小ネタ
![]() 「よしっギリギリ間に合った!!上田ー!遊びに来てやったぞ!」 「また来たのか」 「テレビテレビ…リモコンどこ?どこにやったんだ。早くよこせ!!」 「しかしよく飽きないな。毎日毎日」 「ポチッとな。…(♪チャ〜ララ〜、チャラ〜ララ〜)暴れん坊ー!!!なっ、上田!映画専門チャンネルっていいよな。毎日最高だな!」 「いい加減自分で契約しろよ。連日連夜占領しやがってよ」 「そんなお金ないもん。一緒に見よう♪ほら、上様の殺陣。格好いいぞ!」 「なあユー」 「何」 「ここ、寝室なんだが」 「それが何」 「寝室で男と女……がベッドに並んで座って、延々時代劇見てるのって、どうなんだよ」 「いいじゃんベッド。眠くなったら横になれるし」 「なあユー。俺は考えたんだ」 「うるさいぞ上田。ゴチャゴチャ言うな、台詞が聞きとれないだろ」 「そろそろ視聴料払ってくれよ」 「視聴料?やめろ。お前、私に金がないの知ってんだろ」 「知ってる」 「だから無理。払えません。個人的には悪いなあと思ってるし、支払いたいんですけど」 「嘘つけ」 「嘘じゃありませんよ。非常に残念です」 「残念か。そうか」 「ええ」 「その気持ちがあるのなら」 「はい?」 「体で払って貰っても……それはそれで俺としては」 「え」 「どうだ。山田」 「待て。落ち着け上田。寄るな」 「ユー!」 「うわやめろ、助けに来い、暴れん坊ー!」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |