瀬文焚流×当麻紗綾
![]() 「…おい当麻、なんだそれは」 「あ、瀬文さん。見てわかんないんですか?ケーキですよケーキ。今日はクリスマスでしょう」 「それくらい知っている。…その、土台の周りに乗っている茶色い物はなんだ」 「茹で味噌餃子です。特注ですんで」 「この舌バカが。そんなケーキがあるか」 「今ここにありますけど。てかケーキに餃子載せたらいけませんか?犯罪ですか?何罪ですか!? 聖なる夜の異文化コミュニケーション禁止法違反ですか!!???」 「うるさいしニンニク臭い!!近くに寄るな!!!」 「!!…チッ…あれ、瀬文さん今日紙袋でかくないすか?」 「いつも通りだ」 「いや明らかにおかしいですよそれ。あ、アレですか?クリスマスだしサンタクロース気取りですか? ぷぷっ、ウケる〜。何入ってるんですか、見せてくださいよ」 「嫌だ」 「いいじゃないですか」 「断る」 「あ、安田美沙子」 「っ!?」 「スキありっ!!…瀬文さんホント京女が好きっすね」 「おい、当麻、返せ」 「どれどれ…あれ、これ、ケーキじゃないすか」 「…チッ」 「えっ…もしかして、これ、あたしのためぇ??やぁだぁ〜、嬉しぃ〜。高まるぅ〜」 「当麻」 「はい」 「キモイ」 「チッ」 「食ったら帰るぞ」 「はーい」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |