おいしい妄想
鳴海洸至×鳴海遼子


鷹藤にいろいろと教え込まれてすっかりエッチなことに開眼した遼子。

いつもなら取材で遅くなる時は連絡があるのに今日は連絡もなく帰りが遅い。
兄は寝つけずに起きていると少し酔った様子の遼子が帰ってきた。

「あ…お兄ちゃん、起きてた、の…?」

酔っているからか上気した顔。その下に目をやるとブラウスが段違いに留められていて
覗いている首筋や鎖骨、胸元には薄赤い痕が見えた。

「取材じゃ、なかったのか?」

「え?しゅ、取材よ。もぉ、大変だったんだからっ。」兄から目を逸らしながら遼子が言う。

「ほぉ、その取材とやらはこんなところにキスマークが付いちまうような取材なのか?」

「えぇ?キスマー…あっ。」

兄は遼子の顎を捕えこちらを向かせ、わざとゆっくりと薄赤い痕に指を這わせた。

「ちょ、ちょっとお兄ちゃん、やめて…。」

兄の手を振り払おうとするも目の据わった兄の瞳に射すくめられ身動きできない。

「この、見えていない部分にも…同じような痕があるんだろうなぁ。見てやるよ。」

淡々とした声とは裏腹に、突然両手に目一杯の力を込めブラウスを引き裂いた。

「きゃぁあっ。……やめて、おにいちゃん!」

ボタンが跳ね跳び、遼子の白い肌が露わになった。
身体を隠そうとする遼子の両手を片手で易々と掴み頭上に持っていく。
遼子は下着を付けていなかった。
そして思った通りあちこちに薄赤いキスマークが点在していた。

「ノーブラかぁ…これも、鷹藤の趣味なのか?ん?こんなにキスマークも付けられて。
あいつも案外見かけによらず変態なんだなぁ。」

兄がキスマークで鷹藤に嫉妬しつつもムラムラしちゃう。
淫乱ちゃんに開発された遼子は兄となのにやっぱり発情してしまって…普通に求めてきて。

でもなんかそれが面白くない兄。

「こんなに淫乱にされちまって…だがこっち(アナル)は、まだ経験、ないだろう?
だからこっちの初めてはあいつには渡さない。」

「やぁっ…。駄目、こ、こんなところ無理…。」

「ここはな、第二の性感帯とも言われていて、開発次第じゃ前よりも感じることができる。」

「だいに、の、せいかん、たい?でも…ここって、ひやぁああ。」

「感じてるんじゃないか、ここ。ほら、こんなにヒクヒクさせて。」



でもって、遼子はアナルヴァージンなのに、淫乱ちゃんだからか?初めてで逝ってしまう

…みたいな感じの妄想なのです






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