瀬文焚流×当麻紗綾
当麻はパソコンを打ちながら片手間に、 瀬文を観察して見る。 涼しいけど、いじめたくなる様な少し垂れ目の目元、 ふっくらとした唇… すっとした鼻筋…… 整った顔をしている。 それに…セクシーに出っ張った喉仏、 「瀬文さん」 当麻は行き成り立ち上がり、瀬文の所へツカツカと駆け寄った。 「―――なっ、なんだ!」 突然の事に瀬文はビビる。 「…瀬文さんって」 「?・・・」 「――エロイっすね」 「はぁ?」 真剣な顔をして一体何を言う!? 当麻は「脱いで下さい!」と言って瀬文の襟に突然手を掛けた。 「はぁっ?!」 瀬文はギョッとした。 何するんだ!と抵抗しようとするが…どうしたことか、 手に力が入らないばかりか体の力が抜けてゆく…。 その時当麻がニャっと笑う…。 「…ふふふふっ…丁度効いてきたようすっね!」 「――?!」 「チッチッチッ…!実は、さっき瀬文さんがトイレに行っていた隙に、飲んでいたコーヒーへ無味無臭の痺れ薬を入れてたんですよっ!」 「―――!!」 「―おりゃぁっ!」 勢いよく当麻が瀬文の服を剥いでしまう…。 瀬文は痺れで回らない口で「うぅぅ゛゛゛っ!」と唸り、抵抗をするも全くかなわない。 「…ほぉっ流石は元SIT好いカラダしてますなぁ〜そそりますなぁ〜」 当麻が露になった瀬文のカラダをいやらしい目で舐めまわす。 手でペタペタいたるところを触りまくる。 「……っっっ!」 ヤメテクレ!と瀬文が訴えるも、その表情が余計当麻をそそらせるのだ。 ――チュ。 唇を奪う。 「――!」 「いいから…おとなしく、抱かせなっせっ!」 ガッ!と当麻が瀬文に跨る。 「――ぅ゛゛っっ」 そして彼のいきり立ったモノを握る。 「…興奮してますなぁ〜」 「うっ〜(泣)」 当麻とはいえど、女の裸…。したくないのに体は反応してしまう…。 握ったものを当麻が自分の中に入れる…。 「―――うっ、あん・・っふんッ!」 「?!――っ」 それだけはヤメテクレっ!たのむ避妊具付けてくれっ! 瀬文は叫びたいが声が出ない。 「――あんっ!硬いっ」 気持ちよさそうに、当麻が動き始めた・・・。 「―――っっ・・・」 ――困った。 彼女の喘ぎ声とぬかるんだ中がたまらない・・・。それに締め付けも。強烈な快感が・・・。 必死に瀬文は感じないようにと意識すればするほど体は感じてゆく。 しかも、当麻の動きは激しくなる一方・・・。 やばい。 当麻は 「瀬文さん・・・っ!」 と叫び、小さく震えた。 「――っ!」 そのまま、瀬文もイってしまった・・・。 ――事情後・・・。 「瀬文さんを、いただきましたっ!」 後輩の変態女に襲われた…。犯された…。しかも生…中だし。 「安心しなっせ!さやが責任とってあげるから」 またチュとキスされた…。 瀬文はただ泣き暮れる……。 悔しいので、仕返しに当麻の胸を鷲掴みしてやった。 もう、痺れ薬はとっくに切れているのでカラダが自由だ。 「――――薄っ・・・揉み応えの無い乳だな」 バキッ! 殴られた。 ――ちくしょーほんと覚えてろっ!ヤリ返してやる! 瀬文はつくづく理不尽足だと思った・・・。 SS一覧に戻る メインページに戻る |