇から愛液が糸を引き、それが俺たちを繋いでいた。 俺はますます彼女の事が愛しくて溜まらなくなった。相変わらず咳き込み続ける彼女を他所に、その胸の膨らみを包む黒い衣装に手を掛けた。 「!!けはっ・・・い、いや・・・ちょっと何を・・・っ!!」 がばっ!! 俺は胸元を大きく広げ下に引きずらすと、そこからは衣服の上からではわからない発育のいい胸が、まるで解放されたかのように外に飛び出した。 「!!!いやぁあああああああッ!!!?」 慌てて胸を押さえようとする彼女よりも先に、俺の両手はすかさずその二つの膨らみに飛びついた。 彼女の柔らかな胸は掌の中で自在に形を変え、それを掴むと同時に、手の平に吸い付くかのようなもっちりとした感触が広がった。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 「いやあああっ!!やめなさいこの変態・・・ッぁああッ!やめなさいったらあああーーーーーッ!!!」 必死の抵抗とは裏腹に、敏感に反応する彼女の身体・・・。乳首はもうすでにみっともないくらいに勃起し、俺の手の中でその昂りが何度も肌を突いた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 俺は彼女の乳首に吸い付いた。 「んんんん・・・・っ!!」 「!!??きゃっ・・・何してますの!?やめなさいっ!!」 彼女はその無我の行為を信じられないとでも言ったような顔つきで見下ろした。 「んんんん・・・ちゅぱ・・・ちゅぱちゅぱ・・・!!」 「やめて・・・嫌!!気持ち悪いですわッ!!!いやぁあーーーーっ!!!」 必死で上体を揺さぶり払いのけようとする彼女。けどそんな抵抗は今の自分に取ってなんとでもない。 「ちゅううううう・・・ちゅぱちゅぱ・・・・!!」 「いやぁあああああああ・・・・・!!」 俺は何度も、何度も彼女の胸を愛撫しながら、乳首に吸い付いた。 そして・・・・。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・。」 薬の効力はますます効いてきたらしい。俺の胸の内側からはますます情欲が溢れ出し、彼女に・・・夜見にもっと、色んな事をしてみたくて一杯になっていた。 俺は彼女の胸から顔を離すと立ち上がり、荒い息で呼吸する彼女の唇を見下ろした。 「・・・・え?」 ようやく理性を取り戻し始めた彼女の顔は再び恐怖に曇っていく。 「何を・・・される気でいますの・・・??」 今なら俺の股間を蹴り上げて逃げる事だって可能な状況だけど、そんな事にすら頭が回らないらしい。けどそれも、こっちにとっては好都合だ。 俺は彼女の顔の前に、今やいつものそれからはとても同じ自分のものとは思えないくらい膨脹した男性器を寄せ付けた。 「ひっ・・・・!!??」 恐怖の目でそれを見つめる彼女。普段の俺だったら可哀想でとてもそんな事できたもんじゃないけど、今の自分は違っていた。 彼女の目の前で、亀頭は赤黒くてかり、先端からぬめぬめとした腺液が溢れ出ていた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 俺は彼女の、紺色のリボンのかかった栗色の頭を抑えると、彼女の口元に自分の男性器を勢いよく引き寄せた。 「い、いや・・・!!ちょっと、いやっ!?やめなさいっ!こらぁあっ!!」 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 彼女が叫ぶ度に、開いた口の中で亀頭の先が歯に当たり、外に弾き出される。 俺はあまりにも彼女がしつこく抵抗するので、とうとう彼女の頬の上から両顎を押さえ、口を無理矢理開かせると、勃起したモノを中に捻り込んだ。 「・・・・・・んぐっ!!?」 ・・・・凄い・・・。男性器全体に夜見の、生々しい口の中の感触がいっぱいに広がる。 俺はその快感に夢中になって、彼女の口の中でぐりぐりと男根を掻き回した。 「んんんんんんんんっ!!!」 舌のざらりとした感触が何度も男根を撫で、彼女の唇からは多量の唾液が垂れ落ちた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 俺は彼女の頭部を掴みながら何度も何度もピストンをした。 途中何度か歯が当たったけど、それでも夜見の口の中の感触はまるで夢のように心地よく、その快感に俺は夢中だった。 「んんんんんっ!!んんんん・・・・!!」 ちゃぷちゃぷちゃぷ・・・。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・夜見・・・夜見ちゃん・・・はぁっ、はぁっ・・・!!」 「んんんんんんんんんんんんんんっ!!!?」 とうとう俺の男性器は狂ったように痙攣し始め、俺は夜見ちゃんの頭部を自分の股間にがっちりと引き寄せると、彼女の喉の奥に向けいっぱいに精を解き放った。 「アッーーーーーーーー・・・!!!」 びゅるびゅるびゅるびゅるびゅる・・・ぷしゅううううううっ!! 「んんんんんんんんんんんんッ!!!!!?」 継続する射精感に、俺は腰をびくびいくと痙攣させながら彼女の口の中に精液を注ぎ込んでいく。 夜見ちゃんは俺のペニスを根元までくわえ、涙目になりながら、自分の口の中に精液が注がれるのに耐えていた。 びくっ・・・びくっ・・・びくっ・・・。 俺は最後の一滴に至まで、彼女の口の中に絞り終えると、ようやく事を終えた両手はふっ、と力が抜け、彼女の頭部を解放した。 「かはっ・・・!!けはっ・・・!!げほっ・・・っ!!」 彼女は精液の臭いにむせながら、口の中に入ったそれを床に吐き出し始めた。 俺は継続する快感に浸りながら、そんな彼女を見つめていた。 「はぁっ・・・はぁっ・・・よくも・・・この私の口の中に、こんな不潔なものを注ぎ込んでくれましたわね・・・っ!!」 彼女は怒りと屈辱に目をぎらつかせていた。 「よくも・・・っもう許しませんわ・・・っ!!今すぐ貴方の首をかっ切って差し上げますわっ!!」 そう言うや否や、彼女は瞬時に側にあったデスサイスを手に取ると、その巨大な刃を俺に向け攻撃しようとした。 が、俺はまるでそれを予期していたかのように、その動きより先に彼女の懐へと潜り込んだ。 がばっ!!! 「!!?きゃっ・・・・・!!」 ずん・・・、とデスサイスの床に落ちる鈍い音が響き、俺は彼女の身体を再び押さえ込んでいた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・夜見ちゃん・・・。」 「い、いやぁ・・・・。」 夜見は俺の上体の下で、胸を露にしながら子猫のように脅えていた。 その顔はまたもや恐怖で歪み、口元からは先程の精液が少し垂れているのが見えた。 俺は夜見の、白いひらひらしたスカートに手を掛けた。 「!!!きゃっ・・・・っ」 むっちりとした太ももにかかったそれを、上に捲り上げる。 スカートの奥から彼女の純白のパンツが現れ、俺はその扇情的な眺めにゴクリ、と生唾を飲み込んだ。 「そ、そこまでですわ・・・!!」 気がつくと、彼女は再びデスサイスを拾い上げ、俺の首に掛けていた。 顔は下着が見られた事に真っ赤になっていたけど、目の前の勝利に心を躍らせているみたいだ。 「ふ、ふふふ・・・残念でしたわね。さんざん私の身体で弄んでくれた事を、地獄で後悔させてあげますわ。」 首に掛かった鎌に力がこもる。 いつもの俺だったら・・・こんな状況、怖くて震えるしかなかったけど。今は興奮している中でも、異常なくらいに冷静に頭が働いていた。 俺は瞬時に、彼女のパンツの中に手を突っ込むと、秘部を激しく愛撫し始めた。 さわさわさわさわさわさわさわ・・・・!!! 「!!!??いっ・・・・やぁあああああああああーーーーっ!?」 再び床に鎌の落ちる鈍い音が響き、彼女は必死に俺の攻撃を防衛しようとしたけど、無駄だ。 さわさわさわさわさわさわさわ・・・・!!! 俺が愛撫を続ける中で、彼女はまるで幼気な少女みたいに俺の胸の下で何度も何度も感じていた。 「やめなさいこの変態ッ!!やめて・・・やめなさいッ!!!」 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 俺は彼女が鎌を落とした事を確認すると、下着の中から手を抜き取り、そのまま彼女の腰を掴むと無理矢理四つん這いの体勢にさせた。 「えっ・・・・いやぁ!?」 彼女は突然のその行為に驚きながら、顔を俺に向けた。 「な、何・・・?まさかっ・・・!!」 俺はもう限界だった。目の前には彼女のむっちりと大きなお尻が白のパンツに包まれ、スカートは上に捲り上がっている。 俺は彼女のお尻から白のパンツをずり下ろすと、お尻の側面を掴み、俺の股間へと引き寄せる。 「いやっ!!?ちょっと・・・それだけはーーーー・・・ッ!!!」 「くっ・・・・!!!」 俺は彼女の女性器の形をろくに確認する事もなく、直下起ったペニスの先端で彼女の入り口を探した。 亀頭が彼女のお尻の割れ目でそのやわらかな感触に触れながら、先端に肉のヒダが当たる。 「やめてっ!!いやよ!?そんな、貴方なんかと交わうなんてーーーー私絶対にーーーーっ!!!」 ヌプッ・・・・。 亀頭はとうとう彼女の入り口の中に入り込み、俺は始めて味わう生々しい感触に身を震わせた。 「いやっ・・・・いやぁああああああああーーーーっ!!!」 夜見は必死で逃れようとしたが、お尻の肉をがっちりと捕まれているおかげで逃げられなかった。 「はぁっ、はぁっ、はぁ・・・・、はぁっ・・・!!」 ぬぷぷぷぷぷ・・・。 俺のペニスは夜見の膣内に入っていくにつれ、彼女の生暖かい膣内に包み込まれていくのを感じた。 けど、夜見のお尻がかなり大きかったせいなのか、俺の亀頭は奥まで到達する事もなく、途中で行き止まってしまった。 「いやぁ・・・抜きなさいっ・・・抜いて・・・っ」 前方から夜見の涙に打ちひしがれるような声が聞こえたけど、俺は構わず目の前の快感を味わい続けた。 俺は夜見の、むっちりとした肉厚のお尻を横に押し開き、無理矢理奥の奥にまで性器を突っ込んだ。 「いっ・・・ひぐぅうううううっ!!!」 亀頭の先がとうとう夜見の膣の壁につっかえ、その感覚で彼女は小さく悲鳴をあげた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・。」 俺は彼女のお尻の弾力に抵抗しながら、ピストンを開始した。 下腹部に当たる肉厚のお尻の感触は物凄く気持ちいいけど、それが為に鬼頭が膣のお奥に当たりにくいというのがかなり不便だったので、数度、ピストンをした後、その体勢のまま彼女を壁際に移動させ、上体が動かないように彼女の頭部を壁に密着させた。 「いやぁ・・・やめて・・・お願い、私が・・・私が悪かったから、許して・・・!!」 俺は彼女の謝罪もおかまいなしに、壁に固定させた彼女のお尻に何度も下腹部を打ち付けた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・夜見・・・夜見ちゃん・・・っ!!!」 ずにゅ、ずにゅ、ずにゅ、ずにゅ・・・。 「いやぁんっ、ひぅんっ、んんんっ、んんうんんっ!!」 いやいやと叫びながらも、本来感じ易い体質の為か甘ったるい喘ぎを含む彼女の悲鳴は、俺の情欲をますます掻立てた。 男性器は夜見の膣内の無数のヒダに愛撫され、俺はその天国みたいな快楽に恍惚していた。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!」 俺は最早我慢できなくなり、彼女のこの大きなお尻の膣の中に一杯に精を注ぎ込もうと、お尻に打ち付ける腰の動きをどんどん早くしていった。 パンパンパンパンパンパンパンパンパン!!! 「あぁんっ!!あぁんっ!!あぁんっ!!あぁんっ!!あぁんっ!!あぁんっ!!あぁんっ!!あぁんッッ!!」 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!!夜見ちゃん・・・イクよっ・・・イクっ・・・・!!!」 俺の生殖器の奥から、再び・・・今度はもっと強い、射精感が沸き起こった 「えっ・・・!?イクってまさか中に・・・あぁんっ!!だめぇええええええーーーーーーーっ!!」 俺は狂ったみたいに夜見のお尻を下腹部に打ち付けると、彼女の膣の奥に深々とペニスを突き入れた。 「うッーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・ッ!!!」 「だめぇえええええええええええぇぇえええええええええぇぇぇえええええええええっ!!!!」 びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるびゅるびゅる・・・・っぶしゅうっ・・・!!! 翌朝・・・。 俺が目を開けると、そこは部屋の床の上だった。 「あれ・・・?」 どうやら、床の上で寝てしまったらしい。けど・・・一体どうして? 昨日の事を振り返ろうとしてみても、どうしても思い出せない。 昨日は確か・・・田舎で勉強する為にここに来て、それで・・・ それで、夕ご飯を食べに外に出かけていってから、結局店が見つからず戻ってきたんだ。 それから、その後の記憶がない。 「あれ・・・・?」 椅子の上に目をやると、自分が持ってきたわけでもないビデオカメラが乗っかっていた。 誰のものだろう?どこかで見た事あるような気がするけど・・・・。 「中、覗いてみようかな。」 俺はカメラを再生してみたが、何も映っていなかった。 最初から何も映っていなかったのか、或は持ち主がデータを抹消したのか、どちらかだろう・・・。 俺は身体を起こそうとしたけど、不思議な事にまるで力が入らなかった。 「おかしいな、いつもはこんな事なかったのに・・・。」 それでも、なんとか立ち上がると、俺は暫くの間呆然と外の景色を眺めていた。 「おはようさん、起きたかい?」 扉の外から、店主のおじさんの声が聞こえてきた。 時計を見ると、もう既に10時を表示していた。 「うわぁっ!?・・・・あ、起きてます、お早うございます!!」 俺は慌てて挨拶を交わした。 「そうかい。いや、昨日ね。お前さんが帰ってきた時ちょっとカウンターを外していてね、帰ってきた後、お前さんに例のほら、定食屋さんが見つかったかどうか尋ねようとしたんだ。 そしたら、女の子の声が聞こえたような気がしたもんだから・・・私がその事で抗議しようと中に入ったら、お前さんが倒れているじゃないか。」 「女の子の声・・・?」 「いや、そんな声が聞こえたような気がしたんだけどね・・・入ってみりゃお前さん以外誰もいないみたいだから、ほっといたんだ。きっとお前さんの寝言だったのかもな。」 俺はぽりぽりと髪をかきながら、宿主さんの話に耳を傾けていた。 「女の子の声・・・・。」 そんなこんなで、俺の夏の旅は終わった。 これからまた出雲荘に戻れば、結ちゃんに会えるんだし。そんなことはもうきっぱり忘れてしまおう。 さようなら、田舎町。 そしてまた、いつもの日々が始まる・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |